28 / 82
本編
カラルタン島-1
しおりを挟む
「カラルタン島が見えたぞー!」
島が見えた、という見張りの報告に、甲板が沸き立った。はしゃぐような男たちの様子に、奏澄は首を傾げた。
「なんか、やけに嬉しそう?」
「緑の海域は全体的に食糧が豊富で、中でもカラルタン島は美食の島とも言われている」
「なるほど。美味しいものは世界共通で人を幸せにするものね」
日本人は食にうるさい。真面目な顔で頷く奏澄を、メイズは不思議そうに眺めた。
ひとまずコンパスに従い、緑の海域へと進路をとった奏澄たちは、カラルタン島に船を寄せた。
島に降り立つと、奏澄は蒸し暑さに顔を扇いだ。
「ここ、湿度が高いね」
「雨が多いからな。スコールに気をつけておけ」
緑の海域というだけあって、鮮やかな緑が一面に広がっている。この森林は、豊富な雨によるものなのだろう。赤の海域ではカラリとした気候が多かったので、余計に湿気を感じる。
「船長、あの、俺ら」
「ああ、はい。どうぞ、各自自由行動で」
「よっしゃー!!」
そわそわと落ちつきのない乗組員に声をかけられ、奏澄が許可を出すと、わっと歓声を上げて方々に散った。元々ドロール商会とは、島では自由にしていいという契約だ。本来なら奏澄に許可を取る必要も無いのだが、船長を立ててくれているのだろう。
「いいのか?」
「とりあえず指してる方向に来たけど、この島を指してるってわけじゃなかったし。全員で調査することもないかなって。みんな楽しみにしてたみたいだし、好きに過ごしてもらおう」
「まぁ、ここに何かあるとは考えにくいしな。俺たちも腹ごしらえするか」
「そうだね」
美食の島だけあって、あちこちに店が構えてある。ガイドブックがあるわけでもなし、どこが良いのかはさっぱりなので、適当に決めた店に二人で入る。
メニューからは中身が想像できなかった奏澄は、店員におすすめを聞いていくつか注文し、一息つく。すると突然、厨房の方から何かが割れる音と怒号が飛んだ。
「てめぇ邪魔なんだよ! でけぇ図体しやがって!」
「す、すみません!」
思わず身を竦ませる奏澄。謝罪の声が聞こえたが、その後も文句は続いているようだった。ホールの店員が「失礼しました」と一言入れていたが、それも耳に入らなかった。
「出るか?」
「え!? い、いや大丈夫! ちょっとびっくりしただけだから」
奏澄が怯えたことに気をつかったのだろうが、奏澄としては注文も済ませてしまった店から居心地が悪いというだけで、一口も食べずに出るという選択肢は無い。周りの客も一瞬ざわついたが、それほど気にしている様子は見られない。よくあることなのかもしれない。
「お待たせしました」
料理が運ばれてくると、ふわりと食欲を刺激する香りが鼻をくすぐった。
「いただきます」
手を合わせ、食事に口をつける。まず最初に温かなスープを口に含むと、じゃがいものような優しい甘さが口に広がった。
「わ、これ美味しい」
「さすがカラルタン。食に関しちゃ外れがないな」
スープの後にも、肉や魚、果物を使った料理など色々口にしたが、奏澄は最初に食べたスープの味が忘れられなかった。おそらくあれはじゃがいもだと思うのだが、土地特有の芋だったりするのだろうか。口当たりが非常になめらかだったが、自分で作るとなると普通に裏ごししたのではああはならないだろうか。もう一度食べておきたい気もするが、せっかくなら他店も色々食べてみたい。
非常に悩ましいが、今すぐにこの島を発つわけでもない。また後で考えようと、奏澄はメイズと店を出た。
さてどうしようかというところで、ぽつぽつと水滴が降ってきたかと思うと、あっという間に強い雨に変わった。
「タイミングが悪いな」
店に戻れば雨宿りくらいはさせてくれるだろうか、と視線を巡らせたところで、奏澄の目が人影を捉えた。
「カスミ?」
「メイズ、ごめんちょっと」
店の裏手の方に駆け出した奏澄の後を、メイズが溜息一つ吐いてから追いかける。
「大丈夫ですか!?」
奏澄が声をかけた大柄な男は、野菜の入った籠を抱えたまま振り返った。
「え……!? え、あの」
「これ、中に運べばいいんですか?」
言いながら、奏澄はスコール用に持っていた防水布を地面に置かれた籠にかけた。
「そ、そうだけど、あの」
「濡らさない方がいいんですよね。手伝います」
「お、お客さんにそんなことさせられないよ!」
「早くしないと水びたしになるぞ」
籠を抱えあげたメイズを見た男はぎょっとして、少し逡巡した後、頭を下げた。
「あの、ありがとうございました」
無事店のバックヤードに全ての籠を運び込み、男はその大きな体を丸めるようにして頭を下げた。
男から店の備品であろうタオルを渡されて、二人は雨に濡れた体を拭く。
「いえ、食材が無事で良かったです。何だか無理に割り込んでしまって、すみません」
「いや、そんな、助かりました」
「良ければ、スコールが止むまでここで雨宿りできると助かるのですが」
「は、はい。そのくらいは……多分、大丈夫だと、思います」
おどおどとした会話のテンポに、奏澄はなんだか自分と似たものを感じた。
「あんた、ここの店員だよな」
「そ、そうです。ここの厨房で働いている、アントーニオといいます」
アントーニオと名乗った男は、二メートルはあろうかという身長に窮屈そうにコック服を着こんでいた。体全体に厚みがあり、熊のような体格をしている。しかしその見た目に反して気は弱そうで、遠慮がちに背を丸めている。
「何で外で作業なんかしていた? ここいらはスコールが多いのはわかり切っているだろう」
「あ……そ、それは」
彼はどうやら、外で皮むきの作業をしていたようだった。そのままの野菜なら多少雨に濡れても問題は無かっただろうが、皮のむかれた野菜が雨ざらしというのはいただけない。慌てて運び込んでいる姿が見えたので、奏澄は手伝いに向かったのだった。
俯いてしまったアントーニオに、奏澄がフォローを入れる。
「メイズが不躾なことを、すみません。名乗り遅れましたね。私は奏澄、彼はメイズです」
「ど、どうも」
「その……違っていたら、すみません。もしかして、先ほど厨房で怒鳴られて……?」
彼の声に聞き覚えのあった奏澄は、おそるおそる尋ねた。何か事情があるのかもしれない。
「あ……き、聞こえていたんですね。恥ずかしいなぁ」
から笑いをしながら、アントーニオはますます俯いた。
「ぼく、体がこんななので。でかくて邪魔だとか、ウドの大木だとか、言われて。ついに厨房から追い出されちゃって、それで外で作業してたんです」
「それは……」
職人の世界でよくある、いじめのようなものなのだろうか。店の内部のことに、奏澄が口を出すべきではない。それがわかっていても、奏澄の胃はキリリと痛んだ。
「ぼくは、前の料理長に誘われて、この店に入ったんですけど。二代目に、嫌われていて。もうずいぶん、前菜のサラダやスープしか作らせて貰えなくて」
「あ……もしかして、今日のスープも、あなたが?」
「え? はい、そうですけど」
「あのスープ、すごく美味しかったです! どうやって作ったんだろうって、また食べたいってずっと考えてました」
「ほ、ほんとですか!」
先ほどまでの落ち込んだ様子とは一変して、アントーニオの瞳がきらきらと輝きだした。
「わぁ、嬉しいなぁ。二代目になってから、お客さんの前に出ることもほとんどなくなって……味の感想を聞くこともなかったから」
少年のような笑顔に、奏澄の顔が綻ぶ。アントーニオは、本当に料理が好きなのだ。
「待遇が不満なら、辞めたらどうだ」
「メイズ!」
窘める奏澄に、メイズは何が問題なのかわからない、という顔だった。
おそらく、メイズのような意志のはっきりした人にはわからない。ここに居たいわけじゃない。それでも、いざ離れるとなると、不安がつきまとう。辞めると言ったとして、うまく辞められるのか。次は見つかるのか。悪い噂を流されたりしないか。これ以上悪くなるくらいなら、現状を耐え忍んだ方がまだましなのではないか。知らない恐怖よりは、知っている恐怖の方が、体が慣れている。
そういう、黒く渦巻く負の感情に取りつかれ、身動きのできなくなる状態が。わからない人には、わからない。
ただでさえアントーニオには、初代の時には上手くいっていた記憶が残っている。この店に思い出もあるだろう。そうすぐに決断できることではない。
しかし、いわゆるブラックな職場なのだとしたら。思考力を奪われるほど、長居するのも良くはない。
「私たち、しばらくはこの島にいるので。何か力になれることがあったら、言ってくださいね」
「あ……ありがとう」
力なく笑ったアントーニオに、奏澄も感情を飲み込んで、笑みを返した。歯痒さはあるが、無責任なことも言えない。
雨も上がり、二人は店を後にした。
島が見えた、という見張りの報告に、甲板が沸き立った。はしゃぐような男たちの様子に、奏澄は首を傾げた。
「なんか、やけに嬉しそう?」
「緑の海域は全体的に食糧が豊富で、中でもカラルタン島は美食の島とも言われている」
「なるほど。美味しいものは世界共通で人を幸せにするものね」
日本人は食にうるさい。真面目な顔で頷く奏澄を、メイズは不思議そうに眺めた。
ひとまずコンパスに従い、緑の海域へと進路をとった奏澄たちは、カラルタン島に船を寄せた。
島に降り立つと、奏澄は蒸し暑さに顔を扇いだ。
「ここ、湿度が高いね」
「雨が多いからな。スコールに気をつけておけ」
緑の海域というだけあって、鮮やかな緑が一面に広がっている。この森林は、豊富な雨によるものなのだろう。赤の海域ではカラリとした気候が多かったので、余計に湿気を感じる。
「船長、あの、俺ら」
「ああ、はい。どうぞ、各自自由行動で」
「よっしゃー!!」
そわそわと落ちつきのない乗組員に声をかけられ、奏澄が許可を出すと、わっと歓声を上げて方々に散った。元々ドロール商会とは、島では自由にしていいという契約だ。本来なら奏澄に許可を取る必要も無いのだが、船長を立ててくれているのだろう。
「いいのか?」
「とりあえず指してる方向に来たけど、この島を指してるってわけじゃなかったし。全員で調査することもないかなって。みんな楽しみにしてたみたいだし、好きに過ごしてもらおう」
「まぁ、ここに何かあるとは考えにくいしな。俺たちも腹ごしらえするか」
「そうだね」
美食の島だけあって、あちこちに店が構えてある。ガイドブックがあるわけでもなし、どこが良いのかはさっぱりなので、適当に決めた店に二人で入る。
メニューからは中身が想像できなかった奏澄は、店員におすすめを聞いていくつか注文し、一息つく。すると突然、厨房の方から何かが割れる音と怒号が飛んだ。
「てめぇ邪魔なんだよ! でけぇ図体しやがって!」
「す、すみません!」
思わず身を竦ませる奏澄。謝罪の声が聞こえたが、その後も文句は続いているようだった。ホールの店員が「失礼しました」と一言入れていたが、それも耳に入らなかった。
「出るか?」
「え!? い、いや大丈夫! ちょっとびっくりしただけだから」
奏澄が怯えたことに気をつかったのだろうが、奏澄としては注文も済ませてしまった店から居心地が悪いというだけで、一口も食べずに出るという選択肢は無い。周りの客も一瞬ざわついたが、それほど気にしている様子は見られない。よくあることなのかもしれない。
「お待たせしました」
料理が運ばれてくると、ふわりと食欲を刺激する香りが鼻をくすぐった。
「いただきます」
手を合わせ、食事に口をつける。まず最初に温かなスープを口に含むと、じゃがいものような優しい甘さが口に広がった。
「わ、これ美味しい」
「さすがカラルタン。食に関しちゃ外れがないな」
スープの後にも、肉や魚、果物を使った料理など色々口にしたが、奏澄は最初に食べたスープの味が忘れられなかった。おそらくあれはじゃがいもだと思うのだが、土地特有の芋だったりするのだろうか。口当たりが非常になめらかだったが、自分で作るとなると普通に裏ごししたのではああはならないだろうか。もう一度食べておきたい気もするが、せっかくなら他店も色々食べてみたい。
非常に悩ましいが、今すぐにこの島を発つわけでもない。また後で考えようと、奏澄はメイズと店を出た。
さてどうしようかというところで、ぽつぽつと水滴が降ってきたかと思うと、あっという間に強い雨に変わった。
「タイミングが悪いな」
店に戻れば雨宿りくらいはさせてくれるだろうか、と視線を巡らせたところで、奏澄の目が人影を捉えた。
「カスミ?」
「メイズ、ごめんちょっと」
店の裏手の方に駆け出した奏澄の後を、メイズが溜息一つ吐いてから追いかける。
「大丈夫ですか!?」
奏澄が声をかけた大柄な男は、野菜の入った籠を抱えたまま振り返った。
「え……!? え、あの」
「これ、中に運べばいいんですか?」
言いながら、奏澄はスコール用に持っていた防水布を地面に置かれた籠にかけた。
「そ、そうだけど、あの」
「濡らさない方がいいんですよね。手伝います」
「お、お客さんにそんなことさせられないよ!」
「早くしないと水びたしになるぞ」
籠を抱えあげたメイズを見た男はぎょっとして、少し逡巡した後、頭を下げた。
「あの、ありがとうございました」
無事店のバックヤードに全ての籠を運び込み、男はその大きな体を丸めるようにして頭を下げた。
男から店の備品であろうタオルを渡されて、二人は雨に濡れた体を拭く。
「いえ、食材が無事で良かったです。何だか無理に割り込んでしまって、すみません」
「いや、そんな、助かりました」
「良ければ、スコールが止むまでここで雨宿りできると助かるのですが」
「は、はい。そのくらいは……多分、大丈夫だと、思います」
おどおどとした会話のテンポに、奏澄はなんだか自分と似たものを感じた。
「あんた、ここの店員だよな」
「そ、そうです。ここの厨房で働いている、アントーニオといいます」
アントーニオと名乗った男は、二メートルはあろうかという身長に窮屈そうにコック服を着こんでいた。体全体に厚みがあり、熊のような体格をしている。しかしその見た目に反して気は弱そうで、遠慮がちに背を丸めている。
「何で外で作業なんかしていた? ここいらはスコールが多いのはわかり切っているだろう」
「あ……そ、それは」
彼はどうやら、外で皮むきの作業をしていたようだった。そのままの野菜なら多少雨に濡れても問題は無かっただろうが、皮のむかれた野菜が雨ざらしというのはいただけない。慌てて運び込んでいる姿が見えたので、奏澄は手伝いに向かったのだった。
俯いてしまったアントーニオに、奏澄がフォローを入れる。
「メイズが不躾なことを、すみません。名乗り遅れましたね。私は奏澄、彼はメイズです」
「ど、どうも」
「その……違っていたら、すみません。もしかして、先ほど厨房で怒鳴られて……?」
彼の声に聞き覚えのあった奏澄は、おそるおそる尋ねた。何か事情があるのかもしれない。
「あ……き、聞こえていたんですね。恥ずかしいなぁ」
から笑いをしながら、アントーニオはますます俯いた。
「ぼく、体がこんななので。でかくて邪魔だとか、ウドの大木だとか、言われて。ついに厨房から追い出されちゃって、それで外で作業してたんです」
「それは……」
職人の世界でよくある、いじめのようなものなのだろうか。店の内部のことに、奏澄が口を出すべきではない。それがわかっていても、奏澄の胃はキリリと痛んだ。
「ぼくは、前の料理長に誘われて、この店に入ったんですけど。二代目に、嫌われていて。もうずいぶん、前菜のサラダやスープしか作らせて貰えなくて」
「あ……もしかして、今日のスープも、あなたが?」
「え? はい、そうですけど」
「あのスープ、すごく美味しかったです! どうやって作ったんだろうって、また食べたいってずっと考えてました」
「ほ、ほんとですか!」
先ほどまでの落ち込んだ様子とは一変して、アントーニオの瞳がきらきらと輝きだした。
「わぁ、嬉しいなぁ。二代目になってから、お客さんの前に出ることもほとんどなくなって……味の感想を聞くこともなかったから」
少年のような笑顔に、奏澄の顔が綻ぶ。アントーニオは、本当に料理が好きなのだ。
「待遇が不満なら、辞めたらどうだ」
「メイズ!」
窘める奏澄に、メイズは何が問題なのかわからない、という顔だった。
おそらく、メイズのような意志のはっきりした人にはわからない。ここに居たいわけじゃない。それでも、いざ離れるとなると、不安がつきまとう。辞めると言ったとして、うまく辞められるのか。次は見つかるのか。悪い噂を流されたりしないか。これ以上悪くなるくらいなら、現状を耐え忍んだ方がまだましなのではないか。知らない恐怖よりは、知っている恐怖の方が、体が慣れている。
そういう、黒く渦巻く負の感情に取りつかれ、身動きのできなくなる状態が。わからない人には、わからない。
ただでさえアントーニオには、初代の時には上手くいっていた記憶が残っている。この店に思い出もあるだろう。そうすぐに決断できることではない。
しかし、いわゆるブラックな職場なのだとしたら。思考力を奪われるほど、長居するのも良くはない。
「私たち、しばらくはこの島にいるので。何か力になれることがあったら、言ってくださいね」
「あ……ありがとう」
力なく笑ったアントーニオに、奏澄も感情を飲み込んで、笑みを返した。歯痒さはあるが、無責任なことも言えない。
雨も上がり、二人は店を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
面倒くさがりやの異世界人〜微妙な美醜逆転世界で〜
蝋梅
恋愛
仕事帰り電車で寝ていた雅は、目が覚めたら満天の夜空が広がる場所にいた。目の前には、やたら美形な青年が騒いでいる。どうしたもんか。面倒くさいが口癖の主人公の異世界生活。
短編ではありませんが短めです。
別視点あり
【完結】異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます
七夜かなた
恋愛
仕事中に突然異世界に転移された、向先唯奈 29歳
どうやら聖女召喚に巻き込まれたらしい。
一緒に召喚されたのはお金持ち女子校の美少女、財前麗。当然誰もが彼女を聖女と認定する。
聖女じゃない方だと認定されたが、国として責任は取ると言われ、取り敢えず王族の家に居候して面倒見てもらうことになった。
居候先はアドルファス・レインズフォードの邸宅。
左顔面に大きな傷跡を持ち、片脚を少し引きずっている。
かつて優秀な騎士だった彼は魔獣討伐の折にその傷を負ったということだった。
今は現役を退き王立学園の教授を勤めているという。
彼の元で帰れる日が来ることを願い日々を過ごすことになった。
怪我のせいで今は女性から嫌厭されているが、元は女性との付き合いも派手な伊達男だったらしいアドルファスから恋人にならないかと迫られて
ムーライトノベルでも先行掲載しています。
前半はあまりイチャイチャはありません。
イラストは青ちょびれさんに依頼しました
118話完結です。
ムーライトノベル、ベリーズカフェでも掲載しています。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる