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本編
緑の海域-6
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翌朝。船に残っている乗組員のために朝食を用意するべく、アントーニオは厨房に立っていた。
「アントーニオ」
「メイズさん。どうかした?」
「カスミ見てないか」
「今日はまだ見てないなぁ。何か用? 会ったら伝えておくけど」
「いや、いい。邪魔したな」
それだけ言うと、メイズは立ち去った。それから少しの間黙っていたアントーニオは、手を止めないまま、誰もいないはずの厨房に話しかけた。
「メイズさん、行ったよ」
「ごめん、アントーニオさん。ありがとう」
足元から返事をしたのは、奏澄だった。
アントーニオの手伝いで厨房にいたが、メイズが来たので咄嗟にしゃがみ込んで隠れたのだった。何も言わなかったが、アントーニオは察して隠してくれた。
「どうしたの? メイズさんと喧嘩でもした?」
「う~ん、喧嘩……では……ない、気がします」
昨日の時点では、会ったらすぐにでも謝ろうと思っていた。なのにどうしたことか、今日は思わず隠れてしまった。自己分析は得意な方だと思っていたのに、今回は自分のことがよくわからない。
「何かしちゃった?」
「そう、ですね。ちょっと、大人げないことを」
奏澄がそう言うと、アントーニオはおかしそうに笑った。
「そんなの、メイズさんの方がずっと大人なんだから、気にしなくていいのに」
「そういうわけにはいかないでしょう。私だって、子どもじゃないんだから」
「ぼくらからしたら、子どもみたいなものかなぁ」
そう言われ、奏澄は口を噤んだ。やはり、年齢差がある以上、子ども扱いは仕方ないのだろうか。
余談だが、アントーニオがメイズより年上だと知った時は度肝を抜かれた。口から出かかった童顔、という言葉をぐっと飲み込んだ。性格や振る舞いも影響しているだろうが、どちらにせよ奏澄が言えたことではない。
「あ、ご、ごめんね。子どもっぽいって言ってるわけじゃなくて」
「大丈夫です、わかってます」
失言だった、というように慌てたアントーニオに、奏澄は苦笑で返した。
「でも、本当に気にすることないんじゃない? メイズさんも、全然怒ってる感じじゃなかったよ」
「……怒るほどのことでもないんでしょう」
「ああ、怒ってほしかった?」
そう言われて、奏澄は驚いた。そんなこと、考えもしなかった。
しかし言われてみれば、なんだか腑に落ちる気もして、自分の感情に戸惑う。
「カスミはしっかりしてると思ってたけど、メイズさんには甘えてるんだね」
甘えている。言葉を反芻して、ぶわっと顔に血が上る。
メイズに甘えている。それ自体は別にいい。自覚があって甘えている時は、いいのだ。ただ、今の自分の行動にしっくりくる言葉が見つかってしまった。
――試し行動。
「私、幼児でした……」
「ど、どうしたの急に」
頭を抱え込む奏澄に、アントーニオはさすがに手を止めた。
「いえ、なんでもないです。ちゃっちゃと準備しましょう、ちゃっちゃと」
「う、うん?」
奏澄は雑念を消すかのごとく、仕事に励んだ。
朝食の準備が整ったので、奏澄は乗組員たちに声をかけにいった。その中には当然メイズもいたが、目が合うと、奏澄は視線を逸らしてしまった。
結局謝罪はできないまま、朝食は終わり、島に降りていた乗組員たちも戻り、ぎこちない空気のままコバルト号は次の島へ出航した。
その日の内には謝ろう、と心に決めていたはずなのに、奏澄はメイズに声をかけることができずに、結局そのまま一日経ってしまった。このままでは周囲にも気をつかわせる。明日こそ、明日こそ。
「カスミー、ちょっとおいで」
「マリー?」
疑問符を浮かべながら行くと、お茶の誘いだった。二つ返事で了承したが、珍しいことに用意されていたのは二人分だった。
「二人きり?」
「そ。ちょっと聞きたいことがあるから」
奏澄は知らず身構えた。マリーに怒っている気配は無いが、二人きりで話、と言われると、悪い方に考えてしまう。
「そう硬くならないでよ。女同士、ちょっと恋バナでもしようってだけなんだから」
「恋バナ?」
ほっとしたものの、話題のチョイスに奏澄は首を傾げた。
「マリー、好きな人でもできたの?」
「違う違う。あんたの話」
「私?」
「メイズと何かあった?」
奏澄は一瞬黙った。聞かれるかもしれないとは思っていたが、それが何故恋バナなのか。
「ちょっと、気まずいだけ。それに恋バナにはならないよ」
「まぁそこは言葉の綾ってやつで。カスミが長引かせてるの珍しいから、こじれてるなら話でも聞こうと思って」
奏澄は黙って、お茶を飲んだ。自分の気持ちが自分ではっきりしていないのに、何からどう話せばいいのか。
「言いたくないなら、無理には聞かないよ」
「ううん、そうじゃないの。ただ、なんて言えばいいのか、わからなくて」
「ちゃんと話そうとしなくていいから。とりあえず、起こったこと順番に言ってみなよ」
沈黙の後、奏澄はぽつりぽつりと、あの日のことを語り出した。
島で迷子になった時に、泣いてしまったこと。その時、知らない男たちに声をかけられたこと。奏澄が泣かされたと勘違いしたメイズが、心配して話を聞きにきてくれたこと。奏澄の装いに問題があったような言い方をされたこと。メイズが、奏澄を娘扱いしたこと。それに対して、怒ってしまったこと。
「なるほどねぇ。メイズが悪いんじゃない?」
「えっ!?」
自分がどう謝ればいいか、という話になると思っていたのに、いきなり予想外のことを言われて奏澄は戸惑った。
「いや、私が、子どもっぽい拗ね方したから」
「その原因はメイズの独占欲にあるわけでしょ。それを庇護欲とごっちゃにしてごまかして。カスミがどんな格好しようが、カスミの自由じゃないか。口出される筋合いないよ」
独占欲云々はわからないが、服装に関しては奏澄も同じことを思った。思ったが、メイズの指摘は心配故だ。そう思うと、無下にはできない。
「私に何かあって、困るのは私だけじゃないし。一番迷惑がかかるの、メイズだから」
「物分かりがいいねぇ。あんまり甘やかすのもどうかと思うけど」
「……甘やかす?」
甘やかされる、ではなくて。文脈が読み取れなくて、奏澄は首を傾げた。
「そ。あんたはメイズに甘やかされてる、って思ってるみたいだけど、あたしから見たらあんたもメイズを甘やかしてるよ」
「え、えぇ……? どこが?」
「なんかあったら、まず自分のせいだと思ってるところとか。メイズの意見を優先しがちなとことか」
思い当たる節はあるが、それは果たして甘やかしていることになるのだろうか。メイズは奏澄よりずっと多くのことを知っていて、頼りになって、それに長らく甘えてきているのは奏澄の方だ。
「あの男だって完璧じゃないんだから。いつも正しいわけじゃないよ」
それはそうだろう、と思ったが、奏澄は口を噤んだ。人間誰しも間違いはある。当たり前だ。それでも、信仰にも似た形で、メイズの言うことを無条件に受け入れているようなところもあった。
それはつまり、メイズに娘扱いされて怒ったが、メイズを父親扱いしていたのは自分の方だったのかもしれない、ということ。
やはりこの場合、悪いのは自分の方なのでは、と思考がループした。
「でも、私が謝らないと、収まらないよね」
喧嘩をしているわけではないが、一方的に避けているのは奏澄の方だ。奏澄の方から歩み寄らない限り、メイズは気づかって必要以上に接触してこないだろう。
「暫くやきもきさせといたら? そのくらいしたって罰当たらないでしょ」
「船長と副船長がそれだと、周りが困るじゃない」
「いいじゃないか、別に。たまには、周りがどうとか考えないで、好きにしてみたら」
「考えないのは、難しいなぁ」
「簡単なことさ。メイズにするみたいに、あたしたちにも甘えてくれればいいんだよ」
ぱちり、と奏澄は瞬きした。目の前のマリーは、自信ありげに笑っている。
そうか。こんな子どもっぽい態度を取る程度には、奏澄はメイズに気を許している。そして、それを許してくれるほどに、メイズも奏澄を受け入れている。
それは二人に限ったことではない。きっと、乗組員たちも、同じようにしてくれるはずだ。
迷惑に感じる人が、いないとは限らない。けれどそれを理由に奏澄を嫌う人は、この船にはいないはずだ。行き過ぎることがあれば、ちゃんと言ってくれるだろう。
そう信じることは怖い。自分だけが思っているんじゃないか。加減を間違えてしまうんじゃないか。
けれど、奏澄の方が線引きをしていたら、いつまでもその境界は消えない。
信じられるだけの根拠は、目の前のマリーの笑顔で充分だろう。
「なら、お言葉に甘えようかな」
笑顔を見せた奏澄に、マリーも満足げに笑みを返した。
「アントーニオ」
「メイズさん。どうかした?」
「カスミ見てないか」
「今日はまだ見てないなぁ。何か用? 会ったら伝えておくけど」
「いや、いい。邪魔したな」
それだけ言うと、メイズは立ち去った。それから少しの間黙っていたアントーニオは、手を止めないまま、誰もいないはずの厨房に話しかけた。
「メイズさん、行ったよ」
「ごめん、アントーニオさん。ありがとう」
足元から返事をしたのは、奏澄だった。
アントーニオの手伝いで厨房にいたが、メイズが来たので咄嗟にしゃがみ込んで隠れたのだった。何も言わなかったが、アントーニオは察して隠してくれた。
「どうしたの? メイズさんと喧嘩でもした?」
「う~ん、喧嘩……では……ない、気がします」
昨日の時点では、会ったらすぐにでも謝ろうと思っていた。なのにどうしたことか、今日は思わず隠れてしまった。自己分析は得意な方だと思っていたのに、今回は自分のことがよくわからない。
「何かしちゃった?」
「そう、ですね。ちょっと、大人げないことを」
奏澄がそう言うと、アントーニオはおかしそうに笑った。
「そんなの、メイズさんの方がずっと大人なんだから、気にしなくていいのに」
「そういうわけにはいかないでしょう。私だって、子どもじゃないんだから」
「ぼくらからしたら、子どもみたいなものかなぁ」
そう言われ、奏澄は口を噤んだ。やはり、年齢差がある以上、子ども扱いは仕方ないのだろうか。
余談だが、アントーニオがメイズより年上だと知った時は度肝を抜かれた。口から出かかった童顔、という言葉をぐっと飲み込んだ。性格や振る舞いも影響しているだろうが、どちらにせよ奏澄が言えたことではない。
「あ、ご、ごめんね。子どもっぽいって言ってるわけじゃなくて」
「大丈夫です、わかってます」
失言だった、というように慌てたアントーニオに、奏澄は苦笑で返した。
「でも、本当に気にすることないんじゃない? メイズさんも、全然怒ってる感じじゃなかったよ」
「……怒るほどのことでもないんでしょう」
「ああ、怒ってほしかった?」
そう言われて、奏澄は驚いた。そんなこと、考えもしなかった。
しかし言われてみれば、なんだか腑に落ちる気もして、自分の感情に戸惑う。
「カスミはしっかりしてると思ってたけど、メイズさんには甘えてるんだね」
甘えている。言葉を反芻して、ぶわっと顔に血が上る。
メイズに甘えている。それ自体は別にいい。自覚があって甘えている時は、いいのだ。ただ、今の自分の行動にしっくりくる言葉が見つかってしまった。
――試し行動。
「私、幼児でした……」
「ど、どうしたの急に」
頭を抱え込む奏澄に、アントーニオはさすがに手を止めた。
「いえ、なんでもないです。ちゃっちゃと準備しましょう、ちゃっちゃと」
「う、うん?」
奏澄は雑念を消すかのごとく、仕事に励んだ。
朝食の準備が整ったので、奏澄は乗組員たちに声をかけにいった。その中には当然メイズもいたが、目が合うと、奏澄は視線を逸らしてしまった。
結局謝罪はできないまま、朝食は終わり、島に降りていた乗組員たちも戻り、ぎこちない空気のままコバルト号は次の島へ出航した。
その日の内には謝ろう、と心に決めていたはずなのに、奏澄はメイズに声をかけることができずに、結局そのまま一日経ってしまった。このままでは周囲にも気をつかわせる。明日こそ、明日こそ。
「カスミー、ちょっとおいで」
「マリー?」
疑問符を浮かべながら行くと、お茶の誘いだった。二つ返事で了承したが、珍しいことに用意されていたのは二人分だった。
「二人きり?」
「そ。ちょっと聞きたいことがあるから」
奏澄は知らず身構えた。マリーに怒っている気配は無いが、二人きりで話、と言われると、悪い方に考えてしまう。
「そう硬くならないでよ。女同士、ちょっと恋バナでもしようってだけなんだから」
「恋バナ?」
ほっとしたものの、話題のチョイスに奏澄は首を傾げた。
「マリー、好きな人でもできたの?」
「違う違う。あんたの話」
「私?」
「メイズと何かあった?」
奏澄は一瞬黙った。聞かれるかもしれないとは思っていたが、それが何故恋バナなのか。
「ちょっと、気まずいだけ。それに恋バナにはならないよ」
「まぁそこは言葉の綾ってやつで。カスミが長引かせてるの珍しいから、こじれてるなら話でも聞こうと思って」
奏澄は黙って、お茶を飲んだ。自分の気持ちが自分ではっきりしていないのに、何からどう話せばいいのか。
「言いたくないなら、無理には聞かないよ」
「ううん、そうじゃないの。ただ、なんて言えばいいのか、わからなくて」
「ちゃんと話そうとしなくていいから。とりあえず、起こったこと順番に言ってみなよ」
沈黙の後、奏澄はぽつりぽつりと、あの日のことを語り出した。
島で迷子になった時に、泣いてしまったこと。その時、知らない男たちに声をかけられたこと。奏澄が泣かされたと勘違いしたメイズが、心配して話を聞きにきてくれたこと。奏澄の装いに問題があったような言い方をされたこと。メイズが、奏澄を娘扱いしたこと。それに対して、怒ってしまったこと。
「なるほどねぇ。メイズが悪いんじゃない?」
「えっ!?」
自分がどう謝ればいいか、という話になると思っていたのに、いきなり予想外のことを言われて奏澄は戸惑った。
「いや、私が、子どもっぽい拗ね方したから」
「その原因はメイズの独占欲にあるわけでしょ。それを庇護欲とごっちゃにしてごまかして。カスミがどんな格好しようが、カスミの自由じゃないか。口出される筋合いないよ」
独占欲云々はわからないが、服装に関しては奏澄も同じことを思った。思ったが、メイズの指摘は心配故だ。そう思うと、無下にはできない。
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「そ。あんたはメイズに甘やかされてる、って思ってるみたいだけど、あたしから見たらあんたもメイズを甘やかしてるよ」
「え、えぇ……? どこが?」
「なんかあったら、まず自分のせいだと思ってるところとか。メイズの意見を優先しがちなとことか」
思い当たる節はあるが、それは果たして甘やかしていることになるのだろうか。メイズは奏澄よりずっと多くのことを知っていて、頼りになって、それに長らく甘えてきているのは奏澄の方だ。
「あの男だって完璧じゃないんだから。いつも正しいわけじゃないよ」
それはそうだろう、と思ったが、奏澄は口を噤んだ。人間誰しも間違いはある。当たり前だ。それでも、信仰にも似た形で、メイズの言うことを無条件に受け入れているようなところもあった。
それはつまり、メイズに娘扱いされて怒ったが、メイズを父親扱いしていたのは自分の方だったのかもしれない、ということ。
やはりこの場合、悪いのは自分の方なのでは、と思考がループした。
「でも、私が謝らないと、収まらないよね」
喧嘩をしているわけではないが、一方的に避けているのは奏澄の方だ。奏澄の方から歩み寄らない限り、メイズは気づかって必要以上に接触してこないだろう。
「暫くやきもきさせといたら? そのくらいしたって罰当たらないでしょ」
「船長と副船長がそれだと、周りが困るじゃない」
「いいじゃないか、別に。たまには、周りがどうとか考えないで、好きにしてみたら」
「考えないのは、難しいなぁ」
「簡単なことさ。メイズにするみたいに、あたしたちにも甘えてくれればいいんだよ」
ぱちり、と奏澄は瞬きした。目の前のマリーは、自信ありげに笑っている。
そうか。こんな子どもっぽい態度を取る程度には、奏澄はメイズに気を許している。そして、それを許してくれるほどに、メイズも奏澄を受け入れている。
それは二人に限ったことではない。きっと、乗組員たちも、同じようにしてくれるはずだ。
迷惑に感じる人が、いないとは限らない。けれどそれを理由に奏澄を嫌う人は、この船にはいないはずだ。行き過ぎることがあれば、ちゃんと言ってくれるだろう。
そう信じることは怖い。自分だけが思っているんじゃないか。加減を間違えてしまうんじゃないか。
けれど、奏澄の方が線引きをしていたら、いつまでもその境界は消えない。
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