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本編
はぐれものの島-3
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「あんたたちの生き方に、口を出す気は無い。問題は、それが事実なら、カスミは元の世界には帰れないということだな? ならどこに姿を消した」
問い詰めるような口調のメイズに、アルフレッドは考え込んだ。
「本来なら、流れは不可逆だ。だが、どういう手段か知らないが、お前たちはこの島へ訪れた。こちらから向こうへの道を開いた。お前たちはこの世界の住人で、この世界にとって『不要なもの』ではないから、この島に留まっているのだろう。しかし、彼女はもともと向こうの人間だ。彼女がお前たちの言うように変化し、向こうの世界にとって『必要なもの』になったのだとしたら、今度はこちらの世界に『不要なもの』として向こうに流れた可能性は高いだろう」
メイズは、言われた言葉が理解できなかった。理解することを、脳が拒んだ。
――カスミが、帰った?
「……ッふざけるな!」
大声を上げたメイズに、島の者たちが怯えた。しかし、感情を抑えることができなかった。
「あいつが変わったのだとしたら、それはこの世界で生きるために変わったんじゃないのか! 要らないと追い出しておいて、今更元に戻すのか!」
帰りたいと、言っていた。帰りたい理由が、あるのだと思っていた。残してきたものが。会いたい人が。居場所が、あるのだと思っていた。だから協力した。自分の心を、押し殺すことができた。
だが、そうでないのなら。彼女を拒んだ世界なら。彼女が、消失を望むほどの何かがあったのだとしたら。
そんな場所に、帰してなどやるものか。
荒い息を吐くメイズに、仲間たちは誰も声をかけられなかった。しかし、アルフレッドは、落ちついた様子で言った。
「元の世界に帰るために、この島まで来たのだろう。彼女自身が、それを願ったのだろう。なら、望みは達成されたのではないか」
メイズは歯を食いしばった。その通りだ。奏澄自身が望んだことだ。メイズの怒りは、メイズのエゴだ。彼女の意志とは関係無い。だとしても。
それの、何が悪い。
メイズは、奏澄のエゴで救われた。メイズが拒んでも、彼女は手を離さなかった。
今度は、自分が。
「帰ったという確証は無いんだろう。この島を探させてもらう」
「……島を荒らさないのなら、好きにするといい」
アルフレッドの返答を聞き、メイズは乱暴に扉を開け、外へと出ていった。
「メイズさん!」
焦ったように、ライアーが後を追いかける。ハリソンがアルフレッドに向かって一度頭を下げ、残りの仲間たちも寄合所を出ていった。
メイズはライアーが付いているからと、他の者たちは一度船に戻り、たんぽぽ海賊団総出で奏澄の捜索を行った。しかし、島のどこにも、彼女の姿はなかった。
霧で太陽の明るさはわかりにくかったが、それでも完全に日が落ちれば夜の闇に包まれた。夜間の捜索は危険だからと、乗組員たちは全員船に戻った。島には宿泊施設は無い。尋ねればどこか場所を借りられたかもしれないが、誰もそんな気にはなれなかった。
寄合所にいた面々は、再び船の会議室に集まっていた。ライアーに引きずられる形で船に戻ったメイズは、仏頂面で腕を組んでいた。
皆の顔を見れば、成果が無かったことなど一目瞭然だ。だが、誰もそれを言い出せずにいた。
空気に耐えかねて、ライアーが努めて明るく声を発した。
「ま、まだ初日だしさ! 明日も探そうぜ! もしかしたら、どっかからひょっこり出てくるかもしんないし」
それがただの希望的観測でしかないことは、わかっていた。この島はそう広くない。急に、見つかることなど。
「……彼女は、元の世界に帰ったと。そう考えるのが、妥当でしょう」
「ハリソン先生」
「目を逸らしても始まりません。その前提で、我々は身の振り方を考えるべきです」
最年長でもあり、奏澄との付き合いも一番浅いハリソンは、この中では最も冷静に物事を捉えていた。彼の言うことは正しい。メイズは目を閉じて、深く息を吐いた。
「……そうだな」
反発すると思われたメイズの落ちついた様子に、皆が驚きを露わにした。
「あいつは、元の世界に帰ったんだろう。もう二度と、この世界に来ることは無いかもしれない」
突きつけられる事実に、唇を噛む者、泣きそうに瞳を揺らす者、反応は様々だが、皆悲痛の表情をした。突然の別離を、急に受け入れる方が難しいだろう。メイズとて、同じこと。だから。
「その上で、俺はこの島でカスミを待つ」
告げられた言葉に、皆が言葉を失った。戸惑うように、マリーが零す。
「待つ……って、カスミは、もう」
「わかってる。それでも、万に一つでも可能性があるなら、俺はここを離れるわけにはいかない。俺には、あいつだけが生きる理由だ。そういう意味では、この島の連中と同じだな」
もしかしたら、生きる意味を失ってこの世界に不要とされたら、奏澄と同じ場所へ行けるもかもしれない、などと。馬鹿な妄想に、メイズは自嘲した。
メイズは、奏澄のためだけに生きている。彼女が故郷へ帰れたのだというのなら、もはや生きる意味も無い。海への執着も無い。
けれど、もしも。ほんの僅かでも、彼女がまだこの世界にいる可能性があるのだとしたら。或いは、戻ってくる可能性があるのだとしたら。
彼女の、帰る場所でなくてはならない。彼女が、自分を見つけられるように。
奏澄はきっと、メイズを探すだろう。どれだけ困難でも、探すだろう。その確信がある。
だから自分は。ここで、彼女を待つ。いつまでも。いつまででも。永遠に、その時が訪れなかったとしても。
「今日はもう遅い。お前たちがどうするのかは、一晩ゆっくり考えろ」
「どうするって、オレだってもちろん、カスミを待って」
「焦って決めるな。二度と戻らない可能性の方が高いんだぞ。この島にお前を縛りつけることを、あいつが望むと思うか」
メイズの返答に、ライアーは歯噛みした。ライアーは、メイズの次に奏澄との付き合いが長い。割り切ることは、できないだろう。それでも。
この海賊団の目的は、奏澄だった。彼女が楔だった。その彼女がいなくなったのなら、もはや集う意味さえ無い。
彼らには、帰る場所がある。それを放り出してまで、不確かな自分のために時間を使うことを、彼女は良しとしないだろう。
残りの人生全てを捧げる覚悟でなければ、この島に留まることはできない。
それぞれが複雑そうにしながらも、その場は一度解散となった。
メイズは会議室を出て自室まで向かい、隣の部屋に目をやった。少し考えて、メイズはドアに手をかけ、ためらいがちに開いた。
主のいない部屋が、メイズを迎えた。奏澄の姿は無いのに、香りだけが、僅かに残っている。
静かに足を踏み入れて、部屋を見渡した。彼女の部屋は、綺麗に整理されている。持ち物が少ないのだろう。帰郷を前提としていたから、彼女は私物をあまり増やさなかった。
目についた机の引き出しを開けると、冊子が二冊入っていた。一つは、航海日誌。これは、メイズも見たことがある。めくれば、事務的な内容が淡々と記載されていた。顔に似合わず、こういうところがある、とメイズは軽く息を漏らした。
もう一冊は、個人的な日記だろう。つけている、と聞いたことはあるが、中身を見たことはなかった。メイズは逡巡しながらも、それを手に取ってめくった。と同時に、拍子抜けした。中身は読めなかった。これは、奏澄の故郷の文字だろう。読めもしないのになんとなく文字を目で追って、気づいた。一つだけ、読める単語がある。
「俺の、名前……」
奏澄に文字を教えていた時に、興味本位で聞いたことがあった。奏澄の名前は、故郷の文字でどう書くのかと。その時に彼女は、メイズの名前も教えてくれた。メイズが覚えた文字は、彼女の名前と、自分の名前。それだけだ。
それが、書かれていた。一つ、二つ、数えていくうちに、胸が詰まる。
全てのページに、その文字が、ある。
「――……」
言葉にならない感情を押し込めるように。口元を、手で覆った。
問い詰めるような口調のメイズに、アルフレッドは考え込んだ。
「本来なら、流れは不可逆だ。だが、どういう手段か知らないが、お前たちはこの島へ訪れた。こちらから向こうへの道を開いた。お前たちはこの世界の住人で、この世界にとって『不要なもの』ではないから、この島に留まっているのだろう。しかし、彼女はもともと向こうの人間だ。彼女がお前たちの言うように変化し、向こうの世界にとって『必要なもの』になったのだとしたら、今度はこちらの世界に『不要なもの』として向こうに流れた可能性は高いだろう」
メイズは、言われた言葉が理解できなかった。理解することを、脳が拒んだ。
――カスミが、帰った?
「……ッふざけるな!」
大声を上げたメイズに、島の者たちが怯えた。しかし、感情を抑えることができなかった。
「あいつが変わったのだとしたら、それはこの世界で生きるために変わったんじゃないのか! 要らないと追い出しておいて、今更元に戻すのか!」
帰りたいと、言っていた。帰りたい理由が、あるのだと思っていた。残してきたものが。会いたい人が。居場所が、あるのだと思っていた。だから協力した。自分の心を、押し殺すことができた。
だが、そうでないのなら。彼女を拒んだ世界なら。彼女が、消失を望むほどの何かがあったのだとしたら。
そんな場所に、帰してなどやるものか。
荒い息を吐くメイズに、仲間たちは誰も声をかけられなかった。しかし、アルフレッドは、落ちついた様子で言った。
「元の世界に帰るために、この島まで来たのだろう。彼女自身が、それを願ったのだろう。なら、望みは達成されたのではないか」
メイズは歯を食いしばった。その通りだ。奏澄自身が望んだことだ。メイズの怒りは、メイズのエゴだ。彼女の意志とは関係無い。だとしても。
それの、何が悪い。
メイズは、奏澄のエゴで救われた。メイズが拒んでも、彼女は手を離さなかった。
今度は、自分が。
「帰ったという確証は無いんだろう。この島を探させてもらう」
「……島を荒らさないのなら、好きにするといい」
アルフレッドの返答を聞き、メイズは乱暴に扉を開け、外へと出ていった。
「メイズさん!」
焦ったように、ライアーが後を追いかける。ハリソンがアルフレッドに向かって一度頭を下げ、残りの仲間たちも寄合所を出ていった。
メイズはライアーが付いているからと、他の者たちは一度船に戻り、たんぽぽ海賊団総出で奏澄の捜索を行った。しかし、島のどこにも、彼女の姿はなかった。
霧で太陽の明るさはわかりにくかったが、それでも完全に日が落ちれば夜の闇に包まれた。夜間の捜索は危険だからと、乗組員たちは全員船に戻った。島には宿泊施設は無い。尋ねればどこか場所を借りられたかもしれないが、誰もそんな気にはなれなかった。
寄合所にいた面々は、再び船の会議室に集まっていた。ライアーに引きずられる形で船に戻ったメイズは、仏頂面で腕を組んでいた。
皆の顔を見れば、成果が無かったことなど一目瞭然だ。だが、誰もそれを言い出せずにいた。
空気に耐えかねて、ライアーが努めて明るく声を発した。
「ま、まだ初日だしさ! 明日も探そうぜ! もしかしたら、どっかからひょっこり出てくるかもしんないし」
それがただの希望的観測でしかないことは、わかっていた。この島はそう広くない。急に、見つかることなど。
「……彼女は、元の世界に帰ったと。そう考えるのが、妥当でしょう」
「ハリソン先生」
「目を逸らしても始まりません。その前提で、我々は身の振り方を考えるべきです」
最年長でもあり、奏澄との付き合いも一番浅いハリソンは、この中では最も冷静に物事を捉えていた。彼の言うことは正しい。メイズは目を閉じて、深く息を吐いた。
「……そうだな」
反発すると思われたメイズの落ちついた様子に、皆が驚きを露わにした。
「あいつは、元の世界に帰ったんだろう。もう二度と、この世界に来ることは無いかもしれない」
突きつけられる事実に、唇を噛む者、泣きそうに瞳を揺らす者、反応は様々だが、皆悲痛の表情をした。突然の別離を、急に受け入れる方が難しいだろう。メイズとて、同じこと。だから。
「その上で、俺はこの島でカスミを待つ」
告げられた言葉に、皆が言葉を失った。戸惑うように、マリーが零す。
「待つ……って、カスミは、もう」
「わかってる。それでも、万に一つでも可能性があるなら、俺はここを離れるわけにはいかない。俺には、あいつだけが生きる理由だ。そういう意味では、この島の連中と同じだな」
もしかしたら、生きる意味を失ってこの世界に不要とされたら、奏澄と同じ場所へ行けるもかもしれない、などと。馬鹿な妄想に、メイズは自嘲した。
メイズは、奏澄のためだけに生きている。彼女が故郷へ帰れたのだというのなら、もはや生きる意味も無い。海への執着も無い。
けれど、もしも。ほんの僅かでも、彼女がまだこの世界にいる可能性があるのだとしたら。或いは、戻ってくる可能性があるのだとしたら。
彼女の、帰る場所でなくてはならない。彼女が、自分を見つけられるように。
奏澄はきっと、メイズを探すだろう。どれだけ困難でも、探すだろう。その確信がある。
だから自分は。ここで、彼女を待つ。いつまでも。いつまででも。永遠に、その時が訪れなかったとしても。
「今日はもう遅い。お前たちがどうするのかは、一晩ゆっくり考えろ」
「どうするって、オレだってもちろん、カスミを待って」
「焦って決めるな。二度と戻らない可能性の方が高いんだぞ。この島にお前を縛りつけることを、あいつが望むと思うか」
メイズの返答に、ライアーは歯噛みした。ライアーは、メイズの次に奏澄との付き合いが長い。割り切ることは、できないだろう。それでも。
この海賊団の目的は、奏澄だった。彼女が楔だった。その彼女がいなくなったのなら、もはや集う意味さえ無い。
彼らには、帰る場所がある。それを放り出してまで、不確かな自分のために時間を使うことを、彼女は良しとしないだろう。
残りの人生全てを捧げる覚悟でなければ、この島に留まることはできない。
それぞれが複雑そうにしながらも、その場は一度解散となった。
メイズは会議室を出て自室まで向かい、隣の部屋に目をやった。少し考えて、メイズはドアに手をかけ、ためらいがちに開いた。
主のいない部屋が、メイズを迎えた。奏澄の姿は無いのに、香りだけが、僅かに残っている。
静かに足を踏み入れて、部屋を見渡した。彼女の部屋は、綺麗に整理されている。持ち物が少ないのだろう。帰郷を前提としていたから、彼女は私物をあまり増やさなかった。
目についた机の引き出しを開けると、冊子が二冊入っていた。一つは、航海日誌。これは、メイズも見たことがある。めくれば、事務的な内容が淡々と記載されていた。顔に似合わず、こういうところがある、とメイズは軽く息を漏らした。
もう一冊は、個人的な日記だろう。つけている、と聞いたことはあるが、中身を見たことはなかった。メイズは逡巡しながらも、それを手に取ってめくった。と同時に、拍子抜けした。中身は読めなかった。これは、奏澄の故郷の文字だろう。読めもしないのになんとなく文字を目で追って、気づいた。一つだけ、読める単語がある。
「俺の、名前……」
奏澄に文字を教えていた時に、興味本位で聞いたことがあった。奏澄の名前は、故郷の文字でどう書くのかと。その時に彼女は、メイズの名前も教えてくれた。メイズが覚えた文字は、彼女の名前と、自分の名前。それだけだ。
それが、書かれていた。一つ、二つ、数えていくうちに、胸が詰まる。
全てのページに、その文字が、ある。
「――……」
言葉にならない感情を押し込めるように。口元を、手で覆った。
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