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伊藤課長のお仕事
伊藤課長の日常業務 1
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俺は伊藤。
元々は営業マンとして自分の成績を頼みにやりたい放題やってきた。取引先のオンナはキャバ嬢と同じだったし、部下は全員、子分だった。
夜の接待では毎日別のオンナを選んで、ミスした部下の女房に夜伽させたり、オンナの部下同士で野球拳もやらせた。
部下の女房は俺を愉しませる為に、必死に奉公してくれたし、野球拳も盛り上がったなぁ。
最後、2人とも勿体ぶってスッポンポンにはなれないとか言うもんだから、仕方なく俺が手伝って脱がせてやったのも良い思い出だ。最後は気持ち良くさせてやったんだから、人助けだな。
自分で言うのもなんだが、時代劇なんかで出てくる悪代官そのものだったな、あの頃は。自社ビルという城の、社長という殿様の側で、一の丸に程近い高みから、下界を見下ろすのがあの頃の俺の日課だった。
だが10年ほど前、コンプライアンスとかいう、煮ても焼いても食えないお題目のせいで、俺の世界は一変した。まるで牢獄のような地下室で、獄卒のような短調な作業をこなす退屈な日々に変わってしまったのだ。
だが、こんなつまらない場所でも、探せば楽しみは見つかる。触らせないなら、せめて見せろ、が今の俺のモットーだ。
人事にいる山崎から流れてくるワケありオンナどもの面倒を適当に見ながら、慎重、かつ大胆にその秘密を盗み見る、晒す。それが今の俺の仕事、なのだ。
おっと、さっそく更衣室に女優さんの登場だな。この入ってきた直後が、一番、期待と興奮が大きいんたよ。今日はどんな姿を披露してくれるのかってな。
俺も最近じゃ、オンナどもを女優なんて呼ぶようになってきた。もちろん、セクシー女優の意味だけどな。
元々は営業マンとして自分の成績を頼みにやりたい放題やってきた。取引先のオンナはキャバ嬢と同じだったし、部下は全員、子分だった。
夜の接待では毎日別のオンナを選んで、ミスした部下の女房に夜伽させたり、オンナの部下同士で野球拳もやらせた。
部下の女房は俺を愉しませる為に、必死に奉公してくれたし、野球拳も盛り上がったなぁ。
最後、2人とも勿体ぶってスッポンポンにはなれないとか言うもんだから、仕方なく俺が手伝って脱がせてやったのも良い思い出だ。最後は気持ち良くさせてやったんだから、人助けだな。
自分で言うのもなんだが、時代劇なんかで出てくる悪代官そのものだったな、あの頃は。自社ビルという城の、社長という殿様の側で、一の丸に程近い高みから、下界を見下ろすのがあの頃の俺の日課だった。
だが10年ほど前、コンプライアンスとかいう、煮ても焼いても食えないお題目のせいで、俺の世界は一変した。まるで牢獄のような地下室で、獄卒のような短調な作業をこなす退屈な日々に変わってしまったのだ。
だが、こんなつまらない場所でも、探せば楽しみは見つかる。触らせないなら、せめて見せろ、が今の俺のモットーだ。
人事にいる山崎から流れてくるワケありオンナどもの面倒を適当に見ながら、慎重、かつ大胆にその秘密を盗み見る、晒す。それが今の俺の仕事、なのだ。
おっと、さっそく更衣室に女優さんの登場だな。この入ってきた直後が、一番、期待と興奮が大きいんたよ。今日はどんな姿を披露してくれるのかってな。
俺も最近じゃ、オンナどもを女優なんて呼ぶようになってきた。もちろん、セクシー女優の意味だけどな。
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