妄想ライン/妄想トレイン

ラゲッジスペース

文字の大きさ
21 / 29
第8話

「新!東武東上線_03」

しおりを挟む
 東武が発表した計画だと、次の3月に行われるダイヤ改正から東上線の新しい歴史が始まる予定だ。
 「おい! 東武から報道向け試乗会の招待状が来てるぞ! 奈美君と行ってくれ」
 編集長のご指名で奈美さんとの取材が決定! と、いうよりここで奈美さんを外したら大変な事になるのを充分に知ってるからなぁ…編集長も…。
 試乗会の内容は、新型特急車550系で池袋~高崎間乗車となっている。
 途中、坂戸からは営業では走行しない越生線を経由して小川町へ抜ける。
 その後は路盤強化、複線化、電化と今回最大の目玉となる、旧八高線のルートを通って倉賀野まで走行することになっている。
 倉賀野からは新規開業する地下新線に入り、東武の新駅となる高崎駅に到着するというものだ。
 「越生線を通るんですね。これは珍しい」
 「だな。奈美君が聞いたら感激するんじゃないか?」
 「ところで工事は終わってるんですか?」
 「試乗会を予定出来るんだから終わってるだろ?」
 …編集長も結構アバウトだね(笑)…。
 新型特急550系のリーフレットも入っていて、それには500系のマイナーチェンジ版とは思えないカラーリングが施されていた。
 車体はアルミダブルスキン車体なので、塗装が可能だ。
 全体的に明るめの紺で、窓廻りは黒く塗られて引き締まった印象を与えている。
 斜めにセットされた正面ヘッドライトに合わせて、黄色のラインが車体側面に回り込む。
 ラインは太くも細くもない絶妙な幅で、窓下を編成全てを貫いていた。
 「これはフライング東上号のイメージなんでしょうね」
 「流線型の車体に合わせてアレンジしたんだろうね。なかなか奇麗じゃないか」
 「あ、550系の! もう出来たのね」
 いきなり後ろから奈美さんが覗き込んで来た。
 「わぁ! びっくりしたぁ!」
 「あによぉ! そんなに驚かなくってもいいじゃない。人を化物みたいにぃ」
 ある意味“化物”より怖いです。その神出鬼没なところなんか…。
 <ばっこ~ん>
 「痛いってばぁ~、いつもどこから出すんですかぁ、そのハリセン!」
 「失礼なこと考えるからでしょぉ。手で叩くと全然利かないからよ…その石頭はぁ」
 …?…あれ? 奈美…さん? 口調がおかしくない?
 「あ、ところで“もう出来た”って言ったけど、何の事ですか?」
 「そのリーフレットよ。その写真先週撮ったものなの」
 「? はい? この写真って奈美さんが撮ったんですか?」
 「うん。最初はCGの予定だったらしいけど、写真に差換えたいから撮ってくれって言われて…、笠戸まで行って来たの」
 「へえ、…え? 笠戸? 550系って川重じゃないんですか?」
 笠戸とは、山口県にある日立製作所のことで、アルミダブルスキン車体の製造では国内最大規模の工場なのだ。
 しかし500系は川崎重工が製造を担当しているために、550系も川重だと思っていた。
 「製造期間が短いから、キャパのある日立製作所に発注したんじゃない?」
 「なるほど…。…?…え? じゃあ奈美さん東武の仕事もしてるんですか?」
 「うん。前から東武トラベルや広報なんかの撮影してるよ?」
 「じゃあ、このリーフレット作ったの奈美さんですか?」
 「違うわよぉ~、写真だけ。撮影して、現像(RAWデータから印刷用のデータに画像調整すること)したデータは、笠戸のホテルから制作部のサーバーにアップして終了! 今回は急な仕事だったけど、アゴ足付だったから得したわ(笑)」
 カメラマンの収入がどの位なのかは知らないけど…間違いなく俺より高給なんだろね。
 「制作部がデータを差換えて、印刷して、各関係者に郵送するとなると少なくとも半月ぐらいかかるのに、まだ一週間も経ってないからビックリしたのよ」
 「なるほど…ところで、この550系のカラーって、フライング東上号のイメージですよね?」
 「ウンウン。最初は500系と同じって案もあったらしいけど、東上線初の本格的定期特急だし、高崎までのアピールも兼ねて、伝統的な東上線特急のイメージを復活させようということらしいわ」
 なるほど、単に500系の派生車種ではないと言う事らしい。
 だから500系に対して、550系と呼んでいる様だ。
 ※東武では派生車種の場合、“系”ではなく“型”としている。
  例えば50000系の場合は基本設計の“50000型”、半蔵門線用に車体幅を変更したり、前面に非常扉を加えた“50050型”、副都心線用に先頭車のドア位置を合わせるため車体長を伸ばした“50070型”、TJライナー用にクロス・ロングシートを変更出来る“50090型”などが当てはまる。
 550系は500系とは別系統だということになる。
 「あ、そうそう。その特急だけど、デビューはGW前になるのよ。知ってた?」
 「え~知りませんよ。そんなレア情報。どこから聞いてくるんですか? いつも…」
 「…それは…、秘密ですぅ~」
 まただ…変な口調が…。
 「奈美さん。聞いてもいいですか?」
 「何を?」
 「さっきから変な口調になってるんですけど…何かありましたか?」
 「変な口調ぉ? どういうのぉ?」
 「その語尾を妙に伸ばすとこですよ」
 「? あうっ! …移された…」
 何のことだろう…聞くのが怖い…。
 「と、ところで、試乗会は来週の水曜日ですけど、取材OKですか?」
 「も、もちろんですぅ~……あ」
 大丈夫…かな? 本当に…。

 結局その日以来、試乗会当日まで奈美さんには会えなかった。
 大丈夫かな? ほんっとうに!

 そして試乗会当日。
 奈美さんとは東武東上線の南口で待ち合わせた。
 「おはよう。いよいよね」
 「そうですね。楽しみだな」
 チェックインカウンターは、普段TJライナーの改札となっている5番線入り口なので、有人改札口で招待状を見せてラッチ内に入る。
 南口改札内の壁際は、既に報道関係者でごった返していた。
 その5番線(乗降は4番線)には成増行き50090型の普通列車が停まっていた。
 3本しか無い線路(ホームは5面ある)は頻繁に通常運行の列車が発着しているので、今日試乗する550系は発車直前に入線してくるらしい。
 俺たちが乗車するのは5号車。
 後ろから2両目なので、チェックインしてすぐの乗車口となる。報道関係者は緑色の“報道”と書かれた腕章を付けていれば、改札の外にも出られる。
 早速奈美さんは券売機廻りの撮影をしに行った。ダイヤ改正後はTJライナー専用だった券売機も特急と兼用になるため、配置換えが予定されているためだ。
 その他、出発案内の電光版や乗車目標のシールなど、手当たり次第にシャッターを切っていた。さすがにプロカメラマンだ。じっくり構図を考えて撮影することも大切だけど、こういうスナップ的な記録も必要だ。あっという間に100枚以上撮影していた。
 そしていよいよ550系の入線時刻が迫って来た。
 5番線に限らず、池袋駅は駅直前がカーブになっているので、1番線以外は南口付近では車輛がホーム先端に入るまで見えない。
 だからだろうか? 入線直前にホーム先端の壁が青く光った気がした。
 と、思った瞬間にシャッター音が一つ。奈美さんだ。
 奈美さんも朝日が反射した550系の光を見たのかも知れない。
 他のカメラマンはまだシャッターを切っていない。
 その感性が無性にうれしかった。
 が、池袋駅での折返しは3分しか時間が無い。
 車内整備は今朝、下板橋の留置線で終わらせているので、池袋では試乗会の参加者が乗車するだけなのだ。
 スタッフから550系の入線し終わるまでに、指定された乗車口で待機する様に言われていた。
 が、550系がホーム中程まで入線して来ているのに、奈美さんは未だに車止めの後ろでファインダーを覗いていた。
 さすがにスタッフも心配になって、奈美さんに声をかけている。
 何か文句を言っている様だが、諦めて特急改札を抜けてきた。
 「あ~、折角の初入線なのに、先っちょだけって…蛇の生殺しよっ! これじゃぁ!」
 「な! 奈美さん。なんてこと言ってるんですかぁ!!」
 なまじ美人なので、その威力は絶大だった。
 周りにいた同業者の衆目を一気に集めてしまった。
 …しかし…、当の本人は全く気付いていない様子だ。さらに続けて…、
 「だって、先っちょだけよ、先(モガモガっ!)」
 天然にも程がある! 狙ってやってるんだとしたら、性格が破綻してるよっ!
 俺は咄嗟に奈美さんの口を手で塞ぎ、列の一番後ろに下がった。
 「はびううのおっ!(なにするのよっ!)」
 もがく奈美さんに耳打ちした。その様子をみんなが苦笑いで眺めている。
 「今の発言はマズいですよっ! みんなドン引きしてるじゃないですかっ!」
 「?」
 自分に原因があると判り、大人しくなったので手を離す。
 「それより、早くしないと置いて行かれますよ!」
 奈美さんの手を引いて、550系の乗車口に飛び込んだ。
 何かブツブツ言っていたが気にかけてる暇はないのだ。
 すぐにプラグドアが静かに閉まり、間もなく550系は走り出した。
「何がそんなにマズかったの?」
 奈美さん真顔です。そんな無垢な少女の様な瞳で見つめられたら…り、理性が!…。
 堪らん…。
 そんな異様な雰囲気を察してか? 最後までデッキ内の撮影をしていた他誌のカメラマンがそそくさと客室内に入っていった。
 「奈美さんが、大声で“先っちょ”とか“蛇の生殺し”なんて言うから、みんなアッチの話しかと思ったんですよっ!」
 「へ? あっち? どっち?」
 !…このひと、もしかして、未・経・験??
 と、とんでもない事だよぉ、本当にそうなら!
 俺はこの窮地(幸運?)に、どう対応すればいいんだぁ!
 もし、仮に俺より1~2歳年上なら既にアラサー世代だ。
 今まで恋人の一人もいなかったとしら…?
 でも知識ぐらいはあるよね(汗)
 それとも経験はあるけど、Y談的な知識が乏しいだけかも…。
 あ~俺の頭では整理しきれない!
 「何してるの? 席に行くわよ」
 …奈美さん… …マイペース…だなぁ。
 このままじゃ俺が“蛇の生殺し”だよぉ!

 550系の車内は、派手な豪華さは無いが色合いや素材にこだわった、いわば自宅のリビングにいるような安らぎを感じる。
 壁は細かいエンボス加工が施され、防汚抗菌処理された漆喰の様な質感の化粧板だ。
 表面は光の反射が優しいので、安っぽさが無い。
 色はアイボリーホワイトで、パネルの継ぎ目はブラウン系に表面処理されたステンレス枠で、アクセントを付けている。
 床のモスグリーンとシートの若草色の濃淡グリーンが新鮮な彩りだ。
 天井は少し濃い目の木目調なので、和風といっても小民家風の安らぎを与えている。
 シートの若草色はただ明るい緑色ではなく、言わば抹茶の様な落ち着いた黄緑なので…、
 「おいしそう!」
 というのが、奈美さんの感想だ。草団子でも連想したようだ(笑)。
 奈美さんは既に、そのおいしそうなシートにスリスリ始めている。
 …あれ?
 あんなにスリスリしたら、ファンデーションがシートにくっつかないのか?
 今更ながら気が付いた。
 そういえば60090型TJライナーUPL(第1話参照)でもスリスリしてたっけ?
 …もしかして…スッピン肌??
 「む、何見てんのよ。さっきから私の顔を…」
 「え? あ、あ~」
 ここは言うべきだろうか?
 「な、奈美さん? そんなにシートに顔をこすりつけたら化粧落ちませんか?」
 「?」
 あれ~? “?”な顔してる…。
 「いや~ファンデーションとかシートに付かないのかなぁ…なんて…思って…」
 「付かないわよ。ファンデなんか付けてないもん」
 うぎゃぁ~~、やっぱり、すっぴんかぁ~!
 「奈美さん! 妙齢の女性がファンデーションなしなんて…肌荒れしますってばぁ!」
 「何か勘違いしてない?」
 「は? 俺がですか?」
 「お肌の手入れはしてるわよ。しっかりと…。でもね、ファンデって本来はシミやそばかす、小じわを隠すためのものなのよ? まあ最近は紫外線などをカットする効果もあるけどね。知ってた?」
 「へぇ~」
 知らなかった。紫外線はともかく、しなきゃいけないわけじゃないんだ。
 「それに、ファインダーを覗く時に表示パネルや操作ボタンに付いちゃうのよ。油分が入ってるからすぐに落とせないし、余計な気を使うから私は塗ってないのよ」
 「それで肌荒れしないんですか? 撮影の時なんか結構埃とかで顔が汚れますよね?」
 「だから、その分きちんと洗顔やナイトケアでお手入れはしてるの」
 「はぁ、なるほど。それで思いっきりシートにスリスリできるんですね」
 いや~妙なことに感心してしまった。
 「ところでさ、さっき池袋で私が言ったこと、何がマズかったの?」
 あ? 本気で判ってないんだ。
 困ったねこりゃ。奈美さん相手にY談する勇気、俺にはないんだけど…。
 「その前にちょっと混みいったこと聞いてもいいですか?」
 「な、なによ?」
 奈美さんはちょっと身を引いて、訝しむ様な目付きをしたけど、OKだと思って続けた。
 「恋人と…その…そういう経験したことありますか?」
 「あい? そういうってどういう? …ていうか、恋人って誰?」
 「今までに付き合った男の人ですよぉ。…つまり…Hしたことありますか?」
 あ~、言ってしまった。
 ? あれ? いつもならここでハリセンが…??
 恐る恐る奈美さんを見返すと…
 「え?」
 なんと! 奈美さん指先まで真っ赤になって、俯いてる…。
 げ、まさか! 本当に未経験ん????
 「な、奈美さん? どうしたんですか?」
 「な… …よ」
 「え? なんですか?」
 「ないわよ!」
 あ、涙目になって…やばい! 地雷踏んだ?
 「今まで恋人と呼べる人なんていないわよ!」
 「は? 奈美さんが? こんなにモテそうなのにぃ?」
 「わ、悪かったわね。だから…その…Hも…したことないわよっ」
 消え入りそうな弱々しい声で告げる。
 「あ、あ~いえ、悪いとかじゃなくて…ごめんなさい。無粋な事聞いて…」
 「ふん! 知らないっ!」
 プイっと頬を膨らませて横を向く。
 その時、運悪く(?)アナウンスが…
 「間もなく志木です。時間調整のため一旦停車いたしますが、ドアは開きません。そのままご乗車ください」
 「おりる…」
 「え?」
 「もう帰る! 降りる!」
 奈美さんは地元の“志木”と聞いて、列車を降りると言い出した。
 「奈美さん、落ち着いてください。俺が悪かったのは謝ります。恥ずかしい思いさせてすみませんでした。だから、落ち着いて…そのまま仕事続けてください。お願いします」
 俺は平身低頭謝罪した。といっても土下座ではないが…。

 550系は1分程の時間調整後、志木駅を発車した。
 ここまでの15分は全く試乗インプレッションの仕事ができなかった。
 まあ、車輛デザインや内装については後で書けるけど、乗り心地については…これから頑張ろう(笑)。

 「なんであんな事聞いたのよ? それが池袋でのことと関係あるの?」
 奈美さんは怒るでも無く、ただ淡々と聞いてきた。
 「ええ、話しにくいんですけど…奈美さんの発言は…(ごくり)…」
 思わずツバ飲んじゃったよ。
 てか、女性に向かって言っていいのか?
 「発言は?」
 もう、このひと、素で不思議がってるよぉ(汗)。
 仕方ない…せめて他の人には聞かれない様に、耳打ちして話そう…。
 (実際にはその方がよっぽど衆目を集めそうだけどね…)
 「『Hしてて、いざ、その時に何か不都合があってできなかった。気持ちの収まりがつかない! なんとかして!』って言ってるのと同じことなんです」
 「はぁ…? ん?」
 …(涙)…奈美さん本当にそっち関係…無知なの?? 俺をからかってるんじゃないのぉ?
 これ以上言わせないでくださいよぉ~。
 「とにかく周りにいた人たちは、奈美さんが“ビッチ”だと思ったんですよぉ」
 「びっちぃ? 何それ?」
 ……このひと、数年前までJKやってたんだよね? 本当に…。
 「…判りました。奈美さん。ただ、今ここでは人目もありますので、仕事が終わってからにしましょう。いいですね」
 「…うん。じゃあ高崎で飲みながら話しましょうか」
 「そうですね。それじゃ、とにかく取材の方を進めましょう」
 「そうね」
 …と言ってるうちに、550系は坂戸駅の手前まで来ていた。
 距離にして約3分の1はサボっていたことになる…。
 編集長の顰め面が見える気がした。

 それより、後でどんな風に奈美さんに説明したらいいのか…、気になって取材に集中できないよ。これじゃあ…。
    <続く>
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中

桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。 やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。 「助けなんていらないわよ?」 は? しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。 「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。 彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜

美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります> 政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・? ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

処理中です...