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第1話
「TJライナーUPL_02」
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新車特有のケミカル臭が漂う車内は、妙な高揚感に満たされていた。
俺の隣でシートにコロコロスリスリしてる女はともかく、ほとんどの乗客は新しい車輛、新しい帰宅ルートを小旅行でもしているように楽しんでいる。
特に大宮から野田線(アーバンパークライン)に乗り換えていた利用者たちは、昨日までの埼京線や湘南新宿ラインでのラッシュや席取り合戦、大宮での乗換ダッシュをしなくて済むというだけで顔がほころんでしまうようだ。
たった370円(通勤定期利用者は運賃が安くなっても交通費は会社が負担するので、着席整理券分がそのまま自己負担になる)で、こんなにも優雅な通勤ができるとなれば安いと感じる利用者の方が多いだろう。
ところでシートが大変お気に召した奈美さんだが、俺はさっきから何か違和感を感じている。
確かに一緒に取材するのは今回が初めてだし、編集部でディスカッションしてる時や原稿を作成してる時でも絶えず“鉄道おたく”的な雰囲気が付きまとっている。けれど、それはあくまでも“プロ”としてだ。
あ、ところで奈美さんの本業はフリーのカメラマンなのです。しかも女性ではまだまだ珍しい鉄道専門ときている。しかし、女性らしい優しい作品とか色使い…などは無縁で、アグレッシブなカットが多い。下手な男性カメラマンでは太刀打ちできない力強さがある。そのためデスクばかりか社長のお気に入りカメラマンなのだが…あ、…!
「奈美さん写真! さっきから全然撮ってないですよぉ~!」
そう、さっきから奈美さんはカメラを手にしていなかった。
「(=_=+)」
あ、しもた(汗)奈美さんなぜか激怒モード突入。そりゃあシートの感触を楽しんでいたのに、無粋なこと言われれば…でも、今は仕事中なので、ここは踏ん張るしかない!
「あ…の、奈美さん…カットが…」
う~こわいよぉ~でも、俺、間違ってないよね??
しかし奈美さんは半眼で呆れてるような口調で応えた。
「必要なカットは発車前に全部抑えてあるわよ。あなたは興奮してキョロキョロしてるだけだった…けどねぇ~~」
「え? そうなんですかぁ、いつの間に(涙)」
奈美さんの声がまた一段と低くなって行く。やぐぁい! 俺そんなに興奮してた??
「今日は早朝からあちこち移動して撮りまくってきたでしょ。今回は乗車インプレだからカットも大事だけど、走り始めたらファインダー越しでは判らないことを取材して、レポートをまとめることが重要なの。このシートだって座って触ってみないと今までのものとどう違うか判らないでしょ!」
なんか釈然としないが、確かにその通り。だと思いたい(汗)
「大体何をレポートするのかあらかじめアウトラインを決めておかないと文章が散漫になるの。ただ乗って写真撮って感想書くだけなら小学生でもできるわよ。」
さすがに奈美さん…と、感心してる場合ではない。不機嫌オーラ大放出中でも奈美さんの貴重な意見はとても勉強になる。
「そ、それで何か発見はありましたか?」
「……発売されたら読んでね。もちろん自腹で買って…よ」
笑顔で切り返された。
「ひえぇ~、ごめんなさい。もっと真剣に取材しますから許してください(涙)。」
「それ! それがいけないの!」
奈美さんは真剣に怒っていた。どういうこと? 真剣に仕事したらいけないのかな?
ますます訳が判らない。目が廻ってきたよぉ~。
「はぁ。」とっても深いため息とともに奈美さんが諦めた様に続けた。
「仕事のやり方は人それぞれだから断定的なことは言えないけど、私たちの仕事って鉄道の素晴らしさを“本”を通じて伝えていくことでしょ? なら、事務的な事を列記しても全く意味がないの。」
「事務的な事?」
「そうよ。例えば今回の野田線の延伸とTJライナーUPLのことは、他の雑誌でもネットでも取り上げられていて、「池袋から春日部まで座って行かれる」とか「新型60090型はマルチシートで140km/hまで速度アップされた」なんてことは誰でも知っていることなの。」
「はぁ、確かに…」
いまだに何が言いたいのか判らない俺にイラついているようだけど、奈美さんは何とか堪えてくれた。
「今は取材中だから簡単にしか言わないわよ。乗車インプレッションって、レポーターが何にどう感心を持ったか? 事前に得られた情報とはどういう風に違っているのかを自分の体験で伝えることが重要なのよ」
「あ、そういうことですか、それなら判りま<ぼこっ!!>」
目から星が飛び出した(涙)
「いいかげんにしなさいよ! 全く判ってないじゃない! これ以上は取材が終わってからみっちり叩き込んであげるから、自分なりに取材してなさい!」
あ”~とうとう奈美さんが切れてしまった。あ、後が怖い(涙)しかし、俺も取材を進めないと…。
その後は散々だった。
奈美さんは自分の席から一歩も動かず、ただ車内を見回したり、窓の外を見つめていた。
とても取材してるようには見えないんだけどなぁ。
TJライナーUPLは気まずい二人を乗せたまま最初の停車駅「ふじみ野」2番線に到着した。
1番線にはアナウンス通り普通列車の川越市行きが停車している。
居たたまれない気分で俺はホームに降り立ち、乗り換える客の姿を眺めていた。
予想通り降りる人はほとんどいなかった。代わりに乗り込む客が大勢いたのには驚かされた。
俺が乗って来たTJライナーUPLはたちまち満員状態に…。
「あ”…、俺の席が!!」
気付いた時にはアフターカーニバル(涙)
奈美さんの隣にはあろうことか中年のおっさんが上機嫌で脚を組んでふんずりかえっていた。
かろうじて乗り込めはしたが、とてもメモを取れる状況ではない。ドアが閉まると息苦しくなって来た。
電車はいよいよ新規開業区間に入った。トンネル内の右カーブを抜けると一気に加速。
高規格線路のため、揺れが少なくしっかりと大地に喰い着いているような安定感がある。遮音性が高いアルミダブルスキンの車体でも、さすがにモーターのうなりが大きくなっていた。
それでも8000系の直流直巻モーターとは全くレベルが違い、車内での会話が邪魔されることはない。
ふじみ野駅を発車後3分で荒川を越える。川越線や武蔵野線の鉄橋とは異なり、コンクリート製の橋桁なので走行音は普通の高架線路と同じで、注意してないと気付かない程だった。
さいたま市に入り、荒川総合運動公園駅を過ぎると再び地下に入る。
長い下り勾配を降りると速度が下がり、左にカーブして大宮駅に到着した。
ここでも数人が降りた程度で、まだ奈美さんが座ってる席まで近づけない。それどころかさらに乗り込んできたため、俺は反対側のドア近くまで押し込まれてしまった。
『次は岩槻。出口は左側です』
簡単なアナウンスだった。思い出してみるとふじみ野駅を出る時も結構あっさりしたアナウンスだったような…。
後で知ったことだが、東上線内は東上線の乗務員が担当していた。野田線などの本線系統と違い、アナウンスすべき情報が少ないこともあり、各情報は丁寧にゆったりと放送する傾向があるらしい。 考えてみれば発車時のアナウンスがかなり長かったっけ。中板橋(池袋から4駅目)手前まで放送してたものなぁ。
さて、大宮(厳密には北大宮駅手前)からは従来の野田線をそのまま走る。
このTJライナーUPLは10両編成。大宮~春日部間でホームを延長して停車できるようにしたのは「岩槻駅」のみだ。その他の駅は6両編成しか停まれない。
大宮で接続した各駅停車は60000型6両編成だから、岩槻以外の各駅で降りる客は大宮で乗り換えてるはずなのだが…、この混雑率はどういうことだろう。
そしてその岩槻でやっと半分程度の客が降車した。やっと車内を歩けるようになったので、奈美さんの近くまで戻る事ができた。
けど…。奈美さん「ガン無視」です(涙)。
どうやってご機嫌挽回しようか悩んでいたら、いつの間にか終点の春日部駅に着いてしまった。
とっても、とぉ~~てっも疲れる取材だった。
<つづく>
俺の隣でシートにコロコロスリスリしてる女はともかく、ほとんどの乗客は新しい車輛、新しい帰宅ルートを小旅行でもしているように楽しんでいる。
特に大宮から野田線(アーバンパークライン)に乗り換えていた利用者たちは、昨日までの埼京線や湘南新宿ラインでのラッシュや席取り合戦、大宮での乗換ダッシュをしなくて済むというだけで顔がほころんでしまうようだ。
たった370円(通勤定期利用者は運賃が安くなっても交通費は会社が負担するので、着席整理券分がそのまま自己負担になる)で、こんなにも優雅な通勤ができるとなれば安いと感じる利用者の方が多いだろう。
ところでシートが大変お気に召した奈美さんだが、俺はさっきから何か違和感を感じている。
確かに一緒に取材するのは今回が初めてだし、編集部でディスカッションしてる時や原稿を作成してる時でも絶えず“鉄道おたく”的な雰囲気が付きまとっている。けれど、それはあくまでも“プロ”としてだ。
あ、ところで奈美さんの本業はフリーのカメラマンなのです。しかも女性ではまだまだ珍しい鉄道専門ときている。しかし、女性らしい優しい作品とか色使い…などは無縁で、アグレッシブなカットが多い。下手な男性カメラマンでは太刀打ちできない力強さがある。そのためデスクばかりか社長のお気に入りカメラマンなのだが…あ、…!
「奈美さん写真! さっきから全然撮ってないですよぉ~!」
そう、さっきから奈美さんはカメラを手にしていなかった。
「(=_=+)」
あ、しもた(汗)奈美さんなぜか激怒モード突入。そりゃあシートの感触を楽しんでいたのに、無粋なこと言われれば…でも、今は仕事中なので、ここは踏ん張るしかない!
「あ…の、奈美さん…カットが…」
う~こわいよぉ~でも、俺、間違ってないよね??
しかし奈美さんは半眼で呆れてるような口調で応えた。
「必要なカットは発車前に全部抑えてあるわよ。あなたは興奮してキョロキョロしてるだけだった…けどねぇ~~」
「え? そうなんですかぁ、いつの間に(涙)」
奈美さんの声がまた一段と低くなって行く。やぐぁい! 俺そんなに興奮してた??
「今日は早朝からあちこち移動して撮りまくってきたでしょ。今回は乗車インプレだからカットも大事だけど、走り始めたらファインダー越しでは判らないことを取材して、レポートをまとめることが重要なの。このシートだって座って触ってみないと今までのものとどう違うか判らないでしょ!」
なんか釈然としないが、確かにその通り。だと思いたい(汗)
「大体何をレポートするのかあらかじめアウトラインを決めておかないと文章が散漫になるの。ただ乗って写真撮って感想書くだけなら小学生でもできるわよ。」
さすがに奈美さん…と、感心してる場合ではない。不機嫌オーラ大放出中でも奈美さんの貴重な意見はとても勉強になる。
「そ、それで何か発見はありましたか?」
「……発売されたら読んでね。もちろん自腹で買って…よ」
笑顔で切り返された。
「ひえぇ~、ごめんなさい。もっと真剣に取材しますから許してください(涙)。」
「それ! それがいけないの!」
奈美さんは真剣に怒っていた。どういうこと? 真剣に仕事したらいけないのかな?
ますます訳が判らない。目が廻ってきたよぉ~。
「はぁ。」とっても深いため息とともに奈美さんが諦めた様に続けた。
「仕事のやり方は人それぞれだから断定的なことは言えないけど、私たちの仕事って鉄道の素晴らしさを“本”を通じて伝えていくことでしょ? なら、事務的な事を列記しても全く意味がないの。」
「事務的な事?」
「そうよ。例えば今回の野田線の延伸とTJライナーUPLのことは、他の雑誌でもネットでも取り上げられていて、「池袋から春日部まで座って行かれる」とか「新型60090型はマルチシートで140km/hまで速度アップされた」なんてことは誰でも知っていることなの。」
「はぁ、確かに…」
いまだに何が言いたいのか判らない俺にイラついているようだけど、奈美さんは何とか堪えてくれた。
「今は取材中だから簡単にしか言わないわよ。乗車インプレッションって、レポーターが何にどう感心を持ったか? 事前に得られた情報とはどういう風に違っているのかを自分の体験で伝えることが重要なのよ」
「あ、そういうことですか、それなら判りま<ぼこっ!!>」
目から星が飛び出した(涙)
「いいかげんにしなさいよ! 全く判ってないじゃない! これ以上は取材が終わってからみっちり叩き込んであげるから、自分なりに取材してなさい!」
あ”~とうとう奈美さんが切れてしまった。あ、後が怖い(涙)しかし、俺も取材を進めないと…。
その後は散々だった。
奈美さんは自分の席から一歩も動かず、ただ車内を見回したり、窓の外を見つめていた。
とても取材してるようには見えないんだけどなぁ。
TJライナーUPLは気まずい二人を乗せたまま最初の停車駅「ふじみ野」2番線に到着した。
1番線にはアナウンス通り普通列車の川越市行きが停車している。
居たたまれない気分で俺はホームに降り立ち、乗り換える客の姿を眺めていた。
予想通り降りる人はほとんどいなかった。代わりに乗り込む客が大勢いたのには驚かされた。
俺が乗って来たTJライナーUPLはたちまち満員状態に…。
「あ”…、俺の席が!!」
気付いた時にはアフターカーニバル(涙)
奈美さんの隣にはあろうことか中年のおっさんが上機嫌で脚を組んでふんずりかえっていた。
かろうじて乗り込めはしたが、とてもメモを取れる状況ではない。ドアが閉まると息苦しくなって来た。
電車はいよいよ新規開業区間に入った。トンネル内の右カーブを抜けると一気に加速。
高規格線路のため、揺れが少なくしっかりと大地に喰い着いているような安定感がある。遮音性が高いアルミダブルスキンの車体でも、さすがにモーターのうなりが大きくなっていた。
それでも8000系の直流直巻モーターとは全くレベルが違い、車内での会話が邪魔されることはない。
ふじみ野駅を発車後3分で荒川を越える。川越線や武蔵野線の鉄橋とは異なり、コンクリート製の橋桁なので走行音は普通の高架線路と同じで、注意してないと気付かない程だった。
さいたま市に入り、荒川総合運動公園駅を過ぎると再び地下に入る。
長い下り勾配を降りると速度が下がり、左にカーブして大宮駅に到着した。
ここでも数人が降りた程度で、まだ奈美さんが座ってる席まで近づけない。それどころかさらに乗り込んできたため、俺は反対側のドア近くまで押し込まれてしまった。
『次は岩槻。出口は左側です』
簡単なアナウンスだった。思い出してみるとふじみ野駅を出る時も結構あっさりしたアナウンスだったような…。
後で知ったことだが、東上線内は東上線の乗務員が担当していた。野田線などの本線系統と違い、アナウンスすべき情報が少ないこともあり、各情報は丁寧にゆったりと放送する傾向があるらしい。 考えてみれば発車時のアナウンスがかなり長かったっけ。中板橋(池袋から4駅目)手前まで放送してたものなぁ。
さて、大宮(厳密には北大宮駅手前)からは従来の野田線をそのまま走る。
このTJライナーUPLは10両編成。大宮~春日部間でホームを延長して停車できるようにしたのは「岩槻駅」のみだ。その他の駅は6両編成しか停まれない。
大宮で接続した各駅停車は60000型6両編成だから、岩槻以外の各駅で降りる客は大宮で乗り換えてるはずなのだが…、この混雑率はどういうことだろう。
そしてその岩槻でやっと半分程度の客が降車した。やっと車内を歩けるようになったので、奈美さんの近くまで戻る事ができた。
けど…。奈美さん「ガン無視」です(涙)。
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