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第2章
2-12さくら
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さくらの懸念は湧の目覚ましい活躍で払拭された。
と言うより、自分たちの存在意義に疑問すら感じるほど、湧の能力は絶大だった。
「死んだ時に、漠然とだけどこの世界の構造みたいなものを少し理解できたんだと思う。いずみさんが言ってた曼陀羅のようにイメージでしかないけどね…」
湧はさりげなく言ったつもりだったが、“いずみ”の名が出たことでさくらの胸にチクリと小さなトゲが刺さった。
「今日から如月湧くんは我々水無月一族に入る。名前は如月のままだが分家扱いとし、湧くんは如月家初代当主となった」
兼成は湧とともにお社に現れ、開口一番二人に告げた。
もっとも事前に仲間になると聞いていたから驚きはしなかったが、まさか分家当主とは破格の待遇だ。
さくらも“次期”当主ではあるが、湧の方が格上扱いになる。
何故なら、水無月一族は本家水無月以外は全てが対等であり、分家の序列はない。
ところが、さくらが予期していない問題が一つあった。
それは…、
「我が一族となる以上、今までのように“水無月さん”“柳瀬川さん”では困るのでな、
いずみのこともさくらのことも名前で呼ぶことにする。良いな? 二人とも」
「よろしくお願いいたします。いずみさん。さくらさん」
「よろしくね…湧」
(はうっ! …さ、さくら…さん?)
「いずみっ! いきなり呼び捨てるんじゃない。今日からは湧の方が格上じゃ!」
(格上…、じゃあ…湧・さ・ん?)
「よ、よろしくお願いします。湧さん」
「さ、さくらさん。なんかムズムズするから呼び捨てでお願いします。あ、いずみさんも…」
「ほう、それでいいのか? まあ呼び方はお前たちの好きなようにしたら良い。ただし、公式の場ではちゃんと序列は守るんじゃぞ」
「さて、時間がないからこのまま続ける」
兼成は大介を呼び、四人に特務を命じた。
それは、いずみ、湧、さくら、大介の四人が通う築地川高校の地下探索だった。
校長の様子がおかしいことに気付いた兼成は、築地川高校を徹底的に調査した。
その中で存在するはずのない地下室の情報が見つかったのだ。
自家発電設備とされている敷地北東の一角は、地下3階部分まで掘り下げられているらしい。
しかし、公式には発電機を設置するために半地下とされているだけだった。
「この付近でここ数ヶ月、怪異の目撃証言が多発している。しかも先週あたりから塩の結晶が多く見つかっている。多分かなりの犠牲者が出ているだろう」
いずみたちは校舎の中から地下に続く通路を探索するよう命じられた。
他のスタッフは外部からの侵入を試みている。
一階のあらゆるところを探索したが、地下への入り口はなかなか見つからなかった。
が、手がかりを得るために東校舎二階の校長室を探索していたら、直接地下に降りる階段が見つかったのだ。
四人が一気に地下二階まで降りると、広い地下通路に出た。
そして、直後にモンスターの大群との死闘が始まってしまった。
「なんで学校の地下にこんなにモンスターが住み着いてるのよっ!」
いずみは文句を言いつつ、指弾を打ち込むがとても追いつけない。
ここにいるモンスターは皆、今までいずみたちが浄化除霊してきた怪異とは比べ物にならないほど強い。
さくらもガンド(Gandr)で、いずみを支援するが、徐々に撃ち漏らしが増えてゆく。
そんな時は、先頭を進んでいる湧が振り向きざまアイスディスクで一掃した。
「湧くんって、すごいね。あのモンスター1匹だけでも相当強いよ。それを5匹まとめてやっつけるなんて…」
「くっ! 悔しいけど認めざるを得ないわね」
いずみは呻くようにつぶやいた。
これほどの火力があってなお、瞬殺されたというなら、湧の自宅にいたというモンスターは一体どういう奴だったのだろう。さくらは背筋が凍る思いがした。
地下通路の突き当たりは、重厚な鉄扉で閉ざされている。
その先には情報通りなら例の“ソウルコンバーター”があるはずだ。
しかし、強大な発電システムという割に、ほとんど作動音が聞こえない。
その上、この辺りにはモンスターは一匹も見当たらなかった。
「何か様子がおかしい。注意してくれ」
大介が三人を振り返ると同時にその双眸が大きく開かれた。
「大ちゃんどうし…!」
いずみが問いかけようとして、自分の横の何かに気付く。
「いずみっ!」
さくらは咄嗟にいずみを突き飛ばした。
それはスローモーションのような、現実味のない光景だった。
いずみを突き飛ばした瞬間に、さくらは何かが自分の腹部を通り抜けたのを見た。
(あぁ、ドヂッた。私もこれで終わりなの?)
他人事のような考えが頭をよぎった。この後の激痛を覚悟するが、さくらの予測は悪い意味で裏切られた。
「さくらさん!」
湧が飛び出してさくらを抱きとめようと手を伸ばす。
何かを叫んでいるらしいが、さくらには工事現場のような騒音しか聞こえなかった。
目の前では、大好きな湧が手を開いて受け止めようとしている。
(湧くん…)
しかし、湧が受け止められたのはさくらの上半身だけで、下半身は足元に倒れこんでいった。
しかも既に白化し始めている。
「いずみさん! さくらの心をつなぎ止めろっ!」
「え? どういうこと?」
「いいから早くっ! さくらの心を自分の中に取り込めっ! フレンズになってもらうんだ!」
さくらの上半身をしっかり抱きしめながら、いずみに近づいてゆく湧。
(ゆ、湧くん…初めてさくらって呼んでくれた…)
さくらは自分がどういう状況なのか、不思議と冷静に理解していた。が、自分の視点が自分の目ではなく空間で感じていることに気付いた。
まるで俯瞰するようにこの地下通路全体が見えている。
(あれ? どうなってるの?)
さくらは自分の意識が既に身体から抜け出しているのだと知った。
やがて意識が朦朧となって行き、もう湧の顔すら解らなくなっていた。
(…さよなら…、湧くん。いずみ…)
それがさくらの最後の想いに、なるはずだった。
《ゴラァ! さくらっ! 勝手に逝くんじゃないわよっ! 早く私の中に来なさいっ!》
(へ? なんでいずみの声が?)
さくらは最後の力を振り絞って、いずみの姿を探す。
真っ黒な空間の真ん中で、いずみの身体が光り輝いていた。
これなら見間違えるはずがない。
さくらはいずみに駆け寄った。
(? あれ? なんで走れるんだろ? さっき私の身体って切断された…よね?)
とはいうものの、さくらは戸惑いなくいずみに飛び込んでいった。
いずみと衝突すると思ったら、何故かシャボン玉の中みたいな空間で、一糸まとわぬいずみと自分が向かい合って立っていた。
【へ? いずみ、ここって何? てか私たちどうして裸なのっ?】
〈さくら、よく聞いて。あなたを失わないためには、あなたに私のフレンズになってもらうしかないの〉
【フレンズ?】
〈今、あなたの身体はモンスターに襲われて、塩の結晶になってしまった。如月君のアイディアで、さくらが私のフレンズになってもらえば、さくらの精神は取り敢えず保護できるの〉
とはいうものの、この空間には闇以外何も見えない。
さくらは若干躊躇したが、自分の身体が切断されたところを目撃してるので、素直にいずみの言うことを信じてみる。
【で、私は何すればいいの?】
〈? 何だろ? 私のフレンズになるよ。って思ってくれればいいんじゃないかなぁ〉
【…ぉぃ。 あんたがそんないい加減だからみんなが混乱するんだろうがぁ!】
さくらはそう言いながら、いずみの頭をどついた。
〈ふぎゃ! い、痛いっ! へ? な、何で?? …あぁ! そかっ!〉
いずみは唐突に理解した。湧のフレンズの友紀にも突き飛ばされたではないか! と。
フレンズとは擬似的とはいえ、物理的な交流ができるのだった。
【いずみ? ところで、ここはどこ?】
〈う~ん、なんていうか…。私の心の中? というか精神的に会話するための場所? よく解らないけど、さくらの様にフレンズと対話するところらしいわ〉
【? らしいわ。 って、今誰かと話ししてるの? 外で…】
〈えへへ、実は如月君に教えてもらってるとこ〉
【え~、ずるいっ! 私も混ぜてよぉ】
順応性が高いというのか、さくらは自分の境遇より、既にフレンズとしての能力を活用しようとしてる。
〈…そか、あのね。如月君に気持ちを向けて、心で語りかければ話ができるかもしれないって…〉
【わかった。やってみるね】
そう言うや、さくらの姿が消えた。
(さくらの精神体はここにあるわけじゃないんだ)
いずみは誰もいなくなった空間で呟いてみた。
【いずみっ! できたよ~。湧くんと話ができたの!】
〈わっ! びっくりした!〉
この空間では、いずみの感覚もこの中に限定されるらしい。
【ところで、私はこの後どうしたらいいの?】
〈判らないけど、さくらを襲ったモンスターだけでも退治してこないと…〉
【と?】
〈私の腹の虫が収まらない〉
いずみはそう言って消えた。
さくらの上半身は湧の腕の中で塩の結晶となって、砕け散った。
さくらの魂(心)はどうにか維持したが、身体が消滅した以上は死亡したことになる。
いずみは黙ったままゆっくりと立ち上がり、大介が止める間も無く力を全開した。
それは湧をも遥かに凌駕する爆発的な力の放出で、校舎の一角を消滅させた。
後にはソウルコンバーターがむき出しになった半地下室が現れた。
<続く>
と言うより、自分たちの存在意義に疑問すら感じるほど、湧の能力は絶大だった。
「死んだ時に、漠然とだけどこの世界の構造みたいなものを少し理解できたんだと思う。いずみさんが言ってた曼陀羅のようにイメージでしかないけどね…」
湧はさりげなく言ったつもりだったが、“いずみ”の名が出たことでさくらの胸にチクリと小さなトゲが刺さった。
「今日から如月湧くんは我々水無月一族に入る。名前は如月のままだが分家扱いとし、湧くんは如月家初代当主となった」
兼成は湧とともにお社に現れ、開口一番二人に告げた。
もっとも事前に仲間になると聞いていたから驚きはしなかったが、まさか分家当主とは破格の待遇だ。
さくらも“次期”当主ではあるが、湧の方が格上扱いになる。
何故なら、水無月一族は本家水無月以外は全てが対等であり、分家の序列はない。
ところが、さくらが予期していない問題が一つあった。
それは…、
「我が一族となる以上、今までのように“水無月さん”“柳瀬川さん”では困るのでな、
いずみのこともさくらのことも名前で呼ぶことにする。良いな? 二人とも」
「よろしくお願いいたします。いずみさん。さくらさん」
「よろしくね…湧」
(はうっ! …さ、さくら…さん?)
「いずみっ! いきなり呼び捨てるんじゃない。今日からは湧の方が格上じゃ!」
(格上…、じゃあ…湧・さ・ん?)
「よ、よろしくお願いします。湧さん」
「さ、さくらさん。なんかムズムズするから呼び捨てでお願いします。あ、いずみさんも…」
「ほう、それでいいのか? まあ呼び方はお前たちの好きなようにしたら良い。ただし、公式の場ではちゃんと序列は守るんじゃぞ」
「さて、時間がないからこのまま続ける」
兼成は大介を呼び、四人に特務を命じた。
それは、いずみ、湧、さくら、大介の四人が通う築地川高校の地下探索だった。
校長の様子がおかしいことに気付いた兼成は、築地川高校を徹底的に調査した。
その中で存在するはずのない地下室の情報が見つかったのだ。
自家発電設備とされている敷地北東の一角は、地下3階部分まで掘り下げられているらしい。
しかし、公式には発電機を設置するために半地下とされているだけだった。
「この付近でここ数ヶ月、怪異の目撃証言が多発している。しかも先週あたりから塩の結晶が多く見つかっている。多分かなりの犠牲者が出ているだろう」
いずみたちは校舎の中から地下に続く通路を探索するよう命じられた。
他のスタッフは外部からの侵入を試みている。
一階のあらゆるところを探索したが、地下への入り口はなかなか見つからなかった。
が、手がかりを得るために東校舎二階の校長室を探索していたら、直接地下に降りる階段が見つかったのだ。
四人が一気に地下二階まで降りると、広い地下通路に出た。
そして、直後にモンスターの大群との死闘が始まってしまった。
「なんで学校の地下にこんなにモンスターが住み着いてるのよっ!」
いずみは文句を言いつつ、指弾を打ち込むがとても追いつけない。
ここにいるモンスターは皆、今までいずみたちが浄化除霊してきた怪異とは比べ物にならないほど強い。
さくらもガンド(Gandr)で、いずみを支援するが、徐々に撃ち漏らしが増えてゆく。
そんな時は、先頭を進んでいる湧が振り向きざまアイスディスクで一掃した。
「湧くんって、すごいね。あのモンスター1匹だけでも相当強いよ。それを5匹まとめてやっつけるなんて…」
「くっ! 悔しいけど認めざるを得ないわね」
いずみは呻くようにつぶやいた。
これほどの火力があってなお、瞬殺されたというなら、湧の自宅にいたというモンスターは一体どういう奴だったのだろう。さくらは背筋が凍る思いがした。
地下通路の突き当たりは、重厚な鉄扉で閉ざされている。
その先には情報通りなら例の“ソウルコンバーター”があるはずだ。
しかし、強大な発電システムという割に、ほとんど作動音が聞こえない。
その上、この辺りにはモンスターは一匹も見当たらなかった。
「何か様子がおかしい。注意してくれ」
大介が三人を振り返ると同時にその双眸が大きく開かれた。
「大ちゃんどうし…!」
いずみが問いかけようとして、自分の横の何かに気付く。
「いずみっ!」
さくらは咄嗟にいずみを突き飛ばした。
それはスローモーションのような、現実味のない光景だった。
いずみを突き飛ばした瞬間に、さくらは何かが自分の腹部を通り抜けたのを見た。
(あぁ、ドヂッた。私もこれで終わりなの?)
他人事のような考えが頭をよぎった。この後の激痛を覚悟するが、さくらの予測は悪い意味で裏切られた。
「さくらさん!」
湧が飛び出してさくらを抱きとめようと手を伸ばす。
何かを叫んでいるらしいが、さくらには工事現場のような騒音しか聞こえなかった。
目の前では、大好きな湧が手を開いて受け止めようとしている。
(湧くん…)
しかし、湧が受け止められたのはさくらの上半身だけで、下半身は足元に倒れこんでいった。
しかも既に白化し始めている。
「いずみさん! さくらの心をつなぎ止めろっ!」
「え? どういうこと?」
「いいから早くっ! さくらの心を自分の中に取り込めっ! フレンズになってもらうんだ!」
さくらの上半身をしっかり抱きしめながら、いずみに近づいてゆく湧。
(ゆ、湧くん…初めてさくらって呼んでくれた…)
さくらは自分がどういう状況なのか、不思議と冷静に理解していた。が、自分の視点が自分の目ではなく空間で感じていることに気付いた。
まるで俯瞰するようにこの地下通路全体が見えている。
(あれ? どうなってるの?)
さくらは自分の意識が既に身体から抜け出しているのだと知った。
やがて意識が朦朧となって行き、もう湧の顔すら解らなくなっていた。
(…さよなら…、湧くん。いずみ…)
それがさくらの最後の想いに、なるはずだった。
《ゴラァ! さくらっ! 勝手に逝くんじゃないわよっ! 早く私の中に来なさいっ!》
(へ? なんでいずみの声が?)
さくらは最後の力を振り絞って、いずみの姿を探す。
真っ黒な空間の真ん中で、いずみの身体が光り輝いていた。
これなら見間違えるはずがない。
さくらはいずみに駆け寄った。
(? あれ? なんで走れるんだろ? さっき私の身体って切断された…よね?)
とはいうものの、さくらは戸惑いなくいずみに飛び込んでいった。
いずみと衝突すると思ったら、何故かシャボン玉の中みたいな空間で、一糸まとわぬいずみと自分が向かい合って立っていた。
【へ? いずみ、ここって何? てか私たちどうして裸なのっ?】
〈さくら、よく聞いて。あなたを失わないためには、あなたに私のフレンズになってもらうしかないの〉
【フレンズ?】
〈今、あなたの身体はモンスターに襲われて、塩の結晶になってしまった。如月君のアイディアで、さくらが私のフレンズになってもらえば、さくらの精神は取り敢えず保護できるの〉
とはいうものの、この空間には闇以外何も見えない。
さくらは若干躊躇したが、自分の身体が切断されたところを目撃してるので、素直にいずみの言うことを信じてみる。
【で、私は何すればいいの?】
〈? 何だろ? 私のフレンズになるよ。って思ってくれればいいんじゃないかなぁ〉
【…ぉぃ。 あんたがそんないい加減だからみんなが混乱するんだろうがぁ!】
さくらはそう言いながら、いずみの頭をどついた。
〈ふぎゃ! い、痛いっ! へ? な、何で?? …あぁ! そかっ!〉
いずみは唐突に理解した。湧のフレンズの友紀にも突き飛ばされたではないか! と。
フレンズとは擬似的とはいえ、物理的な交流ができるのだった。
【いずみ? ところで、ここはどこ?】
〈う~ん、なんていうか…。私の心の中? というか精神的に会話するための場所? よく解らないけど、さくらの様にフレンズと対話するところらしいわ〉
【? らしいわ。 って、今誰かと話ししてるの? 外で…】
〈えへへ、実は如月君に教えてもらってるとこ〉
【え~、ずるいっ! 私も混ぜてよぉ】
順応性が高いというのか、さくらは自分の境遇より、既にフレンズとしての能力を活用しようとしてる。
〈…そか、あのね。如月君に気持ちを向けて、心で語りかければ話ができるかもしれないって…〉
【わかった。やってみるね】
そう言うや、さくらの姿が消えた。
(さくらの精神体はここにあるわけじゃないんだ)
いずみは誰もいなくなった空間で呟いてみた。
【いずみっ! できたよ~。湧くんと話ができたの!】
〈わっ! びっくりした!〉
この空間では、いずみの感覚もこの中に限定されるらしい。
【ところで、私はこの後どうしたらいいの?】
〈判らないけど、さくらを襲ったモンスターだけでも退治してこないと…〉
【と?】
〈私の腹の虫が収まらない〉
いずみはそう言って消えた。
さくらの上半身は湧の腕の中で塩の結晶となって、砕け散った。
さくらの魂(心)はどうにか維持したが、身体が消滅した以上は死亡したことになる。
いずみは黙ったままゆっくりと立ち上がり、大介が止める間も無く力を全開した。
それは湧をも遥かに凌駕する爆発的な力の放出で、校舎の一角を消滅させた。
後にはソウルコンバーターがむき出しになった半地下室が現れた。
<続く>
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