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第3章
3-01戦慄
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「いずみっ!」
<ドンッ!>
いきなりさくらに突き飛ばされたいずみは、振り向きざまにその忌まわしい光景を目の当たりにしてしまった。
いずみに向かって突き出された両手のすぐ下、さくらの鳩尾あたりを黒っぽい紫の光が横薙ぎに通り抜けた。
「さくらぁ!」
いずみの悲鳴に応える間も無く、反動でさくらはいずみからそれて倒れてゆく。
その顔には“やられちゃったよ…”という、諦めの表情が薄い笑顔に重なっていた。
「さくらさん!」
咄嗟に湧がさくらを抱きとめる。が、さくらの下半身はそのまま倒れていった。
既に白化が始まっていて、倒れた衝撃で塩の粉へと砕け散った。
「いずみさん! さくらの心をつなぎ止めろっ!」
湧がパニックを起こしかけていたいずみに喝を入れた。
「え? どういうこと?」
そう言われても何をしたらいいのか、いずみには見当もつかない。
「いいから早くっ! さくらの心を自分の中に取り込めっ! フレンズになってもらうんだ!」
叫ぶ湧に抱かれているさくらの顔は、既に生気が失われて意識も消えかけている。
切られたところからは、血ではなく塩の結晶が溢れていた。
いずみは湧に言われた通りにさくらに意識を集中するが、目の前のさくらの惨状に囚われてコンタクトできない。
「目を閉じて、すべての意識をさくらに集中しろっ!」
そうだ。今はショックを受けている場合じゃない。
いずみは目を固く閉じて、一心不乱にさくらへの意識に集中する。
〈さくらっ! 応えて! 私の声を聞いて! さくらぁ!!〉
【…、…ああ…、いずみの声が…、ごめんね…私…失敗しちゃった…】
いた! さくらの意識をキャッチした。
【…本当は、もっと… …ゆ… ゆうくん…と も、もっと…】
〈何言ってるの! 諦めるなっ!〉
【…ふふふ…、そうだね。いずみが聞いてたらこんな風に怒ってた…かも…】
〈だ・か・ら! 聞こえてるわよっ!〉
【… … … え? …】
〈さくら、私のフレンズになって。それしかあなたの魂を救う方法がないのよ〉
【フレンズ? 魂?】
明らかにさくらが動揺していた。
もし単に霊体であるならば、ここまで人間的な反応は起こらない。
成仏する前であっても、意識は肉体から抜け出た瞬間のまま固定されてしまうからだ。
【でも、私今モンスターに襲われて…死んだんじゃ?】
〈…そうよ。あなたの身体は…もう…。でもさくらの魂っていうか、意識を救うためには私のフレンズになってもらうしかないの…。傲慢な言い方でごめんね。でも私さくらを失いたくないの〉
【…本当にいずみ? なんで話ができるんだろ? ああ、もうこれで…】
《ゴラァ! さくらっ! 勝手に逝くんじゃないわよっ! 早く私の中に来なさいっ!》
【わ、わかったわよ。…でも、どうしたらいいの?】
〈私が見える? そのまま飛び込んできて!〉
【こうかな?】
とさくらが言った後、いずみの心に何かが入り込んだのがわかった。
「さくらっ!」
直後に湧の腕の中でさくらの身体が塩の結晶になって砕けた。
「いずみさん…」
振り返った湧が、安堵と困惑の表情で見つめる。
いずみはかろうじてさくらが飛び込んできたことを手で合図した。
そして意識の海に沈み込んで行った。
◆ ◆ ◆
深い眠りから目覚めたのは、現実の時間ではたった数秒後だった。
しかし、今はしっかりさくらの存在を感じている。
「よしっ!」
いずみは自分に喝を入れ、地下通路の先の鉄扉を睨みつけた。
それに呼応するように扉といずみの中間あたりにリッチが現れる。
「ねえ、湧。リッチって何匹もいるの? この前、湧がやっつけたやつじゃないよね? これ…」
いずみは心底嫌そうな顔で振り向きながらつぶやいた。
「俺に聞かれても困るけど、俺を殺したやつは俺が確実に仕留めてるから、多分別のやつだと思う」
湧は両手を開いて諦めたように答えた。
「まあ、どうでもいいけど…さくらを殺ったのは…こいつで間違いないよね。絶対に許さないことに変わりないけどさ」
手刀を中段に構え、対峙したいずみから凄まじい気迫溢れ出した。
「いずみ…さん。その力…」
湧はいずみの纏う力の奔流に気づき驚愕した。
それは湧の扱う“ゾーン力”と呼んでいるものと全く同じものだったからだ。
「如月君、あの力は?」
大介にも感じられるほど強力なパワーが、さらに圧力を増してゆく。
リッチもそれを感知して、大きな釜を振りかぶって攻撃を始めた。
赤黒い閃光を次々と放ち、いずみを剪断しようとする。
しかし、いずみの動きのほうが遥かに早く、しかもリッチの鎌をはじき返していた。
「な! リッチの鎌をっ!」
湧でさえ避けるのに精一杯だったリッチの鎌=半物質なので、当てることは物理的に不可能=に、反応できるだけでも相当な霊力が必要なのだ。
さらに指弾を打ち込み、リッチへの攻撃をも行っている。
リッチは徐々にその動きが鈍くなっていった。
「いずみを支援する。如月君も手伝ってくれ」
大介は湧に左右に展開するよう指示した。
通路と言っても幅が5メートルほどあるので、かろうじていずみを含み三人で結界を張ることができそうだと気付いたからだ。
大介はいずみと湧を頂点とした三角形の結界を築き、中にリッチが飛び込んだところで拘束しようと試みた。
その意図に気付いたいずみは、リッチが前に出るタイミングでその横をすり抜け、同時に氷の鋲を打ち込んだ。
「大ちゃん! 今!」
「縛!」
いずみの合図を待つまでもなく大介は結界を張った。
<ギャウウウウウウウ>
拘束されたリッチがもがくように震える。
湧がアイスディスクや氷槍を、大介がアースバインドを打ち込むと動きが止まった。
「やったか?」
大介が様子を伺うために近づこうとすると、
<ズズズズズズズズズズズ…>
いずみの後ろの鉄扉から低く唸るような音が聞こえてきた。
「? 今度は何なの? あ…」
振りかえったいずみは軽い目眩を覚えた。
自分の身体から気力が抜かれていくような感覚だ。
「湧、大ちゃん。なんだかまずい状況…みたいよ?」
いずみが慌てて二人の方に逃げてくる。
入れ替わりに身動きできずにいたリッチが、引き寄せられるように鉄扉に動いてゆく。
リッチ自身は抗っているらしいが、パワーを奪われていたために抵抗仕切れていない。
鉄扉に触れた途端、発光して消えた。
「…扉の向こうのやつはリッチの味方じゃないの?」
「今の光景はどう見てもリッチは抗っていたよな。如月君どうなったかわかるか?」
二人に問われても、湧にも答えようがなかった。
「もしかすると…いや…そんなはずは…」
歯切れの悪い湧の返答に、いずみはイラついた。
「どうでもいいけどさくらの仇はどうなったのよっ!」
<グォオオオオオオオオオオオッー!>
鉄扉の向こうのものが明らかに動いている。
「どうやらこの扉を開けないと状況がわからないみたいね。ぶっ壊してやるっ!」
「待てっ! いずみぃ!」
大介が制止する前にいずみの周りに冷気が立ち上がり、渦を巻き始めた。
その冷気の一部も鉄扉に吸い込まれていたが、それ以上に強力な渦となり、数秒のうちに竜巻のようになった。
『超◯◯た・つ・ま・きぃ~!』
などと、いずみは昭和のロボットアニメの必殺ワザを叫んでいた。
<ギュルルルッー>
竜巻はいずみから発射されるように鉄扉に叩き込まれた。
<ンズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ…>
もはや激突などという生易しいものではなく、天井や壁が一瞬のうちに消し飛んでしまった。
「いずみっ! やりすぎだぁ!!!」
大介は降り注ぐ瓦礫から二人を守るバリアを張るのが精一杯だった。
今や地下通路は堀割りのように、見上げれば星空が丸見えだった。
そして鉄扉のあった場所の先には、4つのユニットで構成された“ソウルコンバーター”が赤黒い不気味な光を発して、稼働していた。
「ケホケホッ! さ、さくらぁ~~~~!! 私の身体で遊ぶなぁ!!」
どうやら暴走したのはさくらのようだった。
「アニメの必殺技なんか口走るんじゃない!」
「そっちかい! いずみも落ち着けっ!」
思わず大介がツッコミを入れた。非常に珍しいことだった。
さくらがアニメおたくであることは、いずみと大介しか知らないからだ。
「…お、俺のアイデンティティが…」
湧は湧で自分の立場が揺らいだことにショックを受けていた。
ガクッ! と膝をついた湧は、”ソウルコンバーター”の周りを埋めているおびただしい塩の結晶に気付いた。
「あ! これは!」
二人もすぐに気付いた。
「これだけの塩の結晶…一体何人分なんだよ?」
「ここで何が行われていたのよ?」
三人はモンスターよりも、ここで行われていたであろう行為を想像し、戦慄した。
<続く>
<ドンッ!>
いきなりさくらに突き飛ばされたいずみは、振り向きざまにその忌まわしい光景を目の当たりにしてしまった。
いずみに向かって突き出された両手のすぐ下、さくらの鳩尾あたりを黒っぽい紫の光が横薙ぎに通り抜けた。
「さくらぁ!」
いずみの悲鳴に応える間も無く、反動でさくらはいずみからそれて倒れてゆく。
その顔には“やられちゃったよ…”という、諦めの表情が薄い笑顔に重なっていた。
「さくらさん!」
咄嗟に湧がさくらを抱きとめる。が、さくらの下半身はそのまま倒れていった。
既に白化が始まっていて、倒れた衝撃で塩の粉へと砕け散った。
「いずみさん! さくらの心をつなぎ止めろっ!」
湧がパニックを起こしかけていたいずみに喝を入れた。
「え? どういうこと?」
そう言われても何をしたらいいのか、いずみには見当もつかない。
「いいから早くっ! さくらの心を自分の中に取り込めっ! フレンズになってもらうんだ!」
叫ぶ湧に抱かれているさくらの顔は、既に生気が失われて意識も消えかけている。
切られたところからは、血ではなく塩の結晶が溢れていた。
いずみは湧に言われた通りにさくらに意識を集中するが、目の前のさくらの惨状に囚われてコンタクトできない。
「目を閉じて、すべての意識をさくらに集中しろっ!」
そうだ。今はショックを受けている場合じゃない。
いずみは目を固く閉じて、一心不乱にさくらへの意識に集中する。
〈さくらっ! 応えて! 私の声を聞いて! さくらぁ!!〉
【…、…ああ…、いずみの声が…、ごめんね…私…失敗しちゃった…】
いた! さくらの意識をキャッチした。
【…本当は、もっと… …ゆ… ゆうくん…と も、もっと…】
〈何言ってるの! 諦めるなっ!〉
【…ふふふ…、そうだね。いずみが聞いてたらこんな風に怒ってた…かも…】
〈だ・か・ら! 聞こえてるわよっ!〉
【… … … え? …】
〈さくら、私のフレンズになって。それしかあなたの魂を救う方法がないのよ〉
【フレンズ? 魂?】
明らかにさくらが動揺していた。
もし単に霊体であるならば、ここまで人間的な反応は起こらない。
成仏する前であっても、意識は肉体から抜け出た瞬間のまま固定されてしまうからだ。
【でも、私今モンスターに襲われて…死んだんじゃ?】
〈…そうよ。あなたの身体は…もう…。でもさくらの魂っていうか、意識を救うためには私のフレンズになってもらうしかないの…。傲慢な言い方でごめんね。でも私さくらを失いたくないの〉
【…本当にいずみ? なんで話ができるんだろ? ああ、もうこれで…】
《ゴラァ! さくらっ! 勝手に逝くんじゃないわよっ! 早く私の中に来なさいっ!》
【わ、わかったわよ。…でも、どうしたらいいの?】
〈私が見える? そのまま飛び込んできて!〉
【こうかな?】
とさくらが言った後、いずみの心に何かが入り込んだのがわかった。
「さくらっ!」
直後に湧の腕の中でさくらの身体が塩の結晶になって砕けた。
「いずみさん…」
振り返った湧が、安堵と困惑の表情で見つめる。
いずみはかろうじてさくらが飛び込んできたことを手で合図した。
そして意識の海に沈み込んで行った。
◆ ◆ ◆
深い眠りから目覚めたのは、現実の時間ではたった数秒後だった。
しかし、今はしっかりさくらの存在を感じている。
「よしっ!」
いずみは自分に喝を入れ、地下通路の先の鉄扉を睨みつけた。
それに呼応するように扉といずみの中間あたりにリッチが現れる。
「ねえ、湧。リッチって何匹もいるの? この前、湧がやっつけたやつじゃないよね? これ…」
いずみは心底嫌そうな顔で振り向きながらつぶやいた。
「俺に聞かれても困るけど、俺を殺したやつは俺が確実に仕留めてるから、多分別のやつだと思う」
湧は両手を開いて諦めたように答えた。
「まあ、どうでもいいけど…さくらを殺ったのは…こいつで間違いないよね。絶対に許さないことに変わりないけどさ」
手刀を中段に構え、対峙したいずみから凄まじい気迫溢れ出した。
「いずみ…さん。その力…」
湧はいずみの纏う力の奔流に気づき驚愕した。
それは湧の扱う“ゾーン力”と呼んでいるものと全く同じものだったからだ。
「如月君、あの力は?」
大介にも感じられるほど強力なパワーが、さらに圧力を増してゆく。
リッチもそれを感知して、大きな釜を振りかぶって攻撃を始めた。
赤黒い閃光を次々と放ち、いずみを剪断しようとする。
しかし、いずみの動きのほうが遥かに早く、しかもリッチの鎌をはじき返していた。
「な! リッチの鎌をっ!」
湧でさえ避けるのに精一杯だったリッチの鎌=半物質なので、当てることは物理的に不可能=に、反応できるだけでも相当な霊力が必要なのだ。
さらに指弾を打ち込み、リッチへの攻撃をも行っている。
リッチは徐々にその動きが鈍くなっていった。
「いずみを支援する。如月君も手伝ってくれ」
大介は湧に左右に展開するよう指示した。
通路と言っても幅が5メートルほどあるので、かろうじていずみを含み三人で結界を張ることができそうだと気付いたからだ。
大介はいずみと湧を頂点とした三角形の結界を築き、中にリッチが飛び込んだところで拘束しようと試みた。
その意図に気付いたいずみは、リッチが前に出るタイミングでその横をすり抜け、同時に氷の鋲を打ち込んだ。
「大ちゃん! 今!」
「縛!」
いずみの合図を待つまでもなく大介は結界を張った。
<ギャウウウウウウウ>
拘束されたリッチがもがくように震える。
湧がアイスディスクや氷槍を、大介がアースバインドを打ち込むと動きが止まった。
「やったか?」
大介が様子を伺うために近づこうとすると、
<ズズズズズズズズズズズ…>
いずみの後ろの鉄扉から低く唸るような音が聞こえてきた。
「? 今度は何なの? あ…」
振りかえったいずみは軽い目眩を覚えた。
自分の身体から気力が抜かれていくような感覚だ。
「湧、大ちゃん。なんだかまずい状況…みたいよ?」
いずみが慌てて二人の方に逃げてくる。
入れ替わりに身動きできずにいたリッチが、引き寄せられるように鉄扉に動いてゆく。
リッチ自身は抗っているらしいが、パワーを奪われていたために抵抗仕切れていない。
鉄扉に触れた途端、発光して消えた。
「…扉の向こうのやつはリッチの味方じゃないの?」
「今の光景はどう見てもリッチは抗っていたよな。如月君どうなったかわかるか?」
二人に問われても、湧にも答えようがなかった。
「もしかすると…いや…そんなはずは…」
歯切れの悪い湧の返答に、いずみはイラついた。
「どうでもいいけどさくらの仇はどうなったのよっ!」
<グォオオオオオオオオオオオッー!>
鉄扉の向こうのものが明らかに動いている。
「どうやらこの扉を開けないと状況がわからないみたいね。ぶっ壊してやるっ!」
「待てっ! いずみぃ!」
大介が制止する前にいずみの周りに冷気が立ち上がり、渦を巻き始めた。
その冷気の一部も鉄扉に吸い込まれていたが、それ以上に強力な渦となり、数秒のうちに竜巻のようになった。
『超◯◯た・つ・ま・きぃ~!』
などと、いずみは昭和のロボットアニメの必殺ワザを叫んでいた。
<ギュルルルッー>
竜巻はいずみから発射されるように鉄扉に叩き込まれた。
<ンズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ…>
もはや激突などという生易しいものではなく、天井や壁が一瞬のうちに消し飛んでしまった。
「いずみっ! やりすぎだぁ!!!」
大介は降り注ぐ瓦礫から二人を守るバリアを張るのが精一杯だった。
今や地下通路は堀割りのように、見上げれば星空が丸見えだった。
そして鉄扉のあった場所の先には、4つのユニットで構成された“ソウルコンバーター”が赤黒い不気味な光を発して、稼働していた。
「ケホケホッ! さ、さくらぁ~~~~!! 私の身体で遊ぶなぁ!!」
どうやら暴走したのはさくらのようだった。
「アニメの必殺技なんか口走るんじゃない!」
「そっちかい! いずみも落ち着けっ!」
思わず大介がツッコミを入れた。非常に珍しいことだった。
さくらがアニメおたくであることは、いずみと大介しか知らないからだ。
「…お、俺のアイデンティティが…」
湧は湧で自分の立場が揺らいだことにショックを受けていた。
ガクッ! と膝をついた湧は、”ソウルコンバーター”の周りを埋めているおびただしい塩の結晶に気付いた。
「あ! これは!」
二人もすぐに気付いた。
「これだけの塩の結晶…一体何人分なんだよ?」
「ここで何が行われていたのよ?」
三人はモンスターよりも、ここで行われていたであろう行為を想像し、戦慄した。
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