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第11章

11-02α世界

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 この3次元宇宙の構成物質のうち、我々人類が解明できたものは、たった5%ほどしかない。
 他に約27%を占める『ダークマター』と呼ばれる正体不明の物質があるが、全宇宙の約68%を占めるのは、物質であるのかすらも判明していないものが『ダークエネルギー』だ。
 ダークエネルギーと呼ばれてはいるが、それは物質の数を大幅に超える種類があるはずで、21世紀の3次元世界では残念ながら観測すらできていない仮説上の存在である。
 が、それは3次元世界での考え方であり、例えば超ひも理論では3次元世界は、9次元世界に浮かぶ膜のようなものと仮定し、残りの6次元分にその他のファクターが存在していると考えている。
 つまりダークエネルギーの多くはその高次元由来だということができる。
 いずみや湧、大介たちが駆使する験力もその一つだ。
 水無月家は1200年前からその身に内包しているアルファブラッドにより、その験力を駆使して様々な怪異と闘ってきた。
 験力の特性が有効なエネルギー体が相手なら討伐も可能だからである。
 そして宗主の経験から、導尊は験力とは相反するエネルギーであり、対抗させることにより、対消滅させられることが確認されている。
 宗主が語った水無月家の秘密はいずみの許容範囲を遙かに超えていたが、湧や大介、ルイーナが理解できていたようなので宗主も流一星も構わず全ての情報を開示した。

 もっとも重要な問題はもちろん“アルフ”のことだった。
 思念体とはいうものの、3次元世界ではエネルギー体という認識となる。
 端的に言えば“意志のあるエネルギー体”だ。
 宗主も最初にコンタクトされた時は精神的に崩壊しかけたほど、我々人類とは思考が全く異なっていた。
 人類にとっての善悪や他者という認識がないアルフは、宗主を単に思念の一部だと考えていたが、アルフが解明できない思考パターンに驚き(驚くという思考自体がアルフには初体験だった)、3次元のこの物質世界に多大な興味を持つ。
 次元を超越した全宇宙(便宜上“大数宇宙”と宗主が命名した)くまなく思考が広がっていた高次元思念体の一部だったアルフが、興味を示すこと自体が異常なことだったため、アルフとしての思考が大数宇宙から分離してしまった。
 それまで高次元思念体は何か問題が解決するたびに、余剰となった思念は消去される。
 しかし、強い意志でアルフは“個”としての思念体となった。
 そしてこの3次元世界にアクセスしやすい9次元世界にとどまり、宗主との交流を続けることとした。
 対して宗主はアルフから得られる情報を的確に吸収して、閉塞的未来を打開するために次元を超越する修行を模索した。
 “閉塞的未来の世界”とは現3次元世界とは異なる、いわゆるパラレルワールドだ。
 最初に宗主が存在した現代世界は、化石燃料が枯渇してエネルギーの殆どは原子力に頼っていた。
 火力発電所は都市から排出されるゴミの焼却でのみ稼働していたが、発電量は最盛期の5%まで下落。
 水力発電も度重なる天候災害により国内の半数以上が決壊してしまう。
 風力・潮力発電は殆ど役に立たない。都市の電力供給量は20世紀の12%ほどとなってしまった。
 もちろん交通インフラはほぼ壊滅状態だったのだ。
 宗主が一番最初に改善を始めたのがこのエネルギー問題だった。
 「あっ! それがソウルコンバーター?」
 やっと話の筋が見えてきたいずみが突然叫び出す。
 「そうじゃ。バイオエネルギーやメタンハイドレードなど新たなエネルギー原料は生産や採掘にも電力など既存のエネルギーが必要だ。新燃料のみで生産できるまでの絶対的なエネルギーが不足していた」
 「バイオエネルギーは確かに摘出するまで相当な電力が必要ですね。メタンハイドレードに至っては船が動かせなければ、採掘システムすら構築できない」
 大介が神妙に付け足した。つい兄貴分気質でいずみが解るようにフォローしてしまうのだ。
 「へえ。そういう… …? あれ? ソウルコンバーターって電気使わないの?」
 「「「「「「「え?」」」」」」」
 宗主や流までがフリーズする。
 「い、いずみ? ソウルコンバーターって怪異や怨霊などの負の属性を持ったエネルギー体を原料にしてるんだよ」
 「だから、電気を使って捕獲するんじゃないの?」
 そう、未だにいずみは本当のソウルコンバーターのシステムを理解していなかったのだ。
 「ソウルコンバーターは電力を作り出すけど、駆動には電力は一切使わないんだ。レバーをあげると制御弁が開いて霊場を作る。そこに怪異や怨霊が集まってくるんだよ」
 湧もいずみの疑問を予想して、答えを用意していたらしい。
 「そか。だから電力の乏しいもう一つの世界でもソウルコンバーターは動かせたんだね?」
 「いや。そうはならん」
 宗主が沈痛な声音で答える。
 「え? どして?」
 「あの世界ではソウルコンバーターは完成しなかった…、いや、存在してなかったのだ」
 宗主は悲痛な表情で湧に視線を向けた。
 「なかった? ソウルコンバーターが?」
 「そうじゃ。そもそも如月博士がおらなんだ」
 「あいつがいなかった? じゃあ俺は?」
 湧が驚きながら呟いた。
 「そうじゃな。もう全てを話すと約束したばかりじゃったな。すまんかった」
 宗主は神妙な表情で湧に頭を下げる。
 「そもそもわしが最初にアルフとコンタクトした世界は、今のこの世界とは全く異なっていた」
 そして一切の憂いを捨て、今真実を語り出した。

 その世界は正に世紀末だった。西暦1998年(α世界と仮称)、30年以上も高度経済成長を続けた日本は、排出される煤煙や汚水によって大気は汚れ、分厚い灰色の雲が空を覆っていた。
 河川はヘドロが流れ、水棲生物どころか水辺を歩く人々や動物の身体をも侵す。
 化石燃料は枯渇して久しく、電力は全て原子力発電に頼っていた。が、発電量は年々下降して最後の発電所も、とうとうこの年の7月に原子炉が停止してしまった。
 原因はメンテナンス資材および冷却水の不足だった。
 気温は温室効果により上昇の一途を辿り、熱中症などの疾病で世界的に死者が増加。
 世界人口は40億にまで減少していた。
 兼成はそんな世界に絶望し、精神的にも疲弊した。
 再起は絶望的だ。このまま人類は滅亡してしまうだろう。
 そんな時だった、アルフとのファーストコンタクトは。
 当初コミュニケーションそのものが厳しかったが、兼成は持ち前の問題解決能力によってアルフとの意思交換を可能にした。
 そして、最大の懸案であった将来についてアルフの助力を求めた。
 「助力? アルフに?」
 言葉では意思疎通ができないと思い込んでいたいずみは、話の途中で思わず口を出してしまった。
 瞬間いずみを睨みはしたものの、兼成はそのまま話を続けた。
 「何はともあれ、エネルギー源の確保が最大の問題だった。エネルギー、例えば電力でも蒸気でも水力でもよかった。とにかく力が必要だ。そこでアルフは高次元のエネルギーをこの世界に取り込むことを提案した」
 アルフが言う高次元エネルギーとは、この21世紀の3次元世界では未知なるもの、いわゆるダークエネルギーだ。
 そのためには、この3次元世界の理をも超えた手段が必要だと判明する。
 「そしてワシは次元超越の術を習得することとなったのじゃ」
 「次元超越? それってつまり…」
 「そうじゃ。いずみたちが行った6次元世界や亜空間ゲートを駆使する術じゃ」
 単に術と言っても、それは3次元世界の物質的制約を超えること。
 簡単に言えば物質的人間ではなくなる、つまりこの世界では死と同義なのだ。
 「おじいちゃんは死んでるってこと?」
 「厳密に言えばそういうことじゃ。じゃがこういうことは紀元前から度々行われていた」
 「?」
 「即身仏!」
 「大介のいう通りじゃよ。しかもエジプトでは紀元前からミイラが作られていたが、あれも同じことで死んだから身体を保存して蘇るのを期待しただけではなかった。次元を超えるために自ら肉体としての命を終わらせたらしい」
 ほとんどのミイラは王の死後、復活を願ってその身体をミイラ化して保管したとされる。
 しかし王一人を黄泉の世界に送るのは忍びないと、家臣などが進んでミイラ化したという話もある。
 それはまさにこの世界以外の世界の存在を信じていたからであろう。
 その発想を得た人物がいたはずである。
 その人物こそ多次元人だった可能性が高い。
 「アルフに協力してもらい次元の壁を超える術を修行したんじゃが、その時に普通の人間では絶対に克服できない幾つかの要因を知ることができた」
 「要因? ってことは私たちは元からそれを克服していた? ってまさかアルファブラッド?」
 「ほう。よくわかったな。その通りじゃ」
 「でもあれは大昔にアルフが人体実験して完成させたんじゃないの?」
 「いずみ。俺も不思議に思っていたんだけど。その話はみんなを納得させるための嘘だったんじゃないか?」
 湧がいずみの肩に手をかけながら宥めるように言う。
 「え? どういうこと?」
 「宗主。アルファブラッドは宗主が元いた世界で完成させたんじゃないですか?」
 兼成は優しく、そして嬉しそうに微笑んだ。
 「如月君の言う通りじゃ。α世界で開発し、ワシは…ワシの血液は全て交換して次元超越の能力を得た」
 「そういうことでしたか…」
 「どういうことよ?」
 訳がわからずいずみが口を尖らせて不満気に呟く。
 「宗主はその身体で1200年前に行き、水無月家を0から築いたんだよ」
 「そ、宗主。それでは…、宗主が本当の始祖ということですか?」
 さすがの大介も顔色が青ざめた。なにしろ大介が尊敬してやまない初代水無月兼成は現宗主その人だったからだ。
 「今まで騙すつもりはなかったが、荒唐無稽の話じゃて、信じてもらえるはずもない。逆に乱心と取られ信用そのものを失ってしまうからな。流と相談して初代宗主が水無月家にアルファブラッドの繋がりを構築したということにした」
 「え? 流さんもα世界の?」
 「そうじゃ。しかもアルファブラッドは流が完成させたと言っても過言ではない」
 「「「「「「え? ええっ!~~~~」」」」」」
 見事なユニゾンでフラッパーズ6人が悲鳴をあげた。
 「ははは、みんな息がぴったりだね。そこまですっきりと驚かれると嬉しいよ」
 その言葉通り、流は滅多に見せない本当に愉快そうな表情で笑った。しかし即座に真顔に戻り、
 「さて、ここまでの話でもう大方の状況は察したと思う。アルファブラッドや亜空間ゲート、そしてソウルコンバーターは本来この世界のために開発したものじゃない。が。」
 流は悔しそうに歯を食いしばり、一拍置いて続ける。
 「エネルギー開発の道は険しすぎた。最初は高度経済成長前の日本で化石燃料に変わるエネルギー源を模索した」
 当時の日本は増え続ける電力需要に応えて、各地に火力発電所が建設ラッシュであり、石炭・石油以外の原料は見向きもされていなかった。
 兼成と流は徐々に時代を遡り、江戸時代から安土桃山・鎌倉・平安、そして奈良時代へと突入していった。
 そして1200年前の奈良時代末期、長岡京へ遷都された直後に藤原種継が暗殺される。
 その暗殺は宝亀元(770)年に左遷された道鏡の怨念の仕業とされていた。
 時の桓武天皇は怪事件を重んじ、平安京に遷都する。
 しかし、その後も巷では道鏡の怨念が跋扈しているという噂が絶えなかった。
 兼成はそれを怪異の仕業だと睨んだ。
 その時代、人外は当然のようにその存在を信じられている。
 兼成は民衆の生活を不安から救うために護符を配布した。
 それが桓武天皇の耳に入り、朝廷より使者が訪れて天皇との謁見の命じられる。
 兼成が行ったのは文字に気を込めた魔除けなのだが、天皇はそれを政#まつりごと#に利用するための工夫を命じた。
 そして軍事将棋という形でまとめあげ、そのコマに使用した文字を水無月流文字として、今でいう特許のような権利を与えられた。
 朝廷からは表向きの軍師として水無月宗家の名を授かり、同時に裏の組織を結成することを約束させられた。
 それが名もなき実行部隊“水無月家”の始まりであり、最高機密として朝廷の中でも一部の者しか存在を伝授されないこととなった。
 それはこの21世紀の日本に於いても、宮内庁という特殊機関によって守られているのだ。
 「それで私たちは宮内庁と仲良しなのね」
 いずみはやっと理解できたとばかりに喜ぶ。今まで自分たちは異端なのだと思っていたのだ。
 …、異端には違いないのだが…。
 「じゃが、道鏡の怨霊は導尊として分裂・独立し、道鏡とは無関係に都を荒らし回ったのじゃ」
 「え? どうして? 導尊は道鏡とは関係なくなったってこと?」
 「うむ。当時の平安京は怨霊・生霊・妖怪の類がはびこっていたので、それらの人外を喰らうことで導尊は力をつけたようじゃ」
 「うげ。今の東京でも確かに人外は多いけど、…?…え? もしかするとあのクリーチャーって?」
 いずみはしつこく襲ってきた怪異を思い出した。
 「そのようじゃな。あれの黒幕は導尊じゃろう。だからフラッパーズが必要なのじゃ」
 兼成は申し訳なさそうな表情で6人を見回して言った。
    <続く>
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