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第12章
12-05三位一体
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“シュツ!”
空気を切り裂く音とともに、3人が立っている場所に巨大な刃でできたサソリの前足が突き出される。
3人は3方に避けて攻撃を避ける。
「ほう。口だけじゃなくてちゃんと避けられるんだな」
泉が笑いながらいずみに叫ぶ。
「あったり前でしょ。これでも除霊師なんだからっ!」
「ぃゃぃゃ、普通の除霊師にはできませんって(笑)」
坂戸も笑う。
「なら、自分の身は自分で守れるなっ!」
というなり、さらに横に飛ぶ。
直後坂戸がいた場所に大穴が開いた。
「このやろう。尻尾の破壊力は半端ないな」
泉が回り込みながら指弾を連射するが、サソリの尻尾は苦もなく弾く。
「えいっ!」
いずみも指弾を発射。
しかし…、
「何をやってるんだ? ふざけてるのか?」
泉が冷え切った眼差しでいずみに告げる。
それもそのはず。
「何でよっ! なんで効かないのっ?」
いずみの指弾は全く威力がない。
元の世界では大抵の怪異は最初の一発で霧散していたのだ。
クリーンヒットとならずとも、直後にパンチを叩き込めば始末できたのだ。
「? それって、指弾は大して威力がなかったんじゃねぇかぁ~!」
右に左にサソリの攻撃を躱しながら、泉がいずみに近づいてきて…、
怒鳴りつけた。
「もういいから下がってろっ! この役立たずがっ!」
作戦通りにいかないばかりか、予想外の怪物に対峙されて泉も焦り気味だった。
そこにお邪魔虫が飛び込んできたから、たやすく沸点を超えてしまったらしい。
「泉! 落ち着いてくださいっ! いずみさんがこの場に来たということは、彼女こそが例の… っ!」
坂戸にサソリが放った岩塊が迫ってくる。
「坂戸っ!」
泉が叫ぶより早く、いずみが岩塊を蹴散らす。
「何? いつの間にっ!」
呆気にとられる泉には構わず、いずみは目にも留まらぬ速さで、泉の仲間を襲う岩塊を全て蹴散らした。
いずみの動きは薄暗い夜の二条城裏手では、並みの視力では追い切れない。
「な、なんなんだアレは…」
泉は戸惑いながらも仲間に指示を出す。
が、サソリに対処する術はない。
サソリは縦横無尽に暴れまわり、近隣の道路や家屋、樹木が破壊されてゆく。
足場の確保もままならない状態の中を、しかしいずみは鬼神の如く駆け抜ける。
指弾こそ効かないものの、いずみのパンチ、キックは確かにサソリにダメージを与えているようだ。
「泉。いずみさんのアレは…」
「さあな。俺にも理解できん。だが、凄まじい験力の発動を感じる」
「そうですね。私たちとは力の発現方法が違っているのかも知れません」
《何こそこそ話してんのよっ! このアホサソリ倒すんじゃないの?》
「おわっ!」
「え?」
泉と坂戸は戦闘中の破砕音の中、いきなり頭の中で怒鳴りつけたいずみの声に度肝を抜かれた。
「何だ?」
「いずみさんですか?」
パニクってる泉より、坂戸の方が順応性が高いらしく、頭の中に響いた声がいずみだと気付いた。
《あったりまえでしょ? ボォ~としてないで攻撃を続けてよっ! 私一人じゃ捌ききれないんだから》
「ほう。何だか分かりませんがこれは精神通話というものでしょう」
「精神通話?」
泉は未だに理解できないらしい。
《念話を知らないの? あんたたちの考えてることはちゃんと聞こえてるわよ?》
「念話…なるほど、験力で遠距離の会話を可能にしてるようです」
「そんな便利なことができるのか? って、実際に会話してるか…」
泉《せん》は不本意ながらも実際に会話できてることを認めた。
《このサソリ、刃の部分は丈夫だけど関節の部分は意外と脆いみたいよ。そこに指弾を集中して攻撃してくれる?》
『何を偉そうに…』
《あんですって? だったら他の部分でもいいからさっさと撃退しなさいよっ!》
『あ。聞こえてるのか?』
「泉、ここはいずみさんの言う通りにした方が良さそうです」
「ああ、分かったよっ!」
そう言うなり、泉は九字を切り始めて空間に縦横に切れ目を入れた。
『おいっ! 合図するからサソリから離れろよっ!』
《わかった》
いずみの声は鮮明に返ってきた。
原理は未だに分からないが、泉は頭の中で“今だっ!”と叫び、特大の験力ボールを打ち出した。
同時に坂戸が指弾の乱れ打ちを開始する。
泉の験力ボールはサソリの頭部らしきハサミの付け根の真ん中に命中。
坂戸の指弾が闇雲に振り回すハサミの関節部を砕く。
《私が仕留めるわっ!》
いずみの念話が聞こえるとほぼ同時に、高高度からサソリに向けて流星の如く飛び込むいずみが見えた。
「なっ! あのバカ、ツッコミやがった」
「まさか、いずみさんのあの身体能力って…」
何かに気付いた坂戸を振り向く泉。
「? なんだ?」
「常人の身体能力を遥かに凌駕しています。私たちの世界でもあそこまでの能力を得た者はいません。だとすれば…」
「さっきから何ブツブツ言ってるんだ? おい坂戸っ!」
坂戸は青ざめた顔で泉を見つめる。
「いずみさんは“普通の”人間ではありません」
「は? 確かにあの怪力は化け物じみてるが、それを言ったら俺たちだって“普通の”人間じゃないよな」
泉は困ったような表情で返すが、坂戸はそれどころではない様子だ。
<ガガガガガガガガガガガガガガガッー!>
その時、刃でできたサソリは倒壊するように崩れ堕ちた。
「あ。…倒したのか? あれを!」
土煙が立ち込め、夜闇の中では全く状況が掴めないものの、気配であのサソリが行動を停止したことは分かった。
「どうやらやってくれたらしい。でも本番はこれからだ」
泉が険しい表情で闇を睨む。
「ところで坂戸が言っていた、アレが人間じゃないってどういうことだ?」
「屋敷に軟禁してから、ずっと何か違和感があったのです」
坂戸は思い起こすように呟く。
「部屋の壁を破壊して脱出しようとしたり、元の世界では殴る蹴るで怪異を消霊させてたとか。験力使いにしては“雑”過ぎませんか?」
「まあ、確かに。でも考えてみれば、剣や銃でも験力を纏わせて威力を上げるなら、それが拳や脚でも同じじゃないか?」
泉は今思いついたように口にした。
「同じじゃないです。私が思うにいずみさんの験力は幽体を媒体にしてるんじゃないかと考えます」
「? どういうことだ? そもそも験力の発現には幽体も深く関わってるだろ?」
「幽体とは思念である霊体と物質である肉体を結ぶもの。三位一体とはこの3つが一体となって人間が形成されていることを指します」
「ああ、そうだな。だからどれか一つだけ突出していてはバランスが悪くなり、最悪は分離…いわゆる死んでしまう」
「そのアンバランスの極みが今のいずみさんです。彼女は気分で身体が強化されたり、減衰したりするようです」
坂戸は鬼気迫る表情で訴える。
「何が言いたいんだ? 彼女だってそのくらい解ってるんじゃないか?」
「いますぐいずみさんを戦力から外しましょう。このままじゃ彼女はいつ死んでもおかしくない」
「意味が分からん。どうしたんだ坂戸」
相棒の様子が異常すぎて、泉も困惑する。
「彼女は精神力で幽体を身体の表面を保護させて、験力のパワーで対象物に打撃を加えます。しかしそれは精神力が尽きれば無防備な、ただの人間に戻ってしまうんです」
「! ということは気を抜いた瞬間に!」
泉はまだ土煙が舞う敵のアジトたる敷地の中に突っ込んで行く。
絶え間なく刃物が擦れて崩れゆくサソリの残骸の方から、近づいてくる人影が見えた。
「やったわね。これであとはラスボスだけ? かな?」
いずみが念話ではなく声で泉に話しかける。
まだ泉の姿など見えるはずもないのに。
「やばい! 精神力が落ちてる!」
泉は焦る気持ちを抑えて靄をかき分ける。
いずみの顔がうっすらと見えた。
「馬鹿野郎っ! 一人で突っ込むなと言っただろ!」
「アイアイ、わかりました。ごめんなさい」
いずみが疲れた表情で笑いながら応える。
泉がホッとして、いずみに手を差し伸べる。
「何よ。子供じゃないんだから、だ!」
<シュツッ!>
「…? え? …」
「! っ!」
いずみの腹部からサソリの残骸の刃が一本、突き出ていた。
<続く>
空気を切り裂く音とともに、3人が立っている場所に巨大な刃でできたサソリの前足が突き出される。
3人は3方に避けて攻撃を避ける。
「ほう。口だけじゃなくてちゃんと避けられるんだな」
泉が笑いながらいずみに叫ぶ。
「あったり前でしょ。これでも除霊師なんだからっ!」
「ぃゃぃゃ、普通の除霊師にはできませんって(笑)」
坂戸も笑う。
「なら、自分の身は自分で守れるなっ!」
というなり、さらに横に飛ぶ。
直後坂戸がいた場所に大穴が開いた。
「このやろう。尻尾の破壊力は半端ないな」
泉が回り込みながら指弾を連射するが、サソリの尻尾は苦もなく弾く。
「えいっ!」
いずみも指弾を発射。
しかし…、
「何をやってるんだ? ふざけてるのか?」
泉が冷え切った眼差しでいずみに告げる。
それもそのはず。
「何でよっ! なんで効かないのっ?」
いずみの指弾は全く威力がない。
元の世界では大抵の怪異は最初の一発で霧散していたのだ。
クリーンヒットとならずとも、直後にパンチを叩き込めば始末できたのだ。
「? それって、指弾は大して威力がなかったんじゃねぇかぁ~!」
右に左にサソリの攻撃を躱しながら、泉がいずみに近づいてきて…、
怒鳴りつけた。
「もういいから下がってろっ! この役立たずがっ!」
作戦通りにいかないばかりか、予想外の怪物に対峙されて泉も焦り気味だった。
そこにお邪魔虫が飛び込んできたから、たやすく沸点を超えてしまったらしい。
「泉! 落ち着いてくださいっ! いずみさんがこの場に来たということは、彼女こそが例の… っ!」
坂戸にサソリが放った岩塊が迫ってくる。
「坂戸っ!」
泉が叫ぶより早く、いずみが岩塊を蹴散らす。
「何? いつの間にっ!」
呆気にとられる泉には構わず、いずみは目にも留まらぬ速さで、泉の仲間を襲う岩塊を全て蹴散らした。
いずみの動きは薄暗い夜の二条城裏手では、並みの視力では追い切れない。
「な、なんなんだアレは…」
泉は戸惑いながらも仲間に指示を出す。
が、サソリに対処する術はない。
サソリは縦横無尽に暴れまわり、近隣の道路や家屋、樹木が破壊されてゆく。
足場の確保もままならない状態の中を、しかしいずみは鬼神の如く駆け抜ける。
指弾こそ効かないものの、いずみのパンチ、キックは確かにサソリにダメージを与えているようだ。
「泉。いずみさんのアレは…」
「さあな。俺にも理解できん。だが、凄まじい験力の発動を感じる」
「そうですね。私たちとは力の発現方法が違っているのかも知れません」
《何こそこそ話してんのよっ! このアホサソリ倒すんじゃないの?》
「おわっ!」
「え?」
泉と坂戸は戦闘中の破砕音の中、いきなり頭の中で怒鳴りつけたいずみの声に度肝を抜かれた。
「何だ?」
「いずみさんですか?」
パニクってる泉より、坂戸の方が順応性が高いらしく、頭の中に響いた声がいずみだと気付いた。
《あったりまえでしょ? ボォ~としてないで攻撃を続けてよっ! 私一人じゃ捌ききれないんだから》
「ほう。何だか分かりませんがこれは精神通話というものでしょう」
「精神通話?」
泉は未だに理解できないらしい。
《念話を知らないの? あんたたちの考えてることはちゃんと聞こえてるわよ?》
「念話…なるほど、験力で遠距離の会話を可能にしてるようです」
「そんな便利なことができるのか? って、実際に会話してるか…」
泉《せん》は不本意ながらも実際に会話できてることを認めた。
《このサソリ、刃の部分は丈夫だけど関節の部分は意外と脆いみたいよ。そこに指弾を集中して攻撃してくれる?》
『何を偉そうに…』
《あんですって? だったら他の部分でもいいからさっさと撃退しなさいよっ!》
『あ。聞こえてるのか?』
「泉、ここはいずみさんの言う通りにした方が良さそうです」
「ああ、分かったよっ!」
そう言うなり、泉は九字を切り始めて空間に縦横に切れ目を入れた。
『おいっ! 合図するからサソリから離れろよっ!』
《わかった》
いずみの声は鮮明に返ってきた。
原理は未だに分からないが、泉は頭の中で“今だっ!”と叫び、特大の験力ボールを打ち出した。
同時に坂戸が指弾の乱れ打ちを開始する。
泉の験力ボールはサソリの頭部らしきハサミの付け根の真ん中に命中。
坂戸の指弾が闇雲に振り回すハサミの関節部を砕く。
《私が仕留めるわっ!》
いずみの念話が聞こえるとほぼ同時に、高高度からサソリに向けて流星の如く飛び込むいずみが見えた。
「なっ! あのバカ、ツッコミやがった」
「まさか、いずみさんのあの身体能力って…」
何かに気付いた坂戸を振り向く泉。
「? なんだ?」
「常人の身体能力を遥かに凌駕しています。私たちの世界でもあそこまでの能力を得た者はいません。だとすれば…」
「さっきから何ブツブツ言ってるんだ? おい坂戸っ!」
坂戸は青ざめた顔で泉を見つめる。
「いずみさんは“普通の”人間ではありません」
「は? 確かにあの怪力は化け物じみてるが、それを言ったら俺たちだって“普通の”人間じゃないよな」
泉は困ったような表情で返すが、坂戸はそれどころではない様子だ。
<ガガガガガガガガガガガガガガガッー!>
その時、刃でできたサソリは倒壊するように崩れ堕ちた。
「あ。…倒したのか? あれを!」
土煙が立ち込め、夜闇の中では全く状況が掴めないものの、気配であのサソリが行動を停止したことは分かった。
「どうやらやってくれたらしい。でも本番はこれからだ」
泉が険しい表情で闇を睨む。
「ところで坂戸が言っていた、アレが人間じゃないってどういうことだ?」
「屋敷に軟禁してから、ずっと何か違和感があったのです」
坂戸は思い起こすように呟く。
「部屋の壁を破壊して脱出しようとしたり、元の世界では殴る蹴るで怪異を消霊させてたとか。験力使いにしては“雑”過ぎませんか?」
「まあ、確かに。でも考えてみれば、剣や銃でも験力を纏わせて威力を上げるなら、それが拳や脚でも同じじゃないか?」
泉は今思いついたように口にした。
「同じじゃないです。私が思うにいずみさんの験力は幽体を媒体にしてるんじゃないかと考えます」
「? どういうことだ? そもそも験力の発現には幽体も深く関わってるだろ?」
「幽体とは思念である霊体と物質である肉体を結ぶもの。三位一体とはこの3つが一体となって人間が形成されていることを指します」
「ああ、そうだな。だからどれか一つだけ突出していてはバランスが悪くなり、最悪は分離…いわゆる死んでしまう」
「そのアンバランスの極みが今のいずみさんです。彼女は気分で身体が強化されたり、減衰したりするようです」
坂戸は鬼気迫る表情で訴える。
「何が言いたいんだ? 彼女だってそのくらい解ってるんじゃないか?」
「いますぐいずみさんを戦力から外しましょう。このままじゃ彼女はいつ死んでもおかしくない」
「意味が分からん。どうしたんだ坂戸」
相棒の様子が異常すぎて、泉も困惑する。
「彼女は精神力で幽体を身体の表面を保護させて、験力のパワーで対象物に打撃を加えます。しかしそれは精神力が尽きれば無防備な、ただの人間に戻ってしまうんです」
「! ということは気を抜いた瞬間に!」
泉はまだ土煙が舞う敵のアジトたる敷地の中に突っ込んで行く。
絶え間なく刃物が擦れて崩れゆくサソリの残骸の方から、近づいてくる人影が見えた。
「やったわね。これであとはラスボスだけ? かな?」
いずみが念話ではなく声で泉に話しかける。
まだ泉の姿など見えるはずもないのに。
「やばい! 精神力が落ちてる!」
泉は焦る気持ちを抑えて靄をかき分ける。
いずみの顔がうっすらと見えた。
「馬鹿野郎っ! 一人で突っ込むなと言っただろ!」
「アイアイ、わかりました。ごめんなさい」
いずみが疲れた表情で笑いながら応える。
泉がホッとして、いずみに手を差し伸べる。
「何よ。子供じゃないんだから、だ!」
<シュツッ!>
「…? え? …」
「! っ!」
いずみの腹部からサソリの残骸の刃が一本、突き出ていた。
<続く>
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