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第二章 アメリカ・本土
第23話 初めて家に招かれる
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”Hello, I'm a Japanese Tourist.”
"Hello."
握手の後すぐに、訊いてみる。
"Excuse me, I may lose my Way. I want to go to Conner Prairie. How can I go there?"
この明朗な紳士は私の向かっていた方向を指さし、それから左の方向へ指を回しながら、何か説明してくれた。しかし悲しいかな、彼の英語はあまり理解できなかった。ただその後、『かなり遠いので私が車で送ってあげる』旨話してくれたのは解った。
"Oh, You are kind. Thank You so much. But, I can go myself."
"Don't worry. I've been in Japan. Many Japanese were kind to me. I'll pay back."
(この時の実際の英会話は憶えていません。しかし内容的にはこんな感じだったと思います。私はこの時初めて、"pay back" という言葉を聞きました。『払い返す』という事は『お返しをする』という意味か、と理解できました)
紳士は、今出会ったばかりの私を部屋に招いてくれました。
基本、厚かましい、いやいや、無遠慮な…お断りするのが苦手な(ウン、これがいい)私は、『これこそ我が旅』と遠慮なくご厚意を受ける事にしました。
紳士はお名前をビル(たぶん、BILL)と言い、奥様に娘6人、息子2人の10人家族だそうで、今みんなは教会に行ってるそうである。
(何故ビルさんは教会に行かなかったのか、訊くべきであった。英語力不足で会話に余裕が無かったと言うより、今お会いしたばかりの人に部屋に招かれて少々緊張していたのであろう。今なら、躊躇なく訊けるのに)
日本には3度訪れた事があるそうで、その折日本人に随分お世話になったそうである。ビルさんに親切にしてくれた日本人に私も感謝しなければいけない。
(日本に行ったのは、ビジネスなのか、プライヴェートなのかすら、訊いていない。いつ頃の事なのか、どれぐらいの期間なのか、日本のどこなのかも聞いていない。何と言う恩知らずだ)
紅茶をいただきながら会話を交わしていたら、大家族の皆さんが帰ってきました。小学生から大学生までかな⁉ みんなで改めて、歓迎して頂きました。
(ところが、この時の会話も全然記憶していません。ビルさん、奥様と会話を交わした記憶が薄っすらとあるだけです)
ビルさんに車で送って頂く時、ミニチュアのオールドファッションのチーズポットとご家族全員の集合写真まで頂きました。何から何までのご親切に只々、ワンパターンのお礼を言うだけでした。
車には、Eileen (アイリーン)という小さな(と言っても、私より背は高そう) 女の子も同乗してきました。
途中、広々とした畑地を通過する時、Bill さんはこの土地は自分の土地ですと言っていました。きっと、かなりの大地主に違いない。
コナープレイリーに到着した後も、従業員の女性に私の事を話して、帰り方を教えてやってくれるよう頼んでくれていた。最後まで、親切な Bill さんだった。
"Hello."
握手の後すぐに、訊いてみる。
"Excuse me, I may lose my Way. I want to go to Conner Prairie. How can I go there?"
この明朗な紳士は私の向かっていた方向を指さし、それから左の方向へ指を回しながら、何か説明してくれた。しかし悲しいかな、彼の英語はあまり理解できなかった。ただその後、『かなり遠いので私が車で送ってあげる』旨話してくれたのは解った。
"Oh, You are kind. Thank You so much. But, I can go myself."
"Don't worry. I've been in Japan. Many Japanese were kind to me. I'll pay back."
(この時の実際の英会話は憶えていません。しかし内容的にはこんな感じだったと思います。私はこの時初めて、"pay back" という言葉を聞きました。『払い返す』という事は『お返しをする』という意味か、と理解できました)
紳士は、今出会ったばかりの私を部屋に招いてくれました。
基本、厚かましい、いやいや、無遠慮な…お断りするのが苦手な(ウン、これがいい)私は、『これこそ我が旅』と遠慮なくご厚意を受ける事にしました。
紳士はお名前をビル(たぶん、BILL)と言い、奥様に娘6人、息子2人の10人家族だそうで、今みんなは教会に行ってるそうである。
(何故ビルさんは教会に行かなかったのか、訊くべきであった。英語力不足で会話に余裕が無かったと言うより、今お会いしたばかりの人に部屋に招かれて少々緊張していたのであろう。今なら、躊躇なく訊けるのに)
日本には3度訪れた事があるそうで、その折日本人に随分お世話になったそうである。ビルさんに親切にしてくれた日本人に私も感謝しなければいけない。
(日本に行ったのは、ビジネスなのか、プライヴェートなのかすら、訊いていない。いつ頃の事なのか、どれぐらいの期間なのか、日本のどこなのかも聞いていない。何と言う恩知らずだ)
紅茶をいただきながら会話を交わしていたら、大家族の皆さんが帰ってきました。小学生から大学生までかな⁉ みんなで改めて、歓迎して頂きました。
(ところが、この時の会話も全然記憶していません。ビルさん、奥様と会話を交わした記憶が薄っすらとあるだけです)
ビルさんに車で送って頂く時、ミニチュアのオールドファッションのチーズポットとご家族全員の集合写真まで頂きました。何から何までのご親切に只々、ワンパターンのお礼を言うだけでした。
車には、Eileen (アイリーン)という小さな(と言っても、私より背は高そう) 女の子も同乗してきました。
途中、広々とした畑地を通過する時、Bill さんはこの土地は自分の土地ですと言っていました。きっと、かなりの大地主に違いない。
コナープレイリーに到着した後も、従業員の女性に私の事を話して、帰り方を教えてやってくれるよう頼んでくれていた。最後まで、親切な Bill さんだった。
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