恋してしまった、それだけのこと

雄樹

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第六章【未来15歳/沙織27歳】

第67話 私の未来【未来15歳/沙織27歳】

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 私は大きく息を吐くと、自分の部屋を見渡した。
 綺麗に片付いている…と、思う。見られて困るものも、たぶん、ない。
 私の住んでいる部屋はマンションの7階で、今はもう夕方をすぎて夜に差し掛かってきているところだった。

(もうすぐ、未来が、来る)

 緊張している自分がいるのが分かった。かたちとしては、姪っ子が叔母の家に遊びに来る、というだけなのだが、実際のところは違う。

(どんな顔して会えばいいんだろう…)

 ドキドキしている自分がいるのが分かる。27歳の女が、15歳の女の子を待ちながらそわそわしているなんて、はたから見れば滑稽な姿なのかもしれない。けれど、湧き上がってくるこの感情を抑えることなんて出来なかった。

(…一応、シャワーも浴びたし…)

 仕事から帰って一番最初にしたことは、シャワーを浴びることだった。そしていつもより長く、念入りに身体を洗った。
 気にすることはないかもしれないけど、それでも、少しでも綺麗な身体で未来を待ちたかった。

 時計を見る。
 針はもう19時を超えていた。

(もうそろそろ、ね…)

 そう思った時、チャイムが鳴った。
 心臓が飛び出るかと思った。
 私は大きく息をすって、大きく息をはく。

 玄関に向かい、おそるおそる、扉を開ける。

「こんばんは、沙織さんっ」

 光が、あった。
 未来が立っていた。
 制服姿のままで、背中に大きな鞄を背負っている。

(着替え、入っているのかな)

 と思った。
 いつも学校で見ているはずのその姿が、自分の部屋で見ると思うと、とたんに別の意味に思えてくる。日常が非日常へと変わっていくのが分かる。

「いらっしゃい、未来」

 つとめて平静を装うと、私は笑って未来を中に引き入れた。
 扉が閉まり、外の世界と隔絶されて、私と未来の二人だけになる。
 しっかりしないと。流されては駄目。落ち着いて、大人の反応をしなければ。

「…未来」
「あの、沙織さん」

 私が声をかけようとすると、それを遮るように、未来が口を開いた。

「今の沙織さんは…先生ですか?それとも…私の…彼女ですか?」

 まっすぐに私を見つめてくる。未来の瞳の中に、私が映っているのがみえる。この子は目を逸らさない。いつも最短距離で、私の心をとらえて離さない。

 さっきまでの硬い決意は露と消え、溶かされた私は、我慢できずに未来に抱きついた。未来の匂いがする。外の匂い。女子高生の匂い。私の匂いはどんなのだろう?変じゃ…ないよね。

「…恋人、よ」

 先生ではなく、彼女でもなく。
 私は「恋人」と答えた。
 抱きしめる力が強くなる。私の答えを聞いた未来は、私の背中に手を回してきた。

「…嬉しいですっ」

 そして、ぎゅっと抱きしめてくる。
 未来の身体が私に密着する。未来の身体の形が伝わってくる。ということは、逆に私の形も未来に伝わっているということで…私は少し、恥ずかしくなってしまった。

「…沙織さん、いい匂いがする」
「そ、そうかしら…」

 何回も身体洗ったからね、とは言わない。ただ、洗ってよかったな、と思った。
 しばらく抱きしめあった後、名残惜しいけど、身体を離す。
 未来の暖かさが離れていくのが、少し寂しい。
 未来はとろんとした顔つきで私を見つめている。

(キス、してほしいのかな)

 と思った。私だって、キスしたい。
 未来の唇に触れたい。味を知りたい。私のものにしたい。

(…我慢)

 なんとか、自分を取り戻す。
 出会ったばかりでキスなんてしてしまったら、もう長い夜を耐えることなんでできないと思う。もうほとんど決壊はしていたけど、それでも私は最後に残る理性と言う名のダムを自ら放棄することは出来なかった。

「今日はお父さん、遅くなるのよね」
「…はい。なんか保育園に用事があるとかで…」

 少し名残おしそうに私と離れながら、未来が答える。
 名残惜しいのは、むしろ私の方が強かったかもしれない。未来が靴を整えながら脱いでいるのをじっと見つめる。

「明日も休みですし、なら、沙織さんのところに泊ってもいい?ってお父さんに聞いたら、いいよ、いってらっしゃい、って言ってくれたんです」

 親戚の叔母のところに娘を送り出しただけだと思っているんだろうな。まさかその叔母と娘が付き合っているだなんて、夢にも思っていないだろうな。

「なんかお父さんに嘘ついたみたいで、ドキドキしますね」

 私と同じようなことを考えていたのだろう、未来はそう言うと、悪戯っ子っぽく笑った。子供の笑い顔なのかもしれないけど、私にとっては、それは妖艶な大人の笑みのようにも感じられた。

「悪い子ね」
「えー。私、いい子ですよ」

 そう言いながら、私についてくる。
 私をたぶらかす、リリスのような悪い子が。

「夕食の準備しておくから、その間、お風呂にはいっていて」
「…一緒に入ります?」
「ば、馬鹿なこと言わないのっ」

 一瞬心が揺れてしまったことは否定しない。未来が8歳の頃はよく一緒にお風呂に入っていたものだけど、もしも今、この年齢で一緒に入ったとしたら…平静でいられる自信は、私にはない。

「ゆっくり温まってきて。待ってるからね」
「はーい!」

 私にウィンクをして、そのままお風呂へと向かう未来の後ろ姿を見る。私は椅子に座って、ようやく少し落ち着いた。
 今日の未来は、いつもより少し…積極的な気がする。私、いろいろ押されている気がする。私の方が12歳も年上なはずなのに、これじゃまるで、私の方が年下みたいだ…

(あ)

 そうだ。私、シャワーを浴びてから、下着、そのまま脱衣所に置いたままだった…

(未来に、私の下着、見られたかも…)

 別になんていうことはないかもしれないけど、その事実に、なぜかドキドキしてしまった。直接裸を見られるよりも、脱ぎ捨てた下着を見られる方が恥ずかしいかもしれない…

(未来、気づいていない、よね)

 そう思いながら、耳をすます。
 未来がシャワーを浴びるお湯の音が、お風呂場から聞こえてくる。

(今、未来の身体の上を)

 お湯が流れているんだ、と思うだけで、なぜかもう、私はたまらなくなってしまっていた。
 駄目教師。
 駄目大人。
 駄目人間。

 そんな4文字が、今の私にはぴったりだった。


■■■■■

 
 未来がお風呂からあがり、着替えて出てきた。
 可愛い。
 未来の身体から、私と同じ匂いがする。

「えへへ。沙織さんのシャンプー、使っちゃいました」

 濡れた髪でそう笑う。

「…こっちに来て。髪、乾かしてあげるから」

 平静を装ってはみたけど、顔を真っ赤にしていたから、たぶん私が想っていることなんてバレバレだったろう。
 お風呂あがりの未来を座らせて、その後ろに立つ。
 私は未来に気づかれないようにそのうなじをじっと見つめて、未来の匂いに包まれる。
 幸せを感じながら未来の髪をドライヤーで乾かす。

「まるで新婚さんみたいですね」
「…馬鹿なこと言わないの」

 可愛い。


 髪を乾かした後、一緒に食事をとる。
 2人で他愛もない話をして、楽しい時間を過ごす。
 何でもないこの一時が、何にも比べようがないほど幸せなんだと思う。

 食事が終わって、食器を洗おうとしたら、「私も一緒にやります」と言って、未来がついてきたので、2人で並んで食器を洗った。

 可愛い。
 楽しい。
 幸せ。

 教師としての私、どこにいった?
 大人の私、流れて消えていない?

 片づけを終えて、私はソファーに座る。当たり前のように、未来も隣に座ってきた。未来が身体を私に預けてきたので、私も未来の頭をそっと抱き寄せる。

 心臓の音が重なって、時がゆっくりと流れていくのを感じる。

「…沙織さんの引っ越しを手伝ったのって、ちょうど一年前くらいでしたよね」
「そうね…もうずいぶん昔のことだったように感じるわ」
「あの頃は、沙織さんとこんな関係になれるなんて思っていなかったです」
「…こんな関係って、どんな関係?」

 分かっていながら、からかうように聞いてみる。
 未来の口から、答えを聞きたかったからだ。

「…恋人、です」

 恥ずかしそうに答える未来。愛おしくて、そのままぎゅっと抱きしめてしまう。

「沙織さん、私、いま、幸せです」
「…私も」

 そう言って、もう、駄目、我慢できない、私、このまま流れで…キス、しちゃいそう…
 と思った時。

 コトっと、音がした気がした。
 未来の視線が、私の方ではなく、部屋の奥へと吸い込まれていった。
 私の机を見つめる。
 そこには。

 姉さんの写真が、置いてあった。


■■■■■

 未来は立ち上がって、私から離れると、ゆっくりと机へと向かった。
 私はただ、その後姿をじっと眺めていた。

「…お母さん」

 未来はそういって、写真を手に取った。

 未来のお母さん。
 私の姉さん。
 星野陽子。

 5年前、未来の妹の紬希ちゃんを産んで、その時に亡くなってしまった。

 私の初恋の人。
 私がずっと、好きだった人。
 私が最後まで、手に入れることができなかった人。

「…沙織さん」

 未来が、ふりむく。
 先ほどまで幸せに包まれていたはずだった表情は消え失せて、今は何ともいえない、物悲しい表情へと変わっていた。
 死んだ母親を思い返した…だけではないということが、分かる。伝わる。

 今まで気づいていて、それでもあえて目を逸らしていた現実を、事実を、未来は今、受け止めているのだろう。

(それ以上は)

 言っちゃ、駄目。
 思う。でも、口には出さない。出せない。
 今まで見ないようにしていたけど、いつまでも見ないわけにはいかない。
 逃げるわけにはいかない。

「沙織さん、は」

 その先は言わないで。
 言わないで。言わないで。言わないで。
 黙っていても、伝わっていたでしょう?知っていたでしょう?あいまいなまま、そのまま意識の脇においていれば…見ないふりをしていれば。

 そんなこと。
 このまっすぐな子が、できるわけないのに。
 そんな子だと、私は知っているのに。

「沙織さんは、私のお母さんのこと…好き、だったんですよね」

 あの日。
 姉さんのお墓参りに行った時、未来から同じ質問を受けた。
 あの時は、

(沙織さん…お母さんのこと…好きだった…?)

 と聞かれ、私は、

(…うん。好き…だった)

 と答えた。

 でも今は。
 あれから5年たった今は。
 言葉は似ていても、その意味する答えは違ってきている。

 まっすぐ私を見つめてくる未来を見て、私も、まっすぐに、応えた。

「うん。私、姉さんのこと…」

 息を飲んで、伝える。

「好きだったわ」
「姉妹として?」
「…違う」

 もう逃げれない。
 もう、逃げるつもりはない。

「女として。私は、女として、姉さんのことが、好きだった」
「…お母さん、お父さんと結婚していたのに?」
「私が姉さんを好きになったのはね、姉さんが旦那さんと出会う、ずっとずっと前からなのよ」

 沈黙。
 長い長い、沈黙。

 未来は、姉さんの写真を手にとると、しばらくその写真を見つめて、そして、ゆっくりと私に向かって写真を向けた。

「…私、写真の中の母さんに…似てる?」

 息を飲む。
 まじまじと、見つめる。
 姉さんが亡くなった時、未来は10歳だった。
 あの頃は気にしていなかったけど、5年たち、写真の中の姉さんは年をとらないのに、未来は15歳になっていて、そしてその顔立ちは…

 面影が、残っている。

 姉さんの写真が震えていた。
 ううん。
 正確には、姉さんの写真を手に持った未来が震えていた。
 未来は泣いていた。

「…私が…お母さんの…娘じゃなかったら…」

 お母さんに、似ていなかったら。

「沙織さん…私のこと…好きになってくれなかったかもしれない…」

 私は立ち上がる。
 立ち上がって、近寄って、未来を姉さんの写真ごと抱きしめた。

「そんなこと…」

 ない、と言えばいいのだろうか。
 言わないで、と言えばいいのだろうか。
 言葉の続きが出てこない。
 私はそのまま黙って未来を抱きしめた。

 未来の震えが伝わってくる。泣かせてしまった。一番大事な恋人を、一番守らなければならない人を、私は泣かせてしまった。

 もう外は夜の帳が降りていて。
 窓ガラスはまるで鏡のように、私たち2人を映していた。

 私は、どうすればこの子が傷つかないだろうか、どう伝えれば傷つけずにすむだろうか、と頭の中をぐるぐると巡らせて、そして。

(もしここで嘘をついたら)
(そんな私を)
(この子は許してくれないだろう)

 と思った。
 私はもうどうしようもないくらい、この子に惹かれている。
 この子には数えきれないくらいの美点がある。
 でも、その中でも、特に私が好きで、一番輝いている美点は。
 この子はけっして、自分を偽らないところだった。

 いつだってまっすぐに。
 いつだって一直線に。
 私の心を貫いてくる。

 私より12歳も年下の女の子に、私は愛情と同じくらいの、尊敬を抱いていた。
 私はこの子の…彼女だ。
 だから、彼女として、この子にふさわしいふるまいをしよう。

 真実を。
 伝えよう。

「もし、姉さんが生きていたら…」

 怖い。
 この先を言うのが怖い。
 今まで2人でゆっくり歩いてきたガラスの橋が、崩れ去っていきそうで怖い。

 けれど。
 真実を見ないふりして、嘘で固めた橋の上で生きていく方が、その何百倍も、怖い。

「私は…姉さんを忘れることが、できなかったと思う…」

 目をつぶる。
 目の前が暗くなる。
 耳が痛い。キンキンする。
 喉の奥が痛い。
 続きを、言う。

「…そうしたら…未来のこと…好きになっていなかったかも…しれない」

 言ってしまった。
 伝えてしまった。
 一度離れてしまった言葉は、もう戻っては来ない。
 
 残酷な真実だと思う。

 私は、姉さんが好きだった。
 姉さんが好きになった人は、私ではなかった。
 それでも、私は姉さんのことを諦めることはできなくて。
 ずっとずっと、姉さんを追いかけていた。

 姉さんが結婚してからも。
 姉さんが幸せになっている姿を見てからも。
 姉さんを好き、という気持ちが消えることはなかった。

 未来は、震えながら、搾り取るように、おそるおそる、口を開いた。

「…私は…」

 泣いている。
 泣きながら、聞いてくる。

「お母さんの…変わり、ですか?」

 未来が。
 姉さんの。
 代わり?

(…)

 違う。

 たしかに、私は姉さんが亡くなった後、どうしようもなく空っぽになってしまった。
 その空っぽになってしまった私の心を掴んでくれたのは、未来だった。
 未来が私に、新しい意味を与えてくれた。
 未来が私をもう一度、生き返らせてくれた。

 けど。
 それは。

(姉さんの代わりなんかじゃ、ない)

 月明りが入ってくる。
 綺麗な綺麗な、ミルキーウェイの光と一緒に。
 未来が照らされている。

 泣いている未来。
 私の大好きな…大切な、未来。

「未来」
「…はい」
「訂正するわ」

 いま、分かった。
 私の中に残っている、この気持ち。

「あなたのお母さんのこと、好きだったって言ったけど、それを訂正するわ。私…いまでも、あなたのお母さんのこと、好き」

 結局。
 何があっても、姉さんが他の人を好きになっても、子供を産んでも…死んでしまっても。
 私の中にある、姉さんを好き、という気持ちは、消えていなかった。

 ずっと、残っていた。

「でもね、今は、未来、あなたのことが、好き」

 好きという気持ちは消えたんじゃない。
 好きと言う気持ちは、増えたんだ。

「あなたが好きなの。姉さんの代わりじゃない、未来、あなたが、あなたのことが、好きなの」

 姉さんを好きという気持ちは消えていないけど、それ以上に、今は未来を好きという気持ちの方が大きくて、私の全部を満たしてくれている。
 私を幸せにしてくれている。

 だから、胸をはって、言える。
 伝えることができる。

「未来、あなたを、愛している」

 未来が、私を見つめている。
 未来は泣いている。
 でも、その涙は。
 先ほどまでの涙とは違っていた。

 暖かい涙だった。

「…私は、お母さんにはなれないけれど…」

 涙をぬぐって、未来は、笑った。

「でも、お母さんの娘として生まれることができたから…私、沙織さんに会うことができたんですね」

 過去と現在は繋がっていて。
 現在は未来へと繋がっている。

 私の未来はどこにあるのかは分からないけど、姉さんがいてくれたから、私は、未来に出会うことができた。

「沙織さん」
「なぁに?」
「私、いま、すごく、沙織さんとキスがしたいです」
「…」
「キスして、いいですか?」

 返事はしなかった。
 返事の代わりに、私は、未来をそっと抱き寄せて。

 唇を。

 丁寧に。
 短く。
 でも、深い、キス。

 窓から差し込む月の光が、私たち2人の影を一つにしていた。

 永遠なんてものは存在しないけど。
 いま、私は、たしかに。

 自分の未来を、選んでいた。



■■■■■


 長い長いキスのあと。
 私たち二人は唇をはなし、そして、恥ずかしくなって、笑いあった。

 えへへ。
 また、キス、しちゃいました、ね。

 未来の声が幸せそうで、私も幸せになってしまう。

 ああ。
 幸せだ。

 この幸せが、永遠に続けばいいのに。

 永遠に。



 光が。
 未来のスマホから、光が漏れていた。

「あれ?なんだろう?」

 未来はスマホを手に取り、画面を開き、


「…お父さん?」

 と、いった。
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