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第4話 お買い物に行く魔王
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日曜日、オレは目の前を通り過ぎて行くある人を眺めていた。
学校でも目で追いかけている彼女、真由だ。
休みの日なのに、まさかストーカー? なんて思わないで欲しい。
「お兄ちゃん、行くよー」
聞いての通り妹の荷物持ちに街へと駆り出されたのだ。そして、外に出るからと勇者マユを探していた。そこに真由が通りかかったのだ。
どうせなら妹より真由とデートしたい。切実に。
それにしても偶然か?
休みの日でも真由を見ることが出来てオレは少しほっこりした。
やっぱり似ているなぁ。彼女が彼女であるかはわからないけれど。
え、前々回のヤツに調べさせたらどうだって?
そんなマネは出来ない。だって、間違ってたら怒られるじゃないか。マユに……。なんで魔王なのにわからないんだとかなぁ。それに使い魔には長期休暇を言い渡しているところだし……うんぬん。
とりあえず、妹だ。今日は妹の買い物に付き合わなければならない。
「お兄ちゃん、こっちだって」
この世界での妹、大間永遠はオレよりだいぶ身長が低い。まあまだ中学生だし決定身長ではないけれど。親に似たのだろう、その140センチ代の視線が見上げてくる。
「永遠、走るとあぶない……」
妹の特技は何もないところでつまずくこと。言っているそばから危ないところだった。
オレは前回失敗した教訓を生かし受け止めてやる。あくまでもスマートに、エレガントに。
「うっわー、ありがとう。転ぶところだったよ、お兄ちゃん」
「気をつけろよ」
「うん」
妹という生き物は全世界共通して何もないところでコケるのだろうか。
オレが魔王だった時もそうだったな。
◇
「おいっ!!」
目の前で転がる姿を晒す魔王の妹。何もない、本当に何もない場所で、彼女はいったい何に引っかかったんだ?
「こ、こけてなんてないし!! ここに敵が仕掛けた罠がないか見てただけだし」
◇
あぁ、懐かしいな。オレがいなくなったあと、妹が統治してくれただろうか。きっとアイツなら上手くやってくれているだろう。
「お兄ちゃん、やっぱり力持ちだね」
思い出に浸りながら妹の購入済み衣服を入れた紙袋を腕に通して持つ。何着買う気だ? これは紐が地味に腕に食い込んで痛いのだが……。
オレは小さな声で使い魔を呼んだ。ちなみに魔法陣は今回、先に書いておいた紙をポケットに忍ばせている。
「こい、縁の下の力持ち」
そして、オレの紙袋を持つのを手伝え!!
大柄な魔物がしゃがみながらオレの紙袋を下からそっと支える。ふぅ、軽くなったぜ。だが、ここからどうやって進むつもりだ?
にやりと大きな歯牙を見せデーモンはしゃがみ歩きをしだした。すげぇ絵面である。
普通の人に見えていたら、なかなか恐ろしく引かれていたであろう。逃げ出す人も発生しそうだ。
うんうん、と頷きなからオレにしか見えないデーモンとアイコンタクトをとる。
「お兄ちゃん、まって紙袋浮いてない? 何それ怖いんですけど」
「え、は? 何を言ってるんだ?!」
「ほら、だって……」
妹が指差す先に視線をやる。
あぁぁぁぁぁぁ、持ち上げすぎだ。おろせ、5ミリ!!
違う、おろすんだ!! 上げるなぁぁぁぁっ。
オレは焦りながらアイコンタクトで指示を出す。
いや、「?」じゃなくて、だー、もうっ!
一回帰ってもらおうと足で取り消しの合図を送る。すると、ぱっとデーモンが消えた。
ふぅと息をつくひまもなく、オレは前方へとがくっとかかった重さによろめいた。
「お兄ちゃん!?」
「ど、どわぁぁぁぁぁ」
ちょうど目の前に女性が通りかかる。ど、どいてくれ、そこの人っっ!!
遅かった。そう、遅かった……。潰さないようになんとか体は避けたが前にいた人を巻き込んでしまった。
オレは急いで起き上がる。
「すみません!! 怪我はありませ……ん……か」
手が柔らかい何かに触れている。これは、――巨大マシュマロ!?
「あ、大間……君?」
「へ?」
バレないうちにさっと手を引っ込める。だが、時すでに遅し。目の前にいる彼女、真由はオレの引っ込めた腕をじっと見ていた。
って、何故ここにっ!?
「あ、えっと、ごごごめん。荷物の重さによろめいてしまってその」
急いで立ち上がり、彼女に手を差し出す。それに真由は一瞬目を泳がせたあと掴まった。
なんだ、今の間は――。
「馬鹿にぃぃぃぃっっ!!」
後頭部をぺしぺしと叩く妹。
「誰が馬鹿だ!!」
「はやく、キモいその手を放してあげなさい!! 大丈夫でしたか? お姉さん。ほら、はやくしなさいってばっ」
おい、だれがキモいだと。さっきまでお兄ちゃんお兄ちゃん言ってただろ!!
「あ、あぁ。大丈夫……です。ありがとう、心配してくれて……」
「そうですか。良かったぁ」
この妹、なんでオレと真由の間に入り込みやがるんだ。
ええい、女の子がぐいぐいとケツで押すんじゃない!!
「ってあれ、マユお姉ちゃん!?」
今頃気がついたのか、妹よ。
「なんだか久しぶりだね。永遠ちゃん、元気そうで何より」
横に落ちた髪をかき上げながら、真由が微笑む。オレと幼なじみの真由は、もちろん妹とも幼なじみだ。
「そうだマユお姉ちゃん、前みたいに家に遊びにきてよ! お兄ちゃんも喜ぶよね? ね?」
(は? ちょ、ちょっと待ってくれ。いきなりそんな、えーっ!?)
オレは心の中で歓喜の声を上げていた。
だけど、真由は違ったらしい。
「大間君は私の事、苦手みたいだから。迷惑だよ。だから、遠慮しとくね。あ、私もう行くから」
(え、え、え!? えぇーーーーーー!?)
いったい全体なにがどう伝わってそう思ってるのか聞きたいのに、真由の姿はもう見えなくなっていた。まるで魔法で消えたようだ。
「ありゃー、お兄ちゃんいったい何したの」
それ、オレが聞きたいやつな。
「あ、さっきおっぱい触ってた!」
すみません、触りました。いやでもそれでオレが真由を苦手だと思うか? ってオレが距離置いてたせいか!! うぉぉぉぉ!! オレのせいぃぃぃ!!
「ちゃんとごめんなさいしないとダメなんだからね」
はい、いますぐ行ってきます!!
「あ、でも荷物はちゃんと持ってかえるんだからあとでね!!」
妹はそう言って、オレの腕にやたらぴったりとくっついてきた。とりあえず、一回家に帰れとのお達しである。
妹は腕にぐいぐいと胸を押し付けてくる。真由のは柔らかかったな。妹のナイに等しいそれの感触と比べつつオレ達は家路についた。
妹よ、大志を抱け。まだきっと成長の余地はある。
学校でも目で追いかけている彼女、真由だ。
休みの日なのに、まさかストーカー? なんて思わないで欲しい。
「お兄ちゃん、行くよー」
聞いての通り妹の荷物持ちに街へと駆り出されたのだ。そして、外に出るからと勇者マユを探していた。そこに真由が通りかかったのだ。
どうせなら妹より真由とデートしたい。切実に。
それにしても偶然か?
休みの日でも真由を見ることが出来てオレは少しほっこりした。
やっぱり似ているなぁ。彼女が彼女であるかはわからないけれど。
え、前々回のヤツに調べさせたらどうだって?
そんなマネは出来ない。だって、間違ってたら怒られるじゃないか。マユに……。なんで魔王なのにわからないんだとかなぁ。それに使い魔には長期休暇を言い渡しているところだし……うんぬん。
とりあえず、妹だ。今日は妹の買い物に付き合わなければならない。
「お兄ちゃん、こっちだって」
この世界での妹、大間永遠はオレよりだいぶ身長が低い。まあまだ中学生だし決定身長ではないけれど。親に似たのだろう、その140センチ代の視線が見上げてくる。
「永遠、走るとあぶない……」
妹の特技は何もないところでつまずくこと。言っているそばから危ないところだった。
オレは前回失敗した教訓を生かし受け止めてやる。あくまでもスマートに、エレガントに。
「うっわー、ありがとう。転ぶところだったよ、お兄ちゃん」
「気をつけろよ」
「うん」
妹という生き物は全世界共通して何もないところでコケるのだろうか。
オレが魔王だった時もそうだったな。
◇
「おいっ!!」
目の前で転がる姿を晒す魔王の妹。何もない、本当に何もない場所で、彼女はいったい何に引っかかったんだ?
「こ、こけてなんてないし!! ここに敵が仕掛けた罠がないか見てただけだし」
◇
あぁ、懐かしいな。オレがいなくなったあと、妹が統治してくれただろうか。きっとアイツなら上手くやってくれているだろう。
「お兄ちゃん、やっぱり力持ちだね」
思い出に浸りながら妹の購入済み衣服を入れた紙袋を腕に通して持つ。何着買う気だ? これは紐が地味に腕に食い込んで痛いのだが……。
オレは小さな声で使い魔を呼んだ。ちなみに魔法陣は今回、先に書いておいた紙をポケットに忍ばせている。
「こい、縁の下の力持ち」
そして、オレの紙袋を持つのを手伝え!!
大柄な魔物がしゃがみながらオレの紙袋を下からそっと支える。ふぅ、軽くなったぜ。だが、ここからどうやって進むつもりだ?
にやりと大きな歯牙を見せデーモンはしゃがみ歩きをしだした。すげぇ絵面である。
普通の人に見えていたら、なかなか恐ろしく引かれていたであろう。逃げ出す人も発生しそうだ。
うんうん、と頷きなからオレにしか見えないデーモンとアイコンタクトをとる。
「お兄ちゃん、まって紙袋浮いてない? 何それ怖いんですけど」
「え、は? 何を言ってるんだ?!」
「ほら、だって……」
妹が指差す先に視線をやる。
あぁぁぁぁぁぁ、持ち上げすぎだ。おろせ、5ミリ!!
違う、おろすんだ!! 上げるなぁぁぁぁっ。
オレは焦りながらアイコンタクトで指示を出す。
いや、「?」じゃなくて、だー、もうっ!
一回帰ってもらおうと足で取り消しの合図を送る。すると、ぱっとデーモンが消えた。
ふぅと息をつくひまもなく、オレは前方へとがくっとかかった重さによろめいた。
「お兄ちゃん!?」
「ど、どわぁぁぁぁぁ」
ちょうど目の前に女性が通りかかる。ど、どいてくれ、そこの人っっ!!
遅かった。そう、遅かった……。潰さないようになんとか体は避けたが前にいた人を巻き込んでしまった。
オレは急いで起き上がる。
「すみません!! 怪我はありませ……ん……か」
手が柔らかい何かに触れている。これは、――巨大マシュマロ!?
「あ、大間……君?」
「へ?」
バレないうちにさっと手を引っ込める。だが、時すでに遅し。目の前にいる彼女、真由はオレの引っ込めた腕をじっと見ていた。
って、何故ここにっ!?
「あ、えっと、ごごごめん。荷物の重さによろめいてしまってその」
急いで立ち上がり、彼女に手を差し出す。それに真由は一瞬目を泳がせたあと掴まった。
なんだ、今の間は――。
「馬鹿にぃぃぃぃっっ!!」
後頭部をぺしぺしと叩く妹。
「誰が馬鹿だ!!」
「はやく、キモいその手を放してあげなさい!! 大丈夫でしたか? お姉さん。ほら、はやくしなさいってばっ」
おい、だれがキモいだと。さっきまでお兄ちゃんお兄ちゃん言ってただろ!!
「あ、あぁ。大丈夫……です。ありがとう、心配してくれて……」
「そうですか。良かったぁ」
この妹、なんでオレと真由の間に入り込みやがるんだ。
ええい、女の子がぐいぐいとケツで押すんじゃない!!
「ってあれ、マユお姉ちゃん!?」
今頃気がついたのか、妹よ。
「なんだか久しぶりだね。永遠ちゃん、元気そうで何より」
横に落ちた髪をかき上げながら、真由が微笑む。オレと幼なじみの真由は、もちろん妹とも幼なじみだ。
「そうだマユお姉ちゃん、前みたいに家に遊びにきてよ! お兄ちゃんも喜ぶよね? ね?」
(は? ちょ、ちょっと待ってくれ。いきなりそんな、えーっ!?)
オレは心の中で歓喜の声を上げていた。
だけど、真由は違ったらしい。
「大間君は私の事、苦手みたいだから。迷惑だよ。だから、遠慮しとくね。あ、私もう行くから」
(え、え、え!? えぇーーーーーー!?)
いったい全体なにがどう伝わってそう思ってるのか聞きたいのに、真由の姿はもう見えなくなっていた。まるで魔法で消えたようだ。
「ありゃー、お兄ちゃんいったい何したの」
それ、オレが聞きたいやつな。
「あ、さっきおっぱい触ってた!」
すみません、触りました。いやでもそれでオレが真由を苦手だと思うか? ってオレが距離置いてたせいか!! うぉぉぉぉ!! オレのせいぃぃぃ!!
「ちゃんとごめんなさいしないとダメなんだからね」
はい、いますぐ行ってきます!!
「あ、でも荷物はちゃんと持ってかえるんだからあとでね!!」
妹はそう言って、オレの腕にやたらぴったりとくっついてきた。とりあえず、一回家に帰れとのお達しである。
妹は腕にぐいぐいと胸を押し付けてくる。真由のは柔らかかったな。妹のナイに等しいそれの感触と比べつつオレ達は家路についた。
妹よ、大志を抱け。まだきっと成長の余地はある。
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