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第55話 魔王ピンチです②
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オレが息を吸い込む。おい、何を言う気だ――。
「オレは……、マユが好きだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「え……」
「……は?」
マユが赤面する。そしてすぐにそれを隠すように頬に両の手を当てていた。
わー、可愛い!!
池照は口をあんぐりとあけていた。だが、イケメン。なんか釈然としないがそんな顔をしていた。
…………って、オレ何告白してるのぉぉぉ!?
「何度だって言う、マユ好きだ。ずっとずっと前から好きだ。前世から大好きだ。初めて会ったあの日から、マユが好きだぁぁぁぁぁ!!」
あぁぁぁぁぁぁぁぁ、ちょ待って。真面目に待ってくれ。オレ恥ずかしくて死んじゃう。死んじゃうからぁぁぁぁぁぁ。
脳内会議室にいるオレ達は二号を除きマユに負けない赤面具合を披露している。二号? めちゃくちゃ真面目な顔してるぜ。なんか操られてそうながらもキリッとしてやがる。
「マユ好きだ。マユ大好きだ。マユ――」
「拓也君……ダーク君わかった。わかったからもうそれ以上は……」
「マユ好きだぁぁぁぁぁ!!」
「お願い止まってぇぇぇ!!」
「オレは止まらない。止まらないぞ、オレはぁぁぁ!! 前世でオレは何度も何度もマユに言いたかった。言いたかったんだ!! そして今世だってッ!!」
そう、オレは前世告白する勇気を持てず、マユのもとに行き一緒に逃げようとも言えず馬鹿みたいに一人でカッコつけて魔族の王になれば解決するだろうと魔王を目指した。勇気を持って告白していれば違った未来もあったかもしれない。オレが人間側について魔王に挑んでいた未来だってあったかもしれない。
今世でもそうだ。真由の事が好きだってわかってるのに告白なんて出来なくて、先に他のヤツが真由に告白するシーンを見たり。それで前世を思い出したところで変わらず今日まできてしまった。
ずっとずっと言いたかったんだ。マユに――。真由に――。
だけど、こんな形ではッ、うわぁぁぁぁぁ!!
お願いだ、もう止まってくれぇぇぇ!!
「黙れ、魔王。もういい喋るな!!」
池照の命令でオレの口はなんとか閉じられた。だが、もう出ていった言葉は取り消せない。
恥ずかしくてオレも手で顔を隠したいのにそれすらも許されない。今すぐ床でゴロゴロと転がりまくりたいのにっ!
「今のが制限のなくなった魔王……ダーク君のやりたかった事…………」
ふふっ、ふふふとマユが笑い出す。すげぇ嬉しそうに見えるのがちょっとだけ救いだった。
笑顔がKAWAII(本日二回目)!
「ま、まだだ!!」
叫ぶと池照はオレを指差しながら言葉を続ける。
「魔王!! 魔力を暴走させろ。今すぐだ」
「なっ!? 何を言ってるの!! 池照君! 今日は体育祭で沢山の人が――」
「さぁ、マユ様!! これでもうコイツをなんとかするしか手がないですよ! ほらぁッ!!」
再びマユの顔が歪む。やめろ、マユにそんな顔をさせるなっ!!
「う、うぉぉぉぉぉおぉ!!」
願いは届かない。オレの魔力が勝手に――――。
「オレは……、マユが好きだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「え……」
「……は?」
マユが赤面する。そしてすぐにそれを隠すように頬に両の手を当てていた。
わー、可愛い!!
池照は口をあんぐりとあけていた。だが、イケメン。なんか釈然としないがそんな顔をしていた。
…………って、オレ何告白してるのぉぉぉ!?
「何度だって言う、マユ好きだ。ずっとずっと前から好きだ。前世から大好きだ。初めて会ったあの日から、マユが好きだぁぁぁぁぁ!!」
あぁぁぁぁぁぁぁぁ、ちょ待って。真面目に待ってくれ。オレ恥ずかしくて死んじゃう。死んじゃうからぁぁぁぁぁぁ。
脳内会議室にいるオレ達は二号を除きマユに負けない赤面具合を披露している。二号? めちゃくちゃ真面目な顔してるぜ。なんか操られてそうながらもキリッとしてやがる。
「マユ好きだ。マユ大好きだ。マユ――」
「拓也君……ダーク君わかった。わかったからもうそれ以上は……」
「マユ好きだぁぁぁぁぁ!!」
「お願い止まってぇぇぇ!!」
「オレは止まらない。止まらないぞ、オレはぁぁぁ!! 前世でオレは何度も何度もマユに言いたかった。言いたかったんだ!! そして今世だってッ!!」
そう、オレは前世告白する勇気を持てず、マユのもとに行き一緒に逃げようとも言えず馬鹿みたいに一人でカッコつけて魔族の王になれば解決するだろうと魔王を目指した。勇気を持って告白していれば違った未来もあったかもしれない。オレが人間側について魔王に挑んでいた未来だってあったかもしれない。
今世でもそうだ。真由の事が好きだってわかってるのに告白なんて出来なくて、先に他のヤツが真由に告白するシーンを見たり。それで前世を思い出したところで変わらず今日まできてしまった。
ずっとずっと言いたかったんだ。マユに――。真由に――。
だけど、こんな形ではッ、うわぁぁぁぁぁ!!
お願いだ、もう止まってくれぇぇぇ!!
「黙れ、魔王。もういい喋るな!!」
池照の命令でオレの口はなんとか閉じられた。だが、もう出ていった言葉は取り消せない。
恥ずかしくてオレも手で顔を隠したいのにそれすらも許されない。今すぐ床でゴロゴロと転がりまくりたいのにっ!
「今のが制限のなくなった魔王……ダーク君のやりたかった事…………」
ふふっ、ふふふとマユが笑い出す。すげぇ嬉しそうに見えるのがちょっとだけ救いだった。
笑顔がKAWAII(本日二回目)!
「ま、まだだ!!」
叫ぶと池照はオレを指差しながら言葉を続ける。
「魔王!! 魔力を暴走させろ。今すぐだ」
「なっ!? 何を言ってるの!! 池照君! 今日は体育祭で沢山の人が――」
「さぁ、マユ様!! これでもうコイツをなんとかするしか手がないですよ! ほらぁッ!!」
再びマユの顔が歪む。やめろ、マユにそんな顔をさせるなっ!!
「う、うぉぉぉぉぉおぉ!!」
願いは届かない。オレの魔力が勝手に――――。
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