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11.勇者の力
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土煙の奥から、ルカの姿が見えた。
モンスターは死んだら霧になって消える。消えきれなかった魔力の残骸が、ルカの周りにまとわりついているように見えた。
装備の隙間から覗く肌は、大部分が黒く染まっていた。呪いの痣が悪化して、全身に回っているのだ。
盗み聞いたデーモンの報告では、ルカはデーモン軍団を1人で全滅させたといっていた。その呪いを、全て背負っているのだ。
(無茶をして……!)
胸元できつく手を握りしめる。
ルカのためになにもできなかった、自分の無力さが悔しい。
薄茶の双眸はギラギラと怒りに燃え、穏やかに笑っていた彼の面影はない。
まとわりつく霧を振り払うように、ルカが剣を振った。
オーガストがビクリと肩を震わせる。
「止まれ! こいつがどうなってもいいのか」
ヒステリックな叫び声に呼応するように、意思を持った蔦が、私の首に巻きついた。そのまま締め上げて、裸体の私を宙吊りにする。
「くっ……」
「マイロ!」
オーガストの言葉など聞こえていないかのように、ルカは無視して突っ込んでくる。
彼は駆け引きなどができるタイプではない。ましてデーモンとの連戦による疲れと、過度な心労が重なっている。後のことは考えられない状態だろう。
いくら強い力を持っていたところで、まだ成人したばかりの若い青年なのだ。
オーガストが、顔を真っ青にして尻餅をついた。
「止まれと言っている!」
首を絞める力が強まった。
私には、魔導書なしで直接的な攻撃を防ぐ術はない。締め上げられるまま、どんどん息が苦しくなる。血の巡りが悪くなり頭がぼんやりするのを、回復魔法でなんとか抑えた。
「マイローーーー!!」
ルカはオーガストの横を素通りし、檻の方へ一直線に駆けてきた。
「おらぁっ!」
檻に向かって、力任せに剣を叩きつける。
頑丈な檻が、新調したばかりの剣を弾き返した。金属のぶつかり合う、派手な音が鳴り響く。
剣は弾かれても、そこからほとばしる魔力の炎は隙間を抜けて檻の中に侵入した。
ルカの炎は私の肌を焼くことなく、蔦だけを焼き切った。不思議と熱くはなく、人肌ほどの温かさに包まれる。
炭化した蔦がボロボロと崩れ落ちていった。支えを失った私は、地面に叩きつけられる。
ルカに心配をかけたくはないのに、耐えきれず派手に咳き込んだ。
「ゴホッ……ゲホッ!」
「マイロ! ごめん、大丈夫?」
「私は、大丈夫です」
「すぐに出してやるから」
ルカが私を囲う檻を掴んで、乱暴に揺さぶった。
地面にぽたぽたと血が滴っている。ひどい怪我をしているようだ。傷口からも呪いの気配を感じる。
私などより、ルカのほうがずっと苦しいはず。ただ、興奮しすぎて今は感じないのだ。
視界の端に、気配を消して逃げようとしているオーガストが見えた。
私はすぐに、簡単な回復魔法をかける。その手で、ルカの背後を指差した。
「私より、アークデーモンを」
「アークデーモン?」
「さっきそこにいた男性です。アークデーモンが化けていて」
ルカの目がすっと冷たく眇められる。
「わかった。そいつがマイロを酷い目に遭わせたんだな」
「いや、ルカ様の呪いのほうが……」
私の返事を聞く前に、ルカが飛び出していった。
こんな状況でも、ルカは相変わらず自分のことには無頓着で、私のことばっかりだ。
ルカが戻ってきたことに気づいて、オーガストは姿を隠すことを諦めたようだ。
姿を偽る魔法はすっかり解けて、醜い悪魔の本性が現れていた。尖った角に、毒々しい色の肌。美しい青年の姿は見る影もない。
オーガストは応戦しようと、指を振って魔法を使った。
走っているルカの足下に、蔦が生えた。蔦は一瞬で成長し、足首に絡みつく。動きを止められたルカの頭上に、溺れるほどの泥水が降り注いだ。そのまま受ければ圧死するだろう。
人間離れした魔力の扱い方に、姑息な絡め手。まさにアークデーモンらしい戦い方だ。
「ルカ様!」
ルカはそれを、無造作に剣で斬る。
泥水は炎に包まれ、あっという間に水分を失う。泥だった土くれは、ルカのいう場所を避けて地面に落ちた。
足首の蔦も、力任せに引きちぎる。何事もなかったかのごとく、ルカは走りだした。
「なっ……! どうなっている!?」
オーガストが次々と繰り出す魔法を、ルカは全て相殺していった。
モンスターを相手に、正面から魔力勝負を挑むなど愚か者のすることだ。普通ならば。
魔力量でも、技量でも、ルカはアークデーモンに全く引けをとらない。互角以上に渡り合っていた。
魔力量で人間がモンスターを圧倒している。普通に考えれば異常事態だ。
「これが、勇者様の力……」
今まで自分が見てきた世界がいかに狭かったかを痛感した。
勇者とは、いったいなんなのだろうか。
「これで終わり? 案外弱いな」
ルカは全身から呪いの気配を漂わせながら、オーガストを鼻で笑った。
敵わないと悟ったオーガストは、へりくだった顔でルカの足下にひざまづく。
態度を一変させ、頭を下げた。
「悪かった。呪いは解く。人質も解放するから、命だけは取らないでくれ」
「そんな虫のいい話はない」
ルカは容赦なくオーガストの首を切り落とした。あっさりと首は転げ落ち、すぐに黒いもやとなって消えていった。
オーガストが息絶えると同時に、ルカの身体から黒い痣が引いていく。呪いが解けたのだ。
「マイロ、お待たせ……」
緩んだ笑顔に戻ったルカが、その場で崩れ落ちた。
「ルカ様!」
私は檻越しに駆け寄った。
呪いに精力を奪われ続けながら、ここまで戦ってきたのだ。緊張の糸がきれたら、その疲労がどっと押し寄せるのも道理だ。
「癒せ」
檻の間から精一杯手を伸ばし、回復魔法をかける。ルカの顔色が少しだけ良くなった。
「……ありがとう」
ルカがうつ伏せのまま返事をした。
倒れているが、意識はあるようだ。
「大丈夫ですか」
「なんとか。でも動けないや、ハハ」
「無茶しすぎです!」
私は重ねて回復魔法をかける。身体的な疲労はこれで大体よくなった。あとは精神的、魔力的な疲労だ。魔力は主に眠ることで回復するが、ダンジョンの中でぐっすり眠るわけにもいかない。
私が心配でハラハラしていると、ルカがむくりと起き上がった。
こちらを向いて座るルカは眉間にしわを寄せ、口はへの字になっている。怒ったような、悲しいような複雑そうな顔だ。
「あいつに、なにか変なことされた?」
「え? いえ、特には」
「じゃあ、どうして裸なの?」
「それは……」
私が説明する前に、ルカが剣を握る。あっ、と思った時にはルカは剣を炎で燃やしていた。
ただでさえ魔力が枯渇気味なのに、これ以上無駄に使ってはダメだ。
ルカは立ち上がり、剣に炎を集中させた。
「無理をしてはいけません!」
「待って、いけそうな気がする」
「なにが……」
「し。静かに」
ルカが目を閉じて、精神統一する。
剣先を檻に添えると、炎がそこから延焼するような感じで乗り移る。
炎の色がより鮮やかになり、鉄製の檻がぐにゃりと曲がった。
「すごいっ……!」
魔力をもとにした炎で、ここまで温度を上げられるなんて聞いたことがない。
ルカは額に汗をかいていた。
「いやぁ。やってみたけど、俺も本当にできるとは思わなかった」
「これなら鍛冶屋にもなれますね」
「そう思う?」
「はい」
ルカが嬉しそうに、ふにゃっと笑った。
私は、ルカにこじ開けてもらった檻の隙間から外に出る。ルカが上着を脱いで、私に掛けてくれる。私の荷物や予備の服も探せば見つかるだろうが、それは後だ。
今にも倒れそうなほど、ルカの顔色が悪い。
「ルカ様、座って休みましょう」
私は悪趣味な装飾の椅子を示した。2人で禍々しい柄の絨毯を踏み、異様な空間に入っていく。
辺りを見回しながら、ルカが顔をしかめた。
「うわ、こんなのあったんだ。全然気づかなかった」
「目の前にずっとありましたよ」
これほど浮いている場所があるのに、気づかないことがあるのか。真っ直ぐな彼らしいといえばそれまでだが。
ルカは椅子に腰掛けて、ひと息つく。
「はぁ……マイロも座りなよ」
「いえ、私は」
覚悟を決めて、私はルカの足下に膝をついた。そのまま彼の脚を開かせ、ズボンの前紐を解く。
「え、ちょっと、え?」
「今から私の魔力をお渡しします。じっとしていてください」
「ここで?」
困惑するルカに、私は頷く。
疲れている上に、雰囲気もめちゃくちゃだが、刺激すれば反応するだろう。おかしな状況だが、洞窟のど真ん中でルカが倒れるよりはマシだ。
モンスターは死んだら霧になって消える。消えきれなかった魔力の残骸が、ルカの周りにまとわりついているように見えた。
装備の隙間から覗く肌は、大部分が黒く染まっていた。呪いの痣が悪化して、全身に回っているのだ。
盗み聞いたデーモンの報告では、ルカはデーモン軍団を1人で全滅させたといっていた。その呪いを、全て背負っているのだ。
(無茶をして……!)
胸元できつく手を握りしめる。
ルカのためになにもできなかった、自分の無力さが悔しい。
薄茶の双眸はギラギラと怒りに燃え、穏やかに笑っていた彼の面影はない。
まとわりつく霧を振り払うように、ルカが剣を振った。
オーガストがビクリと肩を震わせる。
「止まれ! こいつがどうなってもいいのか」
ヒステリックな叫び声に呼応するように、意思を持った蔦が、私の首に巻きついた。そのまま締め上げて、裸体の私を宙吊りにする。
「くっ……」
「マイロ!」
オーガストの言葉など聞こえていないかのように、ルカは無視して突っ込んでくる。
彼は駆け引きなどができるタイプではない。ましてデーモンとの連戦による疲れと、過度な心労が重なっている。後のことは考えられない状態だろう。
いくら強い力を持っていたところで、まだ成人したばかりの若い青年なのだ。
オーガストが、顔を真っ青にして尻餅をついた。
「止まれと言っている!」
首を絞める力が強まった。
私には、魔導書なしで直接的な攻撃を防ぐ術はない。締め上げられるまま、どんどん息が苦しくなる。血の巡りが悪くなり頭がぼんやりするのを、回復魔法でなんとか抑えた。
「マイローーーー!!」
ルカはオーガストの横を素通りし、檻の方へ一直線に駆けてきた。
「おらぁっ!」
檻に向かって、力任せに剣を叩きつける。
頑丈な檻が、新調したばかりの剣を弾き返した。金属のぶつかり合う、派手な音が鳴り響く。
剣は弾かれても、そこからほとばしる魔力の炎は隙間を抜けて檻の中に侵入した。
ルカの炎は私の肌を焼くことなく、蔦だけを焼き切った。不思議と熱くはなく、人肌ほどの温かさに包まれる。
炭化した蔦がボロボロと崩れ落ちていった。支えを失った私は、地面に叩きつけられる。
ルカに心配をかけたくはないのに、耐えきれず派手に咳き込んだ。
「ゴホッ……ゲホッ!」
「マイロ! ごめん、大丈夫?」
「私は、大丈夫です」
「すぐに出してやるから」
ルカが私を囲う檻を掴んで、乱暴に揺さぶった。
地面にぽたぽたと血が滴っている。ひどい怪我をしているようだ。傷口からも呪いの気配を感じる。
私などより、ルカのほうがずっと苦しいはず。ただ、興奮しすぎて今は感じないのだ。
視界の端に、気配を消して逃げようとしているオーガストが見えた。
私はすぐに、簡単な回復魔法をかける。その手で、ルカの背後を指差した。
「私より、アークデーモンを」
「アークデーモン?」
「さっきそこにいた男性です。アークデーモンが化けていて」
ルカの目がすっと冷たく眇められる。
「わかった。そいつがマイロを酷い目に遭わせたんだな」
「いや、ルカ様の呪いのほうが……」
私の返事を聞く前に、ルカが飛び出していった。
こんな状況でも、ルカは相変わらず自分のことには無頓着で、私のことばっかりだ。
ルカが戻ってきたことに気づいて、オーガストは姿を隠すことを諦めたようだ。
姿を偽る魔法はすっかり解けて、醜い悪魔の本性が現れていた。尖った角に、毒々しい色の肌。美しい青年の姿は見る影もない。
オーガストは応戦しようと、指を振って魔法を使った。
走っているルカの足下に、蔦が生えた。蔦は一瞬で成長し、足首に絡みつく。動きを止められたルカの頭上に、溺れるほどの泥水が降り注いだ。そのまま受ければ圧死するだろう。
人間離れした魔力の扱い方に、姑息な絡め手。まさにアークデーモンらしい戦い方だ。
「ルカ様!」
ルカはそれを、無造作に剣で斬る。
泥水は炎に包まれ、あっという間に水分を失う。泥だった土くれは、ルカのいう場所を避けて地面に落ちた。
足首の蔦も、力任せに引きちぎる。何事もなかったかのごとく、ルカは走りだした。
「なっ……! どうなっている!?」
オーガストが次々と繰り出す魔法を、ルカは全て相殺していった。
モンスターを相手に、正面から魔力勝負を挑むなど愚か者のすることだ。普通ならば。
魔力量でも、技量でも、ルカはアークデーモンに全く引けをとらない。互角以上に渡り合っていた。
魔力量で人間がモンスターを圧倒している。普通に考えれば異常事態だ。
「これが、勇者様の力……」
今まで自分が見てきた世界がいかに狭かったかを痛感した。
勇者とは、いったいなんなのだろうか。
「これで終わり? 案外弱いな」
ルカは全身から呪いの気配を漂わせながら、オーガストを鼻で笑った。
敵わないと悟ったオーガストは、へりくだった顔でルカの足下にひざまづく。
態度を一変させ、頭を下げた。
「悪かった。呪いは解く。人質も解放するから、命だけは取らないでくれ」
「そんな虫のいい話はない」
ルカは容赦なくオーガストの首を切り落とした。あっさりと首は転げ落ち、すぐに黒いもやとなって消えていった。
オーガストが息絶えると同時に、ルカの身体から黒い痣が引いていく。呪いが解けたのだ。
「マイロ、お待たせ……」
緩んだ笑顔に戻ったルカが、その場で崩れ落ちた。
「ルカ様!」
私は檻越しに駆け寄った。
呪いに精力を奪われ続けながら、ここまで戦ってきたのだ。緊張の糸がきれたら、その疲労がどっと押し寄せるのも道理だ。
「癒せ」
檻の間から精一杯手を伸ばし、回復魔法をかける。ルカの顔色が少しだけ良くなった。
「……ありがとう」
ルカがうつ伏せのまま返事をした。
倒れているが、意識はあるようだ。
「大丈夫ですか」
「なんとか。でも動けないや、ハハ」
「無茶しすぎです!」
私は重ねて回復魔法をかける。身体的な疲労はこれで大体よくなった。あとは精神的、魔力的な疲労だ。魔力は主に眠ることで回復するが、ダンジョンの中でぐっすり眠るわけにもいかない。
私が心配でハラハラしていると、ルカがむくりと起き上がった。
こちらを向いて座るルカは眉間にしわを寄せ、口はへの字になっている。怒ったような、悲しいような複雑そうな顔だ。
「あいつに、なにか変なことされた?」
「え? いえ、特には」
「じゃあ、どうして裸なの?」
「それは……」
私が説明する前に、ルカが剣を握る。あっ、と思った時にはルカは剣を炎で燃やしていた。
ただでさえ魔力が枯渇気味なのに、これ以上無駄に使ってはダメだ。
ルカは立ち上がり、剣に炎を集中させた。
「無理をしてはいけません!」
「待って、いけそうな気がする」
「なにが……」
「し。静かに」
ルカが目を閉じて、精神統一する。
剣先を檻に添えると、炎がそこから延焼するような感じで乗り移る。
炎の色がより鮮やかになり、鉄製の檻がぐにゃりと曲がった。
「すごいっ……!」
魔力をもとにした炎で、ここまで温度を上げられるなんて聞いたことがない。
ルカは額に汗をかいていた。
「いやぁ。やってみたけど、俺も本当にできるとは思わなかった」
「これなら鍛冶屋にもなれますね」
「そう思う?」
「はい」
ルカが嬉しそうに、ふにゃっと笑った。
私は、ルカにこじ開けてもらった檻の隙間から外に出る。ルカが上着を脱いで、私に掛けてくれる。私の荷物や予備の服も探せば見つかるだろうが、それは後だ。
今にも倒れそうなほど、ルカの顔色が悪い。
「ルカ様、座って休みましょう」
私は悪趣味な装飾の椅子を示した。2人で禍々しい柄の絨毯を踏み、異様な空間に入っていく。
辺りを見回しながら、ルカが顔をしかめた。
「うわ、こんなのあったんだ。全然気づかなかった」
「目の前にずっとありましたよ」
これほど浮いている場所があるのに、気づかないことがあるのか。真っ直ぐな彼らしいといえばそれまでだが。
ルカは椅子に腰掛けて、ひと息つく。
「はぁ……マイロも座りなよ」
「いえ、私は」
覚悟を決めて、私はルカの足下に膝をついた。そのまま彼の脚を開かせ、ズボンの前紐を解く。
「え、ちょっと、え?」
「今から私の魔力をお渡しします。じっとしていてください」
「ここで?」
困惑するルカに、私は頷く。
疲れている上に、雰囲気もめちゃくちゃだが、刺激すれば反応するだろう。おかしな状況だが、洞窟のど真ん中でルカが倒れるよりはマシだ。
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