10 / 17
10.アークデーモンと生贄※
しおりを挟む
冷たい床の上で目を覚ました。
起きた直後だからか、意識が朦朧としている。今がどういう状況なのか、すぐには思い出せなかった。
(たしかルカ様と、ダンジョンに潜って……)
最初から順に記憶をたどり、最後にルカがトラップにかかったことを思い出した。
「ルカ様!」
とっさに立ち上がろうとするが、何かに脚を引っ張られて転ぶ。足元からじゃら、と重い金属が擦れる音がした。
「これは、鎖……?」
足首に、罪人がするような鉄製の足枷をかけられている。そこから伸びた鎖が、粗末な石造りの壁に打ち付けてあった。
顔を上げると、正面には頑丈そうな鉄製の柵が並んでいる。どうやら私は、檻の中に繋がれているようだ。
その奥に、1人の男性が立っている。
後ろから見ても立ち姿に品があり、長い黒髪はつやつやとしている。まるで裕福な商人か貴族のような雰囲気だ。
助けを求めようと口を開きかけて、ふと、どうしてこんな人が、ダンジョンの中にいるのかと疑問に思う。
私が入っている牢屋以外のほとんでが、岩肌がそのまま露出したただの洞窟の壁だ。
しかしあの男性がいるあたりだけ、他と様子が違う。白い大理石でできた壁に囲まれた空間に、赤紫色の絨毯が敷いてある。その上には貴族が使うような装飾の多いテーブルと椅子、上質なティーセットが並べてられていた。
ただ、そのどれもが骸骨や蝙蝠をもとにした禍々しいモチーフで装飾されている。一般的な人間の趣味とは、とてもいえない。
「目が覚めたかね」
その男性は、役者のようなよく通る声をしていた。
「ここはなんですか? あなたは……」
「そう慌てることはない。時間はたっぷりあるのだからね」
男性が、こちらに振り返った。
長く伸ばした漆黒の髪に、妖しく光る血のように赤い瞳。顔のパーツひとつひとつが作り物のように整っており、左右対称にバランスよく配置されている。
この世のものとは思えないほど美しい顔立ちだった。見ているだけで精気を吸い取られそうだ。
そこにあるのは、個人差のある感性などを超越した、人外の美。
気圧されて、身動きがとれない。
「アークデーモン……」
「その通り。よくわかったね」
アークデーモンは優美に口角を上げる。幼年学校の教師のような穏やかな口調だった。
「正解だが、私はその名で呼ばれるのを好まない。君たちだって、お互いを『人間』と呼び合ったりしないだろう?」
「……では、なんといえば?」
「普通の人間が私の名を口にしたら、八つ裂きにしてやるところだがね。君は特別に許してあげよう。私は美しいものが好きなんだ」
妙齢の美青年が、妖しく微笑む。過ぎた美しさに呼吸が圧迫されて、息苦しく感じる。
「私はオーガスト。きちんと敬称をつけて呼びたまえ」
モンスターの言いなりにはならない、と黙ったままオーガストを睨みつける。
彼は反抗的な態度が気に入らなかったのか、芝居がかったため息をついた。
「やれやれ。まだ自分の立場というものを理解していないようだ」
「私の立場? 生贄だとでも言うのか」
「それもまた正解だが、満点ではない」
オーガストの指が、私の腹を指さした。モンスターが魔法を使うのに、魔導書はいらない。オーガストは指を振る仕草で、魔法を行使したのだろう。
内臓の奥から異様なまでの熱さを感じる。煮えたぎるようなこれは、痛みではない。快楽だ。
私は熱を持った腹部を押さえてうずくまる。
「こういった類の拷問は淫魔のものであって、私の趣味ではないのだがね。君の立場を分からせるためには仕方のないことだ」
「な、にを……」
「理解しているのだろう? 人間の中にある、性欲を司る場所を刺激しつづけているんだ。雄の場合は前立腺と言ったかな」
「どうして、そんなこと」
「何度も言ったじゃないか。君の立場を分からせるためだと。仕方がない。意識があるうちに、人間にもわかるよう説明してやろう。これは本当に特別な措置だ。名誉に思いたまえ」
再び口答えしようとすると、オーガストが指を振った。途端に、ずきずきと下腹部の疼きが増す。性器が強制的に勃起させられて、とろとろと漏れた先走りが下着に染みをつくった。
「ああぁっ……!」
「せっかくの名誉だ。大人しく聞くといい」
くいくいと指が動かされるたびに、前立腺が刺激されて、腹の中で快楽が荒れ狂った。
私の身体が、陸に打ち上げられた魚のように跳ねまわる。
「あ゛ッ、はぁ……あぁっ!」
「反省はできたかな。話を続けよう」
オーガストの指が動きを止めた。
もう返事をする余裕はなかった。魔法でなんとか感覚を鈍らせようとする。
「我々デーモンは、人間の精気を食らって生きる。聖職者の精気は、特に栄養価の高い生贄となるのだ」
抵抗できない私を見下ろして、オーガストが語り出す。
わざわざ説明されずとも、教会で暮らす者なら誰でも聞かされることだ。私も幼い頃に、司教から聞いて知っている。
性行為をすることで呪いの治療ができるのも、同じ理屈だ。
身体を繋げることで、呪われた宿主の精気の代わりに、聖職者の精気を与える。簡単な呪いならこれで対価を払いきり、解呪することができるという。
アークデーモンを誤魔化し切るほどの精気は、誰にも与えることができない。だから私たちはここに来た。
「できるなら人間を殺して精気を得るところだが、この頃は勇者の生まれ変わりが出たとかで、なにかと外界は物騒だろう。
私のようなか弱いモンスターは、ほとぼりが冷めるまでダンジョンの奥に篭っているべきだろう。まだ死にたくはないのでね」
煽るような言い方に苛立つが、ここは時間稼ぎだと割り切って耐える。
オーガストは朗々と喋り続けた。
「そこで私は考えた。若く美しい神官を飼えばいいと。力を持った神官ならば、子種からでも死なない程度の栄養が得られる。節制して過ごせば、危険を犯してまで町に出る必要もない。いい考えだとは思わないかね?」
「……悪趣味だ」
オーガストの戯言を聞きながら、快楽漬けにされて霞がかった頭で、どうするべきか考えた。
ルカは私を見捨てない。理屈より感情で動く人だ。彼の実力なら、きっと最下層まで1人でもたどり着くだろう。ならば私は下手に動かず、時間稼ぎをして情報を引き出す。
「なぜ私など。もっと優秀な者もいたでしょうに」
私はオーガストの神経を逆撫でしないよう、言葉を選んで口を開いた。洞窟暮らしで会話に飢えていたのか、オーガストは嬉々として話に乗ってきた。
「それは、君が1番美しかったからさ」
「馬鹿なことを」
自分の身体は徹底的に美を追求しているくせに、人間に対する審美眼は足りないようだ。
「私が美しいといわれたのは子供のときだけです。司教様も、大人になってからは私に魅力がなくなったと言いました」
「それはその司教の審美眼が歪んでいたのだ」
オーガストが美しい顔をしかめた。
「君ほど美しい人間はそういない。まして成人した雄となるとなおさらだ。
若い雄は体力があっていい。長く生きられる。若く美しい君は、私の餌として最適な人材なのだよ」
まだおかしなことを言っているが、あまり刺激するのもよくない。私は口を閉じて次の手を考える。
オーガストの赤い瞳が、妖しく光った。
「なにかよからぬことを企んでいるようだ」
「私はなにも」
「ふん。まあいい。すぐに何も考えられなくなるさ」
先走りでどろどろになった下穿きに、ぬるりと生温かいものが触れた。
悪寒が走り、とっさに飛び退こうとして足枷がじゃらりと音を立てた。
「なんだ、これは……!」
ぬめぬめとした植物の蔦が檻の隙間から入り込み、私の脚に絡みついてくる。粘液に触れた部分は服が溶け落ち、素肌が露わになった。
「私の可愛いペットだよ。彼に味見してもらうといい。私はここで鑑賞するとしよう」
「嫌だ! 離せ!」
手で引き剥がそうとするが、蔦はびくともしない。つるつる滑って、粘液が余計に広がるだけだ。次第に、上半身の服も溶けだしていく。
オーガストは椅子に腰掛け、優雅に足を組みながら満足げに微笑んでいた。
(卑劣な……!)
絡みつく蔦から逃れようと、必死でもがいた。
突如、檻の前に1匹のデーモンが飛び出してくる。かなり慌てた様子だ。
「アークデーモン様! ご報告です!」
「後にしろ」
「緊急です! 怪しい男が……」
オーガストの顔が不機嫌そうに歪む。
「こいつの連れか? あれなら用済みだ。デーモン軍団を手配して殺させたはずだが」
「それが、デーモン軍団は全滅しました。今、その男がこちらに向かってきています!」
「なんだと!」
オーガストが冷静さを失って立ち上がる。
美しい頭の上に禍々しい角が2本生えた。形の整った口は左右に裂けて、鋭い牙が口元から覗いた。その他、美術品のように見えた身体が全体的に歪んで見えた。
「アークデーモン様、お姿が!」
「……! 私としたことが」
デーモンに指摘されると、オーガストが指を振る。歪んだ姿は一瞬で消え失せ、再び美しい男が現れた。
作った余裕の笑みを浮かべ、私に向き直る。
「貴様はここで蔦と遊んでもらえ」
「どこに行く気だ!」
オーガストは答えない。
そのままどこかに立ち去ろうとしたとき。オーガストの横合いから、爆発音とともに土煙が立ち昇った。
起きた直後だからか、意識が朦朧としている。今がどういう状況なのか、すぐには思い出せなかった。
(たしかルカ様と、ダンジョンに潜って……)
最初から順に記憶をたどり、最後にルカがトラップにかかったことを思い出した。
「ルカ様!」
とっさに立ち上がろうとするが、何かに脚を引っ張られて転ぶ。足元からじゃら、と重い金属が擦れる音がした。
「これは、鎖……?」
足首に、罪人がするような鉄製の足枷をかけられている。そこから伸びた鎖が、粗末な石造りの壁に打ち付けてあった。
顔を上げると、正面には頑丈そうな鉄製の柵が並んでいる。どうやら私は、檻の中に繋がれているようだ。
その奥に、1人の男性が立っている。
後ろから見ても立ち姿に品があり、長い黒髪はつやつやとしている。まるで裕福な商人か貴族のような雰囲気だ。
助けを求めようと口を開きかけて、ふと、どうしてこんな人が、ダンジョンの中にいるのかと疑問に思う。
私が入っている牢屋以外のほとんでが、岩肌がそのまま露出したただの洞窟の壁だ。
しかしあの男性がいるあたりだけ、他と様子が違う。白い大理石でできた壁に囲まれた空間に、赤紫色の絨毯が敷いてある。その上には貴族が使うような装飾の多いテーブルと椅子、上質なティーセットが並べてられていた。
ただ、そのどれもが骸骨や蝙蝠をもとにした禍々しいモチーフで装飾されている。一般的な人間の趣味とは、とてもいえない。
「目が覚めたかね」
その男性は、役者のようなよく通る声をしていた。
「ここはなんですか? あなたは……」
「そう慌てることはない。時間はたっぷりあるのだからね」
男性が、こちらに振り返った。
長く伸ばした漆黒の髪に、妖しく光る血のように赤い瞳。顔のパーツひとつひとつが作り物のように整っており、左右対称にバランスよく配置されている。
この世のものとは思えないほど美しい顔立ちだった。見ているだけで精気を吸い取られそうだ。
そこにあるのは、個人差のある感性などを超越した、人外の美。
気圧されて、身動きがとれない。
「アークデーモン……」
「その通り。よくわかったね」
アークデーモンは優美に口角を上げる。幼年学校の教師のような穏やかな口調だった。
「正解だが、私はその名で呼ばれるのを好まない。君たちだって、お互いを『人間』と呼び合ったりしないだろう?」
「……では、なんといえば?」
「普通の人間が私の名を口にしたら、八つ裂きにしてやるところだがね。君は特別に許してあげよう。私は美しいものが好きなんだ」
妙齢の美青年が、妖しく微笑む。過ぎた美しさに呼吸が圧迫されて、息苦しく感じる。
「私はオーガスト。きちんと敬称をつけて呼びたまえ」
モンスターの言いなりにはならない、と黙ったままオーガストを睨みつける。
彼は反抗的な態度が気に入らなかったのか、芝居がかったため息をついた。
「やれやれ。まだ自分の立場というものを理解していないようだ」
「私の立場? 生贄だとでも言うのか」
「それもまた正解だが、満点ではない」
オーガストの指が、私の腹を指さした。モンスターが魔法を使うのに、魔導書はいらない。オーガストは指を振る仕草で、魔法を行使したのだろう。
内臓の奥から異様なまでの熱さを感じる。煮えたぎるようなこれは、痛みではない。快楽だ。
私は熱を持った腹部を押さえてうずくまる。
「こういった類の拷問は淫魔のものであって、私の趣味ではないのだがね。君の立場を分からせるためには仕方のないことだ」
「な、にを……」
「理解しているのだろう? 人間の中にある、性欲を司る場所を刺激しつづけているんだ。雄の場合は前立腺と言ったかな」
「どうして、そんなこと」
「何度も言ったじゃないか。君の立場を分からせるためだと。仕方がない。意識があるうちに、人間にもわかるよう説明してやろう。これは本当に特別な措置だ。名誉に思いたまえ」
再び口答えしようとすると、オーガストが指を振った。途端に、ずきずきと下腹部の疼きが増す。性器が強制的に勃起させられて、とろとろと漏れた先走りが下着に染みをつくった。
「ああぁっ……!」
「せっかくの名誉だ。大人しく聞くといい」
くいくいと指が動かされるたびに、前立腺が刺激されて、腹の中で快楽が荒れ狂った。
私の身体が、陸に打ち上げられた魚のように跳ねまわる。
「あ゛ッ、はぁ……あぁっ!」
「反省はできたかな。話を続けよう」
オーガストの指が動きを止めた。
もう返事をする余裕はなかった。魔法でなんとか感覚を鈍らせようとする。
「我々デーモンは、人間の精気を食らって生きる。聖職者の精気は、特に栄養価の高い生贄となるのだ」
抵抗できない私を見下ろして、オーガストが語り出す。
わざわざ説明されずとも、教会で暮らす者なら誰でも聞かされることだ。私も幼い頃に、司教から聞いて知っている。
性行為をすることで呪いの治療ができるのも、同じ理屈だ。
身体を繋げることで、呪われた宿主の精気の代わりに、聖職者の精気を与える。簡単な呪いならこれで対価を払いきり、解呪することができるという。
アークデーモンを誤魔化し切るほどの精気は、誰にも与えることができない。だから私たちはここに来た。
「できるなら人間を殺して精気を得るところだが、この頃は勇者の生まれ変わりが出たとかで、なにかと外界は物騒だろう。
私のようなか弱いモンスターは、ほとぼりが冷めるまでダンジョンの奥に篭っているべきだろう。まだ死にたくはないのでね」
煽るような言い方に苛立つが、ここは時間稼ぎだと割り切って耐える。
オーガストは朗々と喋り続けた。
「そこで私は考えた。若く美しい神官を飼えばいいと。力を持った神官ならば、子種からでも死なない程度の栄養が得られる。節制して過ごせば、危険を犯してまで町に出る必要もない。いい考えだとは思わないかね?」
「……悪趣味だ」
オーガストの戯言を聞きながら、快楽漬けにされて霞がかった頭で、どうするべきか考えた。
ルカは私を見捨てない。理屈より感情で動く人だ。彼の実力なら、きっと最下層まで1人でもたどり着くだろう。ならば私は下手に動かず、時間稼ぎをして情報を引き出す。
「なぜ私など。もっと優秀な者もいたでしょうに」
私はオーガストの神経を逆撫でしないよう、言葉を選んで口を開いた。洞窟暮らしで会話に飢えていたのか、オーガストは嬉々として話に乗ってきた。
「それは、君が1番美しかったからさ」
「馬鹿なことを」
自分の身体は徹底的に美を追求しているくせに、人間に対する審美眼は足りないようだ。
「私が美しいといわれたのは子供のときだけです。司教様も、大人になってからは私に魅力がなくなったと言いました」
「それはその司教の審美眼が歪んでいたのだ」
オーガストが美しい顔をしかめた。
「君ほど美しい人間はそういない。まして成人した雄となるとなおさらだ。
若い雄は体力があっていい。長く生きられる。若く美しい君は、私の餌として最適な人材なのだよ」
まだおかしなことを言っているが、あまり刺激するのもよくない。私は口を閉じて次の手を考える。
オーガストの赤い瞳が、妖しく光った。
「なにかよからぬことを企んでいるようだ」
「私はなにも」
「ふん。まあいい。すぐに何も考えられなくなるさ」
先走りでどろどろになった下穿きに、ぬるりと生温かいものが触れた。
悪寒が走り、とっさに飛び退こうとして足枷がじゃらりと音を立てた。
「なんだ、これは……!」
ぬめぬめとした植物の蔦が檻の隙間から入り込み、私の脚に絡みついてくる。粘液に触れた部分は服が溶け落ち、素肌が露わになった。
「私の可愛いペットだよ。彼に味見してもらうといい。私はここで鑑賞するとしよう」
「嫌だ! 離せ!」
手で引き剥がそうとするが、蔦はびくともしない。つるつる滑って、粘液が余計に広がるだけだ。次第に、上半身の服も溶けだしていく。
オーガストは椅子に腰掛け、優雅に足を組みながら満足げに微笑んでいた。
(卑劣な……!)
絡みつく蔦から逃れようと、必死でもがいた。
突如、檻の前に1匹のデーモンが飛び出してくる。かなり慌てた様子だ。
「アークデーモン様! ご報告です!」
「後にしろ」
「緊急です! 怪しい男が……」
オーガストの顔が不機嫌そうに歪む。
「こいつの連れか? あれなら用済みだ。デーモン軍団を手配して殺させたはずだが」
「それが、デーモン軍団は全滅しました。今、その男がこちらに向かってきています!」
「なんだと!」
オーガストが冷静さを失って立ち上がる。
美しい頭の上に禍々しい角が2本生えた。形の整った口は左右に裂けて、鋭い牙が口元から覗いた。その他、美術品のように見えた身体が全体的に歪んで見えた。
「アークデーモン様、お姿が!」
「……! 私としたことが」
デーモンに指摘されると、オーガストが指を振る。歪んだ姿は一瞬で消え失せ、再び美しい男が現れた。
作った余裕の笑みを浮かべ、私に向き直る。
「貴様はここで蔦と遊んでもらえ」
「どこに行く気だ!」
オーガストは答えない。
そのままどこかに立ち去ろうとしたとき。オーガストの横合いから、爆発音とともに土煙が立ち昇った。
5
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
妖精です、囲われてます
うあゆ
BL
僕は妖精
森で気ままに暮らしていました。
ふと気づいたら人間に囲まれてました。
でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。
__________
妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精
なんやかんやお互い幸せに暮らします。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる