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第1章 ~ノワール国~
序章
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自室にて私はいつも着用している。鎧を着込む。年頃なのだからドレスの1つも着るべきなのだろうけど…。
いやいや、私は騎士なんだと自分に言い聞かせる。
我が家の家紋である太陽が 掘られている剣を腰に下げ家をでる。
町は元の姿へと戻って来ていて活気もついてきた。あっ!露店商でオズが店の若い女性を口説いている…まったく…あの男は…。
昔は私も引っ掛かりそうになったが…早くあの男の本性に気が付いてよかった。
オズに気が付かれないように裏道を進み王宮へと歩を進める。
顔見知りの門番に挨拶をして城の中庭へと足を向けると…。
「いいこと!良くお聞きなさいな!」
女性の声が響く。普段はとても澄んでいる声の持ち主ではあるが…なにやら口論をしているのだろうか。
何事だろうと歩みの速度を上げる。
「大きかろう小さかろう凹んでいよう飛び出していようと、そこにはいっさいの差別、区別はないの!!」
…なんの話しだ?
「それぞれ歴史があり、苦労があり、癒しがある。つまり女性は2つの人生を背負っているのよ!」
…人権の話しだろうか?
美しい金髪を後で1本に纏めている女性。
本日は淡い緑色のドレスを身に纏っている。目の前のぽかんとしている男になにかしら熱く語りかけているようだ。
流石はノワール国の王女きっと民の人権と素晴しさなどを語って………。
「つまり!おっぱいは正義なのよ!!」
……なかった。
「何をいっているのですか!!!」
「あら、来たわね。私のおっぱいちゃん。」
…頭が痛い…。
「貴女のではありません!」
「今はね!」
ウインクをしながら微笑む。
「今後もなにもありません!第一男の前でなんてことを!!」
「ぬ?」
男が首を傾げる。
「いやー、ここまで女性の胸について語られるとは思わなかったよ。余程好きなんだな。」
「あら?貴方お嫌い?もしかしてそっちの方?それともあっちの方?」
どっちの方だ!!
「面白い姫さんだな。」
「当然!でもそれだけでは無いわよ!!ずば抜けた知性と品性も兼ね揃えてるわ!私はいずれEL Doradoの王になるのよ!」
どん!と言い切るあたりなかなかの神経の持ち主なのだろけど…。自分は王女なのに王になると言い切るとは…。
「さぁ!私は総て話したわ!次は貴方の番よ!率直に!!何者なの?」
「俺かい?」
そうだ、この目の前男に対する疑問が多い。
① どこから来たのか?
② 目的は何か?
③ 人なのか?亜人なのか?
④ その力は何か?
他にもあるが取り敢えずはこの4つ。
「ぬ~、まぁ簡単な自己紹介はしないとな。」
一部、角の様に天を突いている男の髪が揺れる。
「俺の名前は七梨 タカだ。人間か?亜人か?というか亜人ってなんだ?ここへ来た目的?目的も何も落ちた場所がここだったから、そんなものはない。あとなんだっけ?力か?鍛えているから俺は強いよ!」
…嘘はついていないような気がするけど…。
「シチリ?変わった名ね。」
「そうか?」
「もう一つ、いいかしら?」
「なんじゃらほい?」
「シチリ、貴方は伝説の勇者なの?」
伝説の勇者。
子供の頃から良く聞かされる話し。突如として異世界からやって来た。向かうところ敵無しの最強の戦士達。彼らのその力と勇気のお陰でかつて魔族を支配していた王を倒し世の中を平和へと導いた。
目の前の男、シチリ タカは再び現れた伝説の勇者だと思ったが…。
「伝説の勇者は初めから言葉が通じていたと記述にはあるけど…。」
「その話を聞いたときは正直にすげぇ!と思ったよ。力はともかく、なんの知識も無いのにいきなり現地の住民と会話が出来るなんてなぁ。それだけでもうチートだと思うぜ俺は。」
ちーと?なんだ?ちーととは?
頭の中の疑問符が増える。
「ふむ、その考えは記述には無かったわ…でも確かにそうね。勇者様の会話にはチートだなという言葉はあったけど…言葉に不自由したとは無かった。」
エリカ王女のその知識量は何処から集められているのだろうか?本人は「基礎さえ把握していれば、大体のことは1度で覚えれるわ。」と恐ろしいことを言っていた気がする。
「しかし、シチリも直ぐに言葉を理解し話せるではないか!?」私も負けじと質問を口にする。
「いや、「話せるようになった。」だよ。発音自体は日本語に似ているから、なんとかなっただけだよ。」
「話せるようになったって…まだノワール国へ来て7日だぞ?たった7日で覚えれるのか!?」
「なぁに、一緒に飯食って風呂入ってたら覚えるさ!」
けろっと答えるシチリに疑いを持ちたかったが…事実こうして会話が成り立っているのでそうなのだと信じるしかなかった。
いやいや、私は騎士なんだと自分に言い聞かせる。
我が家の家紋である太陽が 掘られている剣を腰に下げ家をでる。
町は元の姿へと戻って来ていて活気もついてきた。あっ!露店商でオズが店の若い女性を口説いている…まったく…あの男は…。
昔は私も引っ掛かりそうになったが…早くあの男の本性に気が付いてよかった。
オズに気が付かれないように裏道を進み王宮へと歩を進める。
顔見知りの門番に挨拶をして城の中庭へと足を向けると…。
「いいこと!良くお聞きなさいな!」
女性の声が響く。普段はとても澄んでいる声の持ち主ではあるが…なにやら口論をしているのだろうか。
何事だろうと歩みの速度を上げる。
「大きかろう小さかろう凹んでいよう飛び出していようと、そこにはいっさいの差別、区別はないの!!」
…なんの話しだ?
「それぞれ歴史があり、苦労があり、癒しがある。つまり女性は2つの人生を背負っているのよ!」
…人権の話しだろうか?
美しい金髪を後で1本に纏めている女性。
本日は淡い緑色のドレスを身に纏っている。目の前のぽかんとしている男になにかしら熱く語りかけているようだ。
流石はノワール国の王女きっと民の人権と素晴しさなどを語って………。
「つまり!おっぱいは正義なのよ!!」
……なかった。
「何をいっているのですか!!!」
「あら、来たわね。私のおっぱいちゃん。」
…頭が痛い…。
「貴女のではありません!」
「今はね!」
ウインクをしながら微笑む。
「今後もなにもありません!第一男の前でなんてことを!!」
「ぬ?」
男が首を傾げる。
「いやー、ここまで女性の胸について語られるとは思わなかったよ。余程好きなんだな。」
「あら?貴方お嫌い?もしかしてそっちの方?それともあっちの方?」
どっちの方だ!!
「面白い姫さんだな。」
「当然!でもそれだけでは無いわよ!!ずば抜けた知性と品性も兼ね揃えてるわ!私はいずれEL Doradoの王になるのよ!」
どん!と言い切るあたりなかなかの神経の持ち主なのだろけど…。自分は王女なのに王になると言い切るとは…。
「さぁ!私は総て話したわ!次は貴方の番よ!率直に!!何者なの?」
「俺かい?」
そうだ、この目の前男に対する疑問が多い。
① どこから来たのか?
② 目的は何か?
③ 人なのか?亜人なのか?
④ その力は何か?
他にもあるが取り敢えずはこの4つ。
「ぬ~、まぁ簡単な自己紹介はしないとな。」
一部、角の様に天を突いている男の髪が揺れる。
「俺の名前は七梨 タカだ。人間か?亜人か?というか亜人ってなんだ?ここへ来た目的?目的も何も落ちた場所がここだったから、そんなものはない。あとなんだっけ?力か?鍛えているから俺は強いよ!」
…嘘はついていないような気がするけど…。
「シチリ?変わった名ね。」
「そうか?」
「もう一つ、いいかしら?」
「なんじゃらほい?」
「シチリ、貴方は伝説の勇者なの?」
伝説の勇者。
子供の頃から良く聞かされる話し。突如として異世界からやって来た。向かうところ敵無しの最強の戦士達。彼らのその力と勇気のお陰でかつて魔族を支配していた王を倒し世の中を平和へと導いた。
目の前の男、シチリ タカは再び現れた伝説の勇者だと思ったが…。
「伝説の勇者は初めから言葉が通じていたと記述にはあるけど…。」
「その話を聞いたときは正直にすげぇ!と思ったよ。力はともかく、なんの知識も無いのにいきなり現地の住民と会話が出来るなんてなぁ。それだけでもうチートだと思うぜ俺は。」
ちーと?なんだ?ちーととは?
頭の中の疑問符が増える。
「ふむ、その考えは記述には無かったわ…でも確かにそうね。勇者様の会話にはチートだなという言葉はあったけど…言葉に不自由したとは無かった。」
エリカ王女のその知識量は何処から集められているのだろうか?本人は「基礎さえ把握していれば、大体のことは1度で覚えれるわ。」と恐ろしいことを言っていた気がする。
「しかし、シチリも直ぐに言葉を理解し話せるではないか!?」私も負けじと質問を口にする。
「いや、「話せるようになった。」だよ。発音自体は日本語に似ているから、なんとかなっただけだよ。」
「話せるようになったって…まだノワール国へ来て7日だぞ?たった7日で覚えれるのか!?」
「なぁに、一緒に飯食って風呂入ってたら覚えるさ!」
けろっと答えるシチリに疑いを持ちたかったが…事実こうして会話が成り立っているのでそうなのだと信じるしかなかった。
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