5 / 24
第1章 ~ノワール国~
【ジーンの森】
しおりを挟む
私を肩に乗せオズの操る【虚兵】 は【ジーンの森】へと急ぐ。
【オズ - カペルシュ】は私の2つ上の先輩で…昔、ちょっと…色々あった…現在は虚兵騎士。
階級は兵士、騎士、虚兵騎士と上がる。細かく言うと兵士にも騎士にも種類や役職が数在るのだけれど…位が高いのは虚兵騎士と呼ばれる【虚兵】を操ることが可能な騎士だ。
私の位は騎士なのだが父上…アレク-ヘーリオスの娘という肩書きで随分と優遇されている…。
…でも、それが辛い…自分で言っといてアレだが大きすぎる父親の名前を越すのは至難の技だ…。
何かを上手くやれば「流石、アレクの娘だ」
失敗しても「アレクの娘だから大丈夫だ」
国を護りたいのは自分の意識なのだが…敵よりも先に父親の名前に負けそうな気がする。先の戦闘でも私は1人でも闘えた、闘えていた!
「騎士団長の娘のお前ならどう見る?」
「アレクならば策が見つかる。」
グライス王の一言が…私には重い。そういう状況では無い!…ということも重々承知していることなのに…。
「かなわないなぁ…。」
『なにが?』
不意に呟いた一言にオズが反応する。
『前線から一時離脱するからと言って気を抜くなよ。』
「わかってるよ…。」
『なら、いいけどよ…ぼーっとして振り落とされんなよ?』
「わかってるって!」
足腰を特化しスピードを限界まで強化したオズ専用【虚兵】レユニオン。グライス王のハーレクイーンには及ばないが、近いスピードを記録している。
レユニオンによって【ジーンの森】には通常より速く到着できる。
今の私に出来ることは一刻も速く国に騎士団長を連れていくこと!
前に少し触れたが【ジーンの森】とはノワール国から離れたところにある。
大樹が並び、森全体を緑が包んでいる。屋◯島と白◯山地のような…一言で言うならばもの◯け姫に出てきそうな森である。ちなみにこの森には2メートルを越えるイノシシが存在するが怨みや憎しみで蜘蛛のような姿にはならない。
木々が生い茂るこの森は様々な獣だけではなく、何処からか逃げてきた罪人が逃げ隠れしている。どんなに追ってもこの森の奥に入ってしまわれたら…巨大なイノシシもそうだが他にも巨体な猛獣が多数存在している。
それにこの森には最下級だが魔族も潜んでいるのだ。
猛獣、魔族だけでも脅威なのだがこの屋◯島…もといジーンの森は生い茂る大樹によって入組んでいる為1度見失うと追跡困難になる恐れが高い。
ミイラ取りがミイラに成りかねない為、どの兵士もこの森へは追跡をしないことになっている。
そうなると、この森は罪人や猛獣で溢れてしまうので、それを防ぐ意味を込めノワール騎士が定期的に見回りとして新人騎士の実戦訓練が行われている。
【オズ - カペルシュ】は私の2つ上の先輩で…昔、ちょっと…色々あった…現在は虚兵騎士。
階級は兵士、騎士、虚兵騎士と上がる。細かく言うと兵士にも騎士にも種類や役職が数在るのだけれど…位が高いのは虚兵騎士と呼ばれる【虚兵】を操ることが可能な騎士だ。
私の位は騎士なのだが父上…アレク-ヘーリオスの娘という肩書きで随分と優遇されている…。
…でも、それが辛い…自分で言っといてアレだが大きすぎる父親の名前を越すのは至難の技だ…。
何かを上手くやれば「流石、アレクの娘だ」
失敗しても「アレクの娘だから大丈夫だ」
国を護りたいのは自分の意識なのだが…敵よりも先に父親の名前に負けそうな気がする。先の戦闘でも私は1人でも闘えた、闘えていた!
「騎士団長の娘のお前ならどう見る?」
「アレクならば策が見つかる。」
グライス王の一言が…私には重い。そういう状況では無い!…ということも重々承知していることなのに…。
「かなわないなぁ…。」
『なにが?』
不意に呟いた一言にオズが反応する。
『前線から一時離脱するからと言って気を抜くなよ。』
「わかってるよ…。」
『なら、いいけどよ…ぼーっとして振り落とされんなよ?』
「わかってるって!」
足腰を特化しスピードを限界まで強化したオズ専用【虚兵】レユニオン。グライス王のハーレクイーンには及ばないが、近いスピードを記録している。
レユニオンによって【ジーンの森】には通常より速く到着できる。
今の私に出来ることは一刻も速く国に騎士団長を連れていくこと!
前に少し触れたが【ジーンの森】とはノワール国から離れたところにある。
大樹が並び、森全体を緑が包んでいる。屋◯島と白◯山地のような…一言で言うならばもの◯け姫に出てきそうな森である。ちなみにこの森には2メートルを越えるイノシシが存在するが怨みや憎しみで蜘蛛のような姿にはならない。
木々が生い茂るこの森は様々な獣だけではなく、何処からか逃げてきた罪人が逃げ隠れしている。どんなに追ってもこの森の奥に入ってしまわれたら…巨大なイノシシもそうだが他にも巨体な猛獣が多数存在している。
それにこの森には最下級だが魔族も潜んでいるのだ。
猛獣、魔族だけでも脅威なのだがこの屋◯島…もといジーンの森は生い茂る大樹によって入組んでいる為1度見失うと追跡困難になる恐れが高い。
ミイラ取りがミイラに成りかねない為、どの兵士もこの森へは追跡をしないことになっている。
そうなると、この森は罪人や猛獣で溢れてしまうので、それを防ぐ意味を込めノワール騎士が定期的に見回りとして新人騎士の実戦訓練が行われている。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる