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真夏の夜の出会い。
その 3
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どうしたらいい…?見ず知らず女を部屋のベットに寝かしたこの状態をなんと説明したらいい?
動悸が激しい…なにか…なにか言わなくては…。
「あ……。」
「?」
「あの…これは知り合いの刑事から聞いた話なんだが…。」
何年か前にこの町の外れの方で殺人事件があった。
殺されたのはスーパーのオーナーで中々悪どいことをしていたそうだ。
容疑者が5人居たそうで警察が捜査したが完全な密室殺人。
お手上げ状態の時にメガネをかけた少年と自称探偵の高校生が名乗り出たそうだ。
理由は解らないが殺人現場に入れたんだ、恐らくは警察関係者なのだろう。
彼らは事件関係者を現場に呼び出した。
なにやら推理めいたことを口にしたその時、入り口が慌ただしくなり1人の男がどかっと現場に入ってきた。警察官が3人ほど男にしがみついていたことから無理矢理に入ってきたのだろう。
そしてこう言った。
「預けていたものを取りに来た。」
その男の話によるとオーナーは『魔除け』の為に無理を言って水晶を借りていたそうだ。それを返してもらいに来たと…。
非常識。
皆そう思ったそうだが…何も気にしない様子で水晶を手に取り。
「忘れてた…この度は御愁傷様です。」と一言。辺りを見渡してから容疑者の1人を指差す。
「人1人を殺したところで良いこと無いよ?」
周りがどよめく中、男は帰っていった。
現場はパニックになったそうだが、自称探偵少年達が証拠を見つけていて犯人と確定。
後日、知り合いの刑事がその男に話を聞いたら「1人眼が腐ってた。」と返された。
この話で俺が何を言いたいのかと言うと………えっと……と頭を回したが…何もでてこなかったから、正直になんでもないと話した。
「ふふっ、おかしい人だね。」
笑われてしまった…やはり馴れないことはするものではないな…。
あの人はとてつもなく凄いことをしていたのだな。
「で、私を連れ込んで何をするつもりだったの?」
動悸が激しい…なにか…なにか言わなくては…。
「あ……。」
「?」
「あの…これは知り合いの刑事から聞いた話なんだが…。」
何年か前にこの町の外れの方で殺人事件があった。
殺されたのはスーパーのオーナーで中々悪どいことをしていたそうだ。
容疑者が5人居たそうで警察が捜査したが完全な密室殺人。
お手上げ状態の時にメガネをかけた少年と自称探偵の高校生が名乗り出たそうだ。
理由は解らないが殺人現場に入れたんだ、恐らくは警察関係者なのだろう。
彼らは事件関係者を現場に呼び出した。
なにやら推理めいたことを口にしたその時、入り口が慌ただしくなり1人の男がどかっと現場に入ってきた。警察官が3人ほど男にしがみついていたことから無理矢理に入ってきたのだろう。
そしてこう言った。
「預けていたものを取りに来た。」
その男の話によるとオーナーは『魔除け』の為に無理を言って水晶を借りていたそうだ。それを返してもらいに来たと…。
非常識。
皆そう思ったそうだが…何も気にしない様子で水晶を手に取り。
「忘れてた…この度は御愁傷様です。」と一言。辺りを見渡してから容疑者の1人を指差す。
「人1人を殺したところで良いこと無いよ?」
周りがどよめく中、男は帰っていった。
現場はパニックになったそうだが、自称探偵少年達が証拠を見つけていて犯人と確定。
後日、知り合いの刑事がその男に話を聞いたら「1人眼が腐ってた。」と返された。
この話で俺が何を言いたいのかと言うと………えっと……と頭を回したが…何もでてこなかったから、正直になんでもないと話した。
「ふふっ、おかしい人だね。」
笑われてしまった…やはり馴れないことはするものではないな…。
あの人はとてつもなく凄いことをしていたのだな。
「で、私を連れ込んで何をするつもりだったの?」
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