ぼくはゴレえもん。未来の人型ロボット。

しゃあっ

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ゴレえもんって名前じゃないよ。人型だもん。

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『なんでぼくは勉強ができないんだろう。』
あしたから学校は夏休みだというのに
駄目夫の顔は暗かった。
夏休み前のテストは0点ばかり。
通知表の評価も最低な1ばかり。
『もっとがんばりましょう』ばかりだ。
クラスではなく学年でも最下位だと
みんなに言われている、、、


クラスのいじめっ子やとりまきの奴らは
学校で飼育しているうさぎの餌やりと掃除の当番を全部ぼくに押し付けてきた。


きっとあいつらは自分達の好き勝手に
ぼくをよびだしてやきゅうで三振したら
殴ったりするんだろう。
やきゅうなんて、やりたくないのに。

と思うと人生が嫌になってくる。
なんでぼくは、、、

『そうだね。きみはダメダメだね。』

「えっ! 今の声はなに!」

『ここだよ。ここにいる小型のロボットだよ。』

そこにはまん丸い2頭身のオモチャが
いて喋ってる。手足を動かして表情まで
変わるなんて、驚きだ!

『大声を出さないでね。
ぼくのご主人様が現れるから。』
『手で口を塞いで。』

とオモチャは話した。
すると机の引き出しが開いて中から男の人が出て来た!!

『やあ、ぼくはゴレえもん。』
『ってのは嘘で名前は別にあるんだけど
ゴレくんって呼んでくれ。』

その人は人間そっくりで、そんな名前は
おかしいと思ったけど、
ぼくの駄目野駄目夫って名前もクソみたいな酷い苗字で酷い名前だもんな。

両親が高名な占い師に相談したら
中学に上がる前に運が開ける名前だと
言ったから、この名前になったそうだけど。

かっこいい人だなぁ。

なんで机から出て来れるんだろう。

『さて駄目夫くん。夕食は食べた?』

ぼくは口から手を外して
「夕食は食べたよ。後は寝るだけ。」

『じゃあ自由時間だね。』
『机の中に入って来て。
タイムマシンで未来に行こう。』

「えっ!タイムマシン!」

『ぼくが何をしに過去にやって来たのか
タイムマシンを操縦しながら話すよ。』

『本当は過去の人間を未来に行かせる事も、過去に行かせる事もできないんだ。
タイムパトロールに捕まっちゃうし、
タイムマシン自体、手に入れる事はできないからね。』

『今回は特別に許可をもらっているし、
このタイムマシン自体がタイムパトロールからのレンタル品でロボットなんだ。
悪用していないかどうかタイムパトロール本部に逐一連絡をしている。
駄目夫くん以外の人間を乗せたりしたら
即座に通報されちゃうよ。』
『さあ、ここのパネルに手を当てて。
メガネを外して顔をアップでパネルに
写して。
うん。
DNAと網膜と指紋と掌紋と指の血管が
登録されたよ。
チェック完了。
これで出発できる。』


この時、ぼくは自分の運命が変わるかも
しれないと思ったんだ。

このままじゃ、中学でも学年で最下位に
なって、ずっといじめられ続けて、
高校も最低な底辺高校に行く事になりそうだ。
そんな高校は不良ばかりだから、
ぼくは毎日いじめられるだろう。

そんな高校に行くより死んだ方がいいかもしれないなんて思う事もある。

でも未来に行ったら変わるかもしれないな!

そんな事をぼくは思ってた。
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