【第2部】メラヴェル女男爵の事件簿〜死のお茶会〜【エドワード朝英国ミステリー×ヒストリカルロマンス】

早瀬晶

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9.【出題編】レジナルド・シルヴァリー①

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 シルヴァリー伯爵未亡人を訪ねた翌日、アメリアは自室でまだ臥せっている母を昼食前に見舞おうとした。
 しかし、先に母の世話をしているハウスメイドのエマを通じて様子を伺ったところ、「まだ咳が止まらないので会えない」との伝言が伝えられただけだった。
 アメリアは母の意図を察して、一つため息をついた。
 以前から母は来週予定されているベリック男爵夫人のチャリティ・ダンスパーティーにどうしてもアメリアを出席させたがっていた。
 母はそのダンスパーティーでアメリアが結婚相手の候補を見つけることを期待しているので、質の悪い風邪が娘にうつる可能性を徹底的に排除したいのだろう。
 
 アメリアは直接母の様子を見られないことが不安だったものの、エマが「奥様はお食事はきちんとおとりになっています」と請け合ってくれたので、ひとまずは大丈夫そうだと思った。
 それと同時に、別の安堵も感じていた。
 アメリアはその日の午後、シルヴァリー伯爵未亡人とアルバート卿と共に、今回の事件の被害者の先代シルヴァリー伯爵の弟ミスター・レジナルド・シルヴァリーを訪ねることになっていた。
 そのことについて母に何も言わずに済むのは正直好都合だった。

 そして、午後3時過ぎ――。
 伯爵未亡人が伯爵家の自動車でアメリアを〈メラヴェル・ハウス〉まで迎えに来てくれた。
 アメリアが伯爵未亡人の隣に乗り込むと、彼女はこれから訪ねるミスター・レジナルドと彼の屋敷のことについて話してくれた。
  
 一方のアメリアはその話を聞きながら、昨日彼女の屋敷を尋ねたときに、偶然見てしまった彼女の幼い息子――当代のシルヴァリー伯爵――の髪の色のことを考えていた。
 あのとき、可愛らしい赤子の赤毛が夏の午後の光に輝いているのを確かに見た。
 アメリアは横目でちらりとシルヴァリー伯爵未亡人の明るいブラウンの髪を確認し、昨日シルヴァリー伯爵家の応接間で見た先代シルヴァリー伯爵の肖像画――くすんだブロンドの男性描かれていた――を思い出した。

 ――あの子の父である先代シルヴァリー卿も母であるレディ・シルヴァリーも赤毛ではない……。
 ――もちろん、両親が暗い髪の色でも赤毛の子が生まれたという話は聞いたことがあるけれど……。

 警察の調べでは、伯爵の存命中から不審な赤毛の若い男が頻繁に伯爵未亡人を訪ねてきていたという。
 ここまで状況証拠が揃っているとさすがにアメリアも疑わざるを得ない。
 昨日の反応からしてアルバート卿も同じ疑惑を抱いたと見える。

 ――だからと言って、直接聞くわけにもいかないわね。

 アメリアはグレーの訪問用ドレスのスカートのしわを手で伸ばすふりをして心を落ち着けると、一旦その疑問は棚上げにして、今日はミスター・レジナルド・シルヴァリーに集中することにした。

 ***

 メアリルボーンのミスター・レジナルド・シルヴァリーの屋敷は、レンガ造りのこぢんまりとした邸宅だった。
 先ほどの伯爵未亡人の話によると、元は先代伯爵とミスター・レジナルドの祖母――3代前の伯爵夫人――が寡婦として暮らすために建てられた屋敷らしい。
 たくましい見た目の割に控えめな性格のミスター・レジナルドはここに僅かな使用人と暮らしているとのことだった。

 小さな前庭を通って、玄関に着くと伯爵未亡人がドアベルを鳴らす前にドアが開いた。
 ドアを開けたのは、老家政婦だった。
 彼女は温かい微笑みを浮かべながら二人を迎えてくれた。

「ミセス・スウィーニー、久しぶりね」
「奥様、ようこそいらっしゃいました。お嬢様も」

 家政婦のミセス・スウィーニーは恭しく挨拶した。
 彼女は元はシルヴァリー伯爵家に仕えていて、先代伯爵とミスター・レジナルドと彼らの姉妹が幼少の頃から家政婦長を務めていた女性らしい。
 そして、約5年前にミスター・レジナルドが大学を卒業したのを期に兄夫妻の家から独立することになったので、特に可愛がっていた末子の彼に付いてメアリルボーンの屋敷に移った、というのが先ほど車内で伯爵未亡人から聞いた話だった。

 アメリアが伯爵夫人に付いて室内に足を踏み入れたときに、奥から一頭の犬が伯爵夫人に向かって駆け寄ってきた。
 灰色のベドリントン・テリアだ。 
 そのおでこから鼻筋をふわふわの毛が覆っている。

「あら、ロティ!元気だった?」

 伯爵未亡人が呼びかけると、ロティと呼ばれたベドリントン・テリアは彼女を見上げて千切れんばかりにしっぽを振った。

「この子も年ですからね。最近は少し心臓が弱っているようですわ」

 ミセス・スウィーニーは頬に手を当てて心配そうに言った。
 
「あら?そんなにおばあちゃんだったかしら?」

 伯爵未亡人は少し腰を落としてロティを撫でてやりながら彼女の顔を見つめて言った。
 アメリアは犬を飼ったことがないので、犬は何歳になったら「おばあちゃん」になるのかはよくわからなかった。

「この子は私が嫁いでくる前から伯爵家で飼われていたのだけど、レジナルドが独立するときに連れて行ったのよ。ミセス・スウィーニーと同じね」

 伯爵夫人はミセス・スウィーニーにいたずらっぽい笑みを向けた。
 ミセス・スウィーニーも「奥様のおっしゃる通りですわね」と声を立てて笑って、2人を屋敷の奥へと促した。

 そうして、ロティに伴われたアメリアと伯爵夫人は小さな書斎に通された。
 ミスター・レジナルドは紳士らしく書斎で客人を迎えることを好むらしい。
 書斎にはこの家の主人であるミスター・レジナルド・シルヴァリーと先に着いていたアルバート卿が待っていて、彼らは立ち上がってレディ2人を迎えた。
 ロティは部屋に入るとミスター・レジナルドに駆け寄って彼の足下に大人しく伏せた。
 アメリアはアルバート卿の目がロティを追ったのに気がつき、ふと前回侯爵家での盗難事件を捜査しているときに彼が子どもの頃ポメラニアンを飼っていたと話していたことを思い出した。

「初めまして、レディ・メラヴェル」
「今日は会ってくださってありがとう。ミスター・シルヴァリー」
「いえ、レディ・シルヴァリーへの警察の馬鹿げた疑いを晴らすためにできることがあれば何だってやりますよ」
 
 ミスター・レジナルドは聞いていた通りの大柄で筋肉質な若い男性で、いかにもクリケットプレイヤーらしい風格があった。
 彼はくすんだブロンドの少し伸びている髪を耳に掛けながら言う。

「しかし、レディ・シルヴァリーは、あなたを侯爵家の盗難事件を解決した“探偵”だと手紙に書いていたからどんなに恐い女性かと思いましたよ。お優しそうな若いレディで良かった」

 ミスター・レジナルドは自分の言葉に軽く笑って、手振りでアメリアと伯爵未亡人に着席を促した。
 アメリアは伯爵未亡人と一緒に長椅子に腰を下ろしてから、それに応えて言う。

「私、自分では“探偵”だなんて思ってはいませんのよ。今回はただレディ・シルヴァリーが幼いシルヴァリー卿から引き離されないで済むように私にできることがあればと思っているだけなのです」

 アメリアの言葉にミスター・レジナルドは神妙に頷いた。
 彼は両手を膝の上で組見ながら重々しい口調で言う。

「それが一番大事ですね。万が一のことがあれば、当然私が叔父として当代のシルヴァリー卿を後見しますが、やはり子供は母親のもとにいるのが一番だ」

 更に彼は「私は独身ですしね」と付け足して僅かに肩を竦めた。
 
 そこでミセス・スウィーニーが書斎に入ってきて、新しく加わったアメリアとレディ・シルヴァリーの分の紅茶をサーブすると、まずアルバート卿が切り出した。

「先ほど、お二人がいらっしゃる前にミスター・シルヴァリーと話していたのですが、先代シルヴァリー卿は4人兄弟の1番上の長男で、彼とあなたの間に2人のお姉様がいるということでしたね」
「ええ、そうです。2人の姉は6年前にほぼ同時に結婚しましてね。それぞれ、オーストリアとベルギーに嫁ぎました。兄の葬式には何とか駆けつけてくれましたが」

 ミスター・レジナルドは目線で壁に掛けられている小さな肖像画を示した。

「あれが7年前の我々兄弟ですよ。兄がレディ・シルヴァリーと結婚する直前に描かれたものです」
 
 肖像画には、いずれも端正な顔立ちの年若い女性2人と青年2人が描かれていた。
 女性の一人はほんの子犬のベドリントン・テリアを抱いている。
 兄弟はいずれも艶のあるくすんだブロンドの髪をしているが、瞳の色は姉の一人と先代シルヴァリー伯爵はブラウンなのに対して、もう一人の姉とミスター・レジナルドはアンバーだった。
 
「兄と私は兄弟の中でも男同士特に仲が良かったのです。兄はいつも私を助けてくれました。ちょうどレディ・シルヴァリーとレディ・デヴァルーのような関係ですね」

 アメリアは頷きながら、シルヴァリー伯爵未亡人が兄妹の中で女同士だったデヴァルー子爵夫人とは昔から特に親しかったと言っていたことを思い出した。

「そうね……オーガスタスは弟のあなたを本当に可愛がっていたわ」

 伯爵未亡人はティーカップを見つめながら呟いた。

「そうは言っても、7年前に結婚してからは兄にとってはあなたが一番でしたよ。ご懐妊されてからはお腹にいたオーギー共々ね」

 ミスター・レジナルドは視線を落とした。
 アメリアはまだ当代のシルヴァリー伯爵の洗礼名までは確認していなかったが、"オーギー"という愛称から父である先代シルヴァリー伯爵と同じ"オーガスタス"と名付けられたのであろうことを察した。 

「あなたは先代シルヴァリー卿は本当に殺されたのだと思いますか?」

 続けてアルバート卿は本題に入った。
 ミスター・レジナルドは躊躇いながら答える。
 
「正直……私はやはり病死だったのではないかと思います。兄は穏やかで優しい男でしたから、誰かに殺されるほど恨まれるなんてことは考えにくい。それに糖尿病が悪くなっていたのだからそんなことをしなくったって……」

 彼はそこまで言うと少し沈黙し、ティーカップを口に運んだ。
 そのアンバーの瞳には深い困惑の色が浮かんでいた。
 アメリアは遠慮がちにではあるが、一歩踏み込んだ問いを投げかけた。

「警察は毒殺と見ているようですが、どう思われますか?」
「うーん……もし仮にそうだとすると、兄は食べ物は食べていませんでしたし、紅茶には最初の一杯に口をつけただけで、あとは水を飲んでいただけだったので、水に何か入っていたということくらいしか考えられないかと。でも、もう1年前ですから調べようがありませんね」

 ミスター・レジナルドは顎に片手を当てて深い溜息をついた。

「シルヴァリー卿がお倒れになる前後の出来事で覚えていらっしゃることはありますか?」

 とアメリアが尋ねると、ミスター・レジナルドは深く考え込むように目を閉じた。
 当日の光景一つひとつを思い出そうとしているようだ。 

「えーと、あのときは……最初はシルヴァリー卿夫妻とヘンリー卿と私で同じテーブルについていました。途中でレディ・シルヴァリーに訪問者があったので、3人が残ることになりました」

 アメリアとアルバート卿は頷いて先を促す。
 アメリアの隣の伯爵未亡人も小さく頷いて、紅茶を一口飲んだ。

「その後すぐに窓際でレディ・デヴァルーと話していたミスター・グレイストーン――彼女の名づけ子の青年です――が紅茶をこぼして騒ぎになって、ヘンリー卿が廊下にいた執事に知らせてくれました。そこまでは何も異常はありませんでした」

 アメリアは横目で隣の伯爵未亡人を窺った。
 顔をまじまじと見るわけにはいかなかったが、アメリアの目には彼女がティーカップをソーサーに戻したときに僅かに指先が震えているように見えた。

「それで、その後――暫くして、ミスター・グレイストーンが庭に2匹のコーギーが迷い込んでいるのを見つけて、兄以外の皆が窓際に寄ってコーギーを眺めました。暫くするとレディ・シルヴァリーも戻ってきて……それで……急に兄が倒れました。そして、それっきり――」

 暫くは誰も口を開かなかった。
 ミスター・レジナルドが深く息を吐いたのが合図だったかのように、アルバート卿が質問を再開した。

「シルヴァリー卿は最後にレディ・シルヴァリーに『君だったんだ』と言い残したと聞いていますが」

 その言葉にミスター・レジナルドは一瞬眉を寄せたが、すぐに首を振って答えた。

「よく覚えていないな。あのときは私もショックを受けていましたからね」

 アルバート卿はアメリアに他に聞きたいことはないか問うような視線を向けたが、事件当日のことについてはひとまずは十分な気がした。
 そこで、アメリアはお茶会の参加者について聞いてみることにした。

「参考までに教えていただきたいのですが、レディ・デヴァルーはどんな方でしょうか?」 
「彼女は面倒見の良いレディです。実のお子さんがいないので、以前から妹のレディ・シルヴァリーや病身の私の兄の世話を焼いていました。そして、最近は専らあの名付け子のミスター・グレイストーンですね」

 ちょうど次にミスター・グレイストーンについて聞きたかったアメリアは微笑んで続きを促した。

「ミスター・グレイストーンは良い若者です。以前から家族の集まりで顔を合わせていましたが、彼も犬好きでね。よく犬の話をしていますよ」

 "犬"と聞いたからかミスター・レジナルドの傍らのロティが少ししっぽを動かした。
 アメリアはアルバート卿がそれを見て微かに笑みを浮かべたのに気がついた。

「しかも、彼は非常に賢い。ケンブリッジでは"ラングラー"だったとか――ケンブリッジでは数学で第一級の成績を修めた者をそう呼ぶのはご存じですね?レディ・デヴァルーが彼に財産を譲りたがっているのもわかります」

 ミスター・グレイストーンは相当優秀らしいとアメリアは思った。
 それこそ、同じケンブリッジにおいて法学で第一級だったというアメリアの父やオックスフォードにおいて古典学で第一級だったというアルバート卿と同じくらいなのだろう。
 しかし、彼がいくら優秀だとは言え、子供のいないレディが名付け子に財産を譲るというのは、あり得なくはないが興味深いことだとアメリアは思った。
 事件に関係しているかはわからないものの、デヴァルー子爵夫人に会ったときに確認すべき事項として頭の中にメモしておくことにした。

 最後にアメリアは一応ヘンリー卿についても尋ねたが、ミスター・レジナルドはヘンリー卿とはその日会ったきりなので、美男子だということ以外はあまり印象に残っていないということだった。
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