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ロシュリハインの想い出
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お待たせしました。息子が嘔吐下痢で大変でした…。皆様もお気をつけて!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ヒースヴェルトが引き起こした嵐は、村人を追いかけていた兵士のいる領主の町の方向に過ぎ去り、馬車で数刻行くと、赤い壁で覆われた大地が見えてきた。
「わぁ、本当に赤い土でできてるんだね!凄い~!」
「ヒー様、窓から顔を出したら危ないッスよ。」
「んぇ?大丈夫だよぉ。ね、ロシュさん!」
馬車での移動中に、ヒースヴェルトはロシュリハインとトリアにこの世界の言葉が分かるように加護を授けた。
「だぁめ。ヒースヴェルト様のお顔に小石でも飛んできたらどうするの。アタシはともかく、そのアシュト君があのエルフの坊やに殺されるわよ?ちゃーんと座ってくださいな。」
加護を授けても、口調は直らないらしい。
「ちぇーっ。はぁい。アシュト、アジトのある村は、この赤壁の向こう側なの?」
「はい。この赤壁を建てた人物の縁者が治める村で、門を通過して1日馬車を走らせれば着きます。ですが、逃げてきた村の人たちの様子も気になりますし、もう時間も遅いので…今晩はこの門の町で泊まりましょう。」
怪我をした人の魂を読み取った後から、ヒースヴェルトはいつもの調子を取り戻したように、笑顔なった。
命に関わるような重傷者はいないことが分かったのだ。それくらいなら、この町の医者が治療するだろう。
「お泊まり!?わぁっ、嬉しい!温泉あるかなぁー?」
まるで遠足に来た子供のようにはしゃぐヒースヴェルトを見て、ロシュリハインは目を丸くする。
「でも、本当に意外だったわ。あのディーテ様が、子育てなさって…しかも、その御子がこんなに感情豊かにお育ちになるなんて。」
ロシュリハインも、大天使の名を賜るときにディーテ神に謁見したことがあった。
そのときのディーテ神は、距離も離れていたし、表情を窺うなど大逸れたことは出来ず、声を聞くだけで精一杯であったと、ロシュリハインは苦笑い。
聞いたところ、他の世界には、ディーテ神のその姿を翼らの前に現すことは殆ど無いらしい。
この世界は、砡の盗難事件から以降不安定で、ディーテ神が自ら様子を頻繁に見るためにあの神殿に降り立っていたところに、ヒースヴェルトが現れたのだ。
その後、気まぐれに人間の子を育てることをした。だから、ディーテ神が身近に感じるこの世界は珍しい。
「…?ママは感情豊かだよ。見た目こそ、いつも穏やかであまり分からないけど…本当はね、心の中は色とりどり!」
「…本当の親子であられるのね。」
可愛らしい笑顔を振り撒くヒースヴェルトを眺めながら、ロシュリハインも微笑んだ。
そして、問う。
「ねぇ、ヒースヴェルト様?」
「ん~?」
「この星は、お世辞にも健康とは言えないわ。寧ろ、寿命が縮む元凶が多すぎて、とても生まれたての神様が管理するには酷すぎるの。…どうして、ここに留まるのかしら?
神化なされたなら、もっと美しくて、管理のしやすい星に移ることだってできたはずよ?」
ロシュリハインに問われ、ヒースヴェルトはきょとんとした表情を向けた。
「どうして?ぼくが生まれ、ママと出会い、翼に、候補たちに囲まれて。星が不安定で何が悪いの?まだ打つべき手段は沢山あるのだから、ぼくは、この星が《本当の寿命》を迎えるそのときまで、ここに生きる人たちと一緒に、精一杯管理して行くよ。…ぼくはね、この星の最期まで、みんなと笑顔でいたいんだぁ。」
ヒースヴェルトの美しい笑顔に、ロシュリハインは目を見開く。
思い出したのだ。かつての自分を。
ロシュリハインは、フレイドの翼になる前は、小さな惑星の大国にある、緑豊かな地の領主であった。
ある時から世界中に大寒波に見舞われ、作物が育たなくなった。
誰もが世界の終わりを感じた時に、その星の管理者がロシュリハインの前に現れ、そして問われた。
《何故、滅んでゆく大地を見捨てず、その地に留まり続けたのか》と。
実際、住めなくなったその場所を捨て、少しでも生きて行ける場所を目指して、放浪の旅をする者が殆どだった。
そして、少しでも食べるものがあれば奪い合い、酷いときは殺しあうような。
だが、ロシュリハインはその地に残る、残りたいと言ってくれた人々と、貧しくても苦楽を共に過ごし、明るく楽しく、日々を重ねた。
それを、問われたのだ。
誰とも分からない、突然目の前に現れたその人に。
「逆に聞くけど、アタシの作った領地が好きだと…。この地を愛してくれた人たちを、何故見捨てられるの?一人でもここに残ってくれる人がいる限り、アタシはその人と共に、雑草でも土でも食べて生きていくわ。アタシの領地を愛してくれた。それだけでアタシが精一杯生きた意味はあったから。」
後悔などしない。
出来得る手段はとりつくした。
それでも世界の終わりが来るというなら、最期まで楽しみましょう。
その思いを聞き、寿命を迎えた小さな星の管理者は、涙を流した。
水色の、美しい髪を靡かせて。
《…ありがとう。この星を愛してくれて。》
「当然よ!アンタも泣かないの。お腹空いてるの?」
それが、ロシュリハインと、まだ若かった、新米神様だったフレイドの出会い。
そんな、遠い昔のことを思い出した。
「……そう、ね…。そうよね。こんな質問、バカだったわ。忘れて頂戴?」
かつての自分のように、彼を心から愛してくれる者がいるこの方に。
この星を愛する、目の前のこの方に、そんな質問は愚かだった。
「ロシュさん、ぼくの星に、お手伝いに来てくれてありがとう。ぼくも、この星が大好き。」
ヒースヴェルトには、ロシュリハインの魂もお見通し。
「それは嬉しいわ。神の愛が深ければ深いほど、星は長生きするの。」
そう。
フレイドが初めて管理した小さな惑星は、既にその寿命の限界を超えていた。
フレイドが愛したその星を、同じように愛してくれた。それだけで、フレイドの翼たる資格を有していた。
ロシュリハインはフレイドの誘いを一度は断った。ここに残る命たちと共に居たいんだ、と。
フレイドは彼の思いと共に、残りの命を次の世界へと一緒に運んだ。
その優しい行為がディーテ神の元へと知らされ、星の終焉の際に最期まで残る命を救済する慣わしが生まれたのだった。
「ぼくも、ぼくの信じる翼たちと、きっとこの世界を救って見せるよ。」
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ヒースヴェルトが引き起こした嵐は、村人を追いかけていた兵士のいる領主の町の方向に過ぎ去り、馬車で数刻行くと、赤い壁で覆われた大地が見えてきた。
「わぁ、本当に赤い土でできてるんだね!凄い~!」
「ヒー様、窓から顔を出したら危ないッスよ。」
「んぇ?大丈夫だよぉ。ね、ロシュさん!」
馬車での移動中に、ヒースヴェルトはロシュリハインとトリアにこの世界の言葉が分かるように加護を授けた。
「だぁめ。ヒースヴェルト様のお顔に小石でも飛んできたらどうするの。アタシはともかく、そのアシュト君があのエルフの坊やに殺されるわよ?ちゃーんと座ってくださいな。」
加護を授けても、口調は直らないらしい。
「ちぇーっ。はぁい。アシュト、アジトのある村は、この赤壁の向こう側なの?」
「はい。この赤壁を建てた人物の縁者が治める村で、門を通過して1日馬車を走らせれば着きます。ですが、逃げてきた村の人たちの様子も気になりますし、もう時間も遅いので…今晩はこの門の町で泊まりましょう。」
怪我をした人の魂を読み取った後から、ヒースヴェルトはいつもの調子を取り戻したように、笑顔なった。
命に関わるような重傷者はいないことが分かったのだ。それくらいなら、この町の医者が治療するだろう。
「お泊まり!?わぁっ、嬉しい!温泉あるかなぁー?」
まるで遠足に来た子供のようにはしゃぐヒースヴェルトを見て、ロシュリハインは目を丸くする。
「でも、本当に意外だったわ。あのディーテ様が、子育てなさって…しかも、その御子がこんなに感情豊かにお育ちになるなんて。」
ロシュリハインも、大天使の名を賜るときにディーテ神に謁見したことがあった。
そのときのディーテ神は、距離も離れていたし、表情を窺うなど大逸れたことは出来ず、声を聞くだけで精一杯であったと、ロシュリハインは苦笑い。
聞いたところ、他の世界には、ディーテ神のその姿を翼らの前に現すことは殆ど無いらしい。
この世界は、砡の盗難事件から以降不安定で、ディーテ神が自ら様子を頻繁に見るためにあの神殿に降り立っていたところに、ヒースヴェルトが現れたのだ。
その後、気まぐれに人間の子を育てることをした。だから、ディーテ神が身近に感じるこの世界は珍しい。
「…?ママは感情豊かだよ。見た目こそ、いつも穏やかであまり分からないけど…本当はね、心の中は色とりどり!」
「…本当の親子であられるのね。」
可愛らしい笑顔を振り撒くヒースヴェルトを眺めながら、ロシュリハインも微笑んだ。
そして、問う。
「ねぇ、ヒースヴェルト様?」
「ん~?」
「この星は、お世辞にも健康とは言えないわ。寧ろ、寿命が縮む元凶が多すぎて、とても生まれたての神様が管理するには酷すぎるの。…どうして、ここに留まるのかしら?
神化なされたなら、もっと美しくて、管理のしやすい星に移ることだってできたはずよ?」
ロシュリハインに問われ、ヒースヴェルトはきょとんとした表情を向けた。
「どうして?ぼくが生まれ、ママと出会い、翼に、候補たちに囲まれて。星が不安定で何が悪いの?まだ打つべき手段は沢山あるのだから、ぼくは、この星が《本当の寿命》を迎えるそのときまで、ここに生きる人たちと一緒に、精一杯管理して行くよ。…ぼくはね、この星の最期まで、みんなと笑顔でいたいんだぁ。」
ヒースヴェルトの美しい笑顔に、ロシュリハインは目を見開く。
思い出したのだ。かつての自分を。
ロシュリハインは、フレイドの翼になる前は、小さな惑星の大国にある、緑豊かな地の領主であった。
ある時から世界中に大寒波に見舞われ、作物が育たなくなった。
誰もが世界の終わりを感じた時に、その星の管理者がロシュリハインの前に現れ、そして問われた。
《何故、滅んでゆく大地を見捨てず、その地に留まり続けたのか》と。
実際、住めなくなったその場所を捨て、少しでも生きて行ける場所を目指して、放浪の旅をする者が殆どだった。
そして、少しでも食べるものがあれば奪い合い、酷いときは殺しあうような。
だが、ロシュリハインはその地に残る、残りたいと言ってくれた人々と、貧しくても苦楽を共に過ごし、明るく楽しく、日々を重ねた。
それを、問われたのだ。
誰とも分からない、突然目の前に現れたその人に。
「逆に聞くけど、アタシの作った領地が好きだと…。この地を愛してくれた人たちを、何故見捨てられるの?一人でもここに残ってくれる人がいる限り、アタシはその人と共に、雑草でも土でも食べて生きていくわ。アタシの領地を愛してくれた。それだけでアタシが精一杯生きた意味はあったから。」
後悔などしない。
出来得る手段はとりつくした。
それでも世界の終わりが来るというなら、最期まで楽しみましょう。
その思いを聞き、寿命を迎えた小さな星の管理者は、涙を流した。
水色の、美しい髪を靡かせて。
《…ありがとう。この星を愛してくれて。》
「当然よ!アンタも泣かないの。お腹空いてるの?」
それが、ロシュリハインと、まだ若かった、新米神様だったフレイドの出会い。
そんな、遠い昔のことを思い出した。
「……そう、ね…。そうよね。こんな質問、バカだったわ。忘れて頂戴?」
かつての自分のように、彼を心から愛してくれる者がいるこの方に。
この星を愛する、目の前のこの方に、そんな質問は愚かだった。
「ロシュさん、ぼくの星に、お手伝いに来てくれてありがとう。ぼくも、この星が大好き。」
ヒースヴェルトには、ロシュリハインの魂もお見通し。
「それは嬉しいわ。神の愛が深ければ深いほど、星は長生きするの。」
そう。
フレイドが初めて管理した小さな惑星は、既にその寿命の限界を超えていた。
フレイドが愛したその星を、同じように愛してくれた。それだけで、フレイドの翼たる資格を有していた。
ロシュリハインはフレイドの誘いを一度は断った。ここに残る命たちと共に居たいんだ、と。
フレイドは彼の思いと共に、残りの命を次の世界へと一緒に運んだ。
その優しい行為がディーテ神の元へと知らされ、星の終焉の際に最期まで残る命を救済する慣わしが生まれたのだった。
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