異世界で天下統一を目指す!~戦国武将が異世界に転生!?~

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城内侵入

作戦のお話

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宗之はイケブクロの町に着く前に作戦の話をする為、馬に乗って急いでクック大将軍とサトミ女王がいる先頭の馬車まで行く。

「おい、クック大将軍と姫!作戦の話があるんだ!」

すると小さな声でクックが声を出した。

「姫はまだ寝とる。ワシが聞こうではないか。くれぐれも姫を起こさない程度の小声でな」

クックの隣でサトミ女王はスヤスヤの寝ていた。

ここでサトミ女王を起こすと、また面倒な言い合いが起きると思うと物凄く面倒に感じる。

「クック大将軍、ちょっと馬車から降りようか。作戦上の話だから姫を起こさずに話す自信がない」

クックは隣で眠るサトミ女王を見て「分かった」と言い、馬車から飛び降りる。

「おい、貴様。馬をよこせ」

「あ、そんな!私はどうすれば・・・!」

クックは馬に乗っている兵の馬をいきなり奪い取る。

「この馬は後で返す。それまで貴様は走ってついてこい!」

いきなり、兵士から馬を奪い取るとクック大将軍はキツい一言を言い放つ。

あまりにも兵士が可哀想に感じた宗之はクック大将軍に「おい」と静かにキレる。

「大将軍なのに部下にあんなキツく言って良いのかよ。部下にキツい態度を取る武将は決して名将では無いぞ」

「フン・・・!お前には関係ないことだ。それより作戦上の話というのを聞こうか」

宗之はクックの態度に不信感を抱きつつも話を進める。

「イケブクロの町に入った後、恐らく城内に全員入れてもらえないだろう?」

「もちろんだ。全軍を城内に入れるのは可能だろうが、こんな朝っぱらだと数百人・・・多くても300人ぐらいを城内に招き入れて待機させるだろう。」

クックが言うことが本当なら腕の立つ奴を選んで、その数百人でゲレーロとヤングマンを討てる。しかし、一番問題なのが城内の兵だ。

「城内にいる兵は何人いるんだ?同じ数ぐらいの兵なら、ほぼ成功するだろう。」

「貴様はバカか?仮にもロデオ王国の首都にある城の兵がそんなに少ないわけなかろう。最低でも3000人だ。」

やはりそれぐらいはいるか。

数の上では圧倒的に不利だが、宗之には秘策があった。

「それだけ居ても朝っぱらから騒ぎを起こせば城内は大慌てになるな。戦闘準備に入っていない多数の敵を倒すなら虚を付くしかない。」

「だから、こんな朝っぱらにイケブクロに着くようにしたのか。しかし、城にいる近衛兵や用心棒は物凄く強いぞ?ワシも強いが用心棒のセペダというヤツは桁違いに強い。セペダは武力だけなら他国の大将軍並みだぞ?」

宗之は「ふーん」と言い放つ。クックは大将軍の貫禄はあるが強くないのは間違いない。

クックが言う強いっていうのはあまりに当てにならないだろう。

とはいえ、首都であり王都である城の用心棒なのだから弱いヤツばかりな訳がない。

むしろ強者の巣窟のはずだ。

この戦い、死力を尽くさねば負ける・・・

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