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登場人物とか世界観の紹介

登場人物紹介その2

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サトミ女王
大国ロデオ王国の女王。赤茶色い長い髪が特徴。
164センチ。スレンダーな体型だが胸は小さい。

19歳の若き女王。
先代国王の亡き後、弟や従兄弟が反乱を興し国が分裂した為、まずは国を1つにまとめる為に奔走する。
王族という高貴な血を受け継いでおり、見た目は絶世の美女で物凄く頭が良い。そして、物凄く腹黒い。

しかし、表面的には気弱で優しくて天然なお姫様を演じている為、民衆からは絶大な人気を誇る。
そして政治と謀略に長けており、既に今まで対立していた貴族達を掌握している。

野蛮な事を嫌うが、サトミ女王自身も野蛮な事をする。逆らった者は皆殺しにしたり、利用できるだけ利用して利用価値が無くなったら口封じの為に殺したりなど平気でする。



宗之には命を助けて貰ったが、王族だから助けられて当たり前だと思っており、感謝はしていない。むしろ、野蛮な戦い方をする宗之の死を願っている。

密かに世界制覇の野望を胸に抱いており、国内を統一した後は東の大国ヘイワ帝国を攻め滅ぼし、国力を付けてからアルゼ帝国に攻め入ろうと考えている。


クック大将軍
ロデオ王国の大将軍で守護神と呼ばれている。

軍略・知略は平凡だが、大将軍の一族として生まれた為、自然と大将軍となれた。
そして他の将軍より忠誠心がある為、最も重要な役職である守護神になった。

戦になった際の最大動員力は国内1である。

しかし、まともな戦績が無いため他の将軍からは軽く見られがちである。

それもそのはず、今のロデオ王国ではサトミ女王のお気に入りが重要な役職につけるのである。

その為、サトミ女王のお気に入りが少ない今の現状では大将軍が足りていない。

ちなみに一流コックの資格があり、毎日サトミ女王に食事を作っている。




カミネロ大将軍 
国内No.2と言われる大将軍。先代国王の頃から重宝されており、武力と軍略はロデオ国内最強と言われている・・・が、最近では若き頃の無理が祟って怪我がちである。

戦いに明け暮れる生活を望む猛将で、己の魂を戦場で熱く燃やしたいと願っている。

そんな好戦的な性格をサトミ女王から嫌われており、早く死んで貰いたい為に大国ヘイワ帝国攻めの総大将にされた・・・が本人は気付いていない。

カミネロ本人はサトミ女王ならロデオ王国を更に強国に出来ると確信している。



アダメス大臣
ヤングマン大臣の死んだあとに大臣になった男。サトミ女王のお気に入り。



先代国王の弟ゲレーロ 
サトミ女王の叔父にあたるロデオ王国の実力者であったが、元々野心家で自らロデオ王国を支配してアルゼ帝国と同盟をして豊かな国を作り上げようと考えていた。

頼りないと思っていたサトミ女王に代わってロデオ王国を支配しようと反乱を興したが失敗して死亡。



ナバーロ
幼少の頃にゲレーロに買われて、ゲレーロの殺人兵器となる為に育てられた哀れな男。宗之に力負けした。



ヤングマン大臣
ゲレーロと共に反乱を興したがカミネロに殺された。

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