異世界で天下統一を目指す!~戦国武将が異世界に転生!?~

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超大国アルゼの侵攻を阻止せよ!

頑張れコバヤシィッ!

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奏音に言われた通りに宗之達は黙々と書いていこうとしたが、突然「ドンドン」と家の扉を叩く音が聞こえた。

どうやら「奏音ちゃーん!」と叫んでいるみたいで、凄く慌てている様子に感じる。

「あら?この声は暇なコバヤシくんですね~。ちょっと待っていてくださいね。」

すると奏音は外へと出ていった。




しばらくして奏音はコバヤシを連れて戻ってきた。

「あ、皆さんこんばんわーッス。じゃあ、ここでチラシ書けば良いのか?」

「うん、私が書いた見本を見ながら書いてね~。ご飯は今から作るから待っててね~」

なんか前にも見たことあるコバヤシが現れて、奏音に言われるがままチラシを作っていく。

「何、アンタ?まさか奏音に飯食べさせて貰うためにやってきたの?」

コバヤシを不快な目で見ながらチラシを書いていくルナ、その言葉は少しキツく感じた。

「昔から俺は奏音ちゃんに飯を食わして貰っているぜ。まぁ、元々は奏音ちゃんから誘って来ていたんだけどね。」

少し見れば誰でも分かる。コバヤシの服装を見てみたらボロボロの服を着ている。恐らく、金がなくって奏音に昔から寄生しているのだろう。

そんな寄生虫と化しているコバヤシを見て宗之は閃く。

「コバヤシ、おめェ戦の経験はあるか?」

何を分かりきった様な事を聞いてくるんだという顔をするコバヤシ。

「あるよ。セガの町はよく攻められるんだから、たまに参加するよ。これでもソコソコは腕っぷしに自信あるんだぜ?」

「そうか、なら次の戦いで功を立ててみろ。戦局を変える大仕事をやってのけたら、今の生活から大きく変わる褒美をやろう。」

その瞬間、場が静まった。というか驚いて誰も何も言えないのだ。


「領主、それは本当か!?」

宗之が言う話にコバヤシは物凄く食い付いてきた。

「ああ、俺の直属の部下にしても良い。」

こんな宗之の言葉にその場にいるルナは驚くと同時に宗之の気を疑っていた。

「ちょっ・・・主、こんな奴を本当に部下にするつもりなの?あたしっていう優秀な部下がいるのに?」 

「ルナちゃん自分で優秀とか普通言うか?なんかダサいぞー」

月光に言われてルナは気付いた。
突然の展開に少し動揺していたルナは、うっかり失言をしてしまった。自分で自分を優秀とか言うものでは無い。

「ルナ、コバヤシを部下にするかは戦に生きて勝ってからの話だ。さっきも言ったが、戦局を変える活躍をすればの話だ。」

「そうだぜぇ~!戦局を変えるなんて相当な実力と運、閃きを持ってないと出来ないぜ~。」

宗之と月光の言うとおりで、直属の部下に取り立てるなんて事にするには余程の活躍が必要だ。

それが、今回の戦では戦局を大きく変える大活躍なのだ。



戦局を大きく変える活躍は普通にしていたら無理だ。しかし、コバヤシは戦局を変える自信があるのか無いのかよく分からないが物凄くやる気がある様子。


「領主さんよぉ、俺ぁやるぜ?いつまでも金の無い惨めな生活するなんて真っ平ごめんだ。奏音ちゃんにも借りたお金返さなきゃなんねぇしな!」

「なら、活躍してみろ。俺は戦場での活躍のみを評価する。そして、掴め・・・未来を。」

やる気になるコバヤシの活躍に大いなる期待を持つ宗之であるが、ルナだけはこの展開に疑問を持つ。

「待ってよ!コバヤシ、アンタ金まで借りてんの!?主はこんな奴を部下にするの?」

なんでルナはこんなにも反対するのだろうか?結果主義の宗之には甚だ疑問である。

「ルナ、細けぇ事は気にすんな。それに部下になったら、まともになるかも知れねぇだろ?」

本当にこれで良いのか?ルナは宗之がコバヤシを部下にする約束をしてしまったのは最悪な事だと思っていた。




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