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モテる指輪
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徹底抗戦した羊ではあったが、世の中の論調を変えるのはかくも難しいものであった。間違っている意見でも多数であれば正しくなるという民主主義の欠陥により、2対1で避けなかった羊が悪い、という結論にされてしまった。国家転覆を企てたくなる程度には羊にとって不満な結論である。
ぶつけられた挙句責められる可哀想な敗者に同情したのか、今更ながらに加害者としての自責の念が生まれたのか分からないが、フードの人物は先ほどまでよりは幾分優しい声音を出して、
「まぁ、壊れた水晶玉の弁償は勘弁してやるか」
訂正。ぶつけた挙句壊れた水晶玉を弁償させようとする鬼畜であった。ってか水晶玉が砕けるほどの威力で投げられたのか、そりゃ痛いわけだ。
フードの人物が地面に散乱した水晶玉の欠片をちりとりで拾い集めていると、狼が興味深げに、
「水晶玉を持ってるってことは、あんた占い師なのか?」
「占い師、ではないが、占いはできるぞ。会ったのも何かの縁だし、占ってやろうか?」
「水晶玉砕けてるが?」
「雰囲気作りに用意しただけで使わないから占いをする分には問題無い。そこそこ高価なもんなのでそっち的には痛いが」
「どんぐらいすんの?」
「4桁かな」
「4桁? ……相場分かんないけど、意外と安いか?」
「うん? ああ、いやいや。4桁×万ね」
「はっ!?」
そんなすんの、って驚きと、そんなもん投げるなよ、って驚きが混じってそうな声で狼が驚く。桁が大き過ぎて冗談としか思えないのだが、フードの人物は大袈裟に言うでもなく淡々と値段を言ったので、冗談だったのか本当なのか何とも怪しいラインである。フードの人物は集めた水晶玉の欠片をバッグの中にそのまましまうと、
「おいそこの敗残兵。可哀想だから占ってやろう」
誰のことを言ってやがる、と羊は辺りを見渡したが、狼もフードの人物も当たり前の顔をして羊の方を見てくる。いや、今そこ二人で話してたじゃん。何で巻き込まれたし。という不満とは別に、
「可哀想だから占うってどういうこと?」
「見ている限りで可哀想な目にしか合ってないから、慈悲の心で少しでも改善するように占ってやろうってことじゃ」
「可哀想な目に合わせている人に言われたくないのだけど。あなたが一言『ごめんなさい』と謝ってくれるだけで、ここ数分で起こった僕の可哀想なことは報われる気がする」
「それは無理じゃ、諦めろ」
「『ごめんなさい』が言えない大人にはなりたくない、と僕は今日強く誓うことにした」
「ごちゃごちゃうるさいなー。本来大金貰ってやるものを、特別にタダでやってやろうって言うんだ。分かったら感謝してワシの足でも舐めろ」
「ねぇ、本当に僕のこと可哀想って思ってる? 可哀想の上塗りしてない? これ占いって称して罵詈雑言浴びせられて僕もっと可哀想なことにならない?」
顔の前に突き出された裸足が恐怖の羊である。というか裸足? 靴どうしたの? この人。まぁ、流石に冗談だったのか、足を舐められることが普通に嫌なのか、羊の顔の前に突き出していた足をフードの人物がそっと下ろすと、
「まぁ、占うまでも無いまであるがな。学生の悩みなど相場は決まっている」
「ほう?」
「例えば勉強」
「こう見えて成績上位陣よ」
「例えば部活」
「こう見えなくても帰宅部よ」
「例えば恋愛」
「………………」
「…………恋愛」
「………………」
「分かりやすいな、お前」
特別な話術を使わなくてもあっさりと羊の悩みが発覚したので、フードの人物は机の上に並べてあったアクセサリーをどれがいいかなー、っと物色した後、
「そうしたらこれをやろう」
「? 指輪?」
渡されたのは凝った装飾などがあるわけでもない、シンプルなフツーの指輪だ。
「これは?」
「人様の恋愛になんてクソほども興味が無いから細かく聞きたくもないが」
「占い師辞めた方がいいと思う」
占い師への相談のほとんどが恋愛相談だと思う。『ワシ、占い師じゃないし』とフードの人物は正論を言った後、
「どうせモテたいとかその手のバカみたいな願いだろ。大体モテたいモテたいと言っているやつに限ってモテるための努力を何もしないでモテないと文句ばっか言ってたりするがな。努力していないならモテるわけないだろバカめがっ!」
「過去に何かあったの? 後何か知らない第三者に対する怒りの矛先が僕の方向いてない?」
「まぁ、雑に言うと、この指輪を身に着けると、努力しないでモテたいとだけ言っている世界の底辺みたいな男でも、世界最高峰にモテるようになる、という代物じゃ」
「絶対過去に何かあったな。まぁ、僕も聞かないでおくけど。この指輪がねぇ……」
明らかに信じてない顔をする羊。彼としてはそもそも占い自体が半信半疑だったりするわけで、そこに加えてそんな不思議な力を持った指輪の話などされても眉唾ものでしかない。そんなのでモテたら誰も苦労しないのだ。というか、
「占われた後に物渡されると詐欺にしか見えないのだが……」
「金も取ってないのに失礼なこと言うな。大体占ってさえいない。適当に喋ってたらそっちが勝手に自爆したんじゃないか」
腐っても占い師(占い師ではないらしいが)。人の深層心理を引き出す話術(百人が百人聞き出せたという説あり)は流石ということか、と羊は相手が凄いということにしておくと、
「別に副作用が怖い怪しい薬を渡したわけでもなし。高額な金で売りつけているわけでもなし。無料で装飾品を渡してやってるんだから黙って試しに付けてみるくらいのことできんのか、お前は」
所々言葉の端に棘はあるものの、まぁ確かに、モテる云々は置いておいても、水晶玉をぶつけられたお詫びに指輪を貰った、とでも思っておけばいいのかもしれない。とはいえ、羊はその手のアクセサリー、かさばるのであまり好きではないのだが。
ほらしっかり持て、持たないと指に縫い付けるぞ、と恐ろしいことをフードの人物に言われたので、羊はやや納得はいっていない部分はあるものの、とりあえずは受け取ることに。
「いいか、指輪って言うぐらいだから身に着けないとその効果は発揮しないからな。指に付けるか、紐通して首から下げろ。逆に言うと、モテ過ぎて困ったら指輪外せば効果は消える」
モテ過ぎて困る、何とも言ってみたい甘美な言葉である。持っているだけでは意味がないぞ、というワードに関してはRPGとかでよく聞く文言だな、と彼が思っている間にも説明は続く。
「効果は異性に対してのみ有効だ。同性には効かん。……ん? 同性にモテた方が良かったか? であれば同性用のもあるぞ」
「いえ、異性がいいです」
「あ、そ。女好きそうな顔してるもんな」
……してたかしら? 羊がそっと鏡で自分の顔を確認していると、
「ああ、あと、指輪の力には個人差があるからな。効かない人には効かないから悪しからず。まぁ、そんなにケースとしては多くないけどな」
「出た、個人差。全ての効能をうやむやにするマジックワード。どーせ効果が出なかったら個人差がありますから、って言うんだろ。あーやだやだ」
「言いたいことは分からんでもないが、効果に個人差の無いものなんて作れんぞ。何事にも例外は出てくるんだ」
まぁ、確かに。読めるか読めないかくらいの小さな文字で注意文言として書かれているよりは、ハッキリとこうして目の前で言われている分、良心的なのかもしれない。
「以上。説明終わり。何か聞きたいことある? 無いね?」
「早い早い早い。締め切るのが早い。質問を考える時間をくれ」
「考えるな、感じろ。何事もまず始めてから考えろ」
「質問を確認した意味とは?」
「形式的にでも聞いておかないと怒られるからだ」
「清々しいくらい正直だな、君。……ってか怒られる? 誰に?」
「お前は知らなくもいい相手だ。文句言うなら自分でやれって話なんだがな。方針だけ現場の意見も聞かずに一方的に決めるくせに、いちいち文句だけ現場に言って来てまったくもう」
何だ? 社長のワンマン経営でいきなり方針を変えられたサラリーマンみたいなこと言い出したぞ? 機嫌が悪くなった気配を感じたので、羊がこれ以上下手に突っかからないようにしようと思っていると、フードの人物は一回咳払いをし、
「まぁ、明日・明後日くらいまではまだこの町に居るから、何かあったら聞きに来いよ。どのみちもうこの時間のこの人通りじゃ指輪の力なんか試せないだろ」
「『この町』って簡単に言うけど、小さな町とはいえ、どこに居るかも分からない一人の人物を簡単に見つけられるような広さではないのだが?」
「それで会えなければご縁が無かったってことだ。縁さえあれば会いたくなくても人は会える。そういうもんだ」
「ほぅ。……ほう? ……いやちょっと待て。それっぽいこと言って煙に巻こうとしてるな?」
「うるさいなぁ。何で何か起こる前から何か起こった時のことを考えるんだ。何か起こった時はその何かが起こった時にでも考えればいいんだ」
うーむ、何か理屈が通っているような通っていないようなことを言われる。まぁ、でも確かに。現時点で何か質問があるか、と言われればパッとは思いつかない。それにそもそも、そんな力が本当にあるのかも疑わしい指輪についてあれこれ考えても時間の無駄か。
羊が黙ったのを納得と受け取ったのか、フードの人物は、
「まぁ、騙されたと思って、明日一日だけでも指輪付けて街歩いてみろよ。きっと世界が変わるぜ?」
ぶつけられた挙句責められる可哀想な敗者に同情したのか、今更ながらに加害者としての自責の念が生まれたのか分からないが、フードの人物は先ほどまでよりは幾分優しい声音を出して、
「まぁ、壊れた水晶玉の弁償は勘弁してやるか」
訂正。ぶつけた挙句壊れた水晶玉を弁償させようとする鬼畜であった。ってか水晶玉が砕けるほどの威力で投げられたのか、そりゃ痛いわけだ。
フードの人物が地面に散乱した水晶玉の欠片をちりとりで拾い集めていると、狼が興味深げに、
「水晶玉を持ってるってことは、あんた占い師なのか?」
「占い師、ではないが、占いはできるぞ。会ったのも何かの縁だし、占ってやろうか?」
「水晶玉砕けてるが?」
「雰囲気作りに用意しただけで使わないから占いをする分には問題無い。そこそこ高価なもんなのでそっち的には痛いが」
「どんぐらいすんの?」
「4桁かな」
「4桁? ……相場分かんないけど、意外と安いか?」
「うん? ああ、いやいや。4桁×万ね」
「はっ!?」
そんなすんの、って驚きと、そんなもん投げるなよ、って驚きが混じってそうな声で狼が驚く。桁が大き過ぎて冗談としか思えないのだが、フードの人物は大袈裟に言うでもなく淡々と値段を言ったので、冗談だったのか本当なのか何とも怪しいラインである。フードの人物は集めた水晶玉の欠片をバッグの中にそのまましまうと、
「おいそこの敗残兵。可哀想だから占ってやろう」
誰のことを言ってやがる、と羊は辺りを見渡したが、狼もフードの人物も当たり前の顔をして羊の方を見てくる。いや、今そこ二人で話してたじゃん。何で巻き込まれたし。という不満とは別に、
「可哀想だから占うってどういうこと?」
「見ている限りで可哀想な目にしか合ってないから、慈悲の心で少しでも改善するように占ってやろうってことじゃ」
「可哀想な目に合わせている人に言われたくないのだけど。あなたが一言『ごめんなさい』と謝ってくれるだけで、ここ数分で起こった僕の可哀想なことは報われる気がする」
「それは無理じゃ、諦めろ」
「『ごめんなさい』が言えない大人にはなりたくない、と僕は今日強く誓うことにした」
「ごちゃごちゃうるさいなー。本来大金貰ってやるものを、特別にタダでやってやろうって言うんだ。分かったら感謝してワシの足でも舐めろ」
「ねぇ、本当に僕のこと可哀想って思ってる? 可哀想の上塗りしてない? これ占いって称して罵詈雑言浴びせられて僕もっと可哀想なことにならない?」
顔の前に突き出された裸足が恐怖の羊である。というか裸足? 靴どうしたの? この人。まぁ、流石に冗談だったのか、足を舐められることが普通に嫌なのか、羊の顔の前に突き出していた足をフードの人物がそっと下ろすと、
「まぁ、占うまでも無いまであるがな。学生の悩みなど相場は決まっている」
「ほう?」
「例えば勉強」
「こう見えて成績上位陣よ」
「例えば部活」
「こう見えなくても帰宅部よ」
「例えば恋愛」
「………………」
「…………恋愛」
「………………」
「分かりやすいな、お前」
特別な話術を使わなくてもあっさりと羊の悩みが発覚したので、フードの人物は机の上に並べてあったアクセサリーをどれがいいかなー、っと物色した後、
「そうしたらこれをやろう」
「? 指輪?」
渡されたのは凝った装飾などがあるわけでもない、シンプルなフツーの指輪だ。
「これは?」
「人様の恋愛になんてクソほども興味が無いから細かく聞きたくもないが」
「占い師辞めた方がいいと思う」
占い師への相談のほとんどが恋愛相談だと思う。『ワシ、占い師じゃないし』とフードの人物は正論を言った後、
「どうせモテたいとかその手のバカみたいな願いだろ。大体モテたいモテたいと言っているやつに限ってモテるための努力を何もしないでモテないと文句ばっか言ってたりするがな。努力していないならモテるわけないだろバカめがっ!」
「過去に何かあったの? 後何か知らない第三者に対する怒りの矛先が僕の方向いてない?」
「まぁ、雑に言うと、この指輪を身に着けると、努力しないでモテたいとだけ言っている世界の底辺みたいな男でも、世界最高峰にモテるようになる、という代物じゃ」
「絶対過去に何かあったな。まぁ、僕も聞かないでおくけど。この指輪がねぇ……」
明らかに信じてない顔をする羊。彼としてはそもそも占い自体が半信半疑だったりするわけで、そこに加えてそんな不思議な力を持った指輪の話などされても眉唾ものでしかない。そんなのでモテたら誰も苦労しないのだ。というか、
「占われた後に物渡されると詐欺にしか見えないのだが……」
「金も取ってないのに失礼なこと言うな。大体占ってさえいない。適当に喋ってたらそっちが勝手に自爆したんじゃないか」
腐っても占い師(占い師ではないらしいが)。人の深層心理を引き出す話術(百人が百人聞き出せたという説あり)は流石ということか、と羊は相手が凄いということにしておくと、
「別に副作用が怖い怪しい薬を渡したわけでもなし。高額な金で売りつけているわけでもなし。無料で装飾品を渡してやってるんだから黙って試しに付けてみるくらいのことできんのか、お前は」
所々言葉の端に棘はあるものの、まぁ確かに、モテる云々は置いておいても、水晶玉をぶつけられたお詫びに指輪を貰った、とでも思っておけばいいのかもしれない。とはいえ、羊はその手のアクセサリー、かさばるのであまり好きではないのだが。
ほらしっかり持て、持たないと指に縫い付けるぞ、と恐ろしいことをフードの人物に言われたので、羊はやや納得はいっていない部分はあるものの、とりあえずは受け取ることに。
「いいか、指輪って言うぐらいだから身に着けないとその効果は発揮しないからな。指に付けるか、紐通して首から下げろ。逆に言うと、モテ過ぎて困ったら指輪外せば効果は消える」
モテ過ぎて困る、何とも言ってみたい甘美な言葉である。持っているだけでは意味がないぞ、というワードに関してはRPGとかでよく聞く文言だな、と彼が思っている間にも説明は続く。
「効果は異性に対してのみ有効だ。同性には効かん。……ん? 同性にモテた方が良かったか? であれば同性用のもあるぞ」
「いえ、異性がいいです」
「あ、そ。女好きそうな顔してるもんな」
……してたかしら? 羊がそっと鏡で自分の顔を確認していると、
「ああ、あと、指輪の力には個人差があるからな。効かない人には効かないから悪しからず。まぁ、そんなにケースとしては多くないけどな」
「出た、個人差。全ての効能をうやむやにするマジックワード。どーせ効果が出なかったら個人差がありますから、って言うんだろ。あーやだやだ」
「言いたいことは分からんでもないが、効果に個人差の無いものなんて作れんぞ。何事にも例外は出てくるんだ」
まぁ、確かに。読めるか読めないかくらいの小さな文字で注意文言として書かれているよりは、ハッキリとこうして目の前で言われている分、良心的なのかもしれない。
「以上。説明終わり。何か聞きたいことある? 無いね?」
「早い早い早い。締め切るのが早い。質問を考える時間をくれ」
「考えるな、感じろ。何事もまず始めてから考えろ」
「質問を確認した意味とは?」
「形式的にでも聞いておかないと怒られるからだ」
「清々しいくらい正直だな、君。……ってか怒られる? 誰に?」
「お前は知らなくもいい相手だ。文句言うなら自分でやれって話なんだがな。方針だけ現場の意見も聞かずに一方的に決めるくせに、いちいち文句だけ現場に言って来てまったくもう」
何だ? 社長のワンマン経営でいきなり方針を変えられたサラリーマンみたいなこと言い出したぞ? 機嫌が悪くなった気配を感じたので、羊がこれ以上下手に突っかからないようにしようと思っていると、フードの人物は一回咳払いをし、
「まぁ、明日・明後日くらいまではまだこの町に居るから、何かあったら聞きに来いよ。どのみちもうこの時間のこの人通りじゃ指輪の力なんか試せないだろ」
「『この町』って簡単に言うけど、小さな町とはいえ、どこに居るかも分からない一人の人物を簡単に見つけられるような広さではないのだが?」
「それで会えなければご縁が無かったってことだ。縁さえあれば会いたくなくても人は会える。そういうもんだ」
「ほぅ。……ほう? ……いやちょっと待て。それっぽいこと言って煙に巻こうとしてるな?」
「うるさいなぁ。何で何か起こる前から何か起こった時のことを考えるんだ。何か起こった時はその何かが起こった時にでも考えればいいんだ」
うーむ、何か理屈が通っているような通っていないようなことを言われる。まぁ、でも確かに。現時点で何か質問があるか、と言われればパッとは思いつかない。それにそもそも、そんな力が本当にあるのかも疑わしい指輪についてあれこれ考えても時間の無駄か。
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