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序章 兵士への道
第六話 入隊試験 最悪の敵 魔人襲来
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「あ、ああっ これって、昨日会った人たちの…」
「見てはダメよ! ロード」
黒こげの焼死体を見て、唖然として立ち尽くしたロードに、メリナは目を手で隠して死体から目を離させた。
アレスとリードは転がる死体に近寄りまじまじと見つめ、何が起こったのかを確認している。
「さっきの悲鳴はこいつらのだったのか」
「恐らくそうだろうな。にしても、一体だれが殺したんだ? この森に俺たち以外に人がいたのか? 仮に俺たち以外に人がいたとして、人を殺すか?」
「持ち物は奪われていないから、盗賊ではないと思う。だけど、そもそも魔物が多く出るこの森に人がのこのこやってくるか?」
「つまり、殺した奴は何の理由もなく四人を焼き殺したということだ」
「そんな人間がいるとは思えないのだけれど…」
リードの発言の後に、メリナが疑問を打ち明ける。
「ああ、こんな人気のない森にそんな人間はいないだろうな、“人間”はな」
「おい、それってつまり…」
「ああ、考えたくはないが、この森には魔人がいる」
リードの言葉に場は静まり返った。
この森に魔人がいることは四人にとって予想もできないことであったため、みんなの思考が止まってしまったのだ。
数秒の沈黙を破り、アレスが声を上げた。
「おい、これからどうする!?」
「どうするもなにも、一刻も早く森を出るべきだ。それとも戦うか?」
「私は戦いがあまり得意ではないから遠慮したいわ」
「俺もやめておいた方がいいと思うが、チームとして意見は統一しておいた方がいいよな?」
「確かにな。ロード、お前の意見を聞きたい」
「魔人って悪い奴なんでしょ、兄さん?」
「そうだ。お前が以前に戦った魔物より格段に強く、そして凶悪な存在だ」
「なら、戦うべきだよ。これ以上犠牲者を出さないためにも」
ロードはメリナの手をどけて自らの思いを皆に伝えた。
ロードの心は今、人々を守るという自らの意志で満ち溢れている。
だが、アレスが神妙な顔つきでロードに言葉を放った。
「ロード、お前のその意思は無謀だ。お前に魔力を吸い取る魔法があるといっても、実戦経験の少ないお前が魔人と戦うことは、あまりにも無茶だ! それにお前を魔人と戦いながらチームでカバーすることはできない!」
アレスの厳しいながらも現実的な意見にメリナは頷き、リードは理解をしつつもロードを見つめたまま何を言うのか、ただ待っている。
「確かに、僕は戦いで足を引っ張るかもしれないよ。でも、僕たちは兵士になろうとしてここにいるんだよ。兵士なら人のために多少の無茶は当然じゃないの? 兵士が人を見捨てて、魔物から逃げるなんてあってはならないと思うんだ! そうでしょ、みんな!?」
ロードの力強い物言いと態度にアレスとメリナは兵士としての役目は何か思い直していた。
二人は思い直した。
兵士としての基本的な役目は人々を魔物から守ることだと。
そして、同時に自らの考えを恥じた。今街に逃げ帰って軍に報告したとして、魔人がここにとどまってくれるとは限らない。
今ここで確実に魔人を倒さなければ、人々に被害が及ぶかもしれないと。
ロードの言葉は二人に兵士になるための心構えと教訓を与えた。
「その通りだな、ロード。兵士になろうとしているやつが魔物から逃げるだなんて、笑えねぇよな!」
「ええ、私たちは兵士になるのだから逃げてはダメよね」
二人は魔人と命を懸けて、魔人と戦うことを決意した。
「よしっ! チームとしての意見が決まったことだし、これからどうチームが動いていくか確認するぞ? いいな!?」
「ああ」「うん」「ええ」
三人の意見が一致たことで、リードがチームとしての動きを三人の前で示し始めた。
「では、まず…」
「おい! 誰だぁ、俺の炎を消した奴は!?」
リードがチームとしての動きを確認しようとしている中で、突然、怒りの声と共にリードの後ろの木々の間から、一人の男がロード達の前に現れた。
男の声がしたと同時にロード達全員が声がした方に体を向け、目をやった。
現れた男は人の形をしているが、人間とはかけ離れた異様な雰囲気と邪悪さに全員がこの男が魔人であることを認識した。
あまりの突然な魔人の襲来にロード達が驚いて、委縮していると男が四人に話しかける。
「お前たちか!? 俺の炎を消したのはッ! せっかく俺が人間どもを灰にしてやろうと燃やしてやったのによー!」
魔人はロード達を睨みながら、怒りをぶちまけている。
ロード達はこの魔人が人を焼き殺したことに対して、嫌悪感を抱くと共に魔人からの攻撃に警戒して身構える。
「まあいいや、ちょうどここに新しい人間がいるしな。じゃあ、お前たちが代わりに灰になれッ!!」
魔人はロード達に指を向けて言うと、口から炎を吐いた。
吐いた炎はロード達の前を覆い隠すほど巨大であった。
アレスは眼前に迫る炎からみんなを守るために地面に手を置き、氷の壁を作り炎を防いだ。
「クソッ!! なんて威力だ…」
だが、炎の威力は凄まじくアレスが作った氷の壁はみるみるうちに溶けてなくなっていく。
氷の壁が蒸気をあげてなくなったと同時に、反撃のチャンスが生まれたと感じたメリナとリードが蒸気に紛れて魔人へ魔法を放った。
「こんなカス魔法が俺に効くと思ってんのか?」
魔人は自らの両手を炎で覆い、二人の魔法を難なく受け止めた。
「なっ!?」
自分の魔法が一瞬にしてかき消されたメリナが自分との力の差を感じ、唖然としていると、魔人がメリナに向け魔法を放った。
「まずは一人目だ」
「ヘルファイヤー」
両手からそれぞれ放たれた炎は螺旋を描きながら、大きな炎の塊となってメリナに襲いかかる。
「メリナぁ!! よけろ!!」
「あ、ああ…」
アレスが叫ぶが、放たれた魔法に自らの死を感じ、メリナは体を動かせずにいた。だが、ロードが横から飛び出して、メリナを突き飛ばして炎から回避した。
「大丈夫? メリナ」
「ありがとう、大丈夫よ」
放たれた魔法は木々を一瞬で燃やし尽くし、一つの灰の道ができていた。
「ガキが! 俺の邪魔をしやがってぇ、まずはお前から灰にしてやるッ!」
「やれるもんならやってみなよ!」
ロードは魔人に強く言い放つと、右手に魔法陣を展開させて魔人に向かって行った。
だが、魔人に近づくことは容易ではない。
あの炎で包まれている手で捕まえられたら、火傷ではすまない。
それもあって、ロードは魔人から距離を取りつつ、すきを窺っている。
すると、アレスが魔人の両手を氷で覆い、炎を完全に消した。
すきを窺っていたロードに、魔人に近づける絶好のチャンスができた。
「ロード、今だっ!」
アレスの言葉にロードは魔人へ近づく。
「くらえっ!」
「馬鹿が、引っかかったな」
「なッ!」
ロードの右手が魔人の体に触れそうになった時、魔人は両手を覆っている氷を吹き飛ばし、再び炎をまとった。
魔人もまた待っていたのだ。確実にロードを殺せるその時を…
「まずい、この距離じゃあ… よけられない」
「じゃあな、ヘルファイヤ―」
至近距離で放った魔法がロードにあたりそうになった時、アレスがロードの服を左手で引っ張って自分の方へ寄せるが、右手に魔法があたってしまった。
「ぐぅっ!!」
アレスはロードを抱えて距離を取った。
「ごめん、アレス」
「別にいい」
「でも、腕が」
「俺のことはいい! お前は先頭に集中しろッ!」
「わかった」
アレスは一時、戦闘から離れ近くの木に背中を当てて座り込み自分の右腕を見た。
「これじゃあ、俺は戦えないかもな」
アレスの右手は黒く焼きこげており、今すぐにでも崩れ落ちそうだった。
「ああ、俺の復讐はここで終わるのか…」
アレスは右手を失ったことに対するショックと激しい痛みで意識が朦朧としている。
「ごめんな、アレン。お前の仇をうてなくて…」
そう呟きながら、アレスは気を失った。
「見てはダメよ! ロード」
黒こげの焼死体を見て、唖然として立ち尽くしたロードに、メリナは目を手で隠して死体から目を離させた。
アレスとリードは転がる死体に近寄りまじまじと見つめ、何が起こったのかを確認している。
「さっきの悲鳴はこいつらのだったのか」
「恐らくそうだろうな。にしても、一体だれが殺したんだ? この森に俺たち以外に人がいたのか? 仮に俺たち以外に人がいたとして、人を殺すか?」
「持ち物は奪われていないから、盗賊ではないと思う。だけど、そもそも魔物が多く出るこの森に人がのこのこやってくるか?」
「つまり、殺した奴は何の理由もなく四人を焼き殺したということだ」
「そんな人間がいるとは思えないのだけれど…」
リードの発言の後に、メリナが疑問を打ち明ける。
「ああ、こんな人気のない森にそんな人間はいないだろうな、“人間”はな」
「おい、それってつまり…」
「ああ、考えたくはないが、この森には魔人がいる」
リードの言葉に場は静まり返った。
この森に魔人がいることは四人にとって予想もできないことであったため、みんなの思考が止まってしまったのだ。
数秒の沈黙を破り、アレスが声を上げた。
「おい、これからどうする!?」
「どうするもなにも、一刻も早く森を出るべきだ。それとも戦うか?」
「私は戦いがあまり得意ではないから遠慮したいわ」
「俺もやめておいた方がいいと思うが、チームとして意見は統一しておいた方がいいよな?」
「確かにな。ロード、お前の意見を聞きたい」
「魔人って悪い奴なんでしょ、兄さん?」
「そうだ。お前が以前に戦った魔物より格段に強く、そして凶悪な存在だ」
「なら、戦うべきだよ。これ以上犠牲者を出さないためにも」
ロードはメリナの手をどけて自らの思いを皆に伝えた。
ロードの心は今、人々を守るという自らの意志で満ち溢れている。
だが、アレスが神妙な顔つきでロードに言葉を放った。
「ロード、お前のその意思は無謀だ。お前に魔力を吸い取る魔法があるといっても、実戦経験の少ないお前が魔人と戦うことは、あまりにも無茶だ! それにお前を魔人と戦いながらチームでカバーすることはできない!」
アレスの厳しいながらも現実的な意見にメリナは頷き、リードは理解をしつつもロードを見つめたまま何を言うのか、ただ待っている。
「確かに、僕は戦いで足を引っ張るかもしれないよ。でも、僕たちは兵士になろうとしてここにいるんだよ。兵士なら人のために多少の無茶は当然じゃないの? 兵士が人を見捨てて、魔物から逃げるなんてあってはならないと思うんだ! そうでしょ、みんな!?」
ロードの力強い物言いと態度にアレスとメリナは兵士としての役目は何か思い直していた。
二人は思い直した。
兵士としての基本的な役目は人々を魔物から守ることだと。
そして、同時に自らの考えを恥じた。今街に逃げ帰って軍に報告したとして、魔人がここにとどまってくれるとは限らない。
今ここで確実に魔人を倒さなければ、人々に被害が及ぶかもしれないと。
ロードの言葉は二人に兵士になるための心構えと教訓を与えた。
「その通りだな、ロード。兵士になろうとしているやつが魔物から逃げるだなんて、笑えねぇよな!」
「ええ、私たちは兵士になるのだから逃げてはダメよね」
二人は魔人と命を懸けて、魔人と戦うことを決意した。
「よしっ! チームとしての意見が決まったことだし、これからどうチームが動いていくか確認するぞ? いいな!?」
「ああ」「うん」「ええ」
三人の意見が一致たことで、リードがチームとしての動きを三人の前で示し始めた。
「では、まず…」
「おい! 誰だぁ、俺の炎を消した奴は!?」
リードがチームとしての動きを確認しようとしている中で、突然、怒りの声と共にリードの後ろの木々の間から、一人の男がロード達の前に現れた。
男の声がしたと同時にロード達全員が声がした方に体を向け、目をやった。
現れた男は人の形をしているが、人間とはかけ離れた異様な雰囲気と邪悪さに全員がこの男が魔人であることを認識した。
あまりの突然な魔人の襲来にロード達が驚いて、委縮していると男が四人に話しかける。
「お前たちか!? 俺の炎を消したのはッ! せっかく俺が人間どもを灰にしてやろうと燃やしてやったのによー!」
魔人はロード達を睨みながら、怒りをぶちまけている。
ロード達はこの魔人が人を焼き殺したことに対して、嫌悪感を抱くと共に魔人からの攻撃に警戒して身構える。
「まあいいや、ちょうどここに新しい人間がいるしな。じゃあ、お前たちが代わりに灰になれッ!!」
魔人はロード達に指を向けて言うと、口から炎を吐いた。
吐いた炎はロード達の前を覆い隠すほど巨大であった。
アレスは眼前に迫る炎からみんなを守るために地面に手を置き、氷の壁を作り炎を防いだ。
「クソッ!! なんて威力だ…」
だが、炎の威力は凄まじくアレスが作った氷の壁はみるみるうちに溶けてなくなっていく。
氷の壁が蒸気をあげてなくなったと同時に、反撃のチャンスが生まれたと感じたメリナとリードが蒸気に紛れて魔人へ魔法を放った。
「こんなカス魔法が俺に効くと思ってんのか?」
魔人は自らの両手を炎で覆い、二人の魔法を難なく受け止めた。
「なっ!?」
自分の魔法が一瞬にしてかき消されたメリナが自分との力の差を感じ、唖然としていると、魔人がメリナに向け魔法を放った。
「まずは一人目だ」
「ヘルファイヤー」
両手からそれぞれ放たれた炎は螺旋を描きながら、大きな炎の塊となってメリナに襲いかかる。
「メリナぁ!! よけろ!!」
「あ、ああ…」
アレスが叫ぶが、放たれた魔法に自らの死を感じ、メリナは体を動かせずにいた。だが、ロードが横から飛び出して、メリナを突き飛ばして炎から回避した。
「大丈夫? メリナ」
「ありがとう、大丈夫よ」
放たれた魔法は木々を一瞬で燃やし尽くし、一つの灰の道ができていた。
「ガキが! 俺の邪魔をしやがってぇ、まずはお前から灰にしてやるッ!」
「やれるもんならやってみなよ!」
ロードは魔人に強く言い放つと、右手に魔法陣を展開させて魔人に向かって行った。
だが、魔人に近づくことは容易ではない。
あの炎で包まれている手で捕まえられたら、火傷ではすまない。
それもあって、ロードは魔人から距離を取りつつ、すきを窺っている。
すると、アレスが魔人の両手を氷で覆い、炎を完全に消した。
すきを窺っていたロードに、魔人に近づける絶好のチャンスができた。
「ロード、今だっ!」
アレスの言葉にロードは魔人へ近づく。
「くらえっ!」
「馬鹿が、引っかかったな」
「なッ!」
ロードの右手が魔人の体に触れそうになった時、魔人は両手を覆っている氷を吹き飛ばし、再び炎をまとった。
魔人もまた待っていたのだ。確実にロードを殺せるその時を…
「まずい、この距離じゃあ… よけられない」
「じゃあな、ヘルファイヤ―」
至近距離で放った魔法がロードにあたりそうになった時、アレスがロードの服を左手で引っ張って自分の方へ寄せるが、右手に魔法があたってしまった。
「ぐぅっ!!」
アレスはロードを抱えて距離を取った。
「ごめん、アレス」
「別にいい」
「でも、腕が」
「俺のことはいい! お前は先頭に集中しろッ!」
「わかった」
アレスは一時、戦闘から離れ近くの木に背中を当てて座り込み自分の右腕を見た。
「これじゃあ、俺は戦えないかもな」
アレスの右手は黒く焼きこげており、今すぐにでも崩れ落ちそうだった。
「ああ、俺の復讐はここで終わるのか…」
アレスは右手を失ったことに対するショックと激しい痛みで意識が朦朧としている。
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