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第一部 エルマの町
第三十五話 未来への不安
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クラウディウスの息子との戦いから一週間が過ぎた。
ロード達の活躍によって最悪の危機は免れたが、エルマ周辺の町や村は壊滅し、コルカスらをはじめとした兵士の命も失われた。
騒動の後、コルカス、リリエラ、ガロンの三人を失い残されたニトグリフとティルキアは、三人の死に意気消沈してすっかり宿舎に引きこもってしまった。
それを見かねたザクレイによって、二人を国へ送り返そうとと準備をしていた。
そして今日が二人が国に帰る日なので、ロード、アレス、メリナは二人を見送るためローデイルの宿舎を訪れた。
三人が訪れた時、ちょうど二人が宿舎を去ろうとしているところだった。
「おーい二人ともちょっと待ってぇ~
ロードの声に気づいた二人は足を止めて駆け寄ってくるロード達の方を見た。
「あらお見送り? うれしいわね……」
「そうだよ。でもなんか二人とも元気ないね」
すると、アレスがロードの足を軽く蹴った。
「もう、何するの?」
「バカ! お前状況を考えろ!」
「いいのいいの。ロード、あなたは元気そうでいいわね…」
「いつもこんな感じだよ。やっぱりコルカスたちが死んだのが悲しいの?」
「三人の死は確かに悲しいけれど兵士である以上、人の死は隣り合わせよ。覚悟はできていたわ。
だけど、三人が命と引き換えにしてみんなが必死に戦って勝利した相手がカオスの遺子じゃなかったのが悔しいわ。
私は遺子と戦うためにこれまで頑張って来たけどあの戦いで、自信も夢も全部なくなってしまったわ。もう兵士として戦えるとは思えない、戦おうとすると恐怖で体が震えるのよ」
ニトグリフの声は震えていた。
「大丈夫だよ! 生きていれば夢は死なないって兄さんが言ってたから!!」
「フフ… そうね諦めるにはまだ早いわよね」
「ロード、メリナ、アレス… またどこかで会いましょう。さようなら」
ニトグリフはロードの言葉を聞くと少し微笑んで最後の挨拶をし、ティルキアと一緒に宿舎から去っていった。
「行っちゃった、、 なんだか寂しくなるなぁ」
ロードは二人の後ろ姿が見えなくなると、この世からいなくなったみたいで悲しくなった。
「何言ってんだロード、お前には俺たちがいるから寂しくはないだろ?」
「そうよ、これからも私たちは一緒よ。決して離れたりはしないわ」
「だよねだよね。よし! じゃあ、僕らも戻ってカオスの遺子にそなえよう!」
メリナとアレスの言葉を聞いて元気になったロードは、リードが待つ宿舎へと走り出した。
一方その頃、ザクレイとウェインは町から離れていつもの魔物退治をしていた。
「久しぶりですね。こうやって一緒に魔物退治に来るなんて」
「そうだなぁ~ 八、九年ぶりぐらいか?」
「そのくらいになりますか。相変わらずすごいですね、ただの魔物程度だったら普通に素手で殺せますもんね。俺いらくなっちゃいますよ~」
「馬鹿野郎、お前がいなかったら誰が俺の世間話につきあうんだ?」
「そうですね。あ、そう言えばローデイルの兵士だけでなく他の二カ国の兵士を町から撤退させたのですか?」
「戦う気がない奴なんてこれから先に必要ねえ。 それなら別のとこへ移してやった方が人のためになる。それにあと数日でグレンとナルザスの二人が来るからそれまでの辛抱だ」
「えッ!? あの二人が来るんすか? 俺ちょっと苦手なんすよ」
「細かいこと気にすんなよ。それよりもお前さっきから口調がだんだん砕けてないか?」
「細かいこと気にしないって言ったじゃないっすか!」
「うるせえ文句言うな。俺はいいんだよ」
ザクレイはウェインの頭をワシャワシャした。
「冗談はさておきこれからどうするか…… ったくフォースも二人しか隊長をよこさないとかケチすぎだろ。ここは最低でも半分は来てもらわないとやってらんねえよ」
ザクレイはため息をついてこれからの戦いに憂鬱な気分で迎えなければならなかった。
「さあ? でも俺たちは上の命令には従う義務がありますからね」
「クソー俺がいないところで勝手に決めやがってよ~、少しはこっちの身にもなってみろよ」
「文句なんか言ったって何にも変わらないですよ。今はあの二人が来るのを待ちましょう」
「それもそうだな。それじゃあ今日はここで帰るか、、、」
ザクレイは帰ろうと町の方向に振り向くと動きを止めた。
「どうしたんですか隊長? いきなり止まって、、あれ? こんなところに子供がいる。ちょっと聞いてみますね」
ウェインは町の外に子供がいるのを不思議がってどうしたのかと尋ねるために子供に近づこうとすると、ザクレイが行かせないように服を掴んだ。
「近づくな! あれがロイドだ!」
「ふぇ!!? あんな子供が、、、」
ロイドはエルマの町の方へ歩みを進めている。
このままでは町に到着してしまうと危惧したザクレイは仕方なくロイドに近づいて目的を聞いた。
「カオスの遺子がこんな世界に何の用だ?」
「君はこの前会ったね。久しぶり」
「何の用かと聞いてるんだ」
「別に大したことじゃないよ。この先にある町で買い物をしようかなと思ってね」
「町へ行くのか?」
「そうだよ。何か問題でも?」
「大ありだ、お前ら人外が俺たち人の町に入るんじゃねえ。とっとと魔界へ帰んな」
「帰らないと言ったら?」
ロイドの言葉にザクレイは魔力を高め始め、二人の魔力がぶつかり合って空間が歪んだようになり、両者は今にも剣を抜きそうだ。
「わわっ! やばい離れないと」
ウェインは両者の戦いに巻き込まれないように十分な距離を取った。
「本当に戦うのかい? 神の子である僕と」
「ここでやらねえといつ人々を守るんだ?」
「そう、、 じゃあ手加減してあげるからかかっておいで」
「なめんなよクソガキ!」
ザクレイは魔力を開放して多次元魔装でロイドに殴りかかる。
「わあ はや~い」
二人は激しい攻防を繰り広げるが、ザクレイの高速の攻撃もロイドは魔法で召喚した巨大な一本の魔神の腕だけですべて受けきる。
「そんなものなの? こんなんじゃ遊びにもならないよ」
「グッ」
「隊長!」
ガードの上からの攻撃だったが、ザクレイは堪えきれず大きく吹き飛ばされてしまった。
「クソ、多次元魔装の全力でもここまで差があるのか、、こうなったらあれを使うしか」
「もう遊びは終わりなの?」
ザクレイにゆっくりとロイドは近づいていく。
「バカ言ってんじゃねえ。ここからが俺の本気、命を懸けたな」
そうして、ザクレイは完全な多次元魔装の上にさらに魔力を高めた。
「一撃絶死」
ザクレイを身にまとっていた多次元魔装が一転して赤と白を基調としたものに変わり、全身から赤い蒸気が噴き出している。
「いいね! 下位、中位、上位、超位 四つの位、その中で膨大な魔力量を持って初めて使える超位魔法。だけど、それ以上に超位魔法に耐えれうる強靭な肉体を持たないとほんの数秒ほどで命を落とす諸刃の剣だ」
「でも、、 早くしないと死んじゃうよ」
「安心しろ。すぐに終わらせる」
そう言うと、ザクレイは今までにないほどの速さでロイドに向かって行く。
それでもなお平然としているロイドは向かってくるザクレイに合わせて攻撃をする。
しかし、ザクレイは攻撃してくる魔神の腕をパンチ一発で粉々にした。
「うわっ!!」
さすがのロイドも驚いてもう一度、魔神の腕を召喚して防ごうとするが間に合わずにザクレイの連撃をストレートで顔に受けてしまった。
「うおおおおおおおお!!」
凄まじい衝撃と破裂音のような音と共にロイドは空中に大きく飛ばされた。
だが、ロイドは直ぐに体制を立て直して吹き飛ばされた顔半分を瞬時に再生させた。
「人間のくせにやるね。久しぶりに攻撃を食らったよ、まあダメージはないんだけどね」
「そんな、、」
ザクレイの超位魔法でさえも全然効いている様子がないロイドにウェインは唖然として立ちすくんだ。
「おいウェイン、俺が負けたような素振りすんじゃねえ。戦いはまだまだこれからだ!」
ザクレイは再び空中にいるロイドに向かって行ったが、、、
「いや、もう遊びは終わりだよ」
そう言うと、ロイドは、六つの魔神の腕をザクレイの周囲に召喚して一斉に攻撃を始めた。
四方八方から凄まじい威力とスピードをもつ魔神の腕を数十発は凌いでいたが、一発を食らった瞬間、次々と攻撃を食らってたタコ殴りの状況になった。
しばらくしてロイドが召喚を解くと、ボロボロになり息も絶え絶えとなったザクレイが姿を現して地面に落ちた。
「隊長!!!」
ウェインはザクレイのもとに駆け寄って安否を確認したところ、心臓がまだ動いており早めに治療すれば何とかなるケガで済んでいた。
「息はある。早く治療しないと、、 あれロイドは!? まさかッ!?」
ふとロイドに再び気をもどして辺りを見渡したが、もうすでにロイドの姿はいなくなっていた。
ロード達の活躍によって最悪の危機は免れたが、エルマ周辺の町や村は壊滅し、コルカスらをはじめとした兵士の命も失われた。
騒動の後、コルカス、リリエラ、ガロンの三人を失い残されたニトグリフとティルキアは、三人の死に意気消沈してすっかり宿舎に引きこもってしまった。
それを見かねたザクレイによって、二人を国へ送り返そうとと準備をしていた。
そして今日が二人が国に帰る日なので、ロード、アレス、メリナは二人を見送るためローデイルの宿舎を訪れた。
三人が訪れた時、ちょうど二人が宿舎を去ろうとしているところだった。
「おーい二人ともちょっと待ってぇ~
ロードの声に気づいた二人は足を止めて駆け寄ってくるロード達の方を見た。
「あらお見送り? うれしいわね……」
「そうだよ。でもなんか二人とも元気ないね」
すると、アレスがロードの足を軽く蹴った。
「もう、何するの?」
「バカ! お前状況を考えろ!」
「いいのいいの。ロード、あなたは元気そうでいいわね…」
「いつもこんな感じだよ。やっぱりコルカスたちが死んだのが悲しいの?」
「三人の死は確かに悲しいけれど兵士である以上、人の死は隣り合わせよ。覚悟はできていたわ。
だけど、三人が命と引き換えにしてみんなが必死に戦って勝利した相手がカオスの遺子じゃなかったのが悔しいわ。
私は遺子と戦うためにこれまで頑張って来たけどあの戦いで、自信も夢も全部なくなってしまったわ。もう兵士として戦えるとは思えない、戦おうとすると恐怖で体が震えるのよ」
ニトグリフの声は震えていた。
「大丈夫だよ! 生きていれば夢は死なないって兄さんが言ってたから!!」
「フフ… そうね諦めるにはまだ早いわよね」
「ロード、メリナ、アレス… またどこかで会いましょう。さようなら」
ニトグリフはロードの言葉を聞くと少し微笑んで最後の挨拶をし、ティルキアと一緒に宿舎から去っていった。
「行っちゃった、、 なんだか寂しくなるなぁ」
ロードは二人の後ろ姿が見えなくなると、この世からいなくなったみたいで悲しくなった。
「何言ってんだロード、お前には俺たちがいるから寂しくはないだろ?」
「そうよ、これからも私たちは一緒よ。決して離れたりはしないわ」
「だよねだよね。よし! じゃあ、僕らも戻ってカオスの遺子にそなえよう!」
メリナとアレスの言葉を聞いて元気になったロードは、リードが待つ宿舎へと走り出した。
一方その頃、ザクレイとウェインは町から離れていつもの魔物退治をしていた。
「久しぶりですね。こうやって一緒に魔物退治に来るなんて」
「そうだなぁ~ 八、九年ぶりぐらいか?」
「そのくらいになりますか。相変わらずすごいですね、ただの魔物程度だったら普通に素手で殺せますもんね。俺いらくなっちゃいますよ~」
「馬鹿野郎、お前がいなかったら誰が俺の世間話につきあうんだ?」
「そうですね。あ、そう言えばローデイルの兵士だけでなく他の二カ国の兵士を町から撤退させたのですか?」
「戦う気がない奴なんてこれから先に必要ねえ。 それなら別のとこへ移してやった方が人のためになる。それにあと数日でグレンとナルザスの二人が来るからそれまでの辛抱だ」
「えッ!? あの二人が来るんすか? 俺ちょっと苦手なんすよ」
「細かいこと気にすんなよ。それよりもお前さっきから口調がだんだん砕けてないか?」
「細かいこと気にしないって言ったじゃないっすか!」
「うるせえ文句言うな。俺はいいんだよ」
ザクレイはウェインの頭をワシャワシャした。
「冗談はさておきこれからどうするか…… ったくフォースも二人しか隊長をよこさないとかケチすぎだろ。ここは最低でも半分は来てもらわないとやってらんねえよ」
ザクレイはため息をついてこれからの戦いに憂鬱な気分で迎えなければならなかった。
「さあ? でも俺たちは上の命令には従う義務がありますからね」
「クソー俺がいないところで勝手に決めやがってよ~、少しはこっちの身にもなってみろよ」
「文句なんか言ったって何にも変わらないですよ。今はあの二人が来るのを待ちましょう」
「それもそうだな。それじゃあ今日はここで帰るか、、、」
ザクレイは帰ろうと町の方向に振り向くと動きを止めた。
「どうしたんですか隊長? いきなり止まって、、あれ? こんなところに子供がいる。ちょっと聞いてみますね」
ウェインは町の外に子供がいるのを不思議がってどうしたのかと尋ねるために子供に近づこうとすると、ザクレイが行かせないように服を掴んだ。
「近づくな! あれがロイドだ!」
「ふぇ!!? あんな子供が、、、」
ロイドはエルマの町の方へ歩みを進めている。
このままでは町に到着してしまうと危惧したザクレイは仕方なくロイドに近づいて目的を聞いた。
「カオスの遺子がこんな世界に何の用だ?」
「君はこの前会ったね。久しぶり」
「何の用かと聞いてるんだ」
「別に大したことじゃないよ。この先にある町で買い物をしようかなと思ってね」
「町へ行くのか?」
「そうだよ。何か問題でも?」
「大ありだ、お前ら人外が俺たち人の町に入るんじゃねえ。とっとと魔界へ帰んな」
「帰らないと言ったら?」
ロイドの言葉にザクレイは魔力を高め始め、二人の魔力がぶつかり合って空間が歪んだようになり、両者は今にも剣を抜きそうだ。
「わわっ! やばい離れないと」
ウェインは両者の戦いに巻き込まれないように十分な距離を取った。
「本当に戦うのかい? 神の子である僕と」
「ここでやらねえといつ人々を守るんだ?」
「そう、、 じゃあ手加減してあげるからかかっておいで」
「なめんなよクソガキ!」
ザクレイは魔力を開放して多次元魔装でロイドに殴りかかる。
「わあ はや~い」
二人は激しい攻防を繰り広げるが、ザクレイの高速の攻撃もロイドは魔法で召喚した巨大な一本の魔神の腕だけですべて受けきる。
「そんなものなの? こんなんじゃ遊びにもならないよ」
「グッ」
「隊長!」
ガードの上からの攻撃だったが、ザクレイは堪えきれず大きく吹き飛ばされてしまった。
「クソ、多次元魔装の全力でもここまで差があるのか、、こうなったらあれを使うしか」
「もう遊びは終わりなの?」
ザクレイにゆっくりとロイドは近づいていく。
「バカ言ってんじゃねえ。ここからが俺の本気、命を懸けたな」
そうして、ザクレイは完全な多次元魔装の上にさらに魔力を高めた。
「一撃絶死」
ザクレイを身にまとっていた多次元魔装が一転して赤と白を基調としたものに変わり、全身から赤い蒸気が噴き出している。
「いいね! 下位、中位、上位、超位 四つの位、その中で膨大な魔力量を持って初めて使える超位魔法。だけど、それ以上に超位魔法に耐えれうる強靭な肉体を持たないとほんの数秒ほどで命を落とす諸刃の剣だ」
「でも、、 早くしないと死んじゃうよ」
「安心しろ。すぐに終わらせる」
そう言うと、ザクレイは今までにないほどの速さでロイドに向かって行く。
それでもなお平然としているロイドは向かってくるザクレイに合わせて攻撃をする。
しかし、ザクレイは攻撃してくる魔神の腕をパンチ一発で粉々にした。
「うわっ!!」
さすがのロイドも驚いてもう一度、魔神の腕を召喚して防ごうとするが間に合わずにザクレイの連撃をストレートで顔に受けてしまった。
「うおおおおおおおお!!」
凄まじい衝撃と破裂音のような音と共にロイドは空中に大きく飛ばされた。
だが、ロイドは直ぐに体制を立て直して吹き飛ばされた顔半分を瞬時に再生させた。
「人間のくせにやるね。久しぶりに攻撃を食らったよ、まあダメージはないんだけどね」
「そんな、、」
ザクレイの超位魔法でさえも全然効いている様子がないロイドにウェインは唖然として立ちすくんだ。
「おいウェイン、俺が負けたような素振りすんじゃねえ。戦いはまだまだこれからだ!」
ザクレイは再び空中にいるロイドに向かって行ったが、、、
「いや、もう遊びは終わりだよ」
そう言うと、ロイドは、六つの魔神の腕をザクレイの周囲に召喚して一斉に攻撃を始めた。
四方八方から凄まじい威力とスピードをもつ魔神の腕を数十発は凌いでいたが、一発を食らった瞬間、次々と攻撃を食らってたタコ殴りの状況になった。
しばらくしてロイドが召喚を解くと、ボロボロになり息も絶え絶えとなったザクレイが姿を現して地面に落ちた。
「隊長!!!」
ウェインはザクレイのもとに駆け寄って安否を確認したところ、心臓がまだ動いており早めに治療すれば何とかなるケガで済んでいた。
「息はある。早く治療しないと、、 あれロイドは!? まさかッ!?」
ふとロイドに再び気をもどして辺りを見渡したが、もうすでにロイドの姿はいなくなっていた。
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