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第一部 エルマの町
第三十四話 緊急御前会議
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クラウディウスの息子を無事に退けたが、事態はより深刻な状況になった。
本物のカオスの遺子が現れエレイス王国は自国のみで対応を迫られて王宮や軍上層部では混乱に見舞われていた。
第十遺子ロイドが現れてから一週間の後に王宮では、ダンタリオン、ベガ、アルタイル、アンタレス以外の六つの地方の隊長が集められて緊急の御前会議が行われていた。
「さてお前ら、今我が国は一つの大厄を排除したが、新たにさらに大きな災厄がダンタリオン地方に現れた。カオスの第十遺子ロイドだ。
これは三十年ぶりの遺子の襲来だ、これにどう対処するかお前らの意見が聞きたい」
ゼインフォースは隊長たちを集めてこの難題にどう対処するか意見を求めた。
「ガハハハ!! ザックの奴はえらくカオスに好かれておるな!」
豪快な笑い声をあげている真っ白な髪とひげをを持った初老の男性はポルックス地方の隊長デオニクスだ。
「おいジジイ、今はそんな冗談言ってる場合じゃないだろ!? 国の危機なんだぞ」
デオニクスの言葉にアンドロメダ地方の隊長ノワールが噛みついた。
ノワールは今年隊長になったばかりの二十代後半の青年で、この中では一番年も若く隊長としての使命を大事に胸に秘めており、国に危機が迫っているこの状況においてデオニクスの言葉は聞き流せなかった。
「まったくお前は年寄りの冗談も笑って流せないのか? そんなんじゃ長生きできんぞ」
「フン、国のため、人のためならどんな奴とでもいつでも戦ってやるよ。そんな白髪頭になるまで逃げ延びたいとは思わないけどな。まあでも、そこまで年を取ったら戦えないだろうがな」
「言ったな新入り。ワシはお前如き若造にまだ遅れはとらん!」
「試して見るか? 今ここで」
二人は立ち上がって互いに机を隔てて睨み合っていると、二人の隣に座っていたカストル地方の隊長ダリア、カペラ地方の隊長マームが二人を静止した。
「王の御前ですよ。物騒なことはやめなさい。それに今は内輪もめしてる暇はないでしょう」
「まったくもってその通りだ」
「二人ともいいから座れ」
二人の隊長に加え、王にも命令されたところで二人はようやく席に着いた。
「…ノワール、お前の意思は素晴らしいものだ。だが、遺子との戦いはやめておく方が賢明だ。戦わずして追い返す方が得策だ」
「しかしフォースよ、それじゃあ消極的過ぎるんじゃないか? 敵が現れたのだから、我々は戦って追い出すべきだ。それが、兵士としての役目ではないのか?」
口をはさんだのはペテルギウス地方の隊長スクロースで、これまたノワールのように兵士としての義務を信奉しており遺子に対しては強硬派だ。
「スクロースの言う通りです。今すぐ我々が向かい討って出ましょう!」
シリウス地方の隊長メノウもスクロースの意見に同調する。
「そうだそうだ! 戦うべきだ! 王よ! 俺たちを早くダンタリオンへ向かわせてください!!」
「王よ、三人の言う通り奴ら遺子たちに我々の道理は通用しません! 戦うべきです!」
ノワール、ダリア、スクロース、メノウの四人が遺子との戦いを切望してゼインフォースに詰め寄って議論は、強硬派優勢の状態になっていった。
「お前たち、三十年前この国に第七遺子ベルナドールが現れた時、奴と戦ってどうなったのかを知っているのか?」
「さあ… よくは知りませんが、ポルックス地方に現れたことは存じてますが、詳しいことは……」
ノワールがゼインフォースの問いに答え、他の三人も同様の反応を見せた。
「なら教えてやる。当時、俺はすべての隊長に命令して討伐に向かわせたが、デオニクスを除いて全員戦死した」
ゼインフォースの話を聞いて、四人は何も言えなくなり、デオニクスは当時のことを思い出したのか神妙な顔をしている。
「それだけではない。ポルックス地方の被害は言うまでもないが、一気に九人の隊長を失ったことで他の地方の住民に不安と混乱を生み出して国は十年混乱したのだ。
だから、カオスの遺子との戦いは国を傾けてまで戦うべきではない。だが、もし遺子が俺たちに剣を向けたのなら、お前たちには死んでもらうしかない」
「王の言う通りだ。例え一番弱いと言われているロイドでさえ、何もしてこないのなら戦うべきではない」
デオニクスは王の意見を尊重して戦わないように皆に促した。
「だから、今はあの三人で様子を見よう。会議はこれで終わりだ」
そう言うと、ゼインフォースは立ち上がって部屋から出て行き、隊長たちも彼が退出するのを見終えると、次々に部屋を後にした。
会議の後、王宮の廊下ではノワール、ダリア、スクロース、メノウの四人は会議の結果に納得していないのか集まって話し合いをしていた。
「さっきの御前会議、なんで俺たちを招集する必要があったんだ? 王は最初から戦う気なんてなかったように思えるんだが」
「おそらく王は我々の出方を窺うつもりだったのだろう。独断で王が行動すれば、我々はおそらく抗議しに王に進言していたはずだ。
だが、王はそれを防ぐためにあの場で遺子たちの危険性を説くと共に、我々の反対を押しのけたのだろう」
「スクロース、それは本当なの? でも、私たちは王に反対されても戦うべきじゃないかって思うのだけども、、 決めたわ! 私は今からタンタリオンへ向かうわ!」
「それはダメよ、ダリア。私たちが勝手に他の地方へ移動することは軍律に違反するわ! 移動するにしても王の判断を仰がなきゃ」
「メノウ、お前何言ってんだ? こんな緊急事態に王の命令ばっか気にしていられるか!! 俺はダリアと一緒に行くぞ! 行こうダリア!」
「ええ行きましょう!」
「だからダメだって! スクロースもなんか言ってやってよ!!」
このように会議の外でも白熱した議論を行っていると、一人の混血の男性が笑いながら近づいてきた。
「ハハハ! よう! お前ら何喧嘩してんだ? ここは王宮だぞ、やるなら外でやってろ」
近づいてきたのは、招集があったのにも関わらずやってこなかったアンタレス地方の隊長ウルフだった。
「ウルフ、、 御前会議にも出席しないで今さら何の用だ?」
「どうせ決まりきったことに一々参加してられっか。お前らあれだろ? 王がカオスの遺子との戦いに消極的だから怒ってるんだろ?」
「どうしてそんなこと知ってるんだ?」
スクロースがウルフに尋ねた。
「ハハハ、お前たちそんなに心配するなよ。いざとなったら王自ら撃退しに行くから」
「何を言ってるんだ? 王が一人で遺子を相手に?」
「うん? 知らないのかお前ら? 三十年前、第七遺子のベルナドールが現れた際、デオニクスを残して隊長が死ぬと、まだ十代だった王が現れて瞬く間に撃退したって話」
「それは本当か!? なら何で王は戦おうとはしないのか… よし、王のところに行って話を聞いてきてやる」
その話を聞いたノワールはウルフに詰め寄った後、ゼインフォースに自ら行くように進言しようと王の間に行こうとしたが、他の皆に止められた。
「ところでウルフ、お前はそんなことを知っているのに、何故わざわざ王宮に足を運んだのだ?」
「それはだな、王に世継ぎを作ってもらうためだ」
「「「「世継ぎ?」」」」
「ああそうだ、もう五十近いって言うのに、未だに世継ぎを作っていない、早く混血の相手を見つけないと…」
「今はそんなことどうでもいいじゃない。しかも、それは王が決めることでしょ。それに相手なら混血じゃないけど側近のアシュリーがいるじゃない」
ダリアは結婚は王本人の意思に任せるべきだと思っていて、自分たち他の人間が外部からグチグチ言うのは筋違いだとウルフに言ったが、、
「混血同士じゃないと混血は生まれない、、 アシュリーは混血じゃないだろ!? 俺たちの王は混血の王ゼインフォースだ!!」
「混血以外の奴が俺たちの王になるなんて到底受け入れられない!!」
ウルフは混血じゃないアシュリーを王妃に据えることは絶対に受け入れられないと言ったが、四人の反応はまちまちだった。
「おいそれは… あまりにもひどいじゃないか? アシュリーにも失礼だろ」
「そうよ。確かに我々の王は混血だけど、別に混血じゃなくてもいいでしょ?」
「これは国の安全に関わる話だぞ。あの強くて偉大な王の世継ぎが、貧弱な普通の奴だったら。国にいる混血の兵士も王を敬わなくなるだろう。他の国の兵士もしかりだ」
「それじゃあ、俺はもう行くよ」
ウルフはノワールとダリアの意見を一蹴してからゼインフォースのいる王の間に向かって歩いて行った。
「フン、頑固者には何を言っても無駄だな」
こうして、様々な意見が対立する御前会議は幕を下ろした。
本物のカオスの遺子が現れエレイス王国は自国のみで対応を迫られて王宮や軍上層部では混乱に見舞われていた。
第十遺子ロイドが現れてから一週間の後に王宮では、ダンタリオン、ベガ、アルタイル、アンタレス以外の六つの地方の隊長が集められて緊急の御前会議が行われていた。
「さてお前ら、今我が国は一つの大厄を排除したが、新たにさらに大きな災厄がダンタリオン地方に現れた。カオスの第十遺子ロイドだ。
これは三十年ぶりの遺子の襲来だ、これにどう対処するかお前らの意見が聞きたい」
ゼインフォースは隊長たちを集めてこの難題にどう対処するか意見を求めた。
「ガハハハ!! ザックの奴はえらくカオスに好かれておるな!」
豪快な笑い声をあげている真っ白な髪とひげをを持った初老の男性はポルックス地方の隊長デオニクスだ。
「おいジジイ、今はそんな冗談言ってる場合じゃないだろ!? 国の危機なんだぞ」
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ノワールは今年隊長になったばかりの二十代後半の青年で、この中では一番年も若く隊長としての使命を大事に胸に秘めており、国に危機が迫っているこの状況においてデオニクスの言葉は聞き流せなかった。
「まったくお前は年寄りの冗談も笑って流せないのか? そんなんじゃ長生きできんぞ」
「フン、国のため、人のためならどんな奴とでもいつでも戦ってやるよ。そんな白髪頭になるまで逃げ延びたいとは思わないけどな。まあでも、そこまで年を取ったら戦えないだろうがな」
「言ったな新入り。ワシはお前如き若造にまだ遅れはとらん!」
「試して見るか? 今ここで」
二人は立ち上がって互いに机を隔てて睨み合っていると、二人の隣に座っていたカストル地方の隊長ダリア、カペラ地方の隊長マームが二人を静止した。
「王の御前ですよ。物騒なことはやめなさい。それに今は内輪もめしてる暇はないでしょう」
「まったくもってその通りだ」
「二人ともいいから座れ」
二人の隊長に加え、王にも命令されたところで二人はようやく席に着いた。
「…ノワール、お前の意思は素晴らしいものだ。だが、遺子との戦いはやめておく方が賢明だ。戦わずして追い返す方が得策だ」
「しかしフォースよ、それじゃあ消極的過ぎるんじゃないか? 敵が現れたのだから、我々は戦って追い出すべきだ。それが、兵士としての役目ではないのか?」
口をはさんだのはペテルギウス地方の隊長スクロースで、これまたノワールのように兵士としての義務を信奉しており遺子に対しては強硬派だ。
「スクロースの言う通りです。今すぐ我々が向かい討って出ましょう!」
シリウス地方の隊長メノウもスクロースの意見に同調する。
「そうだそうだ! 戦うべきだ! 王よ! 俺たちを早くダンタリオンへ向かわせてください!!」
「王よ、三人の言う通り奴ら遺子たちに我々の道理は通用しません! 戦うべきです!」
ノワール、ダリア、スクロース、メノウの四人が遺子との戦いを切望してゼインフォースに詰め寄って議論は、強硬派優勢の状態になっていった。
「お前たち、三十年前この国に第七遺子ベルナドールが現れた時、奴と戦ってどうなったのかを知っているのか?」
「さあ… よくは知りませんが、ポルックス地方に現れたことは存じてますが、詳しいことは……」
ノワールがゼインフォースの問いに答え、他の三人も同様の反応を見せた。
「なら教えてやる。当時、俺はすべての隊長に命令して討伐に向かわせたが、デオニクスを除いて全員戦死した」
ゼインフォースの話を聞いて、四人は何も言えなくなり、デオニクスは当時のことを思い出したのか神妙な顔をしている。
「それだけではない。ポルックス地方の被害は言うまでもないが、一気に九人の隊長を失ったことで他の地方の住民に不安と混乱を生み出して国は十年混乱したのだ。
だから、カオスの遺子との戦いは国を傾けてまで戦うべきではない。だが、もし遺子が俺たちに剣を向けたのなら、お前たちには死んでもらうしかない」
「王の言う通りだ。例え一番弱いと言われているロイドでさえ、何もしてこないのなら戦うべきではない」
デオニクスは王の意見を尊重して戦わないように皆に促した。
「だから、今はあの三人で様子を見よう。会議はこれで終わりだ」
そう言うと、ゼインフォースは立ち上がって部屋から出て行き、隊長たちも彼が退出するのを見終えると、次々に部屋を後にした。
会議の後、王宮の廊下ではノワール、ダリア、スクロース、メノウの四人は会議の結果に納得していないのか集まって話し合いをしていた。
「さっきの御前会議、なんで俺たちを招集する必要があったんだ? 王は最初から戦う気なんてなかったように思えるんだが」
「おそらく王は我々の出方を窺うつもりだったのだろう。独断で王が行動すれば、我々はおそらく抗議しに王に進言していたはずだ。
だが、王はそれを防ぐためにあの場で遺子たちの危険性を説くと共に、我々の反対を押しのけたのだろう」
「スクロース、それは本当なの? でも、私たちは王に反対されても戦うべきじゃないかって思うのだけども、、 決めたわ! 私は今からタンタリオンへ向かうわ!」
「それはダメよ、ダリア。私たちが勝手に他の地方へ移動することは軍律に違反するわ! 移動するにしても王の判断を仰がなきゃ」
「メノウ、お前何言ってんだ? こんな緊急事態に王の命令ばっか気にしていられるか!! 俺はダリアと一緒に行くぞ! 行こうダリア!」
「ええ行きましょう!」
「だからダメだって! スクロースもなんか言ってやってよ!!」
このように会議の外でも白熱した議論を行っていると、一人の混血の男性が笑いながら近づいてきた。
「ハハハ! よう! お前ら何喧嘩してんだ? ここは王宮だぞ、やるなら外でやってろ」
近づいてきたのは、招集があったのにも関わらずやってこなかったアンタレス地方の隊長ウルフだった。
「ウルフ、、 御前会議にも出席しないで今さら何の用だ?」
「どうせ決まりきったことに一々参加してられっか。お前らあれだろ? 王がカオスの遺子との戦いに消極的だから怒ってるんだろ?」
「どうしてそんなこと知ってるんだ?」
スクロースがウルフに尋ねた。
「ハハハ、お前たちそんなに心配するなよ。いざとなったら王自ら撃退しに行くから」
「何を言ってるんだ? 王が一人で遺子を相手に?」
「うん? 知らないのかお前ら? 三十年前、第七遺子のベルナドールが現れた際、デオニクスを残して隊長が死ぬと、まだ十代だった王が現れて瞬く間に撃退したって話」
「それは本当か!? なら何で王は戦おうとはしないのか… よし、王のところに行って話を聞いてきてやる」
その話を聞いたノワールはウルフに詰め寄った後、ゼインフォースに自ら行くように進言しようと王の間に行こうとしたが、他の皆に止められた。
「ところでウルフ、お前はそんなことを知っているのに、何故わざわざ王宮に足を運んだのだ?」
「それはだな、王に世継ぎを作ってもらうためだ」
「「「「世継ぎ?」」」」
「ああそうだ、もう五十近いって言うのに、未だに世継ぎを作っていない、早く混血の相手を見つけないと…」
「今はそんなことどうでもいいじゃない。しかも、それは王が決めることでしょ。それに相手なら混血じゃないけど側近のアシュリーがいるじゃない」
ダリアは結婚は王本人の意思に任せるべきだと思っていて、自分たち他の人間が外部からグチグチ言うのは筋違いだとウルフに言ったが、、
「混血同士じゃないと混血は生まれない、、 アシュリーは混血じゃないだろ!? 俺たちの王は混血の王ゼインフォースだ!!」
「混血以外の奴が俺たちの王になるなんて到底受け入れられない!!」
ウルフは混血じゃないアシュリーを王妃に据えることは絶対に受け入れられないと言ったが、四人の反応はまちまちだった。
「おいそれは… あまりにもひどいじゃないか? アシュリーにも失礼だろ」
「そうよ。確かに我々の王は混血だけど、別に混血じゃなくてもいいでしょ?」
「これは国の安全に関わる話だぞ。あの強くて偉大な王の世継ぎが、貧弱な普通の奴だったら。国にいる混血の兵士も王を敬わなくなるだろう。他の国の兵士もしかりだ」
「それじゃあ、俺はもう行くよ」
ウルフはノワールとダリアの意見を一蹴してからゼインフォースのいる王の間に向かって歩いて行った。
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