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第一部 エルマの町
第三十三話 明かされる真実 カオスの遺子との邂逅
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ザクレイたちはこれ以上再生させまいと猛攻撃を仕掛けるが、クラウディウスは今までの舐めた態度はかなぐり捨てて本気で一人一人殺しにかかる強い意志を持ってザクレイたちの攻撃をしのいだ。
「クソッ!! リリエラまで、、 このクソトカゲがぁー!! ぶっ殺してやる!」
「早まるなガロン!!」
ザクレイは止めようとしたが、ガロンには静止する声が聞こえておらず、飛んで魔法を帯びた剣でクラウディウスに切りかかる。
しかし、それをクラウディウスは右手で受け止めると左手でガロンの体を一刀両断した。
クラウディウスは既に五体満足に再生しており、状況は一転してロード達が圧倒的に不利になった。
それを見ていたメリナ、ニトグリフ、ティルキアの三人は次々とやってくる仲間の死に怯えて立ちすくんでしまった。
「おいウェイン!! そこに突っ立っている奴らを逃がせ!」
「了解」
ウェインは魔法で出した砂で三人を抱えると、急いで戦線を離脱して安全な場所へと避難させようと走り出した。
「逃がすかぁ!!! 神の業火ッ!!」
「させるかあ!!」
ザクレイはクラウディウスに飛び掛かって、全力で顔を殴ってブレスを止めさせると、クラウディウスとの差しでの戦いに持っていった。
一方、三人を連れて逃走しているウェインは安全な場所へと三人を避難させると、すぐにザクレイたちの元に戻ろうとするとニトグリフに止められた。
「ウェイン、、 何で戻ろうとするの? みんな死ぬのに、、 私たち全員、クラウディウスに焼かれて死ぬんだわ! あははははは!」
「おい大丈夫か!? しっかりしろ?」
「あははははは! みんな死ぬのよ!」
(クソ! ガロンらが死んで完全に気に触れてしまったか… まずいぞ、、 このままでは何をしでかすか分からんぞ)
肩を揺すってニトグリフを商機に戻そうとするが、目があっちの方向を向いておかしくなっている。
他の二人も見渡すが、膝を抱えていたり、空を眺めて上の空になっているのを見たウェインはこのまま戦場に戻ったら大変なことになると感じたため、この場に残り三人の面倒を見た。
森を抜け平原でザクレイとクラウディウスの戦いは熾烈さを増していた。
大地は粉々に砕かれ、草原は朽ち果てた荒れ地のように焼き尽くされ、天は陽はまだ高く昇っているというのに炎々と赤黒く染められていて、地獄のような光景だった。
「グハッ!」
ザクレイはとうとうクラウディウスの一撃をもろに食らって吹き飛ばされた。
多次元魔装で防御力を上げているとはいえ、内臓へのダメージは大きく吐血してしまった。
(まずいぞこれは…… このままでは俺の魔力が切れてしまう、、 それに体力ももう少ない… 早くコイツをどうにかしないと)
ザクレイは凄まじい攻防の末に、体もボロボロになって魔力も底をつき始めていた。
「おい、さっきまでの威勢はどうした? 動きがだいぶ遅くなっているぞ」
「まあここまで俺と戦えたことは評価してやる。だがな、お前たち人間が俺たちカオスの遺子に勝つ日なんて永遠に来ないんだよ」
「フフフ」
「何を笑ってるんだ? ついに頭も鈍くなってきたか?」
「いや、お前のその傲慢さがおかしくてな。いつまでも天上に立っていられると思うなよ」
「傲慢で何が悪い? 俺たちは特別な存在だ、お前たちとは違う」
「もう戯言は終わりだ。死ね」
クラウディウスが神の業火を放ちとどめをさそうとしたが、森の方向から凄まじい勢いで槍が飛んできてクラウディウスの頭を吹き飛ばした。
「な!?」
突然の出来事に驚いているザクレイをリードは魔法で自分の方に寄せると、ザクレイの治療を始めた。
「おい! さっきのはお前の仕業か!?」
「そうだ。今は静かにしていろ治してやるから」
「後でいい! 今は早くアイツをどうにかしないと、、」
「それなら安心しろ。今ロードとアレスを奴の近くに置いてきた。だから、お前は今は黙って治されてろ!」
「分かった……」
こうして今まで戦ってきたザクレイを離脱させると、リードは治療を開始した。
そして、顔が吹き飛んだ影響でクラウディウスは一心不乱に暴れており、手が付けれない状態になっており、すぐ傍までやって来たロードとアレスはこれ以上近づけないでいた。
「どうしようアレス、、 このままじゃ僕たち全然近づけないよ」
アレスとロードはリードが作った絶好の機会をただクラウディウスの再生を眺めていることで台無しにしようとしていたが、アレスが一か八かの賭けに出た。
「おいロード、俺がアイツの動きを魔法で止めるからお前はその隙に奴の魔力を搾り取ってやれ!」
「わかった!」
「じゃあ行くぞ。オメガブラスト!!」
アレスは何発も自身の最高威力、最高硬度をほこる魔法オメガブラストを何度も魔力が尽きるまでクラウディウスにぶつけ、クラウディウスの足や爪、再生部分を赤い氷でどんどん覆われていく、、
「後は頼んだぞロー、、ド」
最後の一発を放ったアレスは魔力が尽きて地面にぶっ倒れて気を失った。
「たあああ!!」
ロードはクラウディウスの動きを完全に封じ込めたアレスを横目に、体に両手をつけて魔力を吸い取り始めた。
「グオオオオオオ!!」
クラウディウスは徐々に魔力が減っていくのを悲鳴を上げながら抵抗するが、がっしりと固められた体では抵抗することもできすにされるがままに魔力を吸い取られていった。
数十秒の間吸い取っていると、クラウディウスのドラゴンだった体が霧散して元の人間の姿に戻ってしまった。
「クソ! 俺がこんなガキに負けるのか、、 ありえん! 俺はカオスの第四遺子クラウディウスだああ!!」
怒ったクラウディウスがロードに攻撃を仕掛けるが、治療を終えたザクレイが飛んできてクラウディウスに拳を叩きこんだ。
「よくやったロード、これならカオスの遺子にもお前の魔法が有効だってことが分かったな」
「うん! でも、まだクラウディウスの魔力が全部吸い取れてないから、もう一回吸い取って倒さないと」
「よしじゃあさっさと行くぞ!」
二人は吹き飛んでいったクラウディウスを追いかけた。
(クソ…… 俺としたことが人間如きに負けるなんて。どの面下げて父上に会えるってんだ!?)
「だが、今はなんとかして生き残る手段を探さねば、、 うん……?」
クラウディウスは魔力もほぼ尽き欠けていて、自身の体の再生や体力も戻すことはできずにふらふらとこの場から逃げようとしていると、前方にロードぐらいの男の子が歩いていた。
それを見ると、クラウディウスはこの子供を人質にしてこの場を切り抜けようとした。
ロードとザクレイが追いつくと、既にクラウディウスは子供を手で掴んで人質にとって二人の前に立った。
「おい! 動くな一歩でも動いたらコイツの首をへし折るぞ!!」
「ひどい! 子供を人質にするなんて最低だー!」
「何とでも言うがいい、俺は今生き残らなきゃならないんだ!」
「神の子ともあろうものがしょぼいマネしやがって、、 恥ずかしくねえのか?」
「フン、俺は神の子だぞ、、」
クラウディウスが喋っている間に、人質となっている男の子が話を遮った。
「おいそこのお前、今なんて言った? 誰が母上の… 神の子だって?」
「うるせえぞクソガキ。それはおれ、、」
すると、男の子の頭上に魔法陣が現れると、中から大人ほどの大きな腕が飛び出てクラウディウスの体を掴んだ。
その手の甲にはカオスの紋様が刻まれていた。
「あ、、カオスの紋様」
ロードが口に出すと、ザクレイはロードを引っ張って距離を取った。
(やばいコイツは本物だ、、 そこのほら吹き野郎とは別次元の存在だ。バケモンみたいな魔力を感じる)
ザクレイは目の前にいる男の子が放つ膨大な魔力を見て、瞬時にこの子が本物のカオスの遺子だと直感した。
「おい聞いているのか? 誰が神の子だって?」
「ぐあああああ!! 叔父上私はクラウディウスの子です! 父上の命によりバサラを探すため、父の名を拝借していました! あなたはクラウディウスの子である私を殺すおつもりですか!?」
クラウディウスと騙った男は、実際はクラウディウスの息子であった。
「お前は兄上の息子であろうが、僕は神である母上の子だ。その紋様、それは母上が僕たちに与えてくれた素晴らしい紋様だ。それをお前如きが使っていいわけないだろ!」
「やめてください! 叔父上、どうかどうか!!」
男の懺悔も届かず、男の子はそのまま男を握りつぶした。
「さて、君たちは僕に何か用があるのかな?」
「なんでクラウディウスを殺したの? それにそのカオスの紋様だって…」
「さっきの男がクラウディウスだって? そんなわけないだろ。もし兄上ならお前たち人間なんて全員消えてしまうよ」
「さっきの男の話はもういい。お前は誰なんだ?」
「僕はカオスの第十遺子 平等のロイド」
「用がないなら僕はもう行くね。買いたいものがあるんだよ」
そう言うと、ロイドは宙に浮いてそのまま移動し始めた。
「あ、待ってよ、、」
「落ち着けロード。アイツとやり合うのは危険だ。今は耐えろ」
「ぅぐぐ……」
ロイドを呼び止めようとするロードをザクレイが口を押さえて制止させた。
「クソッ! 早くこのことを報告しなければ! これから非常に厄介なことになりそうだな…」
こうして、偽物のカオスの遺子を倒したロード達だったが、目の前に本物の遺子が現れたことによって状況は以前にもまして悪くなった。
ロード達とカオスの遺子との戦いはここから始まっていく、、
「クソッ!! リリエラまで、、 このクソトカゲがぁー!! ぶっ殺してやる!」
「早まるなガロン!!」
ザクレイは止めようとしたが、ガロンには静止する声が聞こえておらず、飛んで魔法を帯びた剣でクラウディウスに切りかかる。
しかし、それをクラウディウスは右手で受け止めると左手でガロンの体を一刀両断した。
クラウディウスは既に五体満足に再生しており、状況は一転してロード達が圧倒的に不利になった。
それを見ていたメリナ、ニトグリフ、ティルキアの三人は次々とやってくる仲間の死に怯えて立ちすくんでしまった。
「おいウェイン!! そこに突っ立っている奴らを逃がせ!」
「了解」
ウェインは魔法で出した砂で三人を抱えると、急いで戦線を離脱して安全な場所へと避難させようと走り出した。
「逃がすかぁ!!! 神の業火ッ!!」
「させるかあ!!」
ザクレイはクラウディウスに飛び掛かって、全力で顔を殴ってブレスを止めさせると、クラウディウスとの差しでの戦いに持っていった。
一方、三人を連れて逃走しているウェインは安全な場所へと三人を避難させると、すぐにザクレイたちの元に戻ろうとするとニトグリフに止められた。
「ウェイン、、 何で戻ろうとするの? みんな死ぬのに、、 私たち全員、クラウディウスに焼かれて死ぬんだわ! あははははは!」
「おい大丈夫か!? しっかりしろ?」
「あははははは! みんな死ぬのよ!」
(クソ! ガロンらが死んで完全に気に触れてしまったか… まずいぞ、、 このままでは何をしでかすか分からんぞ)
肩を揺すってニトグリフを商機に戻そうとするが、目があっちの方向を向いておかしくなっている。
他の二人も見渡すが、膝を抱えていたり、空を眺めて上の空になっているのを見たウェインはこのまま戦場に戻ったら大変なことになると感じたため、この場に残り三人の面倒を見た。
森を抜け平原でザクレイとクラウディウスの戦いは熾烈さを増していた。
大地は粉々に砕かれ、草原は朽ち果てた荒れ地のように焼き尽くされ、天は陽はまだ高く昇っているというのに炎々と赤黒く染められていて、地獄のような光景だった。
「グハッ!」
ザクレイはとうとうクラウディウスの一撃をもろに食らって吹き飛ばされた。
多次元魔装で防御力を上げているとはいえ、内臓へのダメージは大きく吐血してしまった。
(まずいぞこれは…… このままでは俺の魔力が切れてしまう、、 それに体力ももう少ない… 早くコイツをどうにかしないと)
ザクレイは凄まじい攻防の末に、体もボロボロになって魔力も底をつき始めていた。
「おい、さっきまでの威勢はどうした? 動きがだいぶ遅くなっているぞ」
「まあここまで俺と戦えたことは評価してやる。だがな、お前たち人間が俺たちカオスの遺子に勝つ日なんて永遠に来ないんだよ」
「フフフ」
「何を笑ってるんだ? ついに頭も鈍くなってきたか?」
「いや、お前のその傲慢さがおかしくてな。いつまでも天上に立っていられると思うなよ」
「傲慢で何が悪い? 俺たちは特別な存在だ、お前たちとは違う」
「もう戯言は終わりだ。死ね」
クラウディウスが神の業火を放ちとどめをさそうとしたが、森の方向から凄まじい勢いで槍が飛んできてクラウディウスの頭を吹き飛ばした。
「な!?」
突然の出来事に驚いているザクレイをリードは魔法で自分の方に寄せると、ザクレイの治療を始めた。
「おい! さっきのはお前の仕業か!?」
「そうだ。今は静かにしていろ治してやるから」
「後でいい! 今は早くアイツをどうにかしないと、、」
「それなら安心しろ。今ロードとアレスを奴の近くに置いてきた。だから、お前は今は黙って治されてろ!」
「分かった……」
こうして今まで戦ってきたザクレイを離脱させると、リードは治療を開始した。
そして、顔が吹き飛んだ影響でクラウディウスは一心不乱に暴れており、手が付けれない状態になっており、すぐ傍までやって来たロードとアレスはこれ以上近づけないでいた。
「どうしようアレス、、 このままじゃ僕たち全然近づけないよ」
アレスとロードはリードが作った絶好の機会をただクラウディウスの再生を眺めていることで台無しにしようとしていたが、アレスが一か八かの賭けに出た。
「おいロード、俺がアイツの動きを魔法で止めるからお前はその隙に奴の魔力を搾り取ってやれ!」
「わかった!」
「じゃあ行くぞ。オメガブラスト!!」
アレスは何発も自身の最高威力、最高硬度をほこる魔法オメガブラストを何度も魔力が尽きるまでクラウディウスにぶつけ、クラウディウスの足や爪、再生部分を赤い氷でどんどん覆われていく、、
「後は頼んだぞロー、、ド」
最後の一発を放ったアレスは魔力が尽きて地面にぶっ倒れて気を失った。
「たあああ!!」
ロードはクラウディウスの動きを完全に封じ込めたアレスを横目に、体に両手をつけて魔力を吸い取り始めた。
「グオオオオオオ!!」
クラウディウスは徐々に魔力が減っていくのを悲鳴を上げながら抵抗するが、がっしりと固められた体では抵抗することもできすにされるがままに魔力を吸い取られていった。
数十秒の間吸い取っていると、クラウディウスのドラゴンだった体が霧散して元の人間の姿に戻ってしまった。
「クソ! 俺がこんなガキに負けるのか、、 ありえん! 俺はカオスの第四遺子クラウディウスだああ!!」
怒ったクラウディウスがロードに攻撃を仕掛けるが、治療を終えたザクレイが飛んできてクラウディウスに拳を叩きこんだ。
「よくやったロード、これならカオスの遺子にもお前の魔法が有効だってことが分かったな」
「うん! でも、まだクラウディウスの魔力が全部吸い取れてないから、もう一回吸い取って倒さないと」
「よしじゃあさっさと行くぞ!」
二人は吹き飛んでいったクラウディウスを追いかけた。
(クソ…… 俺としたことが人間如きに負けるなんて。どの面下げて父上に会えるってんだ!?)
「だが、今はなんとかして生き残る手段を探さねば、、 うん……?」
クラウディウスは魔力もほぼ尽き欠けていて、自身の体の再生や体力も戻すことはできずにふらふらとこの場から逃げようとしていると、前方にロードぐらいの男の子が歩いていた。
それを見ると、クラウディウスはこの子供を人質にしてこの場を切り抜けようとした。
ロードとザクレイが追いつくと、既にクラウディウスは子供を手で掴んで人質にとって二人の前に立った。
「おい! 動くな一歩でも動いたらコイツの首をへし折るぞ!!」
「ひどい! 子供を人質にするなんて最低だー!」
「何とでも言うがいい、俺は今生き残らなきゃならないんだ!」
「神の子ともあろうものがしょぼいマネしやがって、、 恥ずかしくねえのか?」
「フン、俺は神の子だぞ、、」
クラウディウスが喋っている間に、人質となっている男の子が話を遮った。
「おいそこのお前、今なんて言った? 誰が母上の… 神の子だって?」
「うるせえぞクソガキ。それはおれ、、」
すると、男の子の頭上に魔法陣が現れると、中から大人ほどの大きな腕が飛び出てクラウディウスの体を掴んだ。
その手の甲にはカオスの紋様が刻まれていた。
「あ、、カオスの紋様」
ロードが口に出すと、ザクレイはロードを引っ張って距離を取った。
(やばいコイツは本物だ、、 そこのほら吹き野郎とは別次元の存在だ。バケモンみたいな魔力を感じる)
ザクレイは目の前にいる男の子が放つ膨大な魔力を見て、瞬時にこの子が本物のカオスの遺子だと直感した。
「おい聞いているのか? 誰が神の子だって?」
「ぐあああああ!! 叔父上私はクラウディウスの子です! 父上の命によりバサラを探すため、父の名を拝借していました! あなたはクラウディウスの子である私を殺すおつもりですか!?」
クラウディウスと騙った男は、実際はクラウディウスの息子であった。
「お前は兄上の息子であろうが、僕は神である母上の子だ。その紋様、それは母上が僕たちに与えてくれた素晴らしい紋様だ。それをお前如きが使っていいわけないだろ!」
「やめてください! 叔父上、どうかどうか!!」
男の懺悔も届かず、男の子はそのまま男を握りつぶした。
「さて、君たちは僕に何か用があるのかな?」
「なんでクラウディウスを殺したの? それにそのカオスの紋様だって…」
「さっきの男がクラウディウスだって? そんなわけないだろ。もし兄上ならお前たち人間なんて全員消えてしまうよ」
「さっきの男の話はもういい。お前は誰なんだ?」
「僕はカオスの第十遺子 平等のロイド」
「用がないなら僕はもう行くね。買いたいものがあるんだよ」
そう言うと、ロイドは宙に浮いてそのまま移動し始めた。
「あ、待ってよ、、」
「落ち着けロード。アイツとやり合うのは危険だ。今は耐えろ」
「ぅぐぐ……」
ロイドを呼び止めようとするロードをザクレイが口を押さえて制止させた。
「クソッ! 早くこのことを報告しなければ! これから非常に厄介なことになりそうだな…」
こうして、偽物のカオスの遺子を倒したロード達だったが、目の前に本物の遺子が現れたことによって状況は以前にもまして悪くなった。
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