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第一部 エルマの町
第六十九話 アレスとマルスの戦い
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戦いを始めたアレスだったが、終始マルスに圧倒され逃げてばかりになっていた。
「グ、強え…」
「どうしたアレス。そんなんじゃ英雄にはなれないぞ」
そう言うと、マルスは槍を手放して両手を構えた。
「オメガブラスト!」
「ならこっちも、、 オメガブラスト!!」
二人の放ったオメガブラストがぶつかり合うが、マルスが放った方の威力の方が強く、徐々に侵食されてついには大きく吹き飛ばされた。
精神体であるがゆえ、外傷はないが、マルスに一方的にやられることはアレスの精神を弱くした。
「おいおい、ここまでなのか? もっとヤル気をだせ、さもないと精神が消えてお前の自我は完全になくなるぞ」
「うるさい! ちょっと待ってろ、今何か考えるから」
アレスはマルスに手の平を向けてまての合図をすると、マルスも宙に座るようにしてアレスを待った。
(クソー… 強ええけど、ここまで一方的だと手加減してくれたっていいのにな。まさか、トイレ掃除に使ったことを怒っているのか? それか俺が酔っぱらって町のおっさんたちの股を棒の部分でこすったことに怒っているのか?)
このような一方的な戦いは、アレス自身がマルスに行った数々の非道な仕打ちに対する報復だと思って謝ろうかと思案に駆られてると、マルスが「怒ってないと言えば嘘になるが、別に報復ではないぞ」と言った。
「だったらよー、もう少し手加減してくれよ。それに、俺の考えばっか読んでて俺がお前の考えを読めないのは不公平じゃないか」
「戦いだぞ、使えるものは何でも使った方がいい。最終的に残ったものが勝者なんだ、そうだろ?」
アレスは何でも使えばいいと言ったマルスの言葉を聞いて、頭に電流が走った。
「そう何でも… フフフ、よくも言ってくれたなマルス。いいだろう、これからは俺も何でもありで行くぞ!」と不気味な笑みを浮かべながらマルスに向かって突っ込んでいった。
「どれどれ、お前のその作戦とやらを見てやろう」
向かってくるアレスに槍を構えたマルスだったが、突然アレスは持っているマルスを関係ないところに放り出した。
「は?」
マルスはアレスがとった行動に口を半開きにして驚いていると、そのままアレスが走ってきてマルスの顔面に強烈な拳を叩きこんだ。
「そうこれだよ、本来喧嘩というのは武器なんて使わん、拳でやるもんだ。お前も俺ならそう思うだろ?」
殴り飛ばされたマルスは鼻血が滴って、口の中にある血をペッと吐き出すと、マルスもまた槍を放り投げて拳を構えた。
「ああそうだ。喧嘩は武器なんかダメだな」
「そうさこれこそが俺たちのコミュニケーションだ」
マルスは続けてそう言うと、アレスに殴りかかった。
自分の得意領域に持ち込んだアレスは、マルスの拳を難なくよけると、ストレートのカウンターが腹に入った。
「ぅごおおあ」
腹を抱えて悶絶するマルスの顔を掴んで頭突きを食らわせると、たまらずマルスは地面に膝をついた。
その機会をアレスが見逃すはずがなく、マルスに馬乗りになると顔面をさらに殴って追撃した。
マルスの顔はひどく殴られたことで青黒い痣や流血で赤くなって動けないでいるが、アレスは動かなくなったマルスへの攻撃はより激しさを増していった。
「フン!」
一方的に殴られていたマルスだったが、はね跳びの要領で乗っかっているアレスの体を少し中に浮かせると、その空いた隙間を狙ってアレスの股間を力いっぱい蹴飛ばした。
「うう…ごごおおお」とよく分からない声を出してアソコを抑えて悶絶しているアレスの前にマルスが立ちふさがった。
「守備交代だ」
血まみれになったマルスは、さっきやられたように馬乗りになってアレス同様、顔面を集中的に殴り始めた。
長い時間殴っていると、アレスはピクピクして動けなくなり、それを見たマルスはようやく殴るのをやめた。
アレスは白目をむいて体を痙攣させて、どう考えてもこれ以上の戦闘は続けられそうになかった。
傷だらけになったアレスに背を向けたマルスは、咳き込むと同時に吐血した自分の様相を見て薄く微笑んだ。
「俺の勝ちだアレス。…やはり、まだ早かったようだな」と息巻いていると、後ろから首を絞め上げられて地面に倒れこんだ。
(な、なに…? 確実に気を失っていただろ、何故動けるんだ?)
アレスは確かに気を失っていた。
しかし、マルスに勝つという強い意志が屍のようになった体を動かした。
あまりの強い締め付けにだんだんとマルスの力は抜けていく。
(こ、こいつ… 精神だけで体を動かして…いるんだ… ……まずい、早く抜けださないと俺の体がやられちまう)
締め付ける力はますます強くなって、ついにはマルスを失神させた。
マルスの力が抜けた途端、アレスの体も動かなくなった。
こうして、二人の戦いは泥仕合に終わったかと思われたが、少しして先にアレスが意識を取り戻した。
「あ、あれ…… 何で俺の上にマルスが乗っかってるんだ?」
ズタボロになった体で、上に乗っているマルスの体をなんとかおろすと、上半身をあげて大きな声で勝ちを宣言した。
「うおおおおー!! 勝ったぞー!! それよりも痛え!! 顔中が痛い!」
勝ち誇ったアレスだったが、痛みがぶり返してきて顔を抑えて大声を上げながら痛みに耐えていると、マルスが目を覚ました。
マルスは隣で痛みで叫んでいるアレスの様子を見て、自身が負けたことを理解した。
それと同時に悔しさで拳を強く握りしめていると、意識を取り戻したマルスに気づいたアレスが声をかけてきた。
「この勝負俺の勝ちだ!」
「そう…だな、お前の執念の勝ちだ」
そう言うと、光に包まれて二人の傷がきれいさっぱり消えてなくなった。
マルスは自身に勝ったアレスにこう言った。
「おめでとうアレス。祝福しよう! お前の強い意志が俺を見後に打ち破ったこの時を!」
拍手で祝福するマルスは続けて、「さあ持っていくがいい、俺の英雄の力を。俺たちが持っている記憶と共に」と言うと、アレスの体が徐々に消えていった。
消えるさなか、アレスはマルスに感謝の言葉を告げると、アレスの体は消えて現世へ帰っていった。
残されたマルスは、神の書を開いてある一文を読んだ。
「“母上は仰った。世界が王を渇望した時、我々の希望の王が現れる”―か、そうかこれもアナタの物語の一部なのでしょう?」
マルスは天上にある扉を見てこう続けた。
「全能の母よ」
一方、現世ではロードがアレスの顔を覗き込んで、アレスが帰って来るのを今か今かと待っていた。
「うーん、まだかな……」と顔を見つめながら待っていると、いきなりアレスが体を起こした。
その際に、二人は強く頭を打ったが、ロードは悶絶して涙が少しこぼれているのに対して、アレスは何事もないかのように立ち上がると、ロードの方を見て、「何で泣いてるんだ? 俺がいなかったことがそんなに寂しかったのか?」と言った。
「違うよ!」
ロードは否定したが、リードがいなくなっていつディーンがやって来るか分からない状況に内心怯えており、アレスが帰って来たことは非常に喜ばしかった。
「こんなところにいたのか……?」
すると、ディーンが二人の前に現れた。
「わわ!」と驚いたロードが怯えてアレスの後ろに下がった。
「ロード見ていろ、ここからは俺一人で十分だ」
アレスはロードを守るようにディーンの前に立ちふさがった。
「フハハハハ!! お前一人で何ができる?」
「分からないのか? お前の右腕を見てみろ」
そう言われ自身の右腕を確認すると、右腕が完全に凍っていた。
「な、なにィイイイイ!!?」
「おせえんだよデカブツ」
驚いているディーンに向かって両手を構えた。
「オメガブラスト」
「黙れ! 混沌の波動!」
軽く放ったオメガブラストは、ディーンの混沌の波動を消し飛ばして、全身を氷結させた。
「す、すごい…… カオスの遺子をあんなにも」
ロードはずば抜けた力を手に入れたアレスの力に唖然としていた。
「さあここからは俺たちの時間だ」
ここからアレスの英雄としての戦いが始まった。
「グ、強え…」
「どうしたアレス。そんなんじゃ英雄にはなれないぞ」
そう言うと、マルスは槍を手放して両手を構えた。
「オメガブラスト!」
「ならこっちも、、 オメガブラスト!!」
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精神体であるがゆえ、外傷はないが、マルスに一方的にやられることはアレスの精神を弱くした。
「おいおい、ここまでなのか? もっとヤル気をだせ、さもないと精神が消えてお前の自我は完全になくなるぞ」
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このような一方的な戦いは、アレス自身がマルスに行った数々の非道な仕打ちに対する報復だと思って謝ろうかと思案に駆られてると、マルスが「怒ってないと言えば嘘になるが、別に報復ではないぞ」と言った。
「だったらよー、もう少し手加減してくれよ。それに、俺の考えばっか読んでて俺がお前の考えを読めないのは不公平じゃないか」
「戦いだぞ、使えるものは何でも使った方がいい。最終的に残ったものが勝者なんだ、そうだろ?」
アレスは何でも使えばいいと言ったマルスの言葉を聞いて、頭に電流が走った。
「そう何でも… フフフ、よくも言ってくれたなマルス。いいだろう、これからは俺も何でもありで行くぞ!」と不気味な笑みを浮かべながらマルスに向かって突っ込んでいった。
「どれどれ、お前のその作戦とやらを見てやろう」
向かってくるアレスに槍を構えたマルスだったが、突然アレスは持っているマルスを関係ないところに放り出した。
「は?」
マルスはアレスがとった行動に口を半開きにして驚いていると、そのままアレスが走ってきてマルスの顔面に強烈な拳を叩きこんだ。
「そうこれだよ、本来喧嘩というのは武器なんて使わん、拳でやるもんだ。お前も俺ならそう思うだろ?」
殴り飛ばされたマルスは鼻血が滴って、口の中にある血をペッと吐き出すと、マルスもまた槍を放り投げて拳を構えた。
「ああそうだ。喧嘩は武器なんかダメだな」
「そうさこれこそが俺たちのコミュニケーションだ」
マルスは続けてそう言うと、アレスに殴りかかった。
自分の得意領域に持ち込んだアレスは、マルスの拳を難なくよけると、ストレートのカウンターが腹に入った。
「ぅごおおあ」
腹を抱えて悶絶するマルスの顔を掴んで頭突きを食らわせると、たまらずマルスは地面に膝をついた。
その機会をアレスが見逃すはずがなく、マルスに馬乗りになると顔面をさらに殴って追撃した。
マルスの顔はひどく殴られたことで青黒い痣や流血で赤くなって動けないでいるが、アレスは動かなくなったマルスへの攻撃はより激しさを増していった。
「フン!」
一方的に殴られていたマルスだったが、はね跳びの要領で乗っかっているアレスの体を少し中に浮かせると、その空いた隙間を狙ってアレスの股間を力いっぱい蹴飛ばした。
「うう…ごごおおお」とよく分からない声を出してアソコを抑えて悶絶しているアレスの前にマルスが立ちふさがった。
「守備交代だ」
血まみれになったマルスは、さっきやられたように馬乗りになってアレス同様、顔面を集中的に殴り始めた。
長い時間殴っていると、アレスはピクピクして動けなくなり、それを見たマルスはようやく殴るのをやめた。
アレスは白目をむいて体を痙攣させて、どう考えてもこれ以上の戦闘は続けられそうになかった。
傷だらけになったアレスに背を向けたマルスは、咳き込むと同時に吐血した自分の様相を見て薄く微笑んだ。
「俺の勝ちだアレス。…やはり、まだ早かったようだな」と息巻いていると、後ろから首を絞め上げられて地面に倒れこんだ。
(な、なに…? 確実に気を失っていただろ、何故動けるんだ?)
アレスは確かに気を失っていた。
しかし、マルスに勝つという強い意志が屍のようになった体を動かした。
あまりの強い締め付けにだんだんとマルスの力は抜けていく。
(こ、こいつ… 精神だけで体を動かして…いるんだ… ……まずい、早く抜けださないと俺の体がやられちまう)
締め付ける力はますます強くなって、ついにはマルスを失神させた。
マルスの力が抜けた途端、アレスの体も動かなくなった。
こうして、二人の戦いは泥仕合に終わったかと思われたが、少しして先にアレスが意識を取り戻した。
「あ、あれ…… 何で俺の上にマルスが乗っかってるんだ?」
ズタボロになった体で、上に乗っているマルスの体をなんとかおろすと、上半身をあげて大きな声で勝ちを宣言した。
「うおおおおー!! 勝ったぞー!! それよりも痛え!! 顔中が痛い!」
勝ち誇ったアレスだったが、痛みがぶり返してきて顔を抑えて大声を上げながら痛みに耐えていると、マルスが目を覚ました。
マルスは隣で痛みで叫んでいるアレスの様子を見て、自身が負けたことを理解した。
それと同時に悔しさで拳を強く握りしめていると、意識を取り戻したマルスに気づいたアレスが声をかけてきた。
「この勝負俺の勝ちだ!」
「そう…だな、お前の執念の勝ちだ」
そう言うと、光に包まれて二人の傷がきれいさっぱり消えてなくなった。
マルスは自身に勝ったアレスにこう言った。
「おめでとうアレス。祝福しよう! お前の強い意志が俺を見後に打ち破ったこの時を!」
拍手で祝福するマルスは続けて、「さあ持っていくがいい、俺の英雄の力を。俺たちが持っている記憶と共に」と言うと、アレスの体が徐々に消えていった。
消えるさなか、アレスはマルスに感謝の言葉を告げると、アレスの体は消えて現世へ帰っていった。
残されたマルスは、神の書を開いてある一文を読んだ。
「“母上は仰った。世界が王を渇望した時、我々の希望の王が現れる”―か、そうかこれもアナタの物語の一部なのでしょう?」
マルスは天上にある扉を見てこう続けた。
「全能の母よ」
一方、現世ではロードがアレスの顔を覗き込んで、アレスが帰って来るのを今か今かと待っていた。
「うーん、まだかな……」と顔を見つめながら待っていると、いきなりアレスが体を起こした。
その際に、二人は強く頭を打ったが、ロードは悶絶して涙が少しこぼれているのに対して、アレスは何事もないかのように立ち上がると、ロードの方を見て、「何で泣いてるんだ? 俺がいなかったことがそんなに寂しかったのか?」と言った。
「違うよ!」
ロードは否定したが、リードがいなくなっていつディーンがやって来るか分からない状況に内心怯えており、アレスが帰って来たことは非常に喜ばしかった。
「こんなところにいたのか……?」
すると、ディーンが二人の前に現れた。
「わわ!」と驚いたロードが怯えてアレスの後ろに下がった。
「ロード見ていろ、ここからは俺一人で十分だ」
アレスはロードを守るようにディーンの前に立ちふさがった。
「フハハハハ!! お前一人で何ができる?」
「分からないのか? お前の右腕を見てみろ」
そう言われ自身の右腕を確認すると、右腕が完全に凍っていた。
「な、なにィイイイイ!!?」
「おせえんだよデカブツ」
驚いているディーンに向かって両手を構えた。
「オメガブラスト」
「黙れ! 混沌の波動!」
軽く放ったオメガブラストは、ディーンの混沌の波動を消し飛ばして、全身を氷結させた。
「す、すごい…… カオスの遺子をあんなにも」
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