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第二部 自由国ダグラス
第八十六話 救出
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両脇の暗闇から飛び出た私兵は、アレスに気を取られて油断している二人にナイフを持って襲いかかるが、二人は体をそらしてナイフをよけると、顔面や腹に拳を叩きこんで一瞬で無力化した。
「なっ、、」
「どういうつもりだこれは? 俺たちを殺そうとしたのか?」
二人は自身の私兵を倒されて唖然としているガニメデに詰め寄っていく。
「違う!俺は何の指示もしていない」
「へえそうかい、ならそこにいる俺たちの仲間はどうなっているんだ。一体ナニをしたんだ?」
ギャバンはさらにリードより早くガニメデに近づくと、彼は身の危険を察知して懐に隠し持っていた小さなナイフで刺しにかかるが、ギャバンは腕を掴んで捻りガニメデを地面に押さえつけた。
そうこうしているうちに、リードは気を失っているアレスの体に白い布をかけて魔法で汚された体を元に戻していると、「ん、、? リー……ド……?」と意識を取り戻して声を出した。
「大丈夫か!? 一体ここでナニがあったんだッ?」とアレスの肩を激しく揺らしながら問いただしていると、ドアを激しく開けて中にメリナが入ってきた。
「アレス!!」
メリナはそう言いながらアレスを抱きしめると、涙を流しながら無事だったことに安堵した。
「よかった無事で……! それより、体の方は大丈夫!?」
その場にいたメリナたちは、アレスの身に何が起きたのかある程度察しはついていた。
汚らわしくよごされた彼の体を見て、メリナは感傷のあまり延々と泣き続けた。
「そいつ途中からノリノリだったぞ」
「え?」
アレスの隣の牢屋からカルマの声が聞こえ、その言葉を聞いた三人は目を呆気に取られていた。
「おい言うなよ!カルマ! 恥ずかしいだろ!」
「今更お前に羞恥心なんて無いだろ! あんなこと言いやがって、こっちが恥ずかしくなるわ!!」
そのような聞くに堪えない破廉恥な話をしている二人に対して、先ほどまで泣いてその身を案じていたメリナでさえもアレスから離れて引きつった顔で見つめていた。
「違うぞメリナ、これは俺がそう言う趣味があるんじゃなくてな…… そう!ただ行為を楽しんでいただけだ!決して男が好きなわけではない!!」
アレスは必死に自分を擁護するが、三人の目はまるで汚物を見るような目になっている。
三人はアレスのことを無視して隣に囚われいるカルマの方に歩いて行った。
「アナタは誰?」とメリナが尋ねると、カルマは自己紹介を兼ねてアレスとの出会いからここまでの経緯と自分の目的を三人に話した。
「で、お前たちはここに囚われたってわけか……」
「そうだ。そこに横たわっているクソジジイに無理やりな。そんなことより、俺をこの場所から解放してくれないか? 真実を知る者の俺が知ってる情報はすべて話すから!」
鎖に繋がれているカルマはメリナたちに助けを求め、三人は話し合いの結果、カルマを開放することにした。
カルマに続いてアレスを開放すると、遅れてロードとエルフリーデが地下牢に入ってきた。
「ちゃんと服は着ないとダメだよアレス、風邪ひいちゃうよ」
ロードは入るといきなりアレスの布一枚の姿にくぎをさした。
「今は待ってくれ、体を洗ってからちゃんと服は着るから」
それを聞いて一応ロードは納得した。
「それよりこのおっさんどうするよ?」
ギャバンは尻で押さえつけているガニメデを足で踏みつけながら言った。
「そうだった、すっかり忘れていた。おいロード、神眼でコイツの記憶を見ろ」
「了解!」
リードに指示されたロードは気を失っているガニメデに近づくと、右目の神眼で頭の中にある真実を知る者の記憶を全て奪い取った。
それを見ていたカルマは、「俺もういらないじゃん……」とロードの魔法のすごさに感心していた。
「取ったよ全部」
「よし、それじゃあ上に行って情報を確認しよう!」
「うん!」
そう言うと、ロード達は階段を上がっていった。
しばらくすると、地下牢の中でガニメデは目を覚ました。
「よう起きたか」
前を向くと自分と同じ格好をしたものが椅子に座って鎖で縛られている自分を見下していた。
「お、俺……? どうなっているんだ?」
「ククっク、、さあ、種明かしの時間だ」
そう言うと、ガニメデの姿をしていた男の姿がギャバンの姿になった。
言葉も出せずに呆然としていると、ギャバンが自身の魔法について話し始めた。
「これが俺の魔法気狂いピエロだ。対象の声、質量、体積、魔法すべてをまねることができる。そして、この魔法は他人にも有効なんだよな」
ギャバンはニヤつきながら手鏡をガニメデに差し出すと、自身の姿がアレスになっていることに気づいた。
「さあ、続きをしようじゃないか。入って来てもいいぞ」
ギャバンが再びガニメデの姿に戻って言うと、部屋の中に屈強な男たちが入ってきた。
「お前たち、そいつを好きにしていいぞ」
「やめてくれえええええエエ!!」
そうして、ガニメデの地獄の時間が始まった。
一方、その頃地上ではアレスとカルマは一緒にシャワーを浴びて体の汚れを落としていた。
「おーいメリナ~! 中に入って来てくれ~!! 体ん中洗って欲しいんだよ! おーい!聞いてるのか~!!」
アレスは大声でメリナを風呂場に呼ぼうとするが、メリナは何の返事もしない。
風呂場の隣の部屋でくつろいでいたメリナとエルフリーデは、風呂場から聞こえてくる声にはんのうしていた。
「メリナ、答えなくていいの?」
「嫌よ汚いじゃない。自分で洗って欲しいわ。私よりカルマに洗ってもらいなさーい!!」
メリナは風呂場に向かって行ってそうアレスに言いつけた。
「まあそうよね。さて、ロード達は記憶をちゃんと読み解けているかしら?」
メリナたちのそのまた隣の部屋で、ロードとリードはガニメデの記憶を解読作業を行っており、リードはロードが言ったことを紙に一言一句残さずに書き写していた。
「それで終わりか?」
「うん! これで全部だよ!」
「そうかご苦労だったな、よしここに読んで情報をみんなに共有するか。ロード、みんなを読んで来い」
「わかった!」
そう言うと、ロードは部屋を抜け出していった。
少ししてロードがみんなを呼んでくると、紙に書かれた情報をリードが朗読し始めた。
「まずネロについてだが、コイツはどうやらヤバい奴らしい。混血の皮を剥がしてコレクションにしているらしいんだ。それと、この施設も、他の団体施設もすべてネロ一人で建てた物だ。こんな建物を一人でだなんて考えられんが……
次に厄介なことに、コイツらの大物パトロンの裏にさらに一人裏で操ってる奴がいるそうだ。姿や名前などは読み解けなかったが、ネロに会って問いただせば何か分かるだろう」
話を終えたリードは立ち上がって、「さあ、ネロの屋敷に乗り込むぞ」と言うと全員がおおーッ!!と声を上げて立ち上がった。
その頃、ネロの屋敷のある部屋では若く美しい女性が壁に飾られている人皮をうっとりした恍惚の表情で鑑賞していた。
「ああ、やはりいい! 人為的じゃない自然の魔痣、まさに神の芸当、混血の皮は見栄えが本当に素晴らしい」
部屋には今まではぎ取った混血の皮と思われるものが飾られており、部屋の隅には折り重なるようにしておびただしい数の人皮が積まれていた。
一通り鑑賞したネロは自分の席に着いて、ある者からの密書を読んでいた。
「そう、知らせてくれて感謝するぞ兄上。ここに侵入者がやって来るのか……。ウフフ、まあいいだろう、たどり着けるのなら来てみるがいい! ここは私の牙城、難攻不落の城なのだ!」
ネロは自信満々に呟くとテーブルに置かれていたもう一つの手紙を見てこう呟いた。
「ああ父上、天上の遺子よ! もうすぐアナタの願いは叶うでしょう!」
そう言うネロが見ている手紙の淵に刃漆黒の太陽が描かれていた。
「なっ、、」
「どういうつもりだこれは? 俺たちを殺そうとしたのか?」
二人は自身の私兵を倒されて唖然としているガニメデに詰め寄っていく。
「違う!俺は何の指示もしていない」
「へえそうかい、ならそこにいる俺たちの仲間はどうなっているんだ。一体ナニをしたんだ?」
ギャバンはさらにリードより早くガニメデに近づくと、彼は身の危険を察知して懐に隠し持っていた小さなナイフで刺しにかかるが、ギャバンは腕を掴んで捻りガニメデを地面に押さえつけた。
そうこうしているうちに、リードは気を失っているアレスの体に白い布をかけて魔法で汚された体を元に戻していると、「ん、、? リー……ド……?」と意識を取り戻して声を出した。
「大丈夫か!? 一体ここでナニがあったんだッ?」とアレスの肩を激しく揺らしながら問いただしていると、ドアを激しく開けて中にメリナが入ってきた。
「アレス!!」
メリナはそう言いながらアレスを抱きしめると、涙を流しながら無事だったことに安堵した。
「よかった無事で……! それより、体の方は大丈夫!?」
その場にいたメリナたちは、アレスの身に何が起きたのかある程度察しはついていた。
汚らわしくよごされた彼の体を見て、メリナは感傷のあまり延々と泣き続けた。
「そいつ途中からノリノリだったぞ」
「え?」
アレスの隣の牢屋からカルマの声が聞こえ、その言葉を聞いた三人は目を呆気に取られていた。
「おい言うなよ!カルマ! 恥ずかしいだろ!」
「今更お前に羞恥心なんて無いだろ! あんなこと言いやがって、こっちが恥ずかしくなるわ!!」
そのような聞くに堪えない破廉恥な話をしている二人に対して、先ほどまで泣いてその身を案じていたメリナでさえもアレスから離れて引きつった顔で見つめていた。
「違うぞメリナ、これは俺がそう言う趣味があるんじゃなくてな…… そう!ただ行為を楽しんでいただけだ!決して男が好きなわけではない!!」
アレスは必死に自分を擁護するが、三人の目はまるで汚物を見るような目になっている。
三人はアレスのことを無視して隣に囚われいるカルマの方に歩いて行った。
「アナタは誰?」とメリナが尋ねると、カルマは自己紹介を兼ねてアレスとの出会いからここまでの経緯と自分の目的を三人に話した。
「で、お前たちはここに囚われたってわけか……」
「そうだ。そこに横たわっているクソジジイに無理やりな。そんなことより、俺をこの場所から解放してくれないか? 真実を知る者の俺が知ってる情報はすべて話すから!」
鎖に繋がれているカルマはメリナたちに助けを求め、三人は話し合いの結果、カルマを開放することにした。
カルマに続いてアレスを開放すると、遅れてロードとエルフリーデが地下牢に入ってきた。
「ちゃんと服は着ないとダメだよアレス、風邪ひいちゃうよ」
ロードは入るといきなりアレスの布一枚の姿にくぎをさした。
「今は待ってくれ、体を洗ってからちゃんと服は着るから」
それを聞いて一応ロードは納得した。
「それよりこのおっさんどうするよ?」
ギャバンは尻で押さえつけているガニメデを足で踏みつけながら言った。
「そうだった、すっかり忘れていた。おいロード、神眼でコイツの記憶を見ろ」
「了解!」
リードに指示されたロードは気を失っているガニメデに近づくと、右目の神眼で頭の中にある真実を知る者の記憶を全て奪い取った。
それを見ていたカルマは、「俺もういらないじゃん……」とロードの魔法のすごさに感心していた。
「取ったよ全部」
「よし、それじゃあ上に行って情報を確認しよう!」
「うん!」
そう言うと、ロード達は階段を上がっていった。
しばらくすると、地下牢の中でガニメデは目を覚ました。
「よう起きたか」
前を向くと自分と同じ格好をしたものが椅子に座って鎖で縛られている自分を見下していた。
「お、俺……? どうなっているんだ?」
「ククっク、、さあ、種明かしの時間だ」
そう言うと、ガニメデの姿をしていた男の姿がギャバンの姿になった。
言葉も出せずに呆然としていると、ギャバンが自身の魔法について話し始めた。
「これが俺の魔法気狂いピエロだ。対象の声、質量、体積、魔法すべてをまねることができる。そして、この魔法は他人にも有効なんだよな」
ギャバンはニヤつきながら手鏡をガニメデに差し出すと、自身の姿がアレスになっていることに気づいた。
「さあ、続きをしようじゃないか。入って来てもいいぞ」
ギャバンが再びガニメデの姿に戻って言うと、部屋の中に屈強な男たちが入ってきた。
「お前たち、そいつを好きにしていいぞ」
「やめてくれえええええエエ!!」
そうして、ガニメデの地獄の時間が始まった。
一方、その頃地上ではアレスとカルマは一緒にシャワーを浴びて体の汚れを落としていた。
「おーいメリナ~! 中に入って来てくれ~!! 体ん中洗って欲しいんだよ! おーい!聞いてるのか~!!」
アレスは大声でメリナを風呂場に呼ぼうとするが、メリナは何の返事もしない。
風呂場の隣の部屋でくつろいでいたメリナとエルフリーデは、風呂場から聞こえてくる声にはんのうしていた。
「メリナ、答えなくていいの?」
「嫌よ汚いじゃない。自分で洗って欲しいわ。私よりカルマに洗ってもらいなさーい!!」
メリナは風呂場に向かって行ってそうアレスに言いつけた。
「まあそうよね。さて、ロード達は記憶をちゃんと読み解けているかしら?」
メリナたちのそのまた隣の部屋で、ロードとリードはガニメデの記憶を解読作業を行っており、リードはロードが言ったことを紙に一言一句残さずに書き写していた。
「それで終わりか?」
「うん! これで全部だよ!」
「そうかご苦労だったな、よしここに読んで情報をみんなに共有するか。ロード、みんなを読んで来い」
「わかった!」
そう言うと、ロードは部屋を抜け出していった。
少ししてロードがみんなを呼んでくると、紙に書かれた情報をリードが朗読し始めた。
「まずネロについてだが、コイツはどうやらヤバい奴らしい。混血の皮を剥がしてコレクションにしているらしいんだ。それと、この施設も、他の団体施設もすべてネロ一人で建てた物だ。こんな建物を一人でだなんて考えられんが……
次に厄介なことに、コイツらの大物パトロンの裏にさらに一人裏で操ってる奴がいるそうだ。姿や名前などは読み解けなかったが、ネロに会って問いただせば何か分かるだろう」
話を終えたリードは立ち上がって、「さあ、ネロの屋敷に乗り込むぞ」と言うと全員がおおーッ!!と声を上げて立ち上がった。
その頃、ネロの屋敷のある部屋では若く美しい女性が壁に飾られている人皮をうっとりした恍惚の表情で鑑賞していた。
「ああ、やはりいい! 人為的じゃない自然の魔痣、まさに神の芸当、混血の皮は見栄えが本当に素晴らしい」
部屋には今まではぎ取った混血の皮と思われるものが飾られており、部屋の隅には折り重なるようにしておびただしい数の人皮が積まれていた。
一通り鑑賞したネロは自分の席に着いて、ある者からの密書を読んでいた。
「そう、知らせてくれて感謝するぞ兄上。ここに侵入者がやって来るのか……。ウフフ、まあいいだろう、たどり着けるのなら来てみるがいい! ここは私の牙城、難攻不落の城なのだ!」
ネロは自信満々に呟くとテーブルに置かれていたもう一つの手紙を見てこう呟いた。
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