92 / 111
第二部 自由国ダグラス
第九十二話 クーデター前章 衝突
しおりを挟む
公園での出来事があった翌日、プリシラは国軍総帥ニールウェルに呼び出しを食らって執務室で説教を受けていた。
「この馬鹿者が! 市民に手を出すなとあれほど言っただろうが!! 上のもんがそんな態度じゃ下の者に示しがつかん」
その半分ハゲ散らかした六十過ぎの見た目をしたニールウェルは、齢に似合わず大声でプリシラを怒鳴りつけていた。
「うっせーなハゲ、勝手に転んだだけだろ? それに、俺は軍を乗っ取ろうとした国賊を始末しようとしただけだ、何の問題がある?」
「軍は市民たちの支えによってできてるんだ、市民たちの支え無しでは軍はもたない」
「でもよー、純血の馬鹿どもを増やすのは勝手だが、アイツらてんで弱いだろ。十人で混血一人分ってのがいいとこだ。そんなことしたら、他の国の兵士にもっと頼る必要が出てくるだろ? 自分たちの国が守れないからという理由で」
プリシラは傍にあった細長いソファに足を組みながら座ると、執務席にいるニールウェルを見つめて愚痴を吐いた。
彼の愚痴は単に真実を知る者が気に食わないだけではなく、自国を守るという点で他国の援助を必要とするまで混血を減らしてしまったら国が崩壊するという不安が頭の片隅に存在していた。
「問題ない、今の各国による軍事同盟は本来、互いに守り合っていくために締結されたものだ。もう、自国だけで国を守っていくという時代は終わったんだよ」
ニールウェルの考えは、同盟の協定上、国同士が守り合うという原則があるために、各国はそれを順守する必要があるとして、たとえ、自分たちの国がカオスの遺子に襲来されても二百年前のバサラ襲撃のように守ってもらえるという腹づもりだった。
「そうかい、じゃあ俺はこれまで。今から俺の国で犯罪しているクソどもを一掃してくる」
「殺すなよー」
ニールウェルの声に答えないでプリシラは執務室を後にした。
そして、しばらくすると、また一人執務室を訪れる混血の姿があった。
「どうしたザラ、一体何の用だ?」
入ってきた混血の男性ザラは、どすどすとニールウェルの机に向かって行き、両手を机に叩きつけた。
「一体アナタはこの国をどうしたいんです? 他の執政官もそうですが、軍における純血の台頭は国防の概念をひっくり返すことと同じですよ!! それをアナタたちは黙って見ておくつもりですか?」
「慌てるなザラ、魔人までの相手なら純血でも頑張れば勝てるしカオスの遺子が来たとしても他国が守ってくれる」
ニールウェルあくまで集団による自衛に拘っており、書類に目を通してザラの話なんか真剣に受け止めていなかった。
「カオスの遺子の存在は四カ国で兵士と国の上層部しか伝えられない極秘事項。混血のように孤児院で育ったり、他国は大半の純血の兵士が孤児であるというのにこの国はときたら家族はいるわ、子供はいるわ、親戚はいるわで全然隠しきれない状態になっているんです! アナタたちは建国の父ダグラスの意思を否定するつもりか! そんなことするなら、混血と純血に対するダブルスタンダードの姿勢を止めてください!!」
資料に目を通していたニールウェルは、先ほどのザラの言葉が頭にきた。
「ダグラスの意思だと? そんな千年前の人物もう過去のことだ、今を決めるのは我々今を生きる人だ! それをお前は我々がすべて間違っているだと言いたいのか!!?」
ニールウェルは机にあった本をザラに投げ捨てると、それがザラの額に当たって血が流れた。
「すいません、言葉が過ぎました。では、これで失礼します」
そう言うと、ザラは執務室を後にした、そして、部屋を出て廊下を歩きながらこう言った。
「今の四カ国は千年前の建国者たちの意思によってつくられたのに…… はあ~、今を生きる人が決めるのは勝手だが、国家の大原則は変えてはならないだろうに……」
ザラはニールウェルの言葉や態度を見て明らかに失望していた。
国家の在り方は国民が決める、それは素晴らしいことだとザラも思っている。
だが、国家の大原則、この国で言う軍事同盟などのぶれない指針を変えようとする風潮は止めなければならないとザラは考えていた。
それが崩れたなら従来の国は崩壊し混乱するだろうと危惧しているが、その波を変えるためにはもう遅いのかもしれない。
同じ時刻、スヲウは違法に事業をしていた男たちを摘発していた。
目の前に座らされた八人の男たちに罪状を読み上げる。
「賭博運営、資金洗浄、その他もろもろの罪によりお前たちを連行する。立て」
男たちは手足を鎖で繋がれた体を起こし、スヲウはアジトを捜索していた仲間二人を呼んだ。
「おーい、そっちは終わったかー!?」
「今から引き上げますッ!」と上から声がした。
声がしてから少しすると、二階から押収したものでいっぱいになった木箱を抱えて下りてきた。
「今日も大量だな」
「まったくですよ、毎日毎日違法者の摘発、魔物を相手にしたのなんてもう一週間も前ですよ!」
「そう言うなよ、俺なんて魔法でさえほとんど使えてないんだからさ」
「ちッ! もとはと言えばこのゴミどものせいだ。こんな奴らとっとと国へ送り返してやればいいのに!!」
「こらギール、人に対してそんなこと言ったらダメよ。こんなのでも同じ人間なんだから丁寧に扱わないと。たとえ送り返したとしても、他の三国では殺されるでしょうからね」
捕らえた犯罪者たちを睨み付けるギールを彼の相方であるメローネが釘をさした。
「お前優しすぎるぞ、コイツらが何で自国で同じことをしないか分かるか? 勇気がないんだよ、自国でやってることが見つかったら家族まとめて終わりだ。それで俺たちの国に来てこんなことしてるんだよ」
「でも、それは他の国ではでしょ? ここはダグラス、彼らにも法があるように私たちにも法があるのよ」
「そんなこと言ってるからこんなことになってるんだ! このクズどもは俺たちの寛容な法律に甘えてのうのうと犯罪を犯しやがる」
すると、ギールは持っている荷物を置くと犯罪者たちの前に立った。
「お前らどこから来たんだ!? エレイスか?ローデイルか?それともヤマトか? 俺たちの国まで来て犯罪なんかしやがってよ、今すぐにでもお前たちの顔を踏みつぶしたい!」
ギールは顔を犯罪者たちに近づけて威圧するかのように怒鳴りたてている。
そんなギールを見て、スヲウは本当に男たちが殺される前に間に入ってギールを落ち着かせた。
「まあまあ、コイツらは俺がちゃんと移送するからお前たちは押収したものを倉庫に運んどいてくれ」
ギールは渋りながらも二人が了解したことを確認したスヲウは、アジトを出て止めてあった馬車に男たちを並べて座らせ評定が出るまで閉じ込めておくための牢屋がある町の郊外へと向かった。
牢屋へ向かっている道中、スヲウは何故ここにやって来てまで犯罪をするのかを聞いた。
男たちは声を出さずにじっとして誰もスヲウの声に耳を澄ませる者などいなかったが、あるヤマト鳳国出身の男が話し始めた。
「俺はヤマトの村で育った……、村だから兵士もいないから日々魔物がやって来るのかとビクビクしながら過ごして、十六になったころ一か八かで町に出てみようと村を出た。そして、なんとか魔物に遭遇せずに町にたどり着けたが、待っていたのは人を見下すような白い目だ。
町の市民権を持っていない俺は国民であって市民ではない、だから市民権を得るために職を探した。学のない俺が必死になって手に入れた仕事に俺は熱中し、二年後には市民権を得ることができて結婚もして子供もでき、今まででは考えれないほど幸せに生活していた。
だが、仕事で足を悪くして仕事を解雇されてから生活は一転した。他の仕事を見つけようにも単純労働をしていたケガをしたおっさんなんて誰も雇わないし、俺より仕事ができる奴は村からたくさんやってくる。
そして、ついに仕事を失ってから一年が過ぎ、町への徴税も滞った俺は市民権を剥奪された。妻子には家を出ていかれて何もなくなった俺は生きていくためにも金を稼ぐ必要があった。たとえ、それが犯罪でも…… だから、俺はここにやって来たんだ、自分がやったことは悪いとは思うけど、町で平穏に生きていくためには金が要る」
男の話を聞いた他の男たちも今までの悲惨な境遇を話し始め、スヲウはその話を親身になって聞いていた。
男たちの出自や経歴はバラバラだったが、共通していたことは大金を手に入れて町で安全に過ごしていくことだった。
すべての話を聞き終えたころ、馬車は牢屋がある施設にたどり着いた。
そこは牢屋と言えども、最低限の生活はできるようになっており、他の三か国のような囚人の扱いはしない。
スヲウは男たちを馬車からおろすと、先導し施設の役員に身柄を引き渡した。
施設の中へ入っていく時、男たちは口々に話を親身になって聞いてくれたスヲウに感謝の言葉を述べていた。
(やっぱりそうだよな、最初から悪に染まった人間なんていないんだ、彼らは社会からつまはじきにされた者たちだが、それを行った者たちは俺を含めてこれを見てどう思うんだろう……?)
彼らの哀愁漂う後ろ姿をスヲウは、何とも言えない顔をしながらも彼らの境遇に同情して涙を流した。
「この馬鹿者が! 市民に手を出すなとあれほど言っただろうが!! 上のもんがそんな態度じゃ下の者に示しがつかん」
その半分ハゲ散らかした六十過ぎの見た目をしたニールウェルは、齢に似合わず大声でプリシラを怒鳴りつけていた。
「うっせーなハゲ、勝手に転んだだけだろ? それに、俺は軍を乗っ取ろうとした国賊を始末しようとしただけだ、何の問題がある?」
「軍は市民たちの支えによってできてるんだ、市民たちの支え無しでは軍はもたない」
「でもよー、純血の馬鹿どもを増やすのは勝手だが、アイツらてんで弱いだろ。十人で混血一人分ってのがいいとこだ。そんなことしたら、他の国の兵士にもっと頼る必要が出てくるだろ? 自分たちの国が守れないからという理由で」
プリシラは傍にあった細長いソファに足を組みながら座ると、執務席にいるニールウェルを見つめて愚痴を吐いた。
彼の愚痴は単に真実を知る者が気に食わないだけではなく、自国を守るという点で他国の援助を必要とするまで混血を減らしてしまったら国が崩壊するという不安が頭の片隅に存在していた。
「問題ない、今の各国による軍事同盟は本来、互いに守り合っていくために締結されたものだ。もう、自国だけで国を守っていくという時代は終わったんだよ」
ニールウェルの考えは、同盟の協定上、国同士が守り合うという原則があるために、各国はそれを順守する必要があるとして、たとえ、自分たちの国がカオスの遺子に襲来されても二百年前のバサラ襲撃のように守ってもらえるという腹づもりだった。
「そうかい、じゃあ俺はこれまで。今から俺の国で犯罪しているクソどもを一掃してくる」
「殺すなよー」
ニールウェルの声に答えないでプリシラは執務室を後にした。
そして、しばらくすると、また一人執務室を訪れる混血の姿があった。
「どうしたザラ、一体何の用だ?」
入ってきた混血の男性ザラは、どすどすとニールウェルの机に向かって行き、両手を机に叩きつけた。
「一体アナタはこの国をどうしたいんです? 他の執政官もそうですが、軍における純血の台頭は国防の概念をひっくり返すことと同じですよ!! それをアナタたちは黙って見ておくつもりですか?」
「慌てるなザラ、魔人までの相手なら純血でも頑張れば勝てるしカオスの遺子が来たとしても他国が守ってくれる」
ニールウェルあくまで集団による自衛に拘っており、書類に目を通してザラの話なんか真剣に受け止めていなかった。
「カオスの遺子の存在は四カ国で兵士と国の上層部しか伝えられない極秘事項。混血のように孤児院で育ったり、他国は大半の純血の兵士が孤児であるというのにこの国はときたら家族はいるわ、子供はいるわ、親戚はいるわで全然隠しきれない状態になっているんです! アナタたちは建国の父ダグラスの意思を否定するつもりか! そんなことするなら、混血と純血に対するダブルスタンダードの姿勢を止めてください!!」
資料に目を通していたニールウェルは、先ほどのザラの言葉が頭にきた。
「ダグラスの意思だと? そんな千年前の人物もう過去のことだ、今を決めるのは我々今を生きる人だ! それをお前は我々がすべて間違っているだと言いたいのか!!?」
ニールウェルは机にあった本をザラに投げ捨てると、それがザラの額に当たって血が流れた。
「すいません、言葉が過ぎました。では、これで失礼します」
そう言うと、ザラは執務室を後にした、そして、部屋を出て廊下を歩きながらこう言った。
「今の四カ国は千年前の建国者たちの意思によってつくられたのに…… はあ~、今を生きる人が決めるのは勝手だが、国家の大原則は変えてはならないだろうに……」
ザラはニールウェルの言葉や態度を見て明らかに失望していた。
国家の在り方は国民が決める、それは素晴らしいことだとザラも思っている。
だが、国家の大原則、この国で言う軍事同盟などのぶれない指針を変えようとする風潮は止めなければならないとザラは考えていた。
それが崩れたなら従来の国は崩壊し混乱するだろうと危惧しているが、その波を変えるためにはもう遅いのかもしれない。
同じ時刻、スヲウは違法に事業をしていた男たちを摘発していた。
目の前に座らされた八人の男たちに罪状を読み上げる。
「賭博運営、資金洗浄、その他もろもろの罪によりお前たちを連行する。立て」
男たちは手足を鎖で繋がれた体を起こし、スヲウはアジトを捜索していた仲間二人を呼んだ。
「おーい、そっちは終わったかー!?」
「今から引き上げますッ!」と上から声がした。
声がしてから少しすると、二階から押収したものでいっぱいになった木箱を抱えて下りてきた。
「今日も大量だな」
「まったくですよ、毎日毎日違法者の摘発、魔物を相手にしたのなんてもう一週間も前ですよ!」
「そう言うなよ、俺なんて魔法でさえほとんど使えてないんだからさ」
「ちッ! もとはと言えばこのゴミどものせいだ。こんな奴らとっとと国へ送り返してやればいいのに!!」
「こらギール、人に対してそんなこと言ったらダメよ。こんなのでも同じ人間なんだから丁寧に扱わないと。たとえ送り返したとしても、他の三国では殺されるでしょうからね」
捕らえた犯罪者たちを睨み付けるギールを彼の相方であるメローネが釘をさした。
「お前優しすぎるぞ、コイツらが何で自国で同じことをしないか分かるか? 勇気がないんだよ、自国でやってることが見つかったら家族まとめて終わりだ。それで俺たちの国に来てこんなことしてるんだよ」
「でも、それは他の国ではでしょ? ここはダグラス、彼らにも法があるように私たちにも法があるのよ」
「そんなこと言ってるからこんなことになってるんだ! このクズどもは俺たちの寛容な法律に甘えてのうのうと犯罪を犯しやがる」
すると、ギールは持っている荷物を置くと犯罪者たちの前に立った。
「お前らどこから来たんだ!? エレイスか?ローデイルか?それともヤマトか? 俺たちの国まで来て犯罪なんかしやがってよ、今すぐにでもお前たちの顔を踏みつぶしたい!」
ギールは顔を犯罪者たちに近づけて威圧するかのように怒鳴りたてている。
そんなギールを見て、スヲウは本当に男たちが殺される前に間に入ってギールを落ち着かせた。
「まあまあ、コイツらは俺がちゃんと移送するからお前たちは押収したものを倉庫に運んどいてくれ」
ギールは渋りながらも二人が了解したことを確認したスヲウは、アジトを出て止めてあった馬車に男たちを並べて座らせ評定が出るまで閉じ込めておくための牢屋がある町の郊外へと向かった。
牢屋へ向かっている道中、スヲウは何故ここにやって来てまで犯罪をするのかを聞いた。
男たちは声を出さずにじっとして誰もスヲウの声に耳を澄ませる者などいなかったが、あるヤマト鳳国出身の男が話し始めた。
「俺はヤマトの村で育った……、村だから兵士もいないから日々魔物がやって来るのかとビクビクしながら過ごして、十六になったころ一か八かで町に出てみようと村を出た。そして、なんとか魔物に遭遇せずに町にたどり着けたが、待っていたのは人を見下すような白い目だ。
町の市民権を持っていない俺は国民であって市民ではない、だから市民権を得るために職を探した。学のない俺が必死になって手に入れた仕事に俺は熱中し、二年後には市民権を得ることができて結婚もして子供もでき、今まででは考えれないほど幸せに生活していた。
だが、仕事で足を悪くして仕事を解雇されてから生活は一転した。他の仕事を見つけようにも単純労働をしていたケガをしたおっさんなんて誰も雇わないし、俺より仕事ができる奴は村からたくさんやってくる。
そして、ついに仕事を失ってから一年が過ぎ、町への徴税も滞った俺は市民権を剥奪された。妻子には家を出ていかれて何もなくなった俺は生きていくためにも金を稼ぐ必要があった。たとえ、それが犯罪でも…… だから、俺はここにやって来たんだ、自分がやったことは悪いとは思うけど、町で平穏に生きていくためには金が要る」
男の話を聞いた他の男たちも今までの悲惨な境遇を話し始め、スヲウはその話を親身になって聞いていた。
男たちの出自や経歴はバラバラだったが、共通していたことは大金を手に入れて町で安全に過ごしていくことだった。
すべての話を聞き終えたころ、馬車は牢屋がある施設にたどり着いた。
そこは牢屋と言えども、最低限の生活はできるようになっており、他の三か国のような囚人の扱いはしない。
スヲウは男たちを馬車からおろすと、先導し施設の役員に身柄を引き渡した。
施設の中へ入っていく時、男たちは口々に話を親身になって聞いてくれたスヲウに感謝の言葉を述べていた。
(やっぱりそうだよな、最初から悪に染まった人間なんていないんだ、彼らは社会からつまはじきにされた者たちだが、それを行った者たちは俺を含めてこれを見てどう思うんだろう……?)
彼らの哀愁漂う後ろ姿をスヲウは、何とも言えない顔をしながらも彼らの境遇に同情して涙を流した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
腐った伯爵家を捨てて 戦姫の副団長はじめます~溢れる魔力とホムンクルス貸しますか? 高いですよ?~
薄味メロン
ファンタジー
領地には魔物が溢れ、没落を待つばかり。
【伯爵家に逆らった罪で、共に滅びろ】
そんな未来を回避するために、悪役だった男が奮闘する物語。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる