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第二部 自由国ダグラス
第百七話 苦難の子育て
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ロイドたち二人の姿を見たロイドは、エルフリーデじゃないことに騒ぎ立てて逃れようとするが、精神世界の虚ろの間には出口などない。
「じたばたするな。母上が鎮座するこの魂の世界に逃げ場などない」
「魂の世界?」
「そうだ。見ろ、あの天上の扉を」
ディーンに言われて天井を見上げると、黒く大きな扉が尊く存在していた。
「あの扉の先に俺たち全てのものの創造主たる母上が座している。ここは体を持たない魂が漂う無の箱庭。自我を持たない魂は次の肉体が与えられるまでここで過ごす」
「ねえ、魂ってなに? それに、肉体を持たないなら僕たちは何で体を持ってるの~?」
「お前は昔、森に近い廃村に住んでいたようだが、森が生きていると感じたことはあるか?」
ロードは過去の出来事を引っ張り出してきて、森や川で遊んでいた時に感じたことを捻りだそうとした。
確かに森に薪を拾いに行くと、その度に木を切り落として薪を創っていたけど、翌日にはもとの大きさまで伸びていて不思議に思っていた。
他にも川へ行けば、澄んだ綺麗な水の中に大小様々な魚やカエルなどの生物も住んでいて、川が生き物を生かしているように思った。
「お前が思っているように森や川はもちろん、地面や空などありとあらゆるものに魂は存在する。人間界で見ているそれらは受胎後の姿であり、魂を持つものは潜在的に魔力を内包する。そして、魂は魔法に大きな影響を持つ」
そう言うと、ディーンは自身の胸から神眼が描かれた魔核を取り出してロードに見せた。
「お前たちはこれを魔核と呼んでいるそうだが、これこそが俺たちカオスの遺子の魂であり、俺たちのすべてだ。魔法の強さは魂の強さで決まる。より強い魂は宿主である肉体を超越し、体に囚われることがなくなる。混血たちが純血より魔法の扱いに長けているのは、魔物と人間の二つの魂が混ざり合ってより強くなっているからだ」
それはロードにとっては衝撃的な事実であった。
今まで強くなるために、リードから死ぬほどの特訓をさせられていたのに、魂が強くなれるのか分からないなんて逆に怒りが湧いてきた。
「じゃ、じゃあさ! みんなで集まって魔法の特訓をすることってほとんど意味がないの?」
「ああ、ないな。魔法の練習なんざ、自慰行為のようで自己満足の何者でもない。まあでも、魂が強くなる要因にもなるけどな。どう頑張っても魂を一つしかない純血の人間はいずれ壁にぶち当たる」
「自慰行為?」
「兄さん!」
「あ、悪い悪い。何でもないさ」
すると、ロードは今までの特訓がほとんど意味がないこととこれ以上強くなれないかもしれないと思って地面にしゃがみ込んで拗ね始めた。
「どうしたのロード? 何か嫌なことでもあった?」
「ううん、何でもない! 放っておいてよ!」
ロードはロイドの呼びかけも突っぱねて頬を大きく膨らませた。
いくら呼び掛けても答えないで、拗ねるロードの姿を見ていると、少し体が小さくなっていることに二人は気づいた。
二人はロードの体の変化に驚いて何故なのかと、原因を探り出そうとロードに振り向いてもらおうと声をかけた。
でもやはり、ロードはそっぽを向いて二人と目を合わせようともしない。
その間にもロードの体はだんだん小さくなっていっている。
そして、四歳ぐらいの大きさになった時に二人はようやく気付いた。
ロードの体の大きさは、彼自身の精神年齢とリンクしており、それ自体が彼の魂を成長させる唯一の方法だと理解した。
原理がわかった二人は、ロードの精神年齢を引き上げようと彼の不満を聞くことにした。
すると、今までそっぽを向いていたロードが小さくなった体でゆっくりとつらつらと魂に関する不満を話だし、二人は意を汲みながら聞いていた。
話が終わったロードは、気分が良くなったのか、精神世界にやって来たばかりの大きさまで戻ることができた。
「子供ってめんどくさいな……」
ロードの扱いがこれほどまでに難しいと思っていなかった二人は、そう心の中で呟いた。
「ねえ、あれ何ィ~?」
ロードが顔を向けている方向には、マルスが神器に囲まれながら宙に漂っていた。
「あれは神器たちだ。あの赤い髪の奴、アレスに似ているだろ? あれは持ち主を手に入れた後の姿で、神器に認められた純血の人間は神器の中の魂と融合してより強い魂になる。俺たちカオスの遺子を圧倒できるほどに」
「じゃあ僕も神器が欲しいな。そしたら、もっと強くなれるよ!」
そう言うと、ロードは天上にある扉に向かって「僕も神器が欲しいよ~」とカオスにおねだりし始めた。
それを見てディーンとロイドは、非礼に値するからやめるようロードの口を塞いだりしたが、なんとしてでも神器が欲しいロードは、地面に倒れこむと泣きながら「欲しい欲しい欲しいぃー!!」とより苛烈さを増したおねだりを行った。
「だからやめろって! 母上に失礼だろ!」
「いいから立って! 早く経たないと怒るよ!!」
二人の努力もむなしく、ロードの体はみるみるうちに小さくなっていった。
そして――
「おい… 何やってんだお前ら?」
二人はアリスターの前に正座で座らされて、顔色は暗く、目を合わせないように下を向いていた。
「あうあうあ~」
魂が幼くなりすぎたロードは、赤子の状態になってアリスターに抱きかかえられている。
ロードがアリスターの顎髭をむしり取ってはその反応を見て楽しんでいる最中、アリスターはこうなった原因を問いただした。
「実はロードが母上に神器を賜るよう駄々をこねまして…… 僕たちも精一杯頑張ったのですけども……」
「言い訳はいい。言っただろ、コイツの教育はストレスで全身の毛が抜け落ち、しまいにはツルツルの赤子になってしまうほどだと」
「だがまあ、母上に駄々をこねるとはなあ…… さすがにそれは擁護できない」
「俺たちカオスの遺子でさえも母上におねだりしたことなんかないのに!」
ガコンッ! 大きな音が四人の会話を終わらせた。
「母上……」
全員が天上を見上げると、カオスのもとへとつながる黒い扉が大きく開かれて真っ黒の先をのぞかせていた。
「あうあうあう」
ロードは笑顔になり、開いた扉の先にいるカオスへ手を伸ばした。
すると、扉の奥から細長い槍が落ちてきて、それをアリスターが掴んだ。
白い柄に光り輝く太陽があしらわれた装飾は、カオスの遺子を統べる者に相応しい武器だ。
「母よ! 俺の声が聞こえているのでしたらロードの魂を元の大きさまで戻していただけないでしょうか!?」
アリスターがそう叫ぶと、抱いていたロードが宙に浮いて光に包まれ、少しするとロードの体が大きくなり始めた。
「感謝します母上。あとはお前たちの魂を融合させれるように頑張れよ」
そう言い残して、アリスターは元の世界へと帰っていった。
しばらくして、現実と同じくらいの大きさの体になったロードは、カオスから与えられた神器に感極まって、自身の顔をスリスリしていた。
「母上に感謝をしろロード」
「ありがとう! あれ? でも、カオスって僕たちの敵のママだから、これは敵に貰ったってことになるのかな?」
「それは違うよ。母上は善悪を超越した存在だから善悪で語ったらダメだよ」
「ふーん、よく分かんないや。そんなことより早く元の世界に戻してよ、ママやみんなに自慢するんだ!」
ロードは浮足立ってウサギみたいに飛び跳ねて元の世界へ返してもらおうとディーン達にお願いするが、二人はそんな気なんてサラサラなかった。
「せっかくもらったんだ、使えるかどうか試してみないか?」
「うんうん! 使ってみたーい!」
「なら…… 俺たちが相手になろう」
「神のみぞ知る」 「聖櫃の天秤」
天上から鳴り響く鐘の音と共に二人は同時に覚醒した。
「え? ええええええ!?」
覚醒したディーンが神眼を驚いているロードに近づけてこう言った。
「早く来いよ、俺たちを倒せないとここからは出れねえぞ」
「で、でもさっき戦っても魂はほとんど強くなれないって言ってたじゃん!」
「それは人間界や魔界だけでの話だよ。ここは魂の世界、ここで強くなることは魂が強くなることと同義だ」
二人の能力や魔法を知っているとはいえ、覚醒状態のカオスの遺子相手に一人で敵うわけがないことは、赤子でさえ分かることだ。
それに、今はディーン達の能力は使えない上にサポートする味方もいないし、今回の相手はカオスの遺子二人だ。
「無理だよ、無理! 一人でロイドたちに勝てるはずがないよ!」
「じゃあ元の世界へ戻るのは無理だな。もう仲間たちと会うこともない」
「それは嫌だ!!」
どうやっても勝てない そんなこと最初っからわかってる。
負けて死んでしまうかもしれない恐怖感も強かった。
だが、それ以上に人間界に大好きな人たちが、守るべき大切な人々がいる!
絶対に逃げることもあきらめることはできない!
「戦うよ! 勝ってみんなと会うんだ!」
ロードは神器を強く握って二人に戦いを仕掛けた。
「じたばたするな。母上が鎮座するこの魂の世界に逃げ場などない」
「魂の世界?」
「そうだ。見ろ、あの天上の扉を」
ディーンに言われて天井を見上げると、黒く大きな扉が尊く存在していた。
「あの扉の先に俺たち全てのものの創造主たる母上が座している。ここは体を持たない魂が漂う無の箱庭。自我を持たない魂は次の肉体が与えられるまでここで過ごす」
「ねえ、魂ってなに? それに、肉体を持たないなら僕たちは何で体を持ってるの~?」
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確かに森に薪を拾いに行くと、その度に木を切り落として薪を創っていたけど、翌日にはもとの大きさまで伸びていて不思議に思っていた。
他にも川へ行けば、澄んだ綺麗な水の中に大小様々な魚やカエルなどの生物も住んでいて、川が生き物を生かしているように思った。
「お前が思っているように森や川はもちろん、地面や空などありとあらゆるものに魂は存在する。人間界で見ているそれらは受胎後の姿であり、魂を持つものは潜在的に魔力を内包する。そして、魂は魔法に大きな影響を持つ」
そう言うと、ディーンは自身の胸から神眼が描かれた魔核を取り出してロードに見せた。
「お前たちはこれを魔核と呼んでいるそうだが、これこそが俺たちカオスの遺子の魂であり、俺たちのすべてだ。魔法の強さは魂の強さで決まる。より強い魂は宿主である肉体を超越し、体に囚われることがなくなる。混血たちが純血より魔法の扱いに長けているのは、魔物と人間の二つの魂が混ざり合ってより強くなっているからだ」
それはロードにとっては衝撃的な事実であった。
今まで強くなるために、リードから死ぬほどの特訓をさせられていたのに、魂が強くなれるのか分からないなんて逆に怒りが湧いてきた。
「じゃ、じゃあさ! みんなで集まって魔法の特訓をすることってほとんど意味がないの?」
「ああ、ないな。魔法の練習なんざ、自慰行為のようで自己満足の何者でもない。まあでも、魂が強くなる要因にもなるけどな。どう頑張っても魂を一つしかない純血の人間はいずれ壁にぶち当たる」
「自慰行為?」
「兄さん!」
「あ、悪い悪い。何でもないさ」
すると、ロードは今までの特訓がほとんど意味がないこととこれ以上強くなれないかもしれないと思って地面にしゃがみ込んで拗ね始めた。
「どうしたのロード? 何か嫌なことでもあった?」
「ううん、何でもない! 放っておいてよ!」
ロードはロイドの呼びかけも突っぱねて頬を大きく膨らませた。
いくら呼び掛けても答えないで、拗ねるロードの姿を見ていると、少し体が小さくなっていることに二人は気づいた。
二人はロードの体の変化に驚いて何故なのかと、原因を探り出そうとロードに振り向いてもらおうと声をかけた。
でもやはり、ロードはそっぽを向いて二人と目を合わせようともしない。
その間にもロードの体はだんだん小さくなっていっている。
そして、四歳ぐらいの大きさになった時に二人はようやく気付いた。
ロードの体の大きさは、彼自身の精神年齢とリンクしており、それ自体が彼の魂を成長させる唯一の方法だと理解した。
原理がわかった二人は、ロードの精神年齢を引き上げようと彼の不満を聞くことにした。
すると、今までそっぽを向いていたロードが小さくなった体でゆっくりとつらつらと魂に関する不満を話だし、二人は意を汲みながら聞いていた。
話が終わったロードは、気分が良くなったのか、精神世界にやって来たばかりの大きさまで戻ることができた。
「子供ってめんどくさいな……」
ロードの扱いがこれほどまでに難しいと思っていなかった二人は、そう心の中で呟いた。
「ねえ、あれ何ィ~?」
ロードが顔を向けている方向には、マルスが神器に囲まれながら宙に漂っていた。
「あれは神器たちだ。あの赤い髪の奴、アレスに似ているだろ? あれは持ち主を手に入れた後の姿で、神器に認められた純血の人間は神器の中の魂と融合してより強い魂になる。俺たちカオスの遺子を圧倒できるほどに」
「じゃあ僕も神器が欲しいな。そしたら、もっと強くなれるよ!」
そう言うと、ロードは天上にある扉に向かって「僕も神器が欲しいよ~」とカオスにおねだりし始めた。
それを見てディーンとロイドは、非礼に値するからやめるようロードの口を塞いだりしたが、なんとしてでも神器が欲しいロードは、地面に倒れこむと泣きながら「欲しい欲しい欲しいぃー!!」とより苛烈さを増したおねだりを行った。
「だからやめろって! 母上に失礼だろ!」
「いいから立って! 早く経たないと怒るよ!!」
二人の努力もむなしく、ロードの体はみるみるうちに小さくなっていった。
そして――
「おい… 何やってんだお前ら?」
二人はアリスターの前に正座で座らされて、顔色は暗く、目を合わせないように下を向いていた。
「あうあうあ~」
魂が幼くなりすぎたロードは、赤子の状態になってアリスターに抱きかかえられている。
ロードがアリスターの顎髭をむしり取ってはその反応を見て楽しんでいる最中、アリスターはこうなった原因を問いただした。
「実はロードが母上に神器を賜るよう駄々をこねまして…… 僕たちも精一杯頑張ったのですけども……」
「言い訳はいい。言っただろ、コイツの教育はストレスで全身の毛が抜け落ち、しまいにはツルツルの赤子になってしまうほどだと」
「だがまあ、母上に駄々をこねるとはなあ…… さすがにそれは擁護できない」
「俺たちカオスの遺子でさえも母上におねだりしたことなんかないのに!」
ガコンッ! 大きな音が四人の会話を終わらせた。
「母上……」
全員が天上を見上げると、カオスのもとへとつながる黒い扉が大きく開かれて真っ黒の先をのぞかせていた。
「あうあうあう」
ロードは笑顔になり、開いた扉の先にいるカオスへ手を伸ばした。
すると、扉の奥から細長い槍が落ちてきて、それをアリスターが掴んだ。
白い柄に光り輝く太陽があしらわれた装飾は、カオスの遺子を統べる者に相応しい武器だ。
「母よ! 俺の声が聞こえているのでしたらロードの魂を元の大きさまで戻していただけないでしょうか!?」
アリスターがそう叫ぶと、抱いていたロードが宙に浮いて光に包まれ、少しするとロードの体が大きくなり始めた。
「感謝します母上。あとはお前たちの魂を融合させれるように頑張れよ」
そう言い残して、アリスターは元の世界へと帰っていった。
しばらくして、現実と同じくらいの大きさの体になったロードは、カオスから与えられた神器に感極まって、自身の顔をスリスリしていた。
「母上に感謝をしろロード」
「ありがとう! あれ? でも、カオスって僕たちの敵のママだから、これは敵に貰ったってことになるのかな?」
「それは違うよ。母上は善悪を超越した存在だから善悪で語ったらダメだよ」
「ふーん、よく分かんないや。そんなことより早く元の世界に戻してよ、ママやみんなに自慢するんだ!」
ロードは浮足立ってウサギみたいに飛び跳ねて元の世界へ返してもらおうとディーン達にお願いするが、二人はそんな気なんてサラサラなかった。
「せっかくもらったんだ、使えるかどうか試してみないか?」
「うんうん! 使ってみたーい!」
「なら…… 俺たちが相手になろう」
「神のみぞ知る」 「聖櫃の天秤」
天上から鳴り響く鐘の音と共に二人は同時に覚醒した。
「え? ええええええ!?」
覚醒したディーンが神眼を驚いているロードに近づけてこう言った。
「早く来いよ、俺たちを倒せないとここからは出れねえぞ」
「で、でもさっき戦っても魂はほとんど強くなれないって言ってたじゃん!」
「それは人間界や魔界だけでの話だよ。ここは魂の世界、ここで強くなることは魂が強くなることと同義だ」
二人の能力や魔法を知っているとはいえ、覚醒状態のカオスの遺子相手に一人で敵うわけがないことは、赤子でさえ分かることだ。
それに、今はディーン達の能力は使えない上にサポートする味方もいないし、今回の相手はカオスの遺子二人だ。
「無理だよ、無理! 一人でロイドたちに勝てるはずがないよ!」
「じゃあ元の世界へ戻るのは無理だな。もう仲間たちと会うこともない」
「それは嫌だ!!」
どうやっても勝てない そんなこと最初っからわかってる。
負けて死んでしまうかもしれない恐怖感も強かった。
だが、それ以上に人間界に大好きな人たちが、守るべき大切な人々がいる!
絶対に逃げることもあきらめることはできない!
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