あなたが好き

学校

｢わぁ～久しぶりの学校だ～｣
｢久しぶりの学校だにゃぁ～｣
ゆゆとねねが跳ねながら私抜きで門の前で言う。
孤独感を感じる。
クラス替え発表の紙を貰い私は二人を呼んだ。
｢っ！。｣
｢えっ…？！｣
｢にゃぁっ、？！｣
3人ともクラスが綺麗に離れた。
｢お姉ちゃんと離れるの悲しい…なぁ～。｣
ゆゆが可愛らしく落ち込む。
そんなゆゆを、目の前に学校の男子たちが人肌目立つ見た事の無い生徒だからかゆゆを見て何かを言っている。
ゆゆの悪口かな。そんな時こんな声が聞こえた。｢ななとねねといるけどあの子誰だろ…クソ可愛すぎだろ！俺この学校に来て良かった！｣
何それ…。居るけどってなによ。
私は眉間にシワを寄せていた。



また、お姉ちゃん眉間にしわ寄せてる…。
またなんか考え事でもしてるのかな…？
｢ななお姉ちゃんっ！どうしたのっ～？｣
優しく聞くとお姉ちゃんは｢なんでもないよ。｣と答えた。
またゆゆ何かしたかなぁ。
 私達姉妹を切り裂くようにチャイムが鳴り響いた。