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第1章 出会い
把握すべきこと #6
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「魔封じを解除するならクライに任せると上手いし速いんだけどどうする?3人の試験場での試験の間に終わると思うけど…」
リミルがやると早くて半日かかるのがクライがやると1~2時間で済む。
その後訓練所やフィールドに行く時に使えるようにしておいて3人と共に慣れさせてはどうかという考えもあって提案していた。
『なるほどな。それだと直ぐに慣れさせられるな』
『俺としても有難い!』
リミルは早速休憩室の個室を1つ借り、ジャックとクライを入らせて声をかけ、試験場に戻った。
すると既にアキリムが魔力量を量る魔法陣の中にいて淡い光に包まれていた。
一緒に試験を受ける者達やそこに付き添いできた保護者に魔力量は知られてしまうが保護者は守秘義務が生じるし、受ける者達はお互い様なので問題になったことは無い。
アキリムの魔力量を見る限りだいたいニーナと同じくらいではないかと思った。
次はニーナが魔法陣の中に立つ。
呪文を唱えると淡く黄色みを帯びて光り出す。
やはりアキリムと同じくらいの魔力量だった。
次は問題のクロトだ。
彼のステータスは現在、一部に規制がかかっている、というより規制のせいで1部しか使えない状態だ。
レベルの恩恵がない状態でどの程度の魔力があるのかリミルには甚だ疑問だった。
リミルが核に触れてみた限りではほとんど無いと言っていい程僅かだった。
解放されていないと言っていたので仕方なかったとは思うが。
核を意識することで少しは変わっているといいなと思いつつ結果を待つ。
クロトが魔法陣を起動すると、少し、魔力量が上がっているのがわかった。
1部だけでもレベルの恩恵が出たようだった。
ルシノはすかさず鑑定を行う。
すると、種族の箇所が少し変わっていた。
*種族 渡人族_ღ50(解放されていません)
↓↓
*種族 渡人族_ღ1/50(1部解放されています)
そのことをルシノがクロトに告げると喜んでいた。
アキリムは不思議そうにしていたがあまり突っ込んではこなかった。
気を利かせてくれたようだった。
魔力量がわかったので次は筆記試験だ。
適性試験のようなもので冒険者としてのマナーや言動の適性行動を答えるという物。
実際にそのように行動できるかは別として冒険者として正しい行動を記述する。
それほど難しいものではなく、3人ともクリアした。
次に得意武器の確認が始まった。
これは次に行く訓練所とフィールドで実戦として使う。
もしこの時点で職業を取得していなくても訓練所で得意武器を使用する職業のいずれかの取得を手伝ってくれる。
それぞれ確認用に用意された案山子に向かって様々な武器を振るう。
3人ともオーソドックスに剣から使ってみるが扱い方が雑というかおかしい。
それぞれの剣の扱い方を見てルシノは何となくの方向性を理解するが可能性を潰さないために全ての武器を使うまで見守る。
一通り試したところでそれぞれも自分の得意な武器を理解してきたらしい。
『僕は振り回して殴る系の武器が得意みたいだ。斧とか』
『そうだな。アキリムは盾持ちの戦士が向いてるだろう。あとで取得だな』
戦士の職業は武器の種類が比較的多い。
初心者には扱いやすくそこから派生して違う職業を取る人もいる。
そのため、剣、斧、槍等が得意な者は最初に戦士を薦められる。
『あたしはやっぱり弓が使いやすい』
『野伏を持ってるようだから取得は無しでニーナはそれのレベル上げだな』
ルシノが手元の紙を見てニーナの職業を確認している。
これはリミルがいない間に行われたことだが、試験の前にステータス情報を提出する事になっている。
初めての試験の登録の時だけだが、自身の得意武器を調べたあと、今回のように新たな職業の取得が必要かどうかを判断するためだ。
2回目以降はステータスの開示はしない。
『俺は投げるのが得意みたい。投擲に向いた職業って何になるんだ?』
『投擲士だ。まんまだな。クロトには丁度いいかも知れないな』
投擲士は意外と便利だったりする。
レベルも比較的上げやすく、レベルの上昇とともに投げられる物が増え、命中率も上がる。
レベルが後半に差し掛かれば動いていない物に対しては対象の大きさに拘わらず百発百中になる。
それを聞いてクロトも喜んでいた。
攻撃に使える職業だが、生産職にとっては支援にも使えるからだ。
武器と職業が決まったところで訓練所に移動するのだが、その前にリミルは休憩室に2人を迎えに寄る。
「どう?」
<途中やばかったが何とかなった>
「え。今度こういうことがあった時は一緒にいることにする」
<いや、まあ…そうだな>
どうもクライの歯切れが悪いが気にせずジャックの背中に手を当て核を探る。
魔力の循環が上手くいっているのを確認してから起こすために身体を揺すった。
「ジャック!起きれるか?」
『ん…あぁ。なんか身体が軽い。いつもより調子もいいかも知れない』
「魔力の循環が上手くいってるからな。皆訓練所に向かったから俺らも行こう」
ジャックが立とうとして少しふらついたのでもう暫く休ませることにした。
クライが着いていてくれると言うのでリミルは訓練所に向かった。
『ジャックの様子はどうだ?』
「核の方はもう大丈夫だけどふらついたから少し休んでから来るように言っといた。クライも着いてくれてる」
リミルがやると早くて半日かかるのがクライがやると1~2時間で済む。
その後訓練所やフィールドに行く時に使えるようにしておいて3人と共に慣れさせてはどうかという考えもあって提案していた。
『なるほどな。それだと直ぐに慣れさせられるな』
『俺としても有難い!』
リミルは早速休憩室の個室を1つ借り、ジャックとクライを入らせて声をかけ、試験場に戻った。
すると既にアキリムが魔力量を量る魔法陣の中にいて淡い光に包まれていた。
一緒に試験を受ける者達やそこに付き添いできた保護者に魔力量は知られてしまうが保護者は守秘義務が生じるし、受ける者達はお互い様なので問題になったことは無い。
アキリムの魔力量を見る限りだいたいニーナと同じくらいではないかと思った。
次はニーナが魔法陣の中に立つ。
呪文を唱えると淡く黄色みを帯びて光り出す。
やはりアキリムと同じくらいの魔力量だった。
次は問題のクロトだ。
彼のステータスは現在、一部に規制がかかっている、というより規制のせいで1部しか使えない状態だ。
レベルの恩恵がない状態でどの程度の魔力があるのかリミルには甚だ疑問だった。
リミルが核に触れてみた限りではほとんど無いと言っていい程僅かだった。
解放されていないと言っていたので仕方なかったとは思うが。
核を意識することで少しは変わっているといいなと思いつつ結果を待つ。
クロトが魔法陣を起動すると、少し、魔力量が上がっているのがわかった。
1部だけでもレベルの恩恵が出たようだった。
ルシノはすかさず鑑定を行う。
すると、種族の箇所が少し変わっていた。
*種族 渡人族_ღ50(解放されていません)
↓↓
*種族 渡人族_ღ1/50(1部解放されています)
そのことをルシノがクロトに告げると喜んでいた。
アキリムは不思議そうにしていたがあまり突っ込んではこなかった。
気を利かせてくれたようだった。
魔力量がわかったので次は筆記試験だ。
適性試験のようなもので冒険者としてのマナーや言動の適性行動を答えるという物。
実際にそのように行動できるかは別として冒険者として正しい行動を記述する。
それほど難しいものではなく、3人ともクリアした。
次に得意武器の確認が始まった。
これは次に行く訓練所とフィールドで実戦として使う。
もしこの時点で職業を取得していなくても訓練所で得意武器を使用する職業のいずれかの取得を手伝ってくれる。
それぞれ確認用に用意された案山子に向かって様々な武器を振るう。
3人ともオーソドックスに剣から使ってみるが扱い方が雑というかおかしい。
それぞれの剣の扱い方を見てルシノは何となくの方向性を理解するが可能性を潰さないために全ての武器を使うまで見守る。
一通り試したところでそれぞれも自分の得意な武器を理解してきたらしい。
『僕は振り回して殴る系の武器が得意みたいだ。斧とか』
『そうだな。アキリムは盾持ちの戦士が向いてるだろう。あとで取得だな』
戦士の職業は武器の種類が比較的多い。
初心者には扱いやすくそこから派生して違う職業を取る人もいる。
そのため、剣、斧、槍等が得意な者は最初に戦士を薦められる。
『あたしはやっぱり弓が使いやすい』
『野伏を持ってるようだから取得は無しでニーナはそれのレベル上げだな』
ルシノが手元の紙を見てニーナの職業を確認している。
これはリミルがいない間に行われたことだが、試験の前にステータス情報を提出する事になっている。
初めての試験の登録の時だけだが、自身の得意武器を調べたあと、今回のように新たな職業の取得が必要かどうかを判断するためだ。
2回目以降はステータスの開示はしない。
『俺は投げるのが得意みたい。投擲に向いた職業って何になるんだ?』
『投擲士だ。まんまだな。クロトには丁度いいかも知れないな』
投擲士は意外と便利だったりする。
レベルも比較的上げやすく、レベルの上昇とともに投げられる物が増え、命中率も上がる。
レベルが後半に差し掛かれば動いていない物に対しては対象の大きさに拘わらず百発百中になる。
それを聞いてクロトも喜んでいた。
攻撃に使える職業だが、生産職にとっては支援にも使えるからだ。
武器と職業が決まったところで訓練所に移動するのだが、その前にリミルは休憩室に2人を迎えに寄る。
「どう?」
<途中やばかったが何とかなった>
「え。今度こういうことがあった時は一緒にいることにする」
<いや、まあ…そうだな>
どうもクライの歯切れが悪いが気にせずジャックの背中に手を当て核を探る。
魔力の循環が上手くいっているのを確認してから起こすために身体を揺すった。
「ジャック!起きれるか?」
『ん…あぁ。なんか身体が軽い。いつもより調子もいいかも知れない』
「魔力の循環が上手くいってるからな。皆訓練所に向かったから俺らも行こう」
ジャックが立とうとして少しふらついたのでもう暫く休ませることにした。
クライが着いていてくれると言うのでリミルは訓練所に向かった。
『ジャックの様子はどうだ?』
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