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27:ネフェルと⑪
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「ふあぁ……」
朝、教室に向かうために廊下を歩きながらオレは大きなあくびを漏らす。昨日は帰宅後に魔力過多症について書かれた本を探して読んでみたのだが、興味深い内容で夜遅くまで読んでしまった。
(マジでセックスで魔力の発散とか譲渡とかが出来るなんてな……)
ネフェル様が言っていたとおり、魔力過多症の人間はセックスでもオナニーでもイったら魔力を発散出来ると本に書いてあった。思えばたしかに玩具でオナってたときもスッキリした感覚はあった気がする。あれは魔力を発散してたのも要因だったようだ。
(歴史まで読み出したら止まらなくなっちまった)
国によっては大昔は魔力過多症の人間を道具みたいに扱ってたこともあるらしい。戦争に無理矢理連れていかれ、ひたすら攻撃魔法を使わされたり、魔力補給のために犯されたり……。それこそホントに肉便器扱いだった時代もあったが、先人たちのおかげで今は魔力過多症の人が酷い扱いを受けることはなくなった。
今の時代に生まれてホントによかった。やっぱり肉便器は誰かに強要されるんじゃなくて、自分から望んでなるもんじゃないとな。
「あ……おはようケイト」
「……ん? あっ、り、リリオン……お、はよ……」
教室に入るとリリオンがこちらにやってきて控えめに微笑みながら挨拶をした。彼の顔を見た瞬間、昨日グレン殿下のちんぽをしゃぶったことを思い出してついぎこちなく返してしまう。
「……どうかしたの?」
「い、いや。なんでも。ちょっと寝不足でボーっとしてただけ……あはは……」
「……?」
不思議そうに首を傾げるリリオンにもう一度なんでもないと言って、オレはテキトーな席に着く。この学園は身分や家柄などでクラスは分けられているが、座席は決められていない。だからリリオンもオレの隣にちょこんと座り、いまだ不思議そうにしながらも教科書や筆記用具を取り出し始めた。
なんとか話題をそらそうと考えていると、ふとリリオンの制服の袖から覗く腕に包帯が巻かれていることに気づく。
「リリオン、腕どうした?」
「……え? あ……うん。ちょっと昨日の試験でね。えへへ……気にしないで」
オレの指摘に、今度はリリオンがぎこちなく笑った。その表情に、課題で負った怪我ではないなと薄々感づいてしまう。
最近リリオンはオレと一緒にいることが多くなりグレン殿下に会いに行くところは見てないけど、2人は今も婚約関係だ。そのことを妬んでいる生徒にやられてしまったんだろう。
(婚約者ってだけでリリオンが怪我を負わされているのに、オレは殿下のちんぽをしゃぶっちゃったんだよなあ……)
正直あのちんぽはなかなか出会えないデカさだったし、イラマチオはめちゃくちゃ気持ちよかった。リリオンの婚約者じゃなければ今後も使ってもらいたいくらいだ。
だけど殿下が男もいけることが判明した今、リリオンと結ばれる確率はゼロではないはず。原作でオレが読んだ最新話までは恋愛要素はまったくなかったけど、まだエンディングは確定していない。もしグレン殿下と結ばれるとして、主人公の恋人がループ中に肉便器を使ってたなんて展開、読者としては嫌すぎるからな。
やっぱりグレン殿下とは関わらないようにしよう。そう心に決めて、オレはリリオンに笑いかける。
「……リリオン、怪我のせいで困ったことがあったら言ってくれ。オレが出来る範囲で手伝うから」
「ありがとう、ケイト。嬉しい」
オレの言葉に、リリオンは頬を赤く染めながら嬉しそうに微笑んだ。
朝、教室に向かうために廊下を歩きながらオレは大きなあくびを漏らす。昨日は帰宅後に魔力過多症について書かれた本を探して読んでみたのだが、興味深い内容で夜遅くまで読んでしまった。
(マジでセックスで魔力の発散とか譲渡とかが出来るなんてな……)
ネフェル様が言っていたとおり、魔力過多症の人間はセックスでもオナニーでもイったら魔力を発散出来ると本に書いてあった。思えばたしかに玩具でオナってたときもスッキリした感覚はあった気がする。あれは魔力を発散してたのも要因だったようだ。
(歴史まで読み出したら止まらなくなっちまった)
国によっては大昔は魔力過多症の人間を道具みたいに扱ってたこともあるらしい。戦争に無理矢理連れていかれ、ひたすら攻撃魔法を使わされたり、魔力補給のために犯されたり……。それこそホントに肉便器扱いだった時代もあったが、先人たちのおかげで今は魔力過多症の人が酷い扱いを受けることはなくなった。
今の時代に生まれてホントによかった。やっぱり肉便器は誰かに強要されるんじゃなくて、自分から望んでなるもんじゃないとな。
「あ……おはようケイト」
「……ん? あっ、り、リリオン……お、はよ……」
教室に入るとリリオンがこちらにやってきて控えめに微笑みながら挨拶をした。彼の顔を見た瞬間、昨日グレン殿下のちんぽをしゃぶったことを思い出してついぎこちなく返してしまう。
「……どうかしたの?」
「い、いや。なんでも。ちょっと寝不足でボーっとしてただけ……あはは……」
「……?」
不思議そうに首を傾げるリリオンにもう一度なんでもないと言って、オレはテキトーな席に着く。この学園は身分や家柄などでクラスは分けられているが、座席は決められていない。だからリリオンもオレの隣にちょこんと座り、いまだ不思議そうにしながらも教科書や筆記用具を取り出し始めた。
なんとか話題をそらそうと考えていると、ふとリリオンの制服の袖から覗く腕に包帯が巻かれていることに気づく。
「リリオン、腕どうした?」
「……え? あ……うん。ちょっと昨日の試験でね。えへへ……気にしないで」
オレの指摘に、今度はリリオンがぎこちなく笑った。その表情に、課題で負った怪我ではないなと薄々感づいてしまう。
最近リリオンはオレと一緒にいることが多くなりグレン殿下に会いに行くところは見てないけど、2人は今も婚約関係だ。そのことを妬んでいる生徒にやられてしまったんだろう。
(婚約者ってだけでリリオンが怪我を負わされているのに、オレは殿下のちんぽをしゃぶっちゃったんだよなあ……)
正直あのちんぽはなかなか出会えないデカさだったし、イラマチオはめちゃくちゃ気持ちよかった。リリオンの婚約者じゃなければ今後も使ってもらいたいくらいだ。
だけど殿下が男もいけることが判明した今、リリオンと結ばれる確率はゼロではないはず。原作でオレが読んだ最新話までは恋愛要素はまったくなかったけど、まだエンディングは確定していない。もしグレン殿下と結ばれるとして、主人公の恋人がループ中に肉便器を使ってたなんて展開、読者としては嫌すぎるからな。
やっぱりグレン殿下とは関わらないようにしよう。そう心に決めて、オレはリリオンに笑いかける。
「……リリオン、怪我のせいで困ったことがあったら言ってくれ。オレが出来る範囲で手伝うから」
「ありがとう、ケイト。嬉しい」
オレの言葉に、リリオンは頬を赤く染めながら嬉しそうに微笑んだ。
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