みんなそれぞれ変わった好みはあるけれど、僕の恋人にはおかしな嗜好は全くないと思う

このえりと

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 ローレンスの姿が見えなくなったころ、静かになった中庭で僕はぽつりと呟く。

「……みんな、いろんな好みがあるんだなあ……」

 しかも、ほかの人からしたらちょっと変だと思うような趣味嗜好が、と続けて呟いた。

「――あはは、フェリにもあるだろう?」

 僕の背後から心地よい男性の声が聞こえ、ぎゅっと後ろから抱きしめられる。僕はそれに驚くことなく、こくんと頷く。

「えへへ。でも……これはさすがに、僕も予想外だったよ」
「可愛い恋人のおねだりだからね。せっかくやるなら喜んでもらいたくて。どう、気に入ってくれたかな?」
「……もちろん! すっごく、気持ちよかった……♡」

 僕は後ろにいる――正確には僕の下に座っている男性の胸に背中をもたれさせる。僕の言葉を聞くと、それはよかった、と耳元で囁いた男性――恋人のダレルは腰を揺らした。

「あっ♡ おちんぽ、また硬く……♡」
「フェリのマンコが気持ちいいからね」

 ゆるゆると腰を揺らすダレルの上に座った僕のお尻……ううん、おまんこには、彼のおちんぽがずっぽりと挿入っている。先ほど僕のナカに精液を吐き出したのに、彼の熱は硬く大きくなっていく。
 中庭のベンチで背面座位で繋がった僕たちは、先ほどからすでに何度か絶頂を迎え精を吐き出していた。ちなみに僕は潮も吹いて地面を濡らしている。

「それで……どうだった? 人前でのセックスは」

 ダレルに聞かれ、僕はにへら、と口元を緩ませた。

「すっごくよかった♡ ダレルの認識阻害魔法すごいね。2人ともまったく気づいてなかったよ。大丈夫かなって思ったけど、やってみてよかった」
「それはよかった。隠れてするよりもこっちの方が気に入ってくれると思ってね」

 そう、最初僕がダレルにお願いしたのは隠れてえっちをすること。人目につかない、けれど誰か来きそうな場所でしてみたかったのだ。何年か前に使用人が夜中に物陰に隠れてえっちしているのを見てから、ずっとしてみたいと思っていた。
 だけどダレルは、せっかくならと認識阻害魔法を僕に提案したのだ。彼の姿を周りの人からは見えないようにして、なにも身につけず繋がっている下半身を普通に服を着ているように認識させよう、と。
 僕が1人で座っているように見せかけてベンチの上で堂々と行われたえっちは、隠れてするよりも背徳的ですごく開放的で。彼の言うとおりとても満足のいく行為となった。

「さすがダレル。僕のこと何でもお見通しだよね。僕もダレルのことを喜ばせられるようにがんばらないと」
「もう十分だけどね。しいていえば……まだ俺は満足してないから、もう1回だけシてもいいかな?」

 奥をトン、と突いてくるおちんぽはもう完全に大きくなっている。僕の口よりも先に、おまんこがきゅん、と締まって返事をした。

「あはは、マンコが先に了承してくれたね。フェリもいい?」
「もちろん、いいよ♡ 好きなだけいっぱいパンパンして?」
「ありがとう。じゃあそろそろ人も来ないと思うから……」

 そう言って、ダレルが呪文を唱える。使った魔法は――防音結界だ。呪文を唱え終わると、彼が僕の耳を食んだ。

「認識阻害はそのままだから、いっぱい喘いでもほかの人にはベンチに座ってるだけに見えるよ。だからここからは、可愛い声で鳴いてひたすら俺を感じて……ねっ」
「ぅにゅぅ゛ッ♡ ほ、ぉっ♡ あ、ぁ゛~~……ッ♡ おちんぽ、しゅご、ォ゛……ッ♡」

 後ろから僕の脚を掴んで大きく開かせて、ダレルは再びおちんぽを突き上げてくる。さっきまでは一応人にバレないようにと控えめな動きだったから、激しいピストンに僕はガクガクと身体を震わせた。

「ダレルッ♡ だれりゅのおちんぽっ♡ あぢゅくてぇ゛、あ゛ひっ゛♡ きもちい゛……ッ♡ ォ゛ッ゛♡ んぃ゛~~……っ♡」
「んっ、さっきよりも、締めつけてくるね……っ♡ 奥を突いたら、どうなるかな……っ!」
「あ゛~~ッ゛♡ しゅき、おぐっ♡ あ、アァ゛ッ♡ イき゛ゅ……っ゛♡♡」

 おまんこの奥をどちゅどちゅと突かれて、僕はビクビクとナカイキしてしまう。だけどダレルは僕がイっていてもおかまいなしに、前立腺や奥を突き上げてくる。

「だれりゅっ゛♡ イ゛っで♡ 今イ゛ぐイ゛ぐしてりゅのにぃ゛~~ッ♡ オ゛ッ♡ ひぃ゛、ん゛~~ッ♡」
「フェリのイキマンコ、気持ちよくって、ね……っ♡ フェリも気持ちいい、だろう……っ?」
「ぎもぢ、い゛……♡ でも、ォ゛ッ♡ こわいぃ゛っ♡ おかしく、なりゅ゛ぅ゛……ッ♡♡」

 強すぎる快楽が襲ってきて、僕はぎゅっとダレルの腕を掴む。彼は僕をあやすように首筋にちゅ、ちゅ、とキスをしてきた。

「大丈夫、大丈夫……っ♡ おかしくなっても、壊れても、一緒にいるから……っ♡ 安心して、壊れていいんだよ、フェリ、俺のフェリ……っ♡」

 甘美に囁かれる言葉に、安心感が身体中に広がっていく。安堵した僕は、僕を飲みこもうとする快楽に身を任せることにした。

「あ゛、お゛……ッ゛♡ ダレルッ♡ お゛ぐ、ぎもぢっ♡ またイ゛ぐッ♡」
「ん、俺も……っ、そろそろ出そう……っ♡ 一緒にイこう、フェリ……ッ♡」
「イ゛ぐッ♡ いっしょッ♡ 奥に、精液びゅっびゅしてっ♡ ぉ゛……ッ♡ ダレル、しゅき……ッ゛♡♡」
「っ……! 愛してるよ、フェリ……ッ!」

 バチュンッと大きく奥を突き上げられた瞬間、僕はぷしゃっと潮を吹いてまたイった。ビクビクと震えるおまんこに、ドクドクとダレルのおちんぽの脈動が伝わってくる。それと同時に、奥に熱いものが注がれる感覚がして、僕は幸せな気持ちでいっぱいになっていった。
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