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第2章 人の人生を変えるなら、人に人生変えられるかくご位してやがれ
コンペの仕事が終わったら<193>
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「いよいよ、今週の週末ですね。コンペ……」
「そうだね。ごめん、私、コンペの翌週、一週間、有給取る予定なんだ」
「何処か行かれるんですか?」
私は、パワーポイントで製作した資料を、プロジェクター(映写機)を使って確認していた。
「うん、大分。 湯布院に。冬野さんには、絶対内緒」
「どうして、僕にわざわざ口止めするんですか?」
「だって、私が有給取った事から、口止めしたいんだもの。お願い、本当に困るから」
「訳ありですか?」
「人探し」
「石崎さん、いつから探偵の副業始めたんですか?」
「んな訳無いじゃん」
冬野さんの従兄探し。
当初、私は意を決して、冬野さんのお店クラウンの初代マスターの居所を教えてくれないか、竹中さんのところに行き頼み込んだ。
「さあ、覚えてねえな。何で、大体お前、ソウに興味あんだ?」
「その人、結婚詐欺師らしいよ」
「はあ?!バカか、 だとして、誰が被害者だよ。てんか?」
私の妹のてんは、確かに昔その人に面倒見て貰っていたらしいが、中学生の時しか会った事ないって言ってた。
「違うよ。相手、当時中学生だと別な犯罪じゃん。私は取り敢えず、話を聞いてみたいんです……なんで結婚するって嘘付いて、あのお店を捨てて姿を消したのか……」
私の言葉に竹中さんは顔をしかめた。
「今のオーナーの冬野に聞けば、何でも知ってるのに、何で回りを嗅ぎ回ってんだ?」
「冬野さんは何も教えてくれないし、何か隠したいみたいなんだもん」
私がそう言ってため息を着くと竹中さんはデスクの引き出し白いプラスチック容器、パッケージには大輪の白いバラ。パッケージのネームはラヴィアンローズとあった。
「じゃあ、俺が話せる訳無いだろ? バカか? これ、俺は要らねぇから持って帰れ。お前、何の情報を無いくせに、湯布院なんて行ってもぜってえ、あえねえからな」
「誰がいつ、その人に会いに湯布院に行くと言いましたか?」
「んな事はどうでも良い。間違っても、野宿とかすんなよ。ちょっと暫く、何もすんなよっ」
私は、薔薇のパッケージのハンドクリームを手に、竹中さんの元を後にしたのだった。
「そうだね。ごめん、私、コンペの翌週、一週間、有給取る予定なんだ」
「何処か行かれるんですか?」
私は、パワーポイントで製作した資料を、プロジェクター(映写機)を使って確認していた。
「うん、大分。 湯布院に。冬野さんには、絶対内緒」
「どうして、僕にわざわざ口止めするんですか?」
「だって、私が有給取った事から、口止めしたいんだもの。お願い、本当に困るから」
「訳ありですか?」
「人探し」
「石崎さん、いつから探偵の副業始めたんですか?」
「んな訳無いじゃん」
冬野さんの従兄探し。
当初、私は意を決して、冬野さんのお店クラウンの初代マスターの居所を教えてくれないか、竹中さんのところに行き頼み込んだ。
「さあ、覚えてねえな。何で、大体お前、ソウに興味あんだ?」
「その人、結婚詐欺師らしいよ」
「はあ?!バカか、 だとして、誰が被害者だよ。てんか?」
私の妹のてんは、確かに昔その人に面倒見て貰っていたらしいが、中学生の時しか会った事ないって言ってた。
「違うよ。相手、当時中学生だと別な犯罪じゃん。私は取り敢えず、話を聞いてみたいんです……なんで結婚するって嘘付いて、あのお店を捨てて姿を消したのか……」
私の言葉に竹中さんは顔をしかめた。
「今のオーナーの冬野に聞けば、何でも知ってるのに、何で回りを嗅ぎ回ってんだ?」
「冬野さんは何も教えてくれないし、何か隠したいみたいなんだもん」
私がそう言ってため息を着くと竹中さんはデスクの引き出し白いプラスチック容器、パッケージには大輪の白いバラ。パッケージのネームはラヴィアンローズとあった。
「じゃあ、俺が話せる訳無いだろ? バカか? これ、俺は要らねぇから持って帰れ。お前、何の情報を無いくせに、湯布院なんて行ってもぜってえ、あえねえからな」
「誰がいつ、その人に会いに湯布院に行くと言いましたか?」
「んな事はどうでも良い。間違っても、野宿とかすんなよ。ちょっと暫く、何もすんなよっ」
私は、薔薇のパッケージのハンドクリームを手に、竹中さんの元を後にしたのだった。
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