53 / 53
53 ハッピーエンド
しおりを挟む
「ガルガンの能力なんて、本当は副産物に過ぎないのです。デビュタント舞踏会の前日、王宮の謁見の間で久しぶりにお会いした時には、私の心はどうしようもなくあなたに傾いていました」
衆人環視の中、ヴァレリー王太子のプロポーズは続く。
「最初はその可憐な美しさに見惚れてしまった。でも、私も婚約者のある身、そしてあなたは弟の婚約者。浮ついた気持ちに蓋をしました」
どきどきどきどき。
心臓が早鐘のようだ。
どうしようどうしようどうしよう。
「でも、馬鹿な義弟の婚約破棄騒動かあり、あなたと関わり合ううちに、蓋なんていつの間にか外れてしまった。あなたは姿だけでなく、心も清らかで美しく、そしてしたたかで強い。打ちのめされても立ち上がる姿は、あなたは恥じていたけれど、私にとっては凛とした美しい、荒野に咲く花のように見えた」
王太子の青い瞳が熱を持ち、その言葉が嘘ではないことが解る。
そうだ。私は何度も殿下の前で、醜態を晒した。
あの惨めな姿を、そんな風に思ってくれているとは。
知らず、感激が込み上げてくる。
「私の婚約解消が無くても、私は何としてもあなたを手に入れるために動いたでしょう。けれど、事ここに至って、私とあなたの間には何一つ弊害が無い。もうこれは、神様に祝福を受けているも同然です」
再度私の手を取って、ヴァレリー王太子はその指にキスをした。
「私と、結婚してください」
いつもの飄々とした表情ではない、真剣な眼差しに、私は、完全に落ちた。
私の人生はいつだって平坦だった。
それは恋愛面でも同じ事で、いつの間にか決まった婚約に心が弾む事は無かった。
山も無く、谷も無く、淡々と過ごした婚約期間だった。
当然そのまま結婚し、その後は与えられた役割を粛々とこなし続けていく予定だった。
婚約破棄は凪いだ湖に爆弾が投下されたようなものだった。
あの数日間、激しく浮き沈みしたあの時、思い返してみれば要所要所でヴァレリー王太子がいてくれた。
背中を押し、支え、私が踏み出す手伝いをしてくれた。
そして、そんながむしゃらな私を、美しいと言ってくれる。
室内は静寂に包まれていた。
誰一人、何一つ、私の邪魔をするものは無い。
「……はい」
返事は小さく一言だった。
それまでの静寂が嘘のように、どおっと歓声が起きた。
室内に居る人たちばかりでなく、窓の外、扉の外にも騎士団の団員たちが固唾を飲んで成り行きを見守っていたのだ。
「ルイーズ! ルイーズ! 私の一生をあなたに捧げるわ!」
ビクトリア様が抱き着いて来る。
「俺やブルージュ公の後継は、ルイーズだな」
大公様の言葉に、
「忠誠を誓います! ルイーズ様ぁ!!」
と騎士たちが今にも泣き出しそうなお顔で、次々と忠誠を誓いに来る。
「ほら、申し分ない。大人気だね、ルイーズ嬢」
近衛兵たちとハイタッチを交わしていた王太子が満足気に言う。
お母様に頭を抱かれ、お父様がお母様ごと私を抱きしめ、多くの人に祝福されながら私と王太子殿下との結婚が決まった。
過去に例のない速さで、私の結婚の準備は進められた。
それでも婚姻式までには数ヶ月を要した。
その間に私は騎士団のトーナメント戦に出場して優勝したり、国境でおきた小さな争いに、王太子と共に出張して圧勝したりして、国内外にその人間離れした強さをアピールした。
お陰で『白ユリの騎士』の二つ名は、騎士団だけでなく、国を超え、近隣各国にまで通じるようになった。
二つ名など恥ずかしいのだが、『白い災い』よりもなんぼかマシなので良しとする。
「ルイーズ様が狙われます。危険です」
親衛隊長ガスパール卿は、私の名が有名になればなるほど心配性になっていく。
でも私、鍛錬も欠かさずしているし、様々な技術を取得していくうちに、誰にも負ける気がしなくなっているのだ。
ガルガンが『縛り』と言っていたが、私の強さは正に人外。
きっとガルガンが何か聖なる方とでも契約をしたのだろうと思うのだが、知らぬが仏で、そこは追及しないでおく。
ガルガンの力が砂埃を巻き上げ、その中をヴァレリー王太子が私を抱いて戦場を駆け回る。
そのインパクトの強い姿は、絵付きで新聞にまで掲載され、ラマティア王国の下々にまでルイーズ旋風が巻き起こった。
そして春である。
花々が咲き乱れ、麗らかな風が吹くその日、王都では朝から花火の音が響き渡り、凱旋通りには紙吹雪が舞っていた。
以前からそのカリスマ性と一度見たら忘れられない華やかな美しさで人気を博していた王太子が、最近大人気の『白ユリの騎士』と結婚するのだ。
結婚パレードで一目、未来の王と王妃を拝みたいと、国中から人々が集まっていた。
王宮では滞りなくヴァレリー王太子の婚姻式が行われた。
招待された貴族たちに囲まれ、私は王よりティアラを戴いた。
王の後ろに並んだ王妃、大公様ご夫妻、ビクトリア様が感無量の表情だ。
その時のお父様、お母様の顔ったら、涙でぐしょぐしょだ。従兄弟のアルベールまで涙を堪えている。
私までもらい泣きしてしまいそうだった。
でも、今日の主役は私です。
泣いてお化粧を崩す訳にはいかないのだ。
「ルイーズゥゥゥ!! これでもう名実ともにあなたは私たちの家族よ!」
「ヴァレリーを、この国を頼んだぞ」
王も王妃も、外聞なく私の入宮を喜んでくれた。
続いて王宮親衛隊が私に忠誠を誓う。
「これでもう無茶はさせません」
親衛隊長ガスパール卿が渋い顔でおかしな忠誠の誓い方をしたので、厳粛な儀式なのに笑顔が零れてしまう。
私が笑うと家族の皆が、招待された貴族たちまでもが笑ってくれる。
幸せだな。
天地がひっくり返ったあの婚約破棄騒動から、まだ一年も経っていない。
でも、私、今まで頑張って生きて来た。
そしてこれからも、ガルガンの能力と共に幸せであるためにずっと頑張り続ける。
これは恵まれた私の責務なのだ。
「さて、パレードに向かうよ」
金髪を太陽の光に輝かせた私の夫が、大輪の花を思わせる華やかな笑顔で私に手を差し出す。
私はその手に自分の手を乗せた。
そこにはもう、かつての様な躊躇はなかった。
完
お読みいただきありがとうございました!
初めて書いた小説を完結できたことに私も感無量!
ですが、「完結」のボタンを押せない私。
見直して、どうしてもここは駄目でしょう、という部分を直してから「完結」ボタンを押すつもりです。
お気に入り登録もしおりも感想も、面白い小説がたくさんある中でポチっとして頂けてとても嬉しかったです。
感謝感謝~。
ありがとうございました~。
衆人環視の中、ヴァレリー王太子のプロポーズは続く。
「最初はその可憐な美しさに見惚れてしまった。でも、私も婚約者のある身、そしてあなたは弟の婚約者。浮ついた気持ちに蓋をしました」
どきどきどきどき。
心臓が早鐘のようだ。
どうしようどうしようどうしよう。
「でも、馬鹿な義弟の婚約破棄騒動かあり、あなたと関わり合ううちに、蓋なんていつの間にか外れてしまった。あなたは姿だけでなく、心も清らかで美しく、そしてしたたかで強い。打ちのめされても立ち上がる姿は、あなたは恥じていたけれど、私にとっては凛とした美しい、荒野に咲く花のように見えた」
王太子の青い瞳が熱を持ち、その言葉が嘘ではないことが解る。
そうだ。私は何度も殿下の前で、醜態を晒した。
あの惨めな姿を、そんな風に思ってくれているとは。
知らず、感激が込み上げてくる。
「私の婚約解消が無くても、私は何としてもあなたを手に入れるために動いたでしょう。けれど、事ここに至って、私とあなたの間には何一つ弊害が無い。もうこれは、神様に祝福を受けているも同然です」
再度私の手を取って、ヴァレリー王太子はその指にキスをした。
「私と、結婚してください」
いつもの飄々とした表情ではない、真剣な眼差しに、私は、完全に落ちた。
私の人生はいつだって平坦だった。
それは恋愛面でも同じ事で、いつの間にか決まった婚約に心が弾む事は無かった。
山も無く、谷も無く、淡々と過ごした婚約期間だった。
当然そのまま結婚し、その後は与えられた役割を粛々とこなし続けていく予定だった。
婚約破棄は凪いだ湖に爆弾が投下されたようなものだった。
あの数日間、激しく浮き沈みしたあの時、思い返してみれば要所要所でヴァレリー王太子がいてくれた。
背中を押し、支え、私が踏み出す手伝いをしてくれた。
そして、そんながむしゃらな私を、美しいと言ってくれる。
室内は静寂に包まれていた。
誰一人、何一つ、私の邪魔をするものは無い。
「……はい」
返事は小さく一言だった。
それまでの静寂が嘘のように、どおっと歓声が起きた。
室内に居る人たちばかりでなく、窓の外、扉の外にも騎士団の団員たちが固唾を飲んで成り行きを見守っていたのだ。
「ルイーズ! ルイーズ! 私の一生をあなたに捧げるわ!」
ビクトリア様が抱き着いて来る。
「俺やブルージュ公の後継は、ルイーズだな」
大公様の言葉に、
「忠誠を誓います! ルイーズ様ぁ!!」
と騎士たちが今にも泣き出しそうなお顔で、次々と忠誠を誓いに来る。
「ほら、申し分ない。大人気だね、ルイーズ嬢」
近衛兵たちとハイタッチを交わしていた王太子が満足気に言う。
お母様に頭を抱かれ、お父様がお母様ごと私を抱きしめ、多くの人に祝福されながら私と王太子殿下との結婚が決まった。
過去に例のない速さで、私の結婚の準備は進められた。
それでも婚姻式までには数ヶ月を要した。
その間に私は騎士団のトーナメント戦に出場して優勝したり、国境でおきた小さな争いに、王太子と共に出張して圧勝したりして、国内外にその人間離れした強さをアピールした。
お陰で『白ユリの騎士』の二つ名は、騎士団だけでなく、国を超え、近隣各国にまで通じるようになった。
二つ名など恥ずかしいのだが、『白い災い』よりもなんぼかマシなので良しとする。
「ルイーズ様が狙われます。危険です」
親衛隊長ガスパール卿は、私の名が有名になればなるほど心配性になっていく。
でも私、鍛錬も欠かさずしているし、様々な技術を取得していくうちに、誰にも負ける気がしなくなっているのだ。
ガルガンが『縛り』と言っていたが、私の強さは正に人外。
きっとガルガンが何か聖なる方とでも契約をしたのだろうと思うのだが、知らぬが仏で、そこは追及しないでおく。
ガルガンの力が砂埃を巻き上げ、その中をヴァレリー王太子が私を抱いて戦場を駆け回る。
そのインパクトの強い姿は、絵付きで新聞にまで掲載され、ラマティア王国の下々にまでルイーズ旋風が巻き起こった。
そして春である。
花々が咲き乱れ、麗らかな風が吹くその日、王都では朝から花火の音が響き渡り、凱旋通りには紙吹雪が舞っていた。
以前からそのカリスマ性と一度見たら忘れられない華やかな美しさで人気を博していた王太子が、最近大人気の『白ユリの騎士』と結婚するのだ。
結婚パレードで一目、未来の王と王妃を拝みたいと、国中から人々が集まっていた。
王宮では滞りなくヴァレリー王太子の婚姻式が行われた。
招待された貴族たちに囲まれ、私は王よりティアラを戴いた。
王の後ろに並んだ王妃、大公様ご夫妻、ビクトリア様が感無量の表情だ。
その時のお父様、お母様の顔ったら、涙でぐしょぐしょだ。従兄弟のアルベールまで涙を堪えている。
私までもらい泣きしてしまいそうだった。
でも、今日の主役は私です。
泣いてお化粧を崩す訳にはいかないのだ。
「ルイーズゥゥゥ!! これでもう名実ともにあなたは私たちの家族よ!」
「ヴァレリーを、この国を頼んだぞ」
王も王妃も、外聞なく私の入宮を喜んでくれた。
続いて王宮親衛隊が私に忠誠を誓う。
「これでもう無茶はさせません」
親衛隊長ガスパール卿が渋い顔でおかしな忠誠の誓い方をしたので、厳粛な儀式なのに笑顔が零れてしまう。
私が笑うと家族の皆が、招待された貴族たちまでもが笑ってくれる。
幸せだな。
天地がひっくり返ったあの婚約破棄騒動から、まだ一年も経っていない。
でも、私、今まで頑張って生きて来た。
そしてこれからも、ガルガンの能力と共に幸せであるためにずっと頑張り続ける。
これは恵まれた私の責務なのだ。
「さて、パレードに向かうよ」
金髪を太陽の光に輝かせた私の夫が、大輪の花を思わせる華やかな笑顔で私に手を差し出す。
私はその手に自分の手を乗せた。
そこにはもう、かつての様な躊躇はなかった。
完
お読みいただきありがとうございました!
初めて書いた小説を完結できたことに私も感無量!
ですが、「完結」のボタンを押せない私。
見直して、どうしてもここは駄目でしょう、という部分を直してから「完結」ボタンを押すつもりです。
お気に入り登録もしおりも感想も、面白い小説がたくさんある中でポチっとして頂けてとても嬉しかったです。
感謝感謝~。
ありがとうございました~。
11
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(14件)
あなたにおすすめの小説
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ
音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。
だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。
相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。
どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。
『二流』と言われて婚約破棄されたので、ざまぁしてやります!
志熊みゅう
恋愛
「どうして君は何をやらせても『二流』なんだ!」
皇太子レイモン殿下に、公衆の面前で婚約破棄された侯爵令嬢ソフィ。皇妃の命で地味な装いに徹し、妃教育にすべてを捧げた五年間は、あっさり否定された。それでも、ソフィはくじけない。婚約破棄をきっかけに、学生生活を楽しむと決めた彼女は、一気にイメチェン、大好きだったヴァイオリンを再開し、成績も急上昇!気づけばファンクラブまでできて、学生たちの注目の的に。
そして、音楽を通して親しくなった隣国の留学生・ジョルジュの正体は、なんと……?
『二流』と蔑まれた令嬢が、“恋”と“努力”で見返す爽快逆転ストーリー!
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
婚約破棄を伝えられて居るのは帝国の皇女様ですが…国は大丈夫でしょうか【完結】
繭
恋愛
卒業式の最中、王子が隣国皇帝陛下の娘で有る皇女に婚約破棄を突き付けると言う、前代未聞の所業が行われ阿鼻叫喚の事態に陥り、卒業式どころでは無くなる事から物語は始まる。
果たして王子の国は無事に国を維持できるのか?
あっ、追放されちゃった…。
satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。
母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。
ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。
そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。
精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
面白かったです。
ほとんど一気読みでした。
ルイーズが自由に生きていけそうでよかった😆
わぁ!
お読みいただきありがとうございました!
一気読み、うわー、本当にありがとうございます(;'∀')
お疲れ様でした。
ルイーズ、流されやすい子ですが、ヴァレリーがきっと自由に泳がせてくれるでしょう!
と期待しています^^
義弟⇒血の繋がりの無い弟。連れ子等。
実弟⇒血の繋がりのある弟。腹違いや種違いを含む。
ほう!
腹違いと素直に書けば良かったんですね!
ありがとうごさいます^^
コメントありがとうございます。
そんな感じですwww
王子に抱かれて暴走する最強お姫様が第一インスピレーションでした^^