異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい

増月ヒラナ

文字の大きさ
37 / 49
5章 迷宮編

33.さらに下へ

しおりを挟む
 俺は、みんなが起きるまで考え事をしていた。
 今までに出てきたボスはキュクロープス,フェンリルだ。
 どちらも神話に出てくる伝説上の存在だ。
 
 キュクロープスは神として崇められたり、怪物としておそれられたりしている。
 フェンリルは神をも食い殺すといわれた魔物だ。
 どちらも強力で、俺が超級魔法を放ったほどだ。

 さらに、どちらも光属性に属し闇属性に対し脆弱であるのも共通点だ。
 もしかしたら、ここは神話をもとにした迷宮なのかもしれない。
 実力SS++の俺が苦戦するレベルだ。
 S級はくだらないだろう。

 今までのことを報告書に書き、この先どうするかも考える。

 上層に上がる階段が閉鎖されている以上、俺らは降りることしかできない。
 できればこれ以上危険な目には会いたくない。

 すると、エミリーが目を覚ました。
 「んっ・・・あれ・・・どうなったの?」
 「倒したよ、なんとか」
 「そっか、すごいね…シュウ君は」
 「俺も必死だったよ、無事でよかった」
 「そうだね」
 それから次々と目を覚ますパーティーメンバー。
 メル、ユリアの順で目を覚ましていく。
 自分の実力を悟って泣きそうになっている。
 「だいじょうぶか?二人とも」
 サンクチュアリで体に異常がないのはわかっているけどちゃんと聞く俺紳士
 「大丈夫(かな)…」
 「ごめんねシュウ君、力になれなくて」
 「いいんだ、相手が相手なんだ、気にするな」
 「でも…」
 精神的にきているんだろう。
 「大丈夫だ!気にするな!」
 そう口にし、次の扉の方へ向く。

 周囲は草原が広がっており、なぜか青空が広がっている。
 この迷宮は地下にあるはずなのに。
 この先も危険なはずだ。
 みんなが完全に復帰してから行くことにする。

 =====
 2時間くらいそこで休んだ。

 次に行くことにした。
 ギリシア神話、北欧神話の次は何が出てくるだろうか。
 その前にボス部屋にたどり着かなければならないが。
 
 扉を開きその先に見えたのは、
 俺の見覚えがある光景だった。
 教科書等でみた1700年代、江戸時代くらいか、それくらいの町中の風景が広がっている。
 人はいないが建物はしっかりと建っている。
 俺は確信した。
 次は日本神話だ。
 
 おれはどこか懐かしく思う光景を見回しながら歩いていく。
 エミリーたちが不思議そうにしていたのを面白く思いながら、歩いていく。
=================
お気に入り 2600ありがとうございます!!
しおりを挟む
感想 98

あなたにおすすめの小説

生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。

水定ゆう
ファンタジー
 村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。  異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。  そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。  生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!  ※とりあえず、一時完結いたしました。  今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。  その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。

みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。 勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。  辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。  だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

国外追放だ!と言われたので従ってみた

れぷ
ファンタジー
 良いの?君達死ぬよ?

処理中です...