転生した愛し子は幸せを知る

ひつ

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本編

確信犯

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「そうだ。ティアに言っておかないといけない事があったんだ。ティアの父親…家族が見つかるまでだが身元保証人として俺がなろうと思う。そこでだが、ティアを養子として登録してもいいだろうか?」


 えっと……私の家族が見つかる事はありえないと思うんだよね。前世の家族は世界が違う時点で無理だし。パパは神様だし。いや、神殿行けば会えるって言ってたな。でも、それってエリック隊長も?まぁ、会った所でパパとは住めないし。エリック隊長の養子として置いてもらえるなら嬉しいかも。エリック隊長と一緒に居たい。


「養子になったらエリック隊長と一緒に居られる?迷惑じゃない?」

「あぁ!ティアが一緒に居たいと思うならば俺たちは一緒だ。迷惑なんてことはない。むしろ大歓迎だ。」

 多分、ずっと居たいって思い続けるよ。この世界にきて、、、エリック隊長と出会えて、、、私は嬉しい。

「エリック隊長!これからお世話になります。」

「おう!」

 養子になるって事はエリック隊長がパパ?でもパパはアティス神だし。エリック隊長は貴族だから……


「……お父様?」

 エリック隊長に確認を含めて見ると、見事に固まった。ピキッって音がするような。


「も……っか…」

 なんて?

「???なーに?」

「もう……かい。もう一回呼んでくれ!!」

 そんな事?ニヤリ。

「エリック隊長!!」

「ちがーーう!そっちじゃなくてだな。さっきの方だ!」

「さっきの方??」

「うっ……だからほら。えっと……」

  ダメだ。エリック隊長面白すぎるよ。もう我慢できないや。


「あははは!」

「なっ!ティア、お前わざとだな~!!」

「くふふ。ごめんなさーい。面白くて。許してお父様?」

「この確信犯め!」


 怒るに怒れないって感じかな?


「本当に仲がよろしいですね。」

「セバスか。」

 およよ?全く気配がなかったよ。いつの間に近くに!?忍者、忍者なのか?リアル忍者なのか?すごいすごい!!


「そのようにキラキラとした目を向けられるとは嬉しい限りです。」

「セバス羨ましいぞ。」

 セバスさんがにこりと微笑み、悔しそうにするエリック隊長。

「セバスさんすごいの!音しなかったよ。いつからいたのか分かんなかったよ!カッコいい~」

「俺だって気配を隠すのは出来るんだぞ!俺もすごいだろ?カッコいいだろ?」

 エリック隊長も出来るの?でも、見てないから知らないし。エリック隊長がすごいのもカッコいいのも知ってるし。今はセバスさんの方が気になるの!!セバスさんを覆い隠すように立たないでよー!

「エリック隊長、セバスさんが見えない~」


 ガーン∑(゚Д゚)


「残念ですね、エリック様。からに降格ですね。」


 あ、セバスさんがトドメを刺した。ただクセでエリック隊長って呼んだだけなんだけどね。


  ががガーン∑(゚Д゚)


 完全にヘコんだ。ズーンって……


「養子の話も済んだようですし、早速登録に行かれたらどうですか?ここにおられても鬱陶しいので。」

 セバスさーん!鬱陶しいって声に出てますよー!


「そ、そうか。ではティア一緒に……」

「ティア様は私とお話でもしましょうね。おや、エリック様何か言いましたか?」


 セバスさんは私以上の確信犯でっせ!


「旦那様達には登録に行ったと報告致しますのでご安心下さい。それでは行ってらっしゃいませ。」

 
「…………………………行ってくる。」



 セバスさんvsエリック隊長
結果……
 セバスさんwin
 エリック隊長lose



















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 セバスさん強し。なにかと侍従長や侍女長って主人より強いイメージがある…物理的じゃなくてですよ?笑笑

 ちなみにティアは普段使いはエリック隊長呼びです。お父様呼びは稀にしかしない感じになります。

ティア「エリック隊長の方が呼びやすい!」

エリック「たまにお父様呼びして欲しい!」

ティア「……気が向いたらね( ̄▽ ̄)」


 

 
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