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本編
プリン作ろう
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今日は食堂に行くよ!なんか甘い物食べたいんだよね。だから、食堂の一部を借してもらおうと思って。
「料理長~」
「ん?あぁ、お嬢ちゃんか。久しぶりだな!今日はどうした?」
「また調理場少し借りてもいい?」
「ほぉ。さてはまた何か作る気だな?」
この世界はお菓子…いや、甘いデザート関係は少ないんだよ。あっても貴族とかの偉い人じゃないとなかなか食べれないんだって。ケーキもあるんだけど、それはものすごーく高いんだって!し、か、も!味が微妙…味気ないらしい。シェリアさんとジュリアンおばあちゃんが言ってた。いつか作ってみよう。今回は別の作るんだよね!
「今日はね~プリンを作るの!」
「「「「「プリン???」」」」」
おぅ?料理長以外に大勢の声が。よく見るとこちらに視線を向ける料理人達が……
「お前らは仕事してろ!」
「料理長それは酷いですよー」
「俺達だってティアちゃんの作るものが気になるんっすから!」
「そうです。そのプリンと言うものが知りたいんです!!」
じわじわと迫りくる料理人さん達。目が本気だよ。料理人として知らない料理があるなんて許せない的な感じ?
「えっと。なら何人か借りてもいいですか?料理長も忙しいだろうし……」
「「「なら私(俺)が!!!」」」
わぁ。キッチンにいた料理人さん達の全員が立候補してくれたよ。ありがたや~
「お前らアホか!!お前ら全員いなくなったら誰が騎士達の飯をつくるんだ!」
「「「一食くらい騎士なんだから食べなくても大丈夫ですよ。」」」
「んなわけあるかぁぁ!!嬢ちゃんの手伝いは俺を入れて五人だけだ!あとはいつも通り仕事しろ!」
「「「はぁ?それはずるいですよ!!なんで自分だけ確定してるんですか!」」」
ごもっともで。ちゃっかり料理長ってば自分を数に入れてるんだよね。
「俺はここの料理長だ!その俺が手伝うと決めたんだ。それとも何か?お前ら全員仕事にしてもいいんだぞ?俺だけ嬢ちゃんを手伝うってのもアリなんだぞ。」
「「「…………チッ」」」
「よし。反論はないな?それなら…お前ら四人は嬢ちゃんの手伝いな!」
選び方雑っ!!たまたま近くにいた四人だよ。
「「「「ラッキー!!」」」」
「「「運のいい奴等め。もっと近くにいれば……」」」
あ~選ばれなかった人たちごめんなさい。またいつかの時にお願いします。
「よし!ならそのプリンとやらを早く作ろう嬢ちゃん!」
「あ、うん。四人もよろしくお願いします」
「「「「よろしくお願いします!!」」」」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
材料を用意するよ!
・卵
・シュガー
・牛乳
本当はバニラエッセンスが欲しい所だけど今ここには無いみたい。まぁ、無くても問題はないからいいけど。
カラメルソースの方は…
・水
・シュガー
・お湯
あ、カップを用意しなきゃ!忘れる所だったよ。危ない危ない。
「料理長プリンを入れるカップが必要なんだけど、そこまで大きくないの用意して貰っていいですか?」
「これくらいでいいか?」
「ん~高さがないなぁ。子ども用のコップくらいのがいいんだけど……」
「料理長あれはどうです?前に間違って注文したやつ。結局使わないから倉庫に保管したままの!」
「だがあれはカップじゃなくてティアの言う子ども用のコップだぞ?」
間違って注文したやつってコップだったんだ。それも子ども用って…笑笑
「別にそれでも大丈夫だよ!あ、耐熱容器だよね?」
「あぁ。耐熱性だ。なら持ってくるな!」
料理長が箱を持ってきてドンって机に置いた。二箱だよ!?そんなに間違って買ったの?いったい何個入ってるの?
「二箱合わせて100あるぞ!」
「そんなにあるの!?でもそんなに作るつもりないよ?」
「うーん。俺の感がな、絶対必要になるって言ってるんだよ。むしろ足りないって……」
んなアホな。足りなくなるなんてありえないよね。………………ありえないはずだよね?
ちょっと心配になってきた。
「よ、よーし!作るぞぉーー」
「「「「「おぉう!!!」」」」」
まずはカラメルソースから!フライパンを借りて作るよ。……あれ?大きい。てか重たい。
「嬢ちゃん落ち着け。嬢ちゃんにはそのフライパンは無理だ。大人用だな。」
「うぅ~もう少し大きくなれば持てるもん!」
しょぼ~ん。諦めて料理長達3人にフライパンは任せる。
「水とシュガーを入れて中火。かき混ぜたらダメだよ。フライパンを傾けて焦がす感じかな。薄い茶色っぽくなってきたら弱火にして、そしたら濃い茶色になってくるから。あ、それくらいでいいよ!じゃあお湯を入れるよ。ただし少しずつ。一気に入れたらダメだからね。……うん!均一になったかな!コップは並べておいたよ。」
「このカラメルの量じゃそんなに入らんぞ?」
「コップいっぱいに入れるわけじゃないよ。私の指の関節一つ分くらいの高さまで入れるんだよ。これくらいね!」
私は指を見せて料理長達に確認させる。カラメルを担当してくれた料理長と料理人さん2人がコップ15個分にカラメルを入れ終わったので次に移る。
「次は卵を割ってシュガーを入れます!それを混ぜるの。じゃあ牛乳を少しずつ入れていくよ。混ぜ混ぜ~。……よし!この次は、濾し器を使って泡を取り除くよ。……いい感じだぁ!!じゃあさっき作ったカラメルに注いでいくよ。」
料理長達がコップに注いでいる間に別のフライパンに水をいれる。量はコップの半分より少し上くらいになるようにかな。
「入れ終わったぞ。」
「ならこのフライパンの中において。」
火をつけて沸騰してきたら火を弱める。しばらくして火を止めてフライパンに蓋をして時間をおいたら蓋をあけてコップを取り出す。
……おぉ。プリンだわ。フライパンからプリンを出してコップの熱が冷めてから冷蔵庫に入れる。
「次はどうするんだ?」
「え?終わりだよ。あとは待つだけ。冷めたら完成だよ。」
「「「「「終わり???」」」」」
なんでポカンとするかな?
「ドレッシングの時も思ったがこれまた早いな。あとは冷めたら完成って事はもう完成みたいなもんだろ?」
「うん。おやつにちょうど良いと思うよ。」
「ならそん時に試食会するか。時間になったら食堂にまた来てくれ。」
「分かった!プリン作り手伝ってくれてありがとうございましたなの!」
「お礼はまだ早いぞ。試食してからだ!」
「何言ってんっすか料理長!こっちはティアちゃんに教えてもらった立場なんっすよ。お礼はこっちが言うべきなんっすよ!!」
「そうですよ!何故上から目線!!」
「恥ずかしくないんですか?」
「ただ早く食べたいだけでしょきっと。」
言われ放題だよ料理長……
「と、とにかく試食会を楽しみにしてるって事だよ!!!!」
あ、料理長が拗ねた……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回はプリンの試食会です!料理人さん達の名前付けようと思ったけど諦めてしまった…
「料理長~」
「ん?あぁ、お嬢ちゃんか。久しぶりだな!今日はどうした?」
「また調理場少し借りてもいい?」
「ほぉ。さてはまた何か作る気だな?」
この世界はお菓子…いや、甘いデザート関係は少ないんだよ。あっても貴族とかの偉い人じゃないとなかなか食べれないんだって。ケーキもあるんだけど、それはものすごーく高いんだって!し、か、も!味が微妙…味気ないらしい。シェリアさんとジュリアンおばあちゃんが言ってた。いつか作ってみよう。今回は別の作るんだよね!
「今日はね~プリンを作るの!」
「「「「「プリン???」」」」」
おぅ?料理長以外に大勢の声が。よく見るとこちらに視線を向ける料理人達が……
「お前らは仕事してろ!」
「料理長それは酷いですよー」
「俺達だってティアちゃんの作るものが気になるんっすから!」
「そうです。そのプリンと言うものが知りたいんです!!」
じわじわと迫りくる料理人さん達。目が本気だよ。料理人として知らない料理があるなんて許せない的な感じ?
「えっと。なら何人か借りてもいいですか?料理長も忙しいだろうし……」
「「「なら私(俺)が!!!」」」
わぁ。キッチンにいた料理人さん達の全員が立候補してくれたよ。ありがたや~
「お前らアホか!!お前ら全員いなくなったら誰が騎士達の飯をつくるんだ!」
「「「一食くらい騎士なんだから食べなくても大丈夫ですよ。」」」
「んなわけあるかぁぁ!!嬢ちゃんの手伝いは俺を入れて五人だけだ!あとはいつも通り仕事しろ!」
「「「はぁ?それはずるいですよ!!なんで自分だけ確定してるんですか!」」」
ごもっともで。ちゃっかり料理長ってば自分を数に入れてるんだよね。
「俺はここの料理長だ!その俺が手伝うと決めたんだ。それとも何か?お前ら全員仕事にしてもいいんだぞ?俺だけ嬢ちゃんを手伝うってのもアリなんだぞ。」
「「「…………チッ」」」
「よし。反論はないな?それなら…お前ら四人は嬢ちゃんの手伝いな!」
選び方雑っ!!たまたま近くにいた四人だよ。
「「「「ラッキー!!」」」」
「「「運のいい奴等め。もっと近くにいれば……」」」
あ~選ばれなかった人たちごめんなさい。またいつかの時にお願いします。
「よし!ならそのプリンとやらを早く作ろう嬢ちゃん!」
「あ、うん。四人もよろしくお願いします」
「「「「よろしくお願いします!!」」」」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
材料を用意するよ!
・卵
・シュガー
・牛乳
本当はバニラエッセンスが欲しい所だけど今ここには無いみたい。まぁ、無くても問題はないからいいけど。
カラメルソースの方は…
・水
・シュガー
・お湯
あ、カップを用意しなきゃ!忘れる所だったよ。危ない危ない。
「料理長プリンを入れるカップが必要なんだけど、そこまで大きくないの用意して貰っていいですか?」
「これくらいでいいか?」
「ん~高さがないなぁ。子ども用のコップくらいのがいいんだけど……」
「料理長あれはどうです?前に間違って注文したやつ。結局使わないから倉庫に保管したままの!」
「だがあれはカップじゃなくてティアの言う子ども用のコップだぞ?」
間違って注文したやつってコップだったんだ。それも子ども用って…笑笑
「別にそれでも大丈夫だよ!あ、耐熱容器だよね?」
「あぁ。耐熱性だ。なら持ってくるな!」
料理長が箱を持ってきてドンって机に置いた。二箱だよ!?そんなに間違って買ったの?いったい何個入ってるの?
「二箱合わせて100あるぞ!」
「そんなにあるの!?でもそんなに作るつもりないよ?」
「うーん。俺の感がな、絶対必要になるって言ってるんだよ。むしろ足りないって……」
んなアホな。足りなくなるなんてありえないよね。………………ありえないはずだよね?
ちょっと心配になってきた。
「よ、よーし!作るぞぉーー」
「「「「「おぉう!!!」」」」」
まずはカラメルソースから!フライパンを借りて作るよ。……あれ?大きい。てか重たい。
「嬢ちゃん落ち着け。嬢ちゃんにはそのフライパンは無理だ。大人用だな。」
「うぅ~もう少し大きくなれば持てるもん!」
しょぼ~ん。諦めて料理長達3人にフライパンは任せる。
「水とシュガーを入れて中火。かき混ぜたらダメだよ。フライパンを傾けて焦がす感じかな。薄い茶色っぽくなってきたら弱火にして、そしたら濃い茶色になってくるから。あ、それくらいでいいよ!じゃあお湯を入れるよ。ただし少しずつ。一気に入れたらダメだからね。……うん!均一になったかな!コップは並べておいたよ。」
「このカラメルの量じゃそんなに入らんぞ?」
「コップいっぱいに入れるわけじゃないよ。私の指の関節一つ分くらいの高さまで入れるんだよ。これくらいね!」
私は指を見せて料理長達に確認させる。カラメルを担当してくれた料理長と料理人さん2人がコップ15個分にカラメルを入れ終わったので次に移る。
「次は卵を割ってシュガーを入れます!それを混ぜるの。じゃあ牛乳を少しずつ入れていくよ。混ぜ混ぜ~。……よし!この次は、濾し器を使って泡を取り除くよ。……いい感じだぁ!!じゃあさっき作ったカラメルに注いでいくよ。」
料理長達がコップに注いでいる間に別のフライパンに水をいれる。量はコップの半分より少し上くらいになるようにかな。
「入れ終わったぞ。」
「ならこのフライパンの中において。」
火をつけて沸騰してきたら火を弱める。しばらくして火を止めてフライパンに蓋をして時間をおいたら蓋をあけてコップを取り出す。
……おぉ。プリンだわ。フライパンからプリンを出してコップの熱が冷めてから冷蔵庫に入れる。
「次はどうするんだ?」
「え?終わりだよ。あとは待つだけ。冷めたら完成だよ。」
「「「「「終わり???」」」」」
なんでポカンとするかな?
「ドレッシングの時も思ったがこれまた早いな。あとは冷めたら完成って事はもう完成みたいなもんだろ?」
「うん。おやつにちょうど良いと思うよ。」
「ならそん時に試食会するか。時間になったら食堂にまた来てくれ。」
「分かった!プリン作り手伝ってくれてありがとうございましたなの!」
「お礼はまだ早いぞ。試食してからだ!」
「何言ってんっすか料理長!こっちはティアちゃんに教えてもらった立場なんっすよ。お礼はこっちが言うべきなんっすよ!!」
「そうですよ!何故上から目線!!」
「恥ずかしくないんですか?」
「ただ早く食べたいだけでしょきっと。」
言われ放題だよ料理長……
「と、とにかく試食会を楽しみにしてるって事だよ!!!!」
あ、料理長が拗ねた……
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次回はプリンの試食会です!料理人さん達の名前付けようと思ったけど諦めてしまった…
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