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本編
【閑話】???年前のお話
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オリビアが我のもとから離れてから数日が経った。我はモヤモヤとしていた。あれからよく考えることができた。我はなんてオリビアに酷いことをしたんだろうか。我は自身を守ることに精一杯でオリビアに寄り添わなかった。突き放してしまった。ただ一言、オリビアに謝りたい。すまなかったと。そして、我もオリビアが好きだと。腰を上げオリビアの住む村へと歩き出す。
「あのクソガキ、まだ口を割らないのか?」
「とっとと喋ればいいのにな。そしたら楽に死なせてやるってのに。あははは」
何の話だ。我はオリビアの村へとやってきた。近くの茂みに隠れ様子を伺っていた。村の雰囲気は異様で村人たちが何やら話している。決していい話ではないのは間違いないだろう。
「村の広場で今頃泣き喚いてるんじゃないか?」
「だとしたらうるさくて迷惑だよなー。ま、存在自体が鬱陶しい限りだけどな。」
「言えてる!!」
ギャハハと汚い笑いをあげる男たち。不愉快極まりない。その場を離れようとした時、気になる言葉を聞いた。
「あの実の出どころさえ喋れば用無しだろう。」
あの実だと?まさか我が渡した実じゃないよな。
「あーくそ。今、思い出しても腹が立つ!!あれは高い値がつくってのに、あのクソガキ渡そうとしないんだから。何がフェンリルさんとの思い出だからだよ。初めての友達から貰ったとか吐かしやがって。絶対そいつは友達とか思ってないパターンだろうがよ。そもそもフェンリルさんって誰だよ笑笑」
「ぷっ!めちゃくちゃ言うじゃないか。にしても、まさか戻ってくるとは思わなかったよな。数日前に逃げ出したと思ったら泣きながら帰って来やがった。ガキの母親のナタリーさんのあの時の塵でも見るような目凄かったよな。問答無用で蹴り飛ばしてたよな笑笑」
数日前に逃げ出して帰ってきた?それも泣きながら?お前なのか。
〈おい、人間。それはオリビアのことか?〉
「「ヒッ!」」
威圧を込めて男たちの前に出ると先程までの威勢はどこに消えたのか不思議なくらい怯える男たち。
〈お前たちの耳は飾りか?聞こえているだろう。我の問いに答えろ〉
「は、はぃ!オ、オ、オリッ、オリビアの事ですっ!!」
「そ、そうです!!」
くそっ!!我は人の目も気にせずオリビアがいるだろう村の広場へと走った。途中、我を見て叫ぶ男や女、子供がいたが気にしちゃいられない。一刻も早くオリビアのもとへ。
あの日、オリビアが我のところへ来たのは言葉通り遊びに来たわけではなかったのだ。オリビアはこの村から逃げ出したんだ。唯一の味方だと信じた我の所へ。なのに、なのに!!我は、我はっ!!
広場に着いた我が目にしたものは、血まみれで横たわるオリビアだった。
〈オリ、ビア?…オリビアッ!!貴様ら今すぐにそこをどけぇええ!!!〉
我の声に、存在に気づいたその場にいた者たちは恐怖で体が震えて動かない。そんな邪魔な奴らを魔法で風を起こし吹き飛ばす。
〈オリビア!オリビアッ!返事をしろ、頼むから返事をしてくれ!〉
オリビアの身体にはたくさんの斬り傷、刺し傷があった。それだけではない。殴られ、蹴られたのであろう痕も見受けられる。脚は変な方向に曲がっており、腕には火で炙られたように爛れている。血があらゆる部位から出ており、身体も冷たい。
「…ぅぁ。……フェ…ル…さん…?」
〈ーーッ!!そうだ我だ。すぐに回復魔法を掛けるからな。大丈夫、大丈夫だ。〉
我は回復魔法をオリビアへ掛ける。だが我は回復魔法が、いや白魔法が得意ではない。適性があっても使いこなせるわけではない。それが我の白魔法なのだ。まして、我は神獣であり怪我などはほとんどする事がない。かすり傷程度ならば放置しておいてもすぐに治る故、白魔法は初歩的なことしか出来ない。オリビアの今の状態を完治させるほどの力を我は持ち得ていない。それでも、必ず治してみせると自分に言い聞かせ、オリビアに魔力を注ぐ。
「もぅ…ぃょ。……りがとぅ。」
〈大丈夫だ!我が大丈夫と言えば大丈夫なんだ。頼む。頼むから…〉
「ふふ…ねぇ、…おねがぃ…わがままきぃて」
〈ああいいとも。いくつだってオリビアの我儘を聞いて叶えてやる。だからっ!!〉
オリビアは小さく笑うと
「わた…しと……ともだち…なっ…て?」
〈馬鹿者!!そんなの我儘なわけあるか。我とオリビアはとっくに友だ!!〉
「うれしぃ…。…ありがとぅ」
オリビアは我をひと撫でするとその手を地へと落とした。
〈あ、ぁ…うそだ。ダメだ、ダメだダメだ。オリビア?返事をしてくれ。目をあけてくれ。なぁ、お願いだから。我はまだオリビアに謝ってないんだ。たくさん話したいことがあるんだ。オリビア、オリビア…〉
どんなに回復魔法をかけてもオリビアは生きを返さない。
「ば、化け物!村から出て行けっ!!」
1人の村人の声に次々と似たような声があがる。
〈あぁ出て行くさオリビアを連れて。…だが一つ問おう。なぜお前たちはオリビアにこんなことをした?〉
「な、なぜって。そんなのオリビアだからだ。オリビアが生きている…から?」
我の問いに応える上で違和感を覚えたのだろう。最後は消えいるように呟いただけだった。
あぁそうか。こいつらはいいように利用されていたのか。こいつらからはあの存在の気配が少しばかり付いている。オリビアを苦しめるように細工されていたんだ。オリビアが死んだ今、その細工は不要となった。故に綻びができ、自身の行動や言動に違和感を抱くようになった。
「わ、わたしは何も間違ったことはしていない!していないはずだったのに…あ、あっ、あぁ、アア、アァアア"ァ"ア"ー!!」
狂ったかのように叫び出した女。
「ナタリーさん!!」
ばたりと倒れた女に駆け寄る村人たち。なるほど、この女がナタリーか。オリビアの母親だったな。我にとって憎くて仕方がない相手。殺してやろうかとも思ったがこの女にもあの存在がかなり根深く影響を与えていたようだ。オリビアが短命の呪縛を背負っていたのはこういうことだったのか。病気や事故による短命ではなく、周囲の者たちを使って短命にする呪なのだ。
憎むべき敵はもう分かった。この怒りをぶつけるべき存在に怯える必要はもうない。我の友を奪ったアレを許さない。
我はオリビアを背に乗せると村をあとにする。
我は住処へと帰る途中、花が咲き乱れる美しい景色の場所へと寄った。
〈どうだ?綺麗だろう?ここは我のお気に入りの場所なのだ。誰にも教えたことのない我だけの秘密の場所。ここに誰かを連れてきたのはオリビアが初めてなんだぞ。なーに友なのだから特別だ。気に入ったか?〉
答えることのない少女に語りかける。
〈オリビア、ここで安らかに眠るといい。ここは自由だ。何にも縛られることはない。いつか、きっと……また逢おうな。〉
1人の少女を弔う1匹のフェンリルの姿はとても痛々しく、されど美しかった。
「あのクソガキ、まだ口を割らないのか?」
「とっとと喋ればいいのにな。そしたら楽に死なせてやるってのに。あははは」
何の話だ。我はオリビアの村へとやってきた。近くの茂みに隠れ様子を伺っていた。村の雰囲気は異様で村人たちが何やら話している。決していい話ではないのは間違いないだろう。
「村の広場で今頃泣き喚いてるんじゃないか?」
「だとしたらうるさくて迷惑だよなー。ま、存在自体が鬱陶しい限りだけどな。」
「言えてる!!」
ギャハハと汚い笑いをあげる男たち。不愉快極まりない。その場を離れようとした時、気になる言葉を聞いた。
「あの実の出どころさえ喋れば用無しだろう。」
あの実だと?まさか我が渡した実じゃないよな。
「あーくそ。今、思い出しても腹が立つ!!あれは高い値がつくってのに、あのクソガキ渡そうとしないんだから。何がフェンリルさんとの思い出だからだよ。初めての友達から貰ったとか吐かしやがって。絶対そいつは友達とか思ってないパターンだろうがよ。そもそもフェンリルさんって誰だよ笑笑」
「ぷっ!めちゃくちゃ言うじゃないか。にしても、まさか戻ってくるとは思わなかったよな。数日前に逃げ出したと思ったら泣きながら帰って来やがった。ガキの母親のナタリーさんのあの時の塵でも見るような目凄かったよな。問答無用で蹴り飛ばしてたよな笑笑」
数日前に逃げ出して帰ってきた?それも泣きながら?お前なのか。
〈おい、人間。それはオリビアのことか?〉
「「ヒッ!」」
威圧を込めて男たちの前に出ると先程までの威勢はどこに消えたのか不思議なくらい怯える男たち。
〈お前たちの耳は飾りか?聞こえているだろう。我の問いに答えろ〉
「は、はぃ!オ、オ、オリッ、オリビアの事ですっ!!」
「そ、そうです!!」
くそっ!!我は人の目も気にせずオリビアがいるだろう村の広場へと走った。途中、我を見て叫ぶ男や女、子供がいたが気にしちゃいられない。一刻も早くオリビアのもとへ。
あの日、オリビアが我のところへ来たのは言葉通り遊びに来たわけではなかったのだ。オリビアはこの村から逃げ出したんだ。唯一の味方だと信じた我の所へ。なのに、なのに!!我は、我はっ!!
広場に着いた我が目にしたものは、血まみれで横たわるオリビアだった。
〈オリ、ビア?…オリビアッ!!貴様ら今すぐにそこをどけぇええ!!!〉
我の声に、存在に気づいたその場にいた者たちは恐怖で体が震えて動かない。そんな邪魔な奴らを魔法で風を起こし吹き飛ばす。
〈オリビア!オリビアッ!返事をしろ、頼むから返事をしてくれ!〉
オリビアの身体にはたくさんの斬り傷、刺し傷があった。それだけではない。殴られ、蹴られたのであろう痕も見受けられる。脚は変な方向に曲がっており、腕には火で炙られたように爛れている。血があらゆる部位から出ており、身体も冷たい。
「…ぅぁ。……フェ…ル…さん…?」
〈ーーッ!!そうだ我だ。すぐに回復魔法を掛けるからな。大丈夫、大丈夫だ。〉
我は回復魔法をオリビアへ掛ける。だが我は回復魔法が、いや白魔法が得意ではない。適性があっても使いこなせるわけではない。それが我の白魔法なのだ。まして、我は神獣であり怪我などはほとんどする事がない。かすり傷程度ならば放置しておいてもすぐに治る故、白魔法は初歩的なことしか出来ない。オリビアの今の状態を完治させるほどの力を我は持ち得ていない。それでも、必ず治してみせると自分に言い聞かせ、オリビアに魔力を注ぐ。
「もぅ…ぃょ。……りがとぅ。」
〈大丈夫だ!我が大丈夫と言えば大丈夫なんだ。頼む。頼むから…〉
「ふふ…ねぇ、…おねがぃ…わがままきぃて」
〈ああいいとも。いくつだってオリビアの我儘を聞いて叶えてやる。だからっ!!〉
オリビアは小さく笑うと
「わた…しと……ともだち…なっ…て?」
〈馬鹿者!!そんなの我儘なわけあるか。我とオリビアはとっくに友だ!!〉
「うれしぃ…。…ありがとぅ」
オリビアは我をひと撫でするとその手を地へと落とした。
〈あ、ぁ…うそだ。ダメだ、ダメだダメだ。オリビア?返事をしてくれ。目をあけてくれ。なぁ、お願いだから。我はまだオリビアに謝ってないんだ。たくさん話したいことがあるんだ。オリビア、オリビア…〉
どんなに回復魔法をかけてもオリビアは生きを返さない。
「ば、化け物!村から出て行けっ!!」
1人の村人の声に次々と似たような声があがる。
〈あぁ出て行くさオリビアを連れて。…だが一つ問おう。なぜお前たちはオリビアにこんなことをした?〉
「な、なぜって。そんなのオリビアだからだ。オリビアが生きている…から?」
我の問いに応える上で違和感を覚えたのだろう。最後は消えいるように呟いただけだった。
あぁそうか。こいつらはいいように利用されていたのか。こいつらからはあの存在の気配が少しばかり付いている。オリビアを苦しめるように細工されていたんだ。オリビアが死んだ今、その細工は不要となった。故に綻びができ、自身の行動や言動に違和感を抱くようになった。
「わ、わたしは何も間違ったことはしていない!していないはずだったのに…あ、あっ、あぁ、アア、アァアア"ァ"ア"ー!!」
狂ったかのように叫び出した女。
「ナタリーさん!!」
ばたりと倒れた女に駆け寄る村人たち。なるほど、この女がナタリーか。オリビアの母親だったな。我にとって憎くて仕方がない相手。殺してやろうかとも思ったがこの女にもあの存在がかなり根深く影響を与えていたようだ。オリビアが短命の呪縛を背負っていたのはこういうことだったのか。病気や事故による短命ではなく、周囲の者たちを使って短命にする呪なのだ。
憎むべき敵はもう分かった。この怒りをぶつけるべき存在に怯える必要はもうない。我の友を奪ったアレを許さない。
我はオリビアを背に乗せると村をあとにする。
我は住処へと帰る途中、花が咲き乱れる美しい景色の場所へと寄った。
〈どうだ?綺麗だろう?ここは我のお気に入りの場所なのだ。誰にも教えたことのない我だけの秘密の場所。ここに誰かを連れてきたのはオリビアが初めてなんだぞ。なーに友なのだから特別だ。気に入ったか?〉
答えることのない少女に語りかける。
〈オリビア、ここで安らかに眠るといい。ここは自由だ。何にも縛られることはない。いつか、きっと……また逢おうな。〉
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