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本編
逃がさないぞ!
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「気持ち良かった~!」
「え、どういう事?待って待って、私呑気に買い物してたってこと!?確かに大きな爆発音がしたけど、、、きっとこの街の兵たちが出動したに違いないとか、最悪師長たちが動くから大丈夫だとか考えて買い物に夢中になってたわ。」
お風呂から上がって一息つく私と、アルとビスさんについて話すにあたって何が今日あったのかを軽く説明したらキャスさんがブツブツと独り言を永遠と口ずさむ結果に。
「スノウおいで~」
クゥーン
スノウも綺麗に洗ったんだよ。お風呂は部屋のを使ったの。大浴場もあるんだけど、スノウは大浴場には連れて行けないからね。
〈やっぱりティアのブラッシングは世界一だねぇ。気持ち良い~〉
眼を細めてうっとりした表情をするスノウ。激かわ。
「キャスさん、そろそろ夕飯食べに行こう。皆、もう集まってるかも。」
「そうね。改めて説明を聞きたいですし…」
なにより特別お子様セットが私を呼んでいる!!
食事処へ向かう途中、アルたちと廊下でばったり会った。
「アルー!!」
さっきぶりだけど会えて嬉しいよね!同い年くらいの友達なんて少ないし。アシュナでしょ、それからレオン!あとは~………あれ?ア、アシュナと、レ、レオン、それから……おかしいな?少ないも何も同年代の友達まさかの2人。アルを入れても3人。嘘でしょ!?
アルに飛び掛かろうとしていた私は動きが思わずピキッと途中で止まった。アルは私に気づいて腕を広げて待ち構えていたから、私が直前で止まった事でその腕をどうしたものかと戸惑っているようだ。
「え?なんで?」
「グフッ!!アルベルタ様…残念でしたね」
肩を震わせ笑うビスである。
「お、おーいティア?」
私、改めて考えると友達いない…前に参加した王家のパーティーでも話しかけても会話が続かなかったり(ティアの容姿に気を取られ内容が耳に入ってこなかっただけ)、一定の距離を保たれたり(エリックやレオン、アシュナが必死に牽制していた)と友達作りは失敗に終わったんだよね。
そう考えるとアルは貴重な私のお友達!逃がしてやるもんか!
アルが私の顔を覗き込んでいた瞬間、私は顔をパッとあげ、抱きついた。
「まさかの不意打ち!?」
アルは私の抱きついた勢いにバランスを崩し、後ろに尻もちをつく形で転けた。私が怪我しないように守る感じで。さり気なく紳士だよねアルって!
「えへへ~。アル捕まえた~!」
「ばっちり捕まってるわ!!」
アルは私を持ち上げるように起き上がらせた。
「それで?急に目の前で止まったと思ったら俺に不意打ち喰らわせた理由は?」
「アルを逃がさないため!!」
「そうか、俺を逃さな……今なんて!?」
「だ・か・ら~アル(友達)を逃がさない為だよ?」
「◎△$♪×¥●&%#!?」
アルが壊れた。
「アルベルタ様、言葉になってませんよ~」
「ティアちゃんったら罪な子ねぇ~」
ビスさんとキャスさんは生温かい視線を私たちに送っていた。why?
「さぁさぁ、アルベルタ様、魂抜かしてないでしっかりして下さい。」
「……………」
「こりゃダメですね~」
ビスの呼びかけも耳に入らない様子のアルベルタ。
私は試しにアルの手を引いて歩いてみる。大人しく引っぱられて付いてくる。オォ、凄い!よしっ、このまま盲導犬みたく立派に誘導してみせる!
私はビスさんとアイコンタクトして、アルを任せてもらう。ビスさん、なんか面白そうに見てない?キャスさんは微笑んで…正しくはニヤけてるの方か。スノウが今にも私とアルの所に駆け出して来そう。邪魔しちゃダメよとキャスさんに抑えられていた。別に邪魔じゃないけどなぁ?
⦅グヌヌ…離せぇー!ティアとアルベルタを引き離さないといけないんだぁあああ⦆
「何を言っているのか言葉は分かりませんが、このウルフはティアちゃんとアルベルタ様を離したいようですね。敵意丸出しのように唸ってますし。」
「スノウちゃんはティアちゃん大好きだものね。嫉妬しちゃってるのね。スノウちゃん可愛いんだからっ!私がティアちゃんの代わりにモフモフしてあげるっ!」
⦅キャスが僕をモフりたいだけだろぉおお⦆
スノウが恨めし気にキャスに訴えている。残念ながらキャスには伝わっていないが…
「次は階段だよ~アル、気をつけてね。」
相変わらず無言だな!聞こえているのかな?足どりはしっかりしてるから問題ない…のか?
食事処へとアルを誘導し終えた。視界に私を入れたエリック隊長は眼をカッ!と見開き一瞬で移動してきて、私とアルが手を繋いでる所をチョップして離させた。
「んなっ!?」
あ、アルが正気に戻ったようです。
「え、どういう事?待って待って、私呑気に買い物してたってこと!?確かに大きな爆発音がしたけど、、、きっとこの街の兵たちが出動したに違いないとか、最悪師長たちが動くから大丈夫だとか考えて買い物に夢中になってたわ。」
お風呂から上がって一息つく私と、アルとビスさんについて話すにあたって何が今日あったのかを軽く説明したらキャスさんがブツブツと独り言を永遠と口ずさむ結果に。
「スノウおいで~」
クゥーン
スノウも綺麗に洗ったんだよ。お風呂は部屋のを使ったの。大浴場もあるんだけど、スノウは大浴場には連れて行けないからね。
〈やっぱりティアのブラッシングは世界一だねぇ。気持ち良い~〉
眼を細めてうっとりした表情をするスノウ。激かわ。
「キャスさん、そろそろ夕飯食べに行こう。皆、もう集まってるかも。」
「そうね。改めて説明を聞きたいですし…」
なにより特別お子様セットが私を呼んでいる!!
食事処へ向かう途中、アルたちと廊下でばったり会った。
「アルー!!」
さっきぶりだけど会えて嬉しいよね!同い年くらいの友達なんて少ないし。アシュナでしょ、それからレオン!あとは~………あれ?ア、アシュナと、レ、レオン、それから……おかしいな?少ないも何も同年代の友達まさかの2人。アルを入れても3人。嘘でしょ!?
アルに飛び掛かろうとしていた私は動きが思わずピキッと途中で止まった。アルは私に気づいて腕を広げて待ち構えていたから、私が直前で止まった事でその腕をどうしたものかと戸惑っているようだ。
「え?なんで?」
「グフッ!!アルベルタ様…残念でしたね」
肩を震わせ笑うビスである。
「お、おーいティア?」
私、改めて考えると友達いない…前に参加した王家のパーティーでも話しかけても会話が続かなかったり(ティアの容姿に気を取られ内容が耳に入ってこなかっただけ)、一定の距離を保たれたり(エリックやレオン、アシュナが必死に牽制していた)と友達作りは失敗に終わったんだよね。
そう考えるとアルは貴重な私のお友達!逃がしてやるもんか!
アルが私の顔を覗き込んでいた瞬間、私は顔をパッとあげ、抱きついた。
「まさかの不意打ち!?」
アルは私の抱きついた勢いにバランスを崩し、後ろに尻もちをつく形で転けた。私が怪我しないように守る感じで。さり気なく紳士だよねアルって!
「えへへ~。アル捕まえた~!」
「ばっちり捕まってるわ!!」
アルは私を持ち上げるように起き上がらせた。
「それで?急に目の前で止まったと思ったら俺に不意打ち喰らわせた理由は?」
「アルを逃がさないため!!」
「そうか、俺を逃さな……今なんて!?」
「だ・か・ら~アル(友達)を逃がさない為だよ?」
「◎△$♪×¥●&%#!?」
アルが壊れた。
「アルベルタ様、言葉になってませんよ~」
「ティアちゃんったら罪な子ねぇ~」
ビスさんとキャスさんは生温かい視線を私たちに送っていた。why?
「さぁさぁ、アルベルタ様、魂抜かしてないでしっかりして下さい。」
「……………」
「こりゃダメですね~」
ビスの呼びかけも耳に入らない様子のアルベルタ。
私は試しにアルの手を引いて歩いてみる。大人しく引っぱられて付いてくる。オォ、凄い!よしっ、このまま盲導犬みたく立派に誘導してみせる!
私はビスさんとアイコンタクトして、アルを任せてもらう。ビスさん、なんか面白そうに見てない?キャスさんは微笑んで…正しくはニヤけてるの方か。スノウが今にも私とアルの所に駆け出して来そう。邪魔しちゃダメよとキャスさんに抑えられていた。別に邪魔じゃないけどなぁ?
⦅グヌヌ…離せぇー!ティアとアルベルタを引き離さないといけないんだぁあああ⦆
「何を言っているのか言葉は分かりませんが、このウルフはティアちゃんとアルベルタ様を離したいようですね。敵意丸出しのように唸ってますし。」
「スノウちゃんはティアちゃん大好きだものね。嫉妬しちゃってるのね。スノウちゃん可愛いんだからっ!私がティアちゃんの代わりにモフモフしてあげるっ!」
⦅キャスが僕をモフりたいだけだろぉおお⦆
スノウが恨めし気にキャスに訴えている。残念ながらキャスには伝わっていないが…
「次は階段だよ~アル、気をつけてね。」
相変わらず無言だな!聞こえているのかな?足どりはしっかりしてるから問題ない…のか?
食事処へとアルを誘導し終えた。視界に私を入れたエリック隊長は眼をカッ!と見開き一瞬で移動してきて、私とアルが手を繋いでる所をチョップして離させた。
「んなっ!?」
あ、アルが正気に戻ったようです。
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