2 / 3
お届けものです
しおりを挟む
「あー!!コレってエリック隊長が今日使うって言ってた資料じゃないの!?」
どうも!私の名前はティアと言います。地球で死んでマースに転生しました。パパはマースの神なんだよ。すごいでしょ?……ってやってる場合じゃなかった。
「ジュリアンおばあちゃん~。エリック隊長が忘れ物してる。昨日あれだけ今日必要なんだって言ってたのに。」
「あらあらエリックったら。ふふふ、なるほどね。エリックの考えてる事は大方分かったわ。ティアちゃん、その資料をエリックの所まで届けて来てあげて?」
何がなるほどなの?エリック隊長、ジュリアンおばあちゃんに考えてる事ダダ漏れだったみたいだよ?私には分からないけど。
「それじゃあティアちゃん!行ってらっしゃい。」
「……え?…えぇ~!?」
あれよあれよとお出かけ準備をさせられた私はリュックの中にエリック隊長に渡す資料を入れられ外へ。
ジュリアンおばあちゃん曰く「急いでエリックに届けてあげてね。エリックは第1騎士団の執務室にいるはずだから。」とのこと。
いくら治安はいいとは言え、よく私1人で行かせようと思ったな!養子とは言え私、一応貴族の一員になったんだよ。
どうしようもないし、エリック隊長の所に行くけどね!!
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「マリー、ティアちゃんが歩き出したわ!」
「えぇ奥様!一定の距離を保って尾行…いえ追跡…これも違う。おほん!そう、見守りましょう!!」
「そうね!これは見守っているのであって決してストーカー紛いの事をしているわけではないわ!」
このようにジュリアンと侍女長マリーは言っているが周りから見れば不審者にしか見えない。物陰に隠れ、フードのついたマントを着ており誰も近づくなというオーラを放っている。側を通った者はギョッとした顔をして早足でその場を離れて行く。人はヤバい人種とは関わりたくないのだ。巻き込まれないうちに離れるのが正解なのだ。
「あれは…セバス?」
「奥様、よーく見て下さい。ティア様の近くにはセバスの手下の者たちがたくさん居ますよ。」
「あら本当。セバス自ら動いているのを見る限り屋敷には今グレイしかいないって事かしら?あの人の反応が見たいわね。」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「いいですか。皆さんよく聞きなさい。ティア様が無事にエリック様のもとへとたどり着くように周辺をしっかり警備しなさい。怪しい輩がいたらすぐに対処しなさい。ティア様にちょっかいを出そうものなら視界に入れる前に潰しなさい。」
「「「はいセバス様!!全てはティアお嬢様の為に!!!」」」
ルーゼルト家の使用人たちは皆実力者ばかりである。そんじょそこらの冒険者とは比べものにならないほど強い。全員がBランク冒険者と同等もしくはそれ以上である。
「それでは各班分かれて配置につきなさい」
使用人たちはサッと消えた。ある者は冒険者に、ある者は通りすがりの旅人に、ある者は主婦のように扮して。さり気なくティアの周りを固めていた。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「えっと、、、ジュリアンおばあちゃんに貰った地図によるとここを右に曲がればいいのかな?」
右に曲がろうとすると
「やべっ!道間違えちった!この先は行き止まりだったぜ、俺ダセェなーあははは」
あからさまに大きな声で呟く男が出てきた。それを聞いていたティアは…
「え?行き止まりなの?おかしいな、地図によるとここじゃ…あっ!本当だ!ここの道じゃないや。もう一つ先の所だ。見間違っちゃってたや。」
ティアは正しい道へと歩き出した。
「ナイスだ!」
「ちょっと雑じゃなかった?」
「いやいやティア様が気づいたから問題ないだろ。」
「よし!この調子で手助けするぞー」
あからさまな声を出していたのはルーゼルト家の使用人だったのだ。ティアが道を間違えないようにわざとデカイ独り言を呟いて正しい道へ誘導していたのだ。もちろんティアはその事を知らない。
「ついに…到着!!イェーイ!」
第1騎士団の本部でいいのかな。いつも遊びに行く第1騎士寮のすぐお隣にあるんだよね。いざエリック隊長がいるという執務室へ。でも、どうやって?うーむ。どうしたものか。まずは中へ入らなきゃだな。
「すみませーん。」
騎士寮の方からじゃなくて第1騎士団本部の方の入り口から入る為に声をかける。入り口には2人の騎士が立っていた。
「ん?お嬢ちゃんどうした?」
あ、初めて見る人だ。
「あー!ティアちゃん!!」
「なんだお前の知り合いか。」
「そっか、先輩は寮に居ないから初めてティアちゃんを見るんですね。こちらは隊長がそれはもう凄く溺愛している娘のティアちゃんですよ。」
もう1人の方は何度か寮で見たことあるや。私の事説明してくれるのはありがたいんですよ。けど、凄く溺愛しているって…恥ずかしいよ。
「ほう。このお嬢ちゃんが隊長の…うん。可愛いな。」
よしよしじゃないよ?撫で撫で楽しいの?
「あの~」
「おっ悪い悪い。可愛いなと思ったからつい撫でちまった。それで何か用があった来たんだよな?」
「うん!あのねエリック隊長が大切な資料を忘れちゃってたからお届けに来たの。」
「そうか。偉いなぁ。よーし俺が隊長の所まで案内してやろう!」
やったー!これで中に入れる。
「少しの間ここを離れるが大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。先輩がいなくたって問題ありませんし。」
「もうちょっと言い方ってもんがあるだろーが。そりゃあ滅多に問題が起こる事はないけどよぉ…じゃあ少しの間頼んだぞ」
私と先輩騎士さんで中へと入る。
「隊長は今日は珍しく執務室にいるらしいんだ。いつもは訓練場で暴れたりしてるのにどんな風の吹き回しだろうと思っていたが…なんとなく予想がついてきたな。」
ほぇ?エリック隊長いつも暴れてるの?
「ここが隊長の執務室だ。」
トントン
「隊長、隊長の娘さんが来られまし…」
バァン!!
「ティア~よく来たな。どうしたんだ?ん?何か用があって来たんだよな!例えば何か渡す為だったり、渡す為だったり、渡す為だったり!!」
もはや渡す為だったりとしか言っていないぞエリックよ。
「ふふーん!はい、お届けものです!!エリック隊長が忘れて行った大切な資料だよ。」
「おぉ、ありがとな。助かったよ。いや~いいな。忘れ物を届けに可愛い可愛い娘が自ら届けに来てくれるとは。」
「あ~邪魔者は失礼しますね」
先輩騎士さんは静かにドアを閉めて戻って行った。
「はぁ…なるほど。珍しく執務室で仕事をすると言い出したと思ったら自慢がしたかったのですね。忘れ物をわざわざ届けてくれるシチュエーションを試したかったと。その資料全くもって必要な…」
「この資料がないと続きが出来ない所だったんだ!本当にちょうどいいタイミングだったぞティア!……少し黙ってろよ、セシル(ボソッ)」
素早くエリック隊長に耳を塞がれ2人の会話が聞こえない。
「だって見ろよ。ティアが届けてくれるんだぞ。騎士の奴らの中には弁当を届けに持ってきてくれる妻だったりがいるわけだろ?今までは羨ましいとか思わなかったがティアがもし俺の為にしてくれたらと思うと試したくなってだな。」
「くっ、それは確かに。私もティアにならして欲しい。「セシルの為に持ってきたよ」なんて言われたい!!」
「だろう!?」
なにやらエリック隊長とセシルは意気投合しているようだが耳を塞がれていて分からない。手を離してとエリック隊長の手を叩いて知らせると気付いたエリック隊長は手は離してくれた。
「もぅ!!2人で何楽しそうに話してるの!私も仲間に入れてよー」
「悪い悪い。そう膨れるな。」
「ぷぅー!ぷぅーぷぅー!!」
「「クソ可愛い(ボソッ)」」
ちょっと2人ともなんで壁に頭打ちつけてるの?頭痛いよ?
「ふぅ。落ち着け俺。ティアが可愛いのは世界の理だろう…」
エリック隊長?もしもーし?セシル、エリック隊長が壊れたよって…
「ティアが可愛いすぎる件について報告書を作成しなければ…」
こっちも壊れてた!!
「それじゃあ、私も失礼しまーす…」
私はあの先輩騎士さん同様そっと部屋から退出して帰ったのだった。
エリックとセシルはティアが消えた事にも気付かず、部下の騎士が1時間後に声をかけるまで壊れたままの状態だったそうだ。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「ただいまー!!」
「「「おかえりなさいませ!」」」
無事に家にも帰ってきてホッと一息つく。
ダダダダダダ
「ティアちゃん、おかえりなさいっ!」
「うひゃ!?ジュリアンおばあちゃん?それとマリーさん。何故後ろからなの。ジュリアンおばあちゃんたちも出かけてたのなら、そこはただいまじゃないの?」
「いえ!私と奥様はずっとティア様の後ろを付けていたため後ろから……モゴッ!?」
「マリーちょっと静かにしておきましょうね?…私たちも少し出かけてたのよ。そうねこの場合はただいまの方だったわ。うっかり間違えちゃってね。」
何かマリーさんが言いかけてたよね?
「ふーん。そうなんだ?まぁいいや。あのね、私ちゃんとエリック隊長の所までお届けものして来たよ。えっへん!」
「「「ご立派です!!!」」」
セバスさんを含め、使用人の皆んなが涙ぐんでるような。て、照れるではないか(//∇//)
その後もちょいちょい忘れ物をしていくエリック隊長にティアはこれはわざとだと気付き「もう知らない!」と怒られたのは余談である。
どうも!私の名前はティアと言います。地球で死んでマースに転生しました。パパはマースの神なんだよ。すごいでしょ?……ってやってる場合じゃなかった。
「ジュリアンおばあちゃん~。エリック隊長が忘れ物してる。昨日あれだけ今日必要なんだって言ってたのに。」
「あらあらエリックったら。ふふふ、なるほどね。エリックの考えてる事は大方分かったわ。ティアちゃん、その資料をエリックの所まで届けて来てあげて?」
何がなるほどなの?エリック隊長、ジュリアンおばあちゃんに考えてる事ダダ漏れだったみたいだよ?私には分からないけど。
「それじゃあティアちゃん!行ってらっしゃい。」
「……え?…えぇ~!?」
あれよあれよとお出かけ準備をさせられた私はリュックの中にエリック隊長に渡す資料を入れられ外へ。
ジュリアンおばあちゃん曰く「急いでエリックに届けてあげてね。エリックは第1騎士団の執務室にいるはずだから。」とのこと。
いくら治安はいいとは言え、よく私1人で行かせようと思ったな!養子とは言え私、一応貴族の一員になったんだよ。
どうしようもないし、エリック隊長の所に行くけどね!!
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「マリー、ティアちゃんが歩き出したわ!」
「えぇ奥様!一定の距離を保って尾行…いえ追跡…これも違う。おほん!そう、見守りましょう!!」
「そうね!これは見守っているのであって決してストーカー紛いの事をしているわけではないわ!」
このようにジュリアンと侍女長マリーは言っているが周りから見れば不審者にしか見えない。物陰に隠れ、フードのついたマントを着ており誰も近づくなというオーラを放っている。側を通った者はギョッとした顔をして早足でその場を離れて行く。人はヤバい人種とは関わりたくないのだ。巻き込まれないうちに離れるのが正解なのだ。
「あれは…セバス?」
「奥様、よーく見て下さい。ティア様の近くにはセバスの手下の者たちがたくさん居ますよ。」
「あら本当。セバス自ら動いているのを見る限り屋敷には今グレイしかいないって事かしら?あの人の反応が見たいわね。」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「いいですか。皆さんよく聞きなさい。ティア様が無事にエリック様のもとへとたどり着くように周辺をしっかり警備しなさい。怪しい輩がいたらすぐに対処しなさい。ティア様にちょっかいを出そうものなら視界に入れる前に潰しなさい。」
「「「はいセバス様!!全てはティアお嬢様の為に!!!」」」
ルーゼルト家の使用人たちは皆実力者ばかりである。そんじょそこらの冒険者とは比べものにならないほど強い。全員がBランク冒険者と同等もしくはそれ以上である。
「それでは各班分かれて配置につきなさい」
使用人たちはサッと消えた。ある者は冒険者に、ある者は通りすがりの旅人に、ある者は主婦のように扮して。さり気なくティアの周りを固めていた。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「えっと、、、ジュリアンおばあちゃんに貰った地図によるとここを右に曲がればいいのかな?」
右に曲がろうとすると
「やべっ!道間違えちった!この先は行き止まりだったぜ、俺ダセェなーあははは」
あからさまに大きな声で呟く男が出てきた。それを聞いていたティアは…
「え?行き止まりなの?おかしいな、地図によるとここじゃ…あっ!本当だ!ここの道じゃないや。もう一つ先の所だ。見間違っちゃってたや。」
ティアは正しい道へと歩き出した。
「ナイスだ!」
「ちょっと雑じゃなかった?」
「いやいやティア様が気づいたから問題ないだろ。」
「よし!この調子で手助けするぞー」
あからさまな声を出していたのはルーゼルト家の使用人だったのだ。ティアが道を間違えないようにわざとデカイ独り言を呟いて正しい道へ誘導していたのだ。もちろんティアはその事を知らない。
「ついに…到着!!イェーイ!」
第1騎士団の本部でいいのかな。いつも遊びに行く第1騎士寮のすぐお隣にあるんだよね。いざエリック隊長がいるという執務室へ。でも、どうやって?うーむ。どうしたものか。まずは中へ入らなきゃだな。
「すみませーん。」
騎士寮の方からじゃなくて第1騎士団本部の方の入り口から入る為に声をかける。入り口には2人の騎士が立っていた。
「ん?お嬢ちゃんどうした?」
あ、初めて見る人だ。
「あー!ティアちゃん!!」
「なんだお前の知り合いか。」
「そっか、先輩は寮に居ないから初めてティアちゃんを見るんですね。こちらは隊長がそれはもう凄く溺愛している娘のティアちゃんですよ。」
もう1人の方は何度か寮で見たことあるや。私の事説明してくれるのはありがたいんですよ。けど、凄く溺愛しているって…恥ずかしいよ。
「ほう。このお嬢ちゃんが隊長の…うん。可愛いな。」
よしよしじゃないよ?撫で撫で楽しいの?
「あの~」
「おっ悪い悪い。可愛いなと思ったからつい撫でちまった。それで何か用があった来たんだよな?」
「うん!あのねエリック隊長が大切な資料を忘れちゃってたからお届けに来たの。」
「そうか。偉いなぁ。よーし俺が隊長の所まで案内してやろう!」
やったー!これで中に入れる。
「少しの間ここを離れるが大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。先輩がいなくたって問題ありませんし。」
「もうちょっと言い方ってもんがあるだろーが。そりゃあ滅多に問題が起こる事はないけどよぉ…じゃあ少しの間頼んだぞ」
私と先輩騎士さんで中へと入る。
「隊長は今日は珍しく執務室にいるらしいんだ。いつもは訓練場で暴れたりしてるのにどんな風の吹き回しだろうと思っていたが…なんとなく予想がついてきたな。」
ほぇ?エリック隊長いつも暴れてるの?
「ここが隊長の執務室だ。」
トントン
「隊長、隊長の娘さんが来られまし…」
バァン!!
「ティア~よく来たな。どうしたんだ?ん?何か用があって来たんだよな!例えば何か渡す為だったり、渡す為だったり、渡す為だったり!!」
もはや渡す為だったりとしか言っていないぞエリックよ。
「ふふーん!はい、お届けものです!!エリック隊長が忘れて行った大切な資料だよ。」
「おぉ、ありがとな。助かったよ。いや~いいな。忘れ物を届けに可愛い可愛い娘が自ら届けに来てくれるとは。」
「あ~邪魔者は失礼しますね」
先輩騎士さんは静かにドアを閉めて戻って行った。
「はぁ…なるほど。珍しく執務室で仕事をすると言い出したと思ったら自慢がしたかったのですね。忘れ物をわざわざ届けてくれるシチュエーションを試したかったと。その資料全くもって必要な…」
「この資料がないと続きが出来ない所だったんだ!本当にちょうどいいタイミングだったぞティア!……少し黙ってろよ、セシル(ボソッ)」
素早くエリック隊長に耳を塞がれ2人の会話が聞こえない。
「だって見ろよ。ティアが届けてくれるんだぞ。騎士の奴らの中には弁当を届けに持ってきてくれる妻だったりがいるわけだろ?今までは羨ましいとか思わなかったがティアがもし俺の為にしてくれたらと思うと試したくなってだな。」
「くっ、それは確かに。私もティアにならして欲しい。「セシルの為に持ってきたよ」なんて言われたい!!」
「だろう!?」
なにやらエリック隊長とセシルは意気投合しているようだが耳を塞がれていて分からない。手を離してとエリック隊長の手を叩いて知らせると気付いたエリック隊長は手は離してくれた。
「もぅ!!2人で何楽しそうに話してるの!私も仲間に入れてよー」
「悪い悪い。そう膨れるな。」
「ぷぅー!ぷぅーぷぅー!!」
「「クソ可愛い(ボソッ)」」
ちょっと2人ともなんで壁に頭打ちつけてるの?頭痛いよ?
「ふぅ。落ち着け俺。ティアが可愛いのは世界の理だろう…」
エリック隊長?もしもーし?セシル、エリック隊長が壊れたよって…
「ティアが可愛いすぎる件について報告書を作成しなければ…」
こっちも壊れてた!!
「それじゃあ、私も失礼しまーす…」
私はあの先輩騎士さん同様そっと部屋から退出して帰ったのだった。
エリックとセシルはティアが消えた事にも気付かず、部下の騎士が1時間後に声をかけるまで壊れたままの状態だったそうだ。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「ただいまー!!」
「「「おかえりなさいませ!」」」
無事に家にも帰ってきてホッと一息つく。
ダダダダダダ
「ティアちゃん、おかえりなさいっ!」
「うひゃ!?ジュリアンおばあちゃん?それとマリーさん。何故後ろからなの。ジュリアンおばあちゃんたちも出かけてたのなら、そこはただいまじゃないの?」
「いえ!私と奥様はずっとティア様の後ろを付けていたため後ろから……モゴッ!?」
「マリーちょっと静かにしておきましょうね?…私たちも少し出かけてたのよ。そうねこの場合はただいまの方だったわ。うっかり間違えちゃってね。」
何かマリーさんが言いかけてたよね?
「ふーん。そうなんだ?まぁいいや。あのね、私ちゃんとエリック隊長の所までお届けものして来たよ。えっへん!」
「「「ご立派です!!!」」」
セバスさんを含め、使用人の皆んなが涙ぐんでるような。て、照れるではないか(//∇//)
その後もちょいちょい忘れ物をしていくエリック隊長にティアはこれはわざとだと気付き「もう知らない!」と怒られたのは余談である。
21
あなたにおすすめの小説
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
お前は要らない、ですか。そうですか、分かりました。では私は去りますね。あ、私、こう見えても人気があるので、次の相手もすぐに見つかりますよ。
四季
恋愛
お前は要らない、ですか。
そうですか、分かりました。
では私は去りますね。
「薬草まみれの地味な女」と婚約破棄された宮廷薬師ですが、辺境でのんびり暮らしていたら元婚約者が全てを失っていました
メトト
恋愛
宮廷薬師エルザは、夜会の場で婚約者の侯爵家嫡男レオンに公開婚約破棄される。
「薬草にまみれた地味な女」——そう蔑まれたエルザだが、その胸にあったのは悲しみではなく安堵だった。
七年間、浪費家の婚約者を支え続けた日々はもう終わり。
エルザは宮廷薬師を辞し、薬草の宝庫と名高い辺境の街ヴェルデンで小さな薬屋を開く。
そこで出会ったのは、不器用だけどまっすぐな領主代行の青年騎士ノエル。
薬屋は大繁盛、流行病を退け、新薬の開発にも成功——エルザの薬師としての才能が、辺境の地で花開いていく。
一方、エルザを失った王都では。
宮廷薬師の後任は見つからず、新しい婚約者の浪費で侯爵家の財政は火の車。
全てを失ったレオンがエルザの元に現れた時、彼女が返した言葉とは——。
復讐なんてしない。ただ自分らしく生きるだけ。
それが最大の「ざまぁ」になる、爽快異世界恋愛物語。
完結保証 全12話になります。
婚約者が聖女を選ぶことくらい分かっていたので、先に婚約破棄します。
黒蜜きな粉
恋愛
魔王討伐を終え、王都に凱旋した英雄たち。
その中心には、異世界から来た聖女と、彼女に寄り添う王太子の姿があった。
王太子の婚約者として壇上に立ちながらも、私は自分が選ばれない側だと理解していた。
だから、泣かない。縋らない。
私は自分から婚約破棄を願い出る。
選ばれなかった人生を終わらせるために。
そして、私自身の人生を始めるために。
短いお話です。
※第19回恋愛小説大賞にエントリーしております。
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる