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隣国セント・メテオの王宮前広場。
夜空を焦がすように、巨大な炎が燃え盛っていた。
燃料は、薪ではない。
ヴィルフリード王子とカイン兄様が書き綴った、合計1000通にも及ぶ「愛と効率のラブレター(という名の呪いの紙束)」である。
「……壮観ね。文字通り、愛が灰になっていくわ」
私は王宮のバルコニーから、その様子を冷ややかに見下ろしていた。
隣では、このキャンプファイヤーを許可したジュリアン王太子が、グラスを傾けながら感心したように呟く。
「……イーズ嬢。君は本当に、資源の有効活用が上手いな。これほどの熱量があれば、王宮の暖房を一晩賄える」
「ええ。あのバカ二人の情熱も、少しは世の中の役に立ったというわけよ」
広場では、ララさんが「わぁ、綺麗ですぅ! ヴィル様のポエムが、赤く燃えてお星様になっていきますぅ!」とはしゃいでいる。
ゼクスは炎の近くで、何やら串に刺した肉を焼いていた。
「……この火で焼くと、肉が不思議と柔らかくなるな。……胃への負担も少ない気がする」
……あなた、本当に逞しいわね。
私は、これで少しはあの二人も懲りるだろうと思っていた。
自分の書いた恥ずかしい文章が公衆の面前で燃やされるのだ。
普通の神経なら、羞恥心でのたうち回るか、静かに退散するはずだ。
――だが。
私は忘れていた。
あの二人が、「普通」の枠を遥かに超えたモンスターだということを。
「……おお! 見ろ、カイン卿! 僕たちの愛が、物理的に燃え上がっているぞ!」
広場の中心で、炎に照らされたヴィルフリードが、恍惚とした表情で天を仰いだ。
その隣で、カインが冷静に眼鏡の位置を直す。
「……ふむ。紙媒体を熱エネルギーに変換するとは。イーズらしい、非常に効率的な処理方法だ。……つまり、彼女は我々の愛を『エネルギー』として受け入れた、という解釈で間違いないな」
「その通りだ! これは、イーズからの『もっと熱く燃え上がってこい!』というメッセージに違いない! ああ、なんて情熱的なんだ、僕の聖女は!」
「……は?」
私の思考が停止した。
解釈がポジティブすぎる。
どうやったら「焼却処分」が「愛の受諾」に変換されるのよ。
「待っていろ、イーズ! 今すぐ君の元へ行き、その燃えるような唇を奪ってやる!」
ヴィルフリードがマントを脱ぎ捨てた。
その下には、無駄に鍛え上げられた筋肉が、ピチピチのシャツ越しに主張している。
彼は王宮の壁を見上げると、深く息を吸い込み――。
ダッ!!
「えっ……?」
私の目の前で、信じられない光景が繰り広げられた。
ヴィルフリードが、王宮の垂直な石壁を、まるで平地を走るかのように駆け上がり始めたのだ。
指先のわずかな引っ掛かりと、異常な脚力だけで、重力を無視して上昇してくる。
「……嘘でしょう!? あなた、人間!? ヤモリか何かのハーフなの!?」
「愛の力だーーー! イーズ、待っていろーーー!」
「来るな! 気持ち悪い! 衛兵! 誰か、あの不法侵入者を撃ち落として!」
私が叫ぶが、衛兵たちは「す、すげぇ……」「人間業じゃねえ……」と、ポカンと口を開けて見上げているだけだ。
ジュリアン王太子に至っては「……ほう。あの身体能力、我が軍の特殊部隊にも欲しいな」とスカウト目線で見ている。
役に立たない!
そうこうしているうちに、ヴィルフリードの手がバルコニーの手すりに掛かった。
ダンッ! と軽快な音を立てて、彼は私の目の前に着地した。
「……捕まえたぞ、僕の愛しい逃亡者」
月明かりと炎に照らされ、汗ばんだヴィルフリードの顔が、無駄にキラキラと輝いている。
つけ髭がなくなったせいで、その整った顔立ちが破壊力を増しているのが腹立たしい。
「……ひっ。ち、近寄らないで! ここから突き落とすわよ!」
私は後ずさり、バルコニーの隅に追い詰められた。
ヴィルフリードが、じりじりと距離を詰めてくる。
「イーズ。君が逃げれば逃げるほど、僕の愛は燃え上がるんだ。もう観念して、僕の胸に飛び込んでおいで。……さあ!」
「誰が! 一生そこでスクワットでもしてなさい!」
私が彼の脛を蹴り上げようとした、その瞬間。
ヴィルフリードの腕が伸び、私の腰をガシッと掴んだ。
「えっ……?」
次の瞬間、私の視界がぐるりと回転した。
気がつくと、私はヴィルフリードの肩の上に、米俵のように担ぎ上げられていた。
「……は!? ちょっ、何!? 離しなさいよ!」
「ははは! やっぱり君は軽いな! このまま王都までノンストップで走り抜けてやる!」
「やめて! 恥ずかしい! 下ろしなさい! これ、誘拐よ! 犯罪よ!」
私が彼の背中をポカポカと殴っても、鍛え上げられた筋肉の前ではマッサージにもならないらしい。
ヴィルフリードは私を担いだまま、バルコニーの手すりに足をかけた。
「さあ、カイン卿! 『至宝』は確保した! 脱出ルートの確保を頼む!」
下から、カインの声が響く。
「了解した、殿下。……最短ルートの馬車を用意してある。さあ、飛び降りたまえ! 私の計算では、着地の衝撃は君の筋肉で98%吸収できるはずだ!」
「任せろ! 行くぞ、イーズ! 愛のダイブだ!」
「いやぁぁぁぁ! 死ぬぅぅぅぅ!」
私の絶叫が夜空に響き渡る中、ヴィルフリードは私を担いだまま、躊躇なくバルコニーから虚空へと身を投げ出した。
重力が私を襲う。
走馬灯のように、定食屋での日々や、雪山での苦労が脳裏をよぎった。
(……私の自由、ここで終わるの……?)
ドォォォン!!
凄まじい着地音が響き、土煙が舞い上がった。
私は目を回しながらも、奇跡的に無傷だった。
ヴィルフリードが自身の体をクッションにして、衝撃を吸収したらしい。
彼は何事もなかったかのように立ち上がり、私を担ぎ直した。
「さあ、イーズ。家に帰ろう。僕たちの愛の巣へ!」
「誰が帰るか! 助けて、ゼクス! ララさん! ジュリアン殿下! 誰でもいいから、この筋肉ゴリラを止めてぇぇぇ!」
私の悲痛な叫びは、キャンプファイヤーの炎が爆ぜる音とかき消され、私はそのまま、カインが用意した漆黒の馬車へと連行(物理)されていったのだった。
夜空を焦がすように、巨大な炎が燃え盛っていた。
燃料は、薪ではない。
ヴィルフリード王子とカイン兄様が書き綴った、合計1000通にも及ぶ「愛と効率のラブレター(という名の呪いの紙束)」である。
「……壮観ね。文字通り、愛が灰になっていくわ」
私は王宮のバルコニーから、その様子を冷ややかに見下ろしていた。
隣では、このキャンプファイヤーを許可したジュリアン王太子が、グラスを傾けながら感心したように呟く。
「……イーズ嬢。君は本当に、資源の有効活用が上手いな。これほどの熱量があれば、王宮の暖房を一晩賄える」
「ええ。あのバカ二人の情熱も、少しは世の中の役に立ったというわけよ」
広場では、ララさんが「わぁ、綺麗ですぅ! ヴィル様のポエムが、赤く燃えてお星様になっていきますぅ!」とはしゃいでいる。
ゼクスは炎の近くで、何やら串に刺した肉を焼いていた。
「……この火で焼くと、肉が不思議と柔らかくなるな。……胃への負担も少ない気がする」
……あなた、本当に逞しいわね。
私は、これで少しはあの二人も懲りるだろうと思っていた。
自分の書いた恥ずかしい文章が公衆の面前で燃やされるのだ。
普通の神経なら、羞恥心でのたうち回るか、静かに退散するはずだ。
――だが。
私は忘れていた。
あの二人が、「普通」の枠を遥かに超えたモンスターだということを。
「……おお! 見ろ、カイン卿! 僕たちの愛が、物理的に燃え上がっているぞ!」
広場の中心で、炎に照らされたヴィルフリードが、恍惚とした表情で天を仰いだ。
その隣で、カインが冷静に眼鏡の位置を直す。
「……ふむ。紙媒体を熱エネルギーに変換するとは。イーズらしい、非常に効率的な処理方法だ。……つまり、彼女は我々の愛を『エネルギー』として受け入れた、という解釈で間違いないな」
「その通りだ! これは、イーズからの『もっと熱く燃え上がってこい!』というメッセージに違いない! ああ、なんて情熱的なんだ、僕の聖女は!」
「……は?」
私の思考が停止した。
解釈がポジティブすぎる。
どうやったら「焼却処分」が「愛の受諾」に変換されるのよ。
「待っていろ、イーズ! 今すぐ君の元へ行き、その燃えるような唇を奪ってやる!」
ヴィルフリードがマントを脱ぎ捨てた。
その下には、無駄に鍛え上げられた筋肉が、ピチピチのシャツ越しに主張している。
彼は王宮の壁を見上げると、深く息を吸い込み――。
ダッ!!
「えっ……?」
私の目の前で、信じられない光景が繰り広げられた。
ヴィルフリードが、王宮の垂直な石壁を、まるで平地を走るかのように駆け上がり始めたのだ。
指先のわずかな引っ掛かりと、異常な脚力だけで、重力を無視して上昇してくる。
「……嘘でしょう!? あなた、人間!? ヤモリか何かのハーフなの!?」
「愛の力だーーー! イーズ、待っていろーーー!」
「来るな! 気持ち悪い! 衛兵! 誰か、あの不法侵入者を撃ち落として!」
私が叫ぶが、衛兵たちは「す、すげぇ……」「人間業じゃねえ……」と、ポカンと口を開けて見上げているだけだ。
ジュリアン王太子に至っては「……ほう。あの身体能力、我が軍の特殊部隊にも欲しいな」とスカウト目線で見ている。
役に立たない!
そうこうしているうちに、ヴィルフリードの手がバルコニーの手すりに掛かった。
ダンッ! と軽快な音を立てて、彼は私の目の前に着地した。
「……捕まえたぞ、僕の愛しい逃亡者」
月明かりと炎に照らされ、汗ばんだヴィルフリードの顔が、無駄にキラキラと輝いている。
つけ髭がなくなったせいで、その整った顔立ちが破壊力を増しているのが腹立たしい。
「……ひっ。ち、近寄らないで! ここから突き落とすわよ!」
私は後ずさり、バルコニーの隅に追い詰められた。
ヴィルフリードが、じりじりと距離を詰めてくる。
「イーズ。君が逃げれば逃げるほど、僕の愛は燃え上がるんだ。もう観念して、僕の胸に飛び込んでおいで。……さあ!」
「誰が! 一生そこでスクワットでもしてなさい!」
私が彼の脛を蹴り上げようとした、その瞬間。
ヴィルフリードの腕が伸び、私の腰をガシッと掴んだ。
「えっ……?」
次の瞬間、私の視界がぐるりと回転した。
気がつくと、私はヴィルフリードの肩の上に、米俵のように担ぎ上げられていた。
「……は!? ちょっ、何!? 離しなさいよ!」
「ははは! やっぱり君は軽いな! このまま王都までノンストップで走り抜けてやる!」
「やめて! 恥ずかしい! 下ろしなさい! これ、誘拐よ! 犯罪よ!」
私が彼の背中をポカポカと殴っても、鍛え上げられた筋肉の前ではマッサージにもならないらしい。
ヴィルフリードは私を担いだまま、バルコニーの手すりに足をかけた。
「さあ、カイン卿! 『至宝』は確保した! 脱出ルートの確保を頼む!」
下から、カインの声が響く。
「了解した、殿下。……最短ルートの馬車を用意してある。さあ、飛び降りたまえ! 私の計算では、着地の衝撃は君の筋肉で98%吸収できるはずだ!」
「任せろ! 行くぞ、イーズ! 愛のダイブだ!」
「いやぁぁぁぁ! 死ぬぅぅぅぅ!」
私の絶叫が夜空に響き渡る中、ヴィルフリードは私を担いだまま、躊躇なくバルコニーから虚空へと身を投げ出した。
重力が私を襲う。
走馬灯のように、定食屋での日々や、雪山での苦労が脳裏をよぎった。
(……私の自由、ここで終わるの……?)
ドォォォン!!
凄まじい着地音が響き、土煙が舞い上がった。
私は目を回しながらも、奇跡的に無傷だった。
ヴィルフリードが自身の体をクッションにして、衝撃を吸収したらしい。
彼は何事もなかったかのように立ち上がり、私を担ぎ直した。
「さあ、イーズ。家に帰ろう。僕たちの愛の巣へ!」
「誰が帰るか! 助けて、ゼクス! ララさん! ジュリアン殿下! 誰でもいいから、この筋肉ゴリラを止めてぇぇぇ!」
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