18 / 29
18
しおりを挟む
嵐のような一日が過ぎ去った。
強引な両親と、みすぼらしい元王族たちを追い返し、ドラグーン公爵城にはようやく静寂が戻っていた。
深夜の執務室。
ルーアはデスクに向かい、いつものように電卓を叩いていたが、ふと手を止めた。
「……ん?」
彼女は引き出しから、一枚の書類を取り出した。
それは、彼女がこの城に来た初日に、クラウスと交わした『雇用契約書』だった。
「あら。契約期間、来月で満了じゃない」
当初の契約は『試用期間』を含めて半年ごとの更新となっていた。
激務に追われてすっかり忘れていたが、更新時期が迫っていたのだ。
「危ない、危ない。契約切れでタダ働きなんてことになったら、労働基準法の敗北よ」
ルーアは契約書を持って立ち上がり、ソファで優雅にワインを飲んでいるクラウスの元へ歩み寄った。
「閣下。少しよろしいでしょうか」
「なんだ? もう業務時間は過ぎているぞ。プライベートな誘いなら歓迎だが」
クラウスは上機嫌でグラスを揺らしている。
ルーアは事務的に契約書をテーブルに置いた。
「残念ながら業務連絡です。こちらの雇用契約について、更新の協議を申し込みます」
「更新?」
「はい。来月で期間満了となります。つきましては、次期契約の条件交渉を……」
ルーアが言いかけた時、クラウスがスッと手を挙げた。
「不要だ」
「……はい?」
「その契約書は更新しない」
クラウスは契約書を手に取ると、なんとその場で氷漬けにし、パリンと粉々に砕いてしまった。
キラキラと舞い散る氷の結晶。
ルーアは呆然と口を開けた。
「……な、何をするんですか! 原本ですよ!? これがないと、私は明日から無職……いえ、不法占拠者になってしまいます!」
「落ち着け。更新しないと言っただけだ。……『新規契約』を結ぶと言っている」
クラウスは懐から、あらかじめ用意していたらしい、分厚い羊皮紙の束を取り出した。
ドサッ。
重厚な音がする。
表紙には金色の文字で、何やら仰々しいタイトルが書かれていた。
「……『永久独占パートナーシップ契約書(案)』?」
ルーアが読み上げると、クラウスは真剣な眼差しで頷いた。
「そうだ。これまでの半年更新のような不安定な契約ではない。期間の定めのない、恒久的な契約だ」
「はあ……いわゆる正社員登用ですね。福利厚生は?」
「手厚いぞ。だが、条件が少し変わる」
クラウスはページをめくり、ルーアに見せた。
「第1条。契約期間は『乙(ルーア)の心臓が停止するまで』とする」
「……重いですね。終身雇用ですか」
「第2条。乙の勤務地は『甲(クラウス)の半径三メートル以内』を基本とする」
「狭すぎます。トイレにも行けません」
「第3条。乙は、甲以外の男性に対し、業務上の必要最低限の会話を除き、笑顔を見せてはならない。特に『上目遣い』と『計算機を撫でる時の顔』は禁止とする」
「……あの、これは労働契約書ですか? それとも奴隷契約書ですか?」
ルーアは呆れてジト目になった。
「職権乱用も甚だしいです。こんな拘束力の強い契約、労働組合が黙っていませんよ」
「まだ続きがある」
クラウスは、一番最後のページを開いた。
そこには、『報酬』の欄があった。
「第100条。本契約の対価として、甲は乙に対し、『ドラグーン公爵家の全資産の共同管理権』および『クラウス・フォン・ドラグーンの人生全て』を譲渡する」
「…………はい?」
ルーアの思考回路が停止した。
全資産の共同管理権?
人生の譲渡?
それはつまり、会計上の用語で言うところの……。
「……合併(M&A)?」
「違う。……結婚だ」
クラウスは立ち上がり、ルーアの目の前に立った。
そして、いつになく緊張した面持ちで、彼女の手を取った。
「ルーア。私はもう、君なしでは生きられない。仕事のパートナーとしてだけではない。人生のパートナーとして、君が欲しい」
その瞳は、真剣そのものだった。
いつもの俺様な態度はどこへやら、拒絶されるのを恐れるような、縋るような色が浮かんでいる。
「君は計算高い女だ。損得勘定で動く。……だから、私も計算した」
クラウスは早口で続けた。
「私と結婚すれば、君は一生、大好きな数字と金に囲まれて暮らせる。私の領地は広大で、計算しがいのある課題が山積みだ。君の知的好奇心を一生満たし続けられる自信がある」
「……プレゼンですね」
「そうだ。そして、私は君の邪魔をしない。君が仕事をしたいなら、全力でサポートする。君が眠りたいなら、誰よりも静かな環境を用意する。……君にとって、私は『最高優良物件』のはずだ」
クラウスはルーアの手を握り締めた。
「どうだ、ルーア。……私という物件を、契約してくれないか?」
プロポーズ。
それも、ルーアという人間に合わせた、世界一理屈っぽくて、世界一不器用で、そして世界一誠実なプロポーズだった。
ルーアは瞬きをした。
胸の奥が、カッと熱くなる。
計算機を叩いても、弾き出せない感情。
損得勘定? 効率?
そんなものは、とっくに崩壊していた。
(……ズルいわ、この人)
こんな風に言われて、断れるわけがない。
ルーアは俯き、震える声で言った。
「……査定に入ります」
「え?」
「物件の査定です。……外見、Sランク。資産価値、SSランク。耐久性、測定不能」
ルーアは顔を上げ、涙ぐんだ目でニッコリと笑った。
「ただし、『性格』に難あり。独占欲が強すぎ、浪費癖があり、すぐに部屋を凍らせる。……メンテナンスには多大な労力を要します」
「うっ……努力する」
「ですが」
ルーアはクラウスの手を握り返した。
「将来性(ポテンシャル)は無限大です。投資する価値は、十分にあると判断しました」
「……ということは」
「契約、成立です」
ルーアが告げた瞬間。
クラウスの表情が、一気に華やいだ。
彼はルーアを力強く引き寄せ、抱きしめた。
「っ……! ありがとう、ルーア……!」
「く、苦しいです閣下……! 契約初日から労働災害ですか……!」
「愛している。誰よりも、何よりも」
「……はい。私も、計算できないくらい、お慕いしております」
ルーアはクラウスの背中に手を回し、そっと目を閉じた。
温かい。
氷の公爵なのに、こんなにも温かい。
「さて、契約が成立したなら、早速手続きだ」
クラウスはルーアを離すと、ウキウキとした様子で言った。
「結婚式の準備だ。来週には挙行するぞ」
「はあ!? 来週!? 無理です、準備期間が足りません!」
「金ならある! 人を雇え! 国中の花を集めろ!」
「そういう問題じゃありません! 招待状の発送、席次表の作成、料理の選定……ガントチャートを作成しないと!」
「そんなものは君なら一日で出来るだろう?」
「過大評価です! ……あ、ちょっと待ってください」
ルーアは我に返り、先ほどの『永久契約書』を取り上げた。
「サインする前に、条項の修正が必要です」
「なんだ? 不満か?」
「第50条『家事分担』について記載がありません。私は公務で忙しいので、家事はアウトソーシング(外注)か、分担制にします」
「……私が皿洗いをするのか?」
「当然です。公爵の手料理、期待していますよ?」
「……わかった。料理スキルも習得しよう」
「それと、第60条『休日』。週休二日は絶対死守です。たとえ世界が滅びそうでも、休日は働きません」
「……善処する」
二人は深夜の執務室で、額を突き合わせて『結婚契約書』の推敲を始めた。
「ここの『誓いのキス』は『一日一回』でいいですか?」
「少ない。『一日最低十回、および随時』だ」
「唇が荒れます。却下」
「ならリップクリームを経費で購入しろ」
「……採用」
甘いのか、事務的なのか分からない会話が続く。
しかし、その時間は、二人にとって何よりも幸せな『共同作業』だった。
夜明けが近づく頃。
世界一分厚く、世界一細かい条件が記された、二人だけの『結婚契約書』が完成した。
「……よし。これで完璧だ」
「ええ。穴はありません。法的に最強の愛の証です」
二人は最後に、契約書の末尾にサインをした。
『甲:クラウス・フォン・ドラグーン』
『乙:ルーア・バーンスタイン』
ペンを置いた瞬間、二人は顔を見合わせ、自然と笑い合った。
「……よろしく頼むよ、奥様」
「こちらこそ、旦那様」
そして、二人は初めて、契約書に明記された『誓いのキス(第一回目)』を交わした。
窓の外では、朝日が昇り始めていた。
それは、悪役令嬢と呼ばれた女と、氷の公爵と呼ばれた男の、新しい人生の夜明けだった。
しかし。
この幸せな契約締結の直後、最後の試練が訪れる。
「結婚式」という名の、一大プロジェクト。
そして、そこに介入しようとする「ミナ」の最後の悪あがき(という名の自爆特攻)が、密かに進行していたのである。
強引な両親と、みすぼらしい元王族たちを追い返し、ドラグーン公爵城にはようやく静寂が戻っていた。
深夜の執務室。
ルーアはデスクに向かい、いつものように電卓を叩いていたが、ふと手を止めた。
「……ん?」
彼女は引き出しから、一枚の書類を取り出した。
それは、彼女がこの城に来た初日に、クラウスと交わした『雇用契約書』だった。
「あら。契約期間、来月で満了じゃない」
当初の契約は『試用期間』を含めて半年ごとの更新となっていた。
激務に追われてすっかり忘れていたが、更新時期が迫っていたのだ。
「危ない、危ない。契約切れでタダ働きなんてことになったら、労働基準法の敗北よ」
ルーアは契約書を持って立ち上がり、ソファで優雅にワインを飲んでいるクラウスの元へ歩み寄った。
「閣下。少しよろしいでしょうか」
「なんだ? もう業務時間は過ぎているぞ。プライベートな誘いなら歓迎だが」
クラウスは上機嫌でグラスを揺らしている。
ルーアは事務的に契約書をテーブルに置いた。
「残念ながら業務連絡です。こちらの雇用契約について、更新の協議を申し込みます」
「更新?」
「はい。来月で期間満了となります。つきましては、次期契約の条件交渉を……」
ルーアが言いかけた時、クラウスがスッと手を挙げた。
「不要だ」
「……はい?」
「その契約書は更新しない」
クラウスは契約書を手に取ると、なんとその場で氷漬けにし、パリンと粉々に砕いてしまった。
キラキラと舞い散る氷の結晶。
ルーアは呆然と口を開けた。
「……な、何をするんですか! 原本ですよ!? これがないと、私は明日から無職……いえ、不法占拠者になってしまいます!」
「落ち着け。更新しないと言っただけだ。……『新規契約』を結ぶと言っている」
クラウスは懐から、あらかじめ用意していたらしい、分厚い羊皮紙の束を取り出した。
ドサッ。
重厚な音がする。
表紙には金色の文字で、何やら仰々しいタイトルが書かれていた。
「……『永久独占パートナーシップ契約書(案)』?」
ルーアが読み上げると、クラウスは真剣な眼差しで頷いた。
「そうだ。これまでの半年更新のような不安定な契約ではない。期間の定めのない、恒久的な契約だ」
「はあ……いわゆる正社員登用ですね。福利厚生は?」
「手厚いぞ。だが、条件が少し変わる」
クラウスはページをめくり、ルーアに見せた。
「第1条。契約期間は『乙(ルーア)の心臓が停止するまで』とする」
「……重いですね。終身雇用ですか」
「第2条。乙の勤務地は『甲(クラウス)の半径三メートル以内』を基本とする」
「狭すぎます。トイレにも行けません」
「第3条。乙は、甲以外の男性に対し、業務上の必要最低限の会話を除き、笑顔を見せてはならない。特に『上目遣い』と『計算機を撫でる時の顔』は禁止とする」
「……あの、これは労働契約書ですか? それとも奴隷契約書ですか?」
ルーアは呆れてジト目になった。
「職権乱用も甚だしいです。こんな拘束力の強い契約、労働組合が黙っていませんよ」
「まだ続きがある」
クラウスは、一番最後のページを開いた。
そこには、『報酬』の欄があった。
「第100条。本契約の対価として、甲は乙に対し、『ドラグーン公爵家の全資産の共同管理権』および『クラウス・フォン・ドラグーンの人生全て』を譲渡する」
「…………はい?」
ルーアの思考回路が停止した。
全資産の共同管理権?
人生の譲渡?
それはつまり、会計上の用語で言うところの……。
「……合併(M&A)?」
「違う。……結婚だ」
クラウスは立ち上がり、ルーアの目の前に立った。
そして、いつになく緊張した面持ちで、彼女の手を取った。
「ルーア。私はもう、君なしでは生きられない。仕事のパートナーとしてだけではない。人生のパートナーとして、君が欲しい」
その瞳は、真剣そのものだった。
いつもの俺様な態度はどこへやら、拒絶されるのを恐れるような、縋るような色が浮かんでいる。
「君は計算高い女だ。損得勘定で動く。……だから、私も計算した」
クラウスは早口で続けた。
「私と結婚すれば、君は一生、大好きな数字と金に囲まれて暮らせる。私の領地は広大で、計算しがいのある課題が山積みだ。君の知的好奇心を一生満たし続けられる自信がある」
「……プレゼンですね」
「そうだ。そして、私は君の邪魔をしない。君が仕事をしたいなら、全力でサポートする。君が眠りたいなら、誰よりも静かな環境を用意する。……君にとって、私は『最高優良物件』のはずだ」
クラウスはルーアの手を握り締めた。
「どうだ、ルーア。……私という物件を、契約してくれないか?」
プロポーズ。
それも、ルーアという人間に合わせた、世界一理屈っぽくて、世界一不器用で、そして世界一誠実なプロポーズだった。
ルーアは瞬きをした。
胸の奥が、カッと熱くなる。
計算機を叩いても、弾き出せない感情。
損得勘定? 効率?
そんなものは、とっくに崩壊していた。
(……ズルいわ、この人)
こんな風に言われて、断れるわけがない。
ルーアは俯き、震える声で言った。
「……査定に入ります」
「え?」
「物件の査定です。……外見、Sランク。資産価値、SSランク。耐久性、測定不能」
ルーアは顔を上げ、涙ぐんだ目でニッコリと笑った。
「ただし、『性格』に難あり。独占欲が強すぎ、浪費癖があり、すぐに部屋を凍らせる。……メンテナンスには多大な労力を要します」
「うっ……努力する」
「ですが」
ルーアはクラウスの手を握り返した。
「将来性(ポテンシャル)は無限大です。投資する価値は、十分にあると判断しました」
「……ということは」
「契約、成立です」
ルーアが告げた瞬間。
クラウスの表情が、一気に華やいだ。
彼はルーアを力強く引き寄せ、抱きしめた。
「っ……! ありがとう、ルーア……!」
「く、苦しいです閣下……! 契約初日から労働災害ですか……!」
「愛している。誰よりも、何よりも」
「……はい。私も、計算できないくらい、お慕いしております」
ルーアはクラウスの背中に手を回し、そっと目を閉じた。
温かい。
氷の公爵なのに、こんなにも温かい。
「さて、契約が成立したなら、早速手続きだ」
クラウスはルーアを離すと、ウキウキとした様子で言った。
「結婚式の準備だ。来週には挙行するぞ」
「はあ!? 来週!? 無理です、準備期間が足りません!」
「金ならある! 人を雇え! 国中の花を集めろ!」
「そういう問題じゃありません! 招待状の発送、席次表の作成、料理の選定……ガントチャートを作成しないと!」
「そんなものは君なら一日で出来るだろう?」
「過大評価です! ……あ、ちょっと待ってください」
ルーアは我に返り、先ほどの『永久契約書』を取り上げた。
「サインする前に、条項の修正が必要です」
「なんだ? 不満か?」
「第50条『家事分担』について記載がありません。私は公務で忙しいので、家事はアウトソーシング(外注)か、分担制にします」
「……私が皿洗いをするのか?」
「当然です。公爵の手料理、期待していますよ?」
「……わかった。料理スキルも習得しよう」
「それと、第60条『休日』。週休二日は絶対死守です。たとえ世界が滅びそうでも、休日は働きません」
「……善処する」
二人は深夜の執務室で、額を突き合わせて『結婚契約書』の推敲を始めた。
「ここの『誓いのキス』は『一日一回』でいいですか?」
「少ない。『一日最低十回、および随時』だ」
「唇が荒れます。却下」
「ならリップクリームを経費で購入しろ」
「……採用」
甘いのか、事務的なのか分からない会話が続く。
しかし、その時間は、二人にとって何よりも幸せな『共同作業』だった。
夜明けが近づく頃。
世界一分厚く、世界一細かい条件が記された、二人だけの『結婚契約書』が完成した。
「……よし。これで完璧だ」
「ええ。穴はありません。法的に最強の愛の証です」
二人は最後に、契約書の末尾にサインをした。
『甲:クラウス・フォン・ドラグーン』
『乙:ルーア・バーンスタイン』
ペンを置いた瞬間、二人は顔を見合わせ、自然と笑い合った。
「……よろしく頼むよ、奥様」
「こちらこそ、旦那様」
そして、二人は初めて、契約書に明記された『誓いのキス(第一回目)』を交わした。
窓の外では、朝日が昇り始めていた。
それは、悪役令嬢と呼ばれた女と、氷の公爵と呼ばれた男の、新しい人生の夜明けだった。
しかし。
この幸せな契約締結の直後、最後の試練が訪れる。
「結婚式」という名の、一大プロジェクト。
そして、そこに介入しようとする「ミナ」の最後の悪あがき(という名の自爆特攻)が、密かに進行していたのである。
1
あなたにおすすめの小説
行き遅れ王女、重すぎる軍団長に肉で釣られる
春月もも
恋愛
25歳、独身、第四王女システィーナ。
夜会でも放置されがちな行き遅れ王女の前に、ある夜突然現れたのは、ローストビーフを差し出す重すぎる第三軍団長だった。
形のない愛は信じない。
でも、出来立ての肉は信じてしまう。
肉に釣られ、距離を詰められ、気づけば下賜され、そして初夜へ。
これは、行き遅れ王女が重たい愛で満たされるまでの、ちょっとおかしなお話。
気付けば名も知らぬ悪役令嬢に憑依して、見知らぬヒロインに手をあげていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
私が憑依した身体の持ちは不幸のどん底に置かれた悪役令嬢でした
ある日、妹の部屋で見つけた不思議な指輪。その指輪をはめた途端、私は見知らぬ少女の前に立っていた。目の前には赤く腫れた頬で涙ぐみ、こちらをじっと見つめる可憐な美少女。そして何故か右手の平が痛む私。もしかして・・今私、この少女を引っ叩いたの?!そして何故か頭の中で響き渡る謎の声の人物と心と体を共存することになってしまう。憑依した身体の持ち主はいじめられっ娘の上に悪役令嬢のポジションに置かれている。見るに見かねた私は彼女を幸せにする為、そして自分の快適な生活を手に入れる為に自ら身体を張って奮闘する事にした―。
※ 「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
ロザリーの新婚生活
緑谷めい
恋愛
主人公はアンペール伯爵家長女ロザリー。17歳。
アンペール伯爵家は領地で自然災害が続き、多額の復興費用を必要としていた。ロザリーはその費用を得る為、財力に富むベルクール伯爵家の跡取り息子セストと結婚する。
このお話は、そんな政略結婚をしたロザリーとセストの新婚生活の物語。
【完結】魔力ゼロと捨てられた私を、王子がなぜか離してくれません ――無自覚聖女の王宮生活――
ムラサメ
恋愛
伯爵家で使用人同然に扱われてきた少女、エリナ。
魔力も才能もないとされ、義妹アリシアの影で静かに生きていた。
ある日、王国第一王子カイルの視察で運命が動き出す。
誰も気づかなかった“違和感”に、彼だけが目を留めて――。
白い結婚のはずでしたが、冷血辺境伯の溺愛は想定外です
鍛高譚
恋愛
――私の結婚は、愛も干渉もない『白い結婚』のはずでした。
侯爵令嬢クレスタは王太子アレクシオンから一方的に婚約破棄を告げられ、冷徹と名高い辺境伯ジークフリートと政略結婚をすることに。 しかしその結婚には、『互いに干渉しない』『身体の関係を持たない』という特別な契約があった。
形だけの夫婦を続けながらも、ジークフリートの優しさや温もりに触れるうち、クレスタの傷ついた心は少しずつ癒されていく。 一方で、クレスタを捨てた王太子と平民の少女ミーナは『真実の愛』を声高に叫ぶが、次第にその実態が暴かれ、彼らの運命は思わぬ方向へと転落していく。
やがて訪れるざまぁな展開の先にあるのは、真実の愛によって結ばれる二人の未来――。
婚約破棄すると言われたので、これ幸いとダッシュで逃げました。殿下、すみませんが追いかけてこないでください。
桜乃
恋愛
ハイネシック王国王太子、セルビオ・エドイン・ハイネシックが舞踏会で高らかに言い放つ。
「ミュリア・メリッジ、お前とは婚約を破棄する!」
「はい、喜んで!」
……えっ? 喜んじゃうの?
※約8000文字程度の短編です。6/17に完結いたします。
※1ページの文字数は少な目です。
☆番外編「出会って10秒でひっぱたかれた王太子のお話」
セルビオとミュリアの出会いの物語。
※10/1から連載し、10/7に完結します。
※1日おきの更新です。
※1ページの文字数は少な目です。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、番外編を追加投稿する際に、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる