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「おーい! 誰か! 誰かいないかぁぁぁ!」
その日の昼下がり。
私たちの領地「ベルガモット・リゾート(仮)」の入り口で、しわがれた叫び声が響いた。
私はちょうど、新設した「足湯コーナー」で、シロと一緒に作業の疲れを癒していたところだった。
「……なんだか、必死な声ね」
「ああ。まるで砂漠で水を求める遭難者のようだ」
シロがタオルで足を拭きながら立ち上がる。
私たちが入り口へ向かうと、そこには一人の男が倒れ伏していた。
王家の伝令兵だ。
ただし、その姿は見る影もない。
鎧はボロボロ、顔は砂埃で真っ黒、唇はひび割れ、馬は横で泡を吹いて気絶している。
「み、水……」
「あら大変。セバス、すぐに特製ドリンク(ドラゴンエキス入りスタミナ回復薬)を!」
「畏まりました」
セバスが持ってきた怪しげな緑色の液体を飲ませると、伝令兵はビクン!と跳ね起きた。
「ふ、復活した……!?」
彼は驚愕の表情で自分の体を見下ろした後、私を見てハッと敬礼した。
「こ、コロロ・フォン・ベルガモット嬢でありますか!?」
「ええ、そうよ。ご苦労様。ここまで来るのは大変だったでしょう?」
「はい! 三回ほどドラゴンに追いかけられ、二回ほど崖から落ち、死ぬかと思いました! ここは本当に人の住む場所ではありません!」
伝令兵は涙目で訴えた。
「でも、良い運動になったでしょう?」
私がニッコリ笑うと、彼は「ひっ」と小さく悲鳴を上げた。
「そ、それで……王都のアレック殿下より、至急の書状をお持ちしました!」
彼は懐から、王家の紋章が押された封筒を取り出した。
封筒は汗と手垢で少し汚れているが、紙自体は最高級の羊皮紙だ。
「殿下から? なんだろう」
私は封筒を受け取り、ペーパーナイフ代わりに小指の爪で封蝋をパキッと割った。
中に入っていたのは、厚手の便箋が三枚。
私はそれを広げ、読み始めた。
『元婚約者コロロへ告ぐ。
王城の業務が滞っているのは、全て貴様が書類を隠匿し、呪いをかけたせいであることは明白だ。
よって、直ちに隠し持っている『仕事が楽になるマニュアル』と『自動で計算が合う帳簿』を返却せよ。
また、詫びとして、溜まっている未決裁書類(段ボール五十箱分)をすべて処理して送り返すこと。
期限は三日以内とする。遅れれば、あの不毛の地すら没収すると思え。
尚、この命令に従えば、特別に私の側室(序列十位)に戻ることを許してやらんでもない。
感謝するがいい。
慈悲深きアレック王子より』
「…………」
私は読み終え、無言で手紙を閉じた。
隣で覗き見ていたシロが、信じられないものを見る目で固まっている。
「……コロロ、これは……」
「うん。すごいわね」
私は感心した。
「何がだ?」
「この羊皮紙の質よ。厚みがあって、油分も適度に含まれている。これなら……」
私はくるりと振り返り、足湯の横でパチパチと燃えている焚き火(お湯を温める用)に近づいた。
「最高の『着火剤』になるわ!」
私は手紙をクシャクシャに丸めると、焚き火の中に放り込んだ。
ボッ!!
乾燥した羊皮紙は、瞬く間にオレンジ色の炎に包まれた。
よく燃える。さすが王室御用達の高級品だ。
「ああっ!? お、お嬢様!? それは殿下からの書状では……!?」
伝令兵が目を剥いて叫ぶ。
「ええ。だから燃やしたの」
私は焚き火に新しい薪をくべながら、涼しい顔で答えた。
「読んでみたけど、内容は『寝言』だったわ。寝言は寝て言えってね」
「ね、寝言……!?」
「そうよ。『呪い』だの『隠したマニュアル』だの。そんなもの存在しないわ。仕事が滞っているのは、単純に殿下の能力不足と、あのピンク色の頭の中身が原因でしょう?」
私はシロに同意を求めた。
「ねえ、シロもそう思うでしょう?」
「……ああ。全くもってその通りだ。ここまで救いようのない愚か者だとは……」
シロは呆れ果てたように溜息をつき、燃え尽きていく手紙(灰)を見つめた。
「一国の王子が書いたとは思えない恥知らずな内容だな。私が彼の国の皇帝なら、即刻廃嫡にするレベルだ」
「あら、辛辣ねぇ。さすが元執事さん、見る目があるわ」
私はシロの肩を叩いた。
「お、お嬢様……返事は……」
伝令兵が震える声で尋ねる。
「返事?」
私は焚き火の炎で、串に刺したマシュマロを焼き始めた。
「これが返事よ。『温かい炎をありがとう』って伝えておいて。おかげで美味しい焼きマシュマロが食べられるわ」
「そ、そんな……! 『期限に遅れれば土地を没収する』とも書かれておりましたが……!」
「没収?」
私はマシュマロをくるくると回しながら、鼻で笑った。
「やれるものならやってみなさいよ。この土地は、私が開拓し、私が守っているの。王家の騎士団が何人来ようと、ここの警備員(ドラゴンと筋肉質の冒険者たち)が追い返すわ」
「ひぃっ……」
伝令兵は、私の背後に広がる光景――つるはしを担いで行進するマッチョな冒険者軍団と、上空を旋回するドラゴン――を見て、ガタガタと震え出した。
「わ、わかりました! そのように伝えます!」
彼は逃げるように馬に跨り(馬も奇跡的に復活していた)、来た道を全力で走り去っていった。
二度とここには来たくない、という背中だった。
「……ふぅ。騒がしい客だったわね」
私はこんがりとキツネ色に焼けたマシュマロを、パクリと口に入れた。
とろける甘さが口いっぱいに広がる。
「ん~、美味しい! やっぱり高級紙で焼くと一味違うわね!」
「……コロロ、君は本当に」
シロが私を見て、くつくつと笑い出した。
「君は本当に、最強だな。あらゆる意味で」
「そう? ただの実用主義よ」
私はもう一本のマシュマロを焼き始めた。
「さあ、シロも食べなさい。冷めないうちにね」
王子の脅しなど、私たちにとっては甘いおやつの燃料にすぎない。
王都の連中が私の返事(灰)を受け取ってどんな顔をするか、少し楽しみではあるけれど。
まあ、今は目の前のマシュマロの方が大事だわ。
その日の昼下がり。
私たちの領地「ベルガモット・リゾート(仮)」の入り口で、しわがれた叫び声が響いた。
私はちょうど、新設した「足湯コーナー」で、シロと一緒に作業の疲れを癒していたところだった。
「……なんだか、必死な声ね」
「ああ。まるで砂漠で水を求める遭難者のようだ」
シロがタオルで足を拭きながら立ち上がる。
私たちが入り口へ向かうと、そこには一人の男が倒れ伏していた。
王家の伝令兵だ。
ただし、その姿は見る影もない。
鎧はボロボロ、顔は砂埃で真っ黒、唇はひび割れ、馬は横で泡を吹いて気絶している。
「み、水……」
「あら大変。セバス、すぐに特製ドリンク(ドラゴンエキス入りスタミナ回復薬)を!」
「畏まりました」
セバスが持ってきた怪しげな緑色の液体を飲ませると、伝令兵はビクン!と跳ね起きた。
「ふ、復活した……!?」
彼は驚愕の表情で自分の体を見下ろした後、私を見てハッと敬礼した。
「こ、コロロ・フォン・ベルガモット嬢でありますか!?」
「ええ、そうよ。ご苦労様。ここまで来るのは大変だったでしょう?」
「はい! 三回ほどドラゴンに追いかけられ、二回ほど崖から落ち、死ぬかと思いました! ここは本当に人の住む場所ではありません!」
伝令兵は涙目で訴えた。
「でも、良い運動になったでしょう?」
私がニッコリ笑うと、彼は「ひっ」と小さく悲鳴を上げた。
「そ、それで……王都のアレック殿下より、至急の書状をお持ちしました!」
彼は懐から、王家の紋章が押された封筒を取り出した。
封筒は汗と手垢で少し汚れているが、紙自体は最高級の羊皮紙だ。
「殿下から? なんだろう」
私は封筒を受け取り、ペーパーナイフ代わりに小指の爪で封蝋をパキッと割った。
中に入っていたのは、厚手の便箋が三枚。
私はそれを広げ、読み始めた。
『元婚約者コロロへ告ぐ。
王城の業務が滞っているのは、全て貴様が書類を隠匿し、呪いをかけたせいであることは明白だ。
よって、直ちに隠し持っている『仕事が楽になるマニュアル』と『自動で計算が合う帳簿』を返却せよ。
また、詫びとして、溜まっている未決裁書類(段ボール五十箱分)をすべて処理して送り返すこと。
期限は三日以内とする。遅れれば、あの不毛の地すら没収すると思え。
尚、この命令に従えば、特別に私の側室(序列十位)に戻ることを許してやらんでもない。
感謝するがいい。
慈悲深きアレック王子より』
「…………」
私は読み終え、無言で手紙を閉じた。
隣で覗き見ていたシロが、信じられないものを見る目で固まっている。
「……コロロ、これは……」
「うん。すごいわね」
私は感心した。
「何がだ?」
「この羊皮紙の質よ。厚みがあって、油分も適度に含まれている。これなら……」
私はくるりと振り返り、足湯の横でパチパチと燃えている焚き火(お湯を温める用)に近づいた。
「最高の『着火剤』になるわ!」
私は手紙をクシャクシャに丸めると、焚き火の中に放り込んだ。
ボッ!!
乾燥した羊皮紙は、瞬く間にオレンジ色の炎に包まれた。
よく燃える。さすが王室御用達の高級品だ。
「ああっ!? お、お嬢様!? それは殿下からの書状では……!?」
伝令兵が目を剥いて叫ぶ。
「ええ。だから燃やしたの」
私は焚き火に新しい薪をくべながら、涼しい顔で答えた。
「読んでみたけど、内容は『寝言』だったわ。寝言は寝て言えってね」
「ね、寝言……!?」
「そうよ。『呪い』だの『隠したマニュアル』だの。そんなもの存在しないわ。仕事が滞っているのは、単純に殿下の能力不足と、あのピンク色の頭の中身が原因でしょう?」
私はシロに同意を求めた。
「ねえ、シロもそう思うでしょう?」
「……ああ。全くもってその通りだ。ここまで救いようのない愚か者だとは……」
シロは呆れ果てたように溜息をつき、燃え尽きていく手紙(灰)を見つめた。
「一国の王子が書いたとは思えない恥知らずな内容だな。私が彼の国の皇帝なら、即刻廃嫡にするレベルだ」
「あら、辛辣ねぇ。さすが元執事さん、見る目があるわ」
私はシロの肩を叩いた。
「お、お嬢様……返事は……」
伝令兵が震える声で尋ねる。
「返事?」
私は焚き火の炎で、串に刺したマシュマロを焼き始めた。
「これが返事よ。『温かい炎をありがとう』って伝えておいて。おかげで美味しい焼きマシュマロが食べられるわ」
「そ、そんな……! 『期限に遅れれば土地を没収する』とも書かれておりましたが……!」
「没収?」
私はマシュマロをくるくると回しながら、鼻で笑った。
「やれるものならやってみなさいよ。この土地は、私が開拓し、私が守っているの。王家の騎士団が何人来ようと、ここの警備員(ドラゴンと筋肉質の冒険者たち)が追い返すわ」
「ひぃっ……」
伝令兵は、私の背後に広がる光景――つるはしを担いで行進するマッチョな冒険者軍団と、上空を旋回するドラゴン――を見て、ガタガタと震え出した。
「わ、わかりました! そのように伝えます!」
彼は逃げるように馬に跨り(馬も奇跡的に復活していた)、来た道を全力で走り去っていった。
二度とここには来たくない、という背中だった。
「……ふぅ。騒がしい客だったわね」
私はこんがりとキツネ色に焼けたマシュマロを、パクリと口に入れた。
とろける甘さが口いっぱいに広がる。
「ん~、美味しい! やっぱり高級紙で焼くと一味違うわね!」
「……コロロ、君は本当に」
シロが私を見て、くつくつと笑い出した。
「君は本当に、最強だな。あらゆる意味で」
「そう? ただの実用主義よ」
私はもう一本のマシュマロを焼き始めた。
「さあ、シロも食べなさい。冷めないうちにね」
王子の脅しなど、私たちにとっては甘いおやつの燃料にすぎない。
王都の連中が私の返事(灰)を受け取ってどんな顔をするか、少し楽しみではあるけれど。
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