22 / 28
22
しおりを挟む
「ひぃぃっ! 重い! 重いですぅ!」
「黙って運べ! 皿を割ったら追加で岩運びだぞ!」
リゾートの裏手、厨房の洗い場。
そこには、かつて煌びやかなドレスと軍服を着ていた二人の男女の姿があった。
今は、薄汚れた灰色の作業着(背中に『反省中』の文字入り)に身を包み、山のように積まれた汚れた皿と格闘している。
元第二王子のアレックと、元男爵令嬢のミナだ。
「うぅ……手が荒れる……私の美しい指が……」
アレックが涙目で皿を磨く。かつて剣を持っていた手は、今やスポンジと洗剤にまみれている。
「アレック様ぁ、早くしてくださいよぉ。ミナ、もう疲れちゃいましたぁ。休憩しましょうよぉ」
ミナが床にへたり込む。
「ダメだぞ新人! 休憩時間はあと三時間後だ!」
監視役のガストンが、鬼の形相で怒鳴りつける。
「ひぃっ! やります! やりますからぁ!」
二人は慌てて作業を再開した。
その様子を、私は厨房の窓から眺めていた。
「……ふふ。いい働きっぷりね」
私は満足げにコーヒー牛乳を飲んだ。
「王都では『無能』と呼ばれた彼らも、ここでは立派な『労働力』。適材適所とはこのことね」
「お嬢様、性格が悪うございますよ」
隣でセバスが苦笑している。
「王都からは、正式に『廃嫡および勘当』の通知が届きました。国王陛下は『二度と敷居を跨がせるな。そちらで好きにしてくれ』との仰せです」
「あら、実家からも見捨てられたのね。なら、心置きなくここで更生してもらいましょう」
彼らが借金(慰謝料・迷惑料・精神的苦痛代)を完済するには、計算上あと五十年はかかる。
それまで、しっかりと筋肉をつけて働いてもらうつもりだ。
「……さて」
私は窓から離れ、振り返った。
そこには、燕尾服から本来の豪華な軍服に着替えた、シリウス皇帝陛下が立っていた。
いつもの「シロ」ではない。
一国の支配者としての威厳を纏った、完全なる皇帝の姿だ。
「……帰るのね、シロ。ううん、シリウス陛下」
「ああ」
シリウスは短く答えた。
「休暇は終わりだ。アレックの断罪騒ぎで、私がここにいることが本国にも知れてしまった。これ以上、皇帝の座を空けておくわけにはいかない」
「そう……残念ね」
私は努めて明るい声を出した。
「貴方の淹れる紅茶、結構気に入ってたのに。それに、総支配人がいなくなったら、シフト管理が大変だわ」
「ガストンに引き継いである。あいつは意外と事務処理が得意だからな」
「あら、そうなの?」
会話が途切れる。
気まずい沈黙が流れた。
今まで、彼はずっとここにいるものだと思っていた。
毎日一緒にご飯を食べ、温泉に入り(壁越しに)、リゾートの未来を語り合う。
それが当たり前になっていた。
でも、彼は皇帝だ。
私のような「一介のリゾート経営者(元公爵令嬢)」とは、住む世界が違う。
(……寂しい、なんて言えないわよね)
私は胸の奥がチクリと痛むのを無視して、彼に手を差し出した。
「お世話になりました、陛下。貴方のおかげで、このリゾートは守られました。感謝します」
ビジネスライクな握手。
これでいい。これでお別れだ。
そう思った瞬間。
グイッ。
差し出した手を強く引かれ、私は彼の胸の中にすっぽりと収まっていた。
「……え?」
「『感謝します』? それだけか?」
頭上から降ってくる声は、甘く、そして少し怒っているようだった。
「私は、君のために一肌脱いだんだぞ? 王子を断罪し、国を敵に回すリスクを冒してまで」
「だ、だって……それは貴方が勝手に……」
「コロロ」
彼は私の顎を指で持ち上げ、強引に視線を合わせた。
アイスブルーの瞳が、至近距離で私を捉える。
「私は諦めないぞ」
「……何を?」
「君をだ」
ドクンッ。
心臓が早鐘を打つ。
「私は一度国へ戻る。だが、それは別れではない。……必ず、迎えに来る」
「む、迎えって……」
「君を私の『正妃』として迎えるための準備だ。文句は言わせない」
彼は宣言すると、私の額にチュッと音を立てて口づけをした。
「へっ……!?」
「いい子で待っていろ。浮気したら、相手の国ごと滅ぼすからな」
「ぶっそうなこと言わないでよ!」
私が真っ赤になって抗議すると、彼は満足げに笑い、身を翻した。
「行くぞ、セバスチャン。……いや、お前はここに残れ」
「はい?」
セバスが目を丸くした。
「お前はコロロの執事だ。彼女を守るのが役目だろう? 私の護衛なら、国境に近衛兵が待機している」
「……承知いたしました。では、お言葉に甘えて」
セバスは深々と頭を下げた。
シリウスは私に背を向け、手をひらりと振った。
「また会おう、私の愛しい最強の淑女よ」
彼は颯爽と去っていった。
その後ろ姿は、悔しいくらい絵になっていた。
「……なによ、もう」
私は熱くなった頬を両手で押さえた。
「勝手に決めて……。私の意見は無視ですか?」
「お嬢様、顔が緩んでおりますよ」
セバスがニヤニヤしながらお茶を差し出してきた。
「う、うるさいわね! これは……あれよ、温泉でのぼせただけよ!」
「はいはい、そういうことにしておきましょう」
私は窓の外、遠ざかっていくシリウスの背中を見つめた。
空には、今日もドラゴンが悠々と飛んでいる。
日常が戻ってきた。
でも、私の心の中には、彼が残していった「熱」が、温泉よりも熱く渦巻いていた。
(……待ってるわよ、バカ皇帝)
私は小さく呟き、気合を入れるためにスクワットを開始した。
「ふんっ! ふんっ!」
寂しさを紛らわせるには、筋肉をいじめるに限る。
こうして、怒涛の断罪劇は幕を閉じ、私たちのリゾートには、少しだけ甘酸っぱい「遠距離恋愛(?)」の季節が訪れたのである。
「黙って運べ! 皿を割ったら追加で岩運びだぞ!」
リゾートの裏手、厨房の洗い場。
そこには、かつて煌びやかなドレスと軍服を着ていた二人の男女の姿があった。
今は、薄汚れた灰色の作業着(背中に『反省中』の文字入り)に身を包み、山のように積まれた汚れた皿と格闘している。
元第二王子のアレックと、元男爵令嬢のミナだ。
「うぅ……手が荒れる……私の美しい指が……」
アレックが涙目で皿を磨く。かつて剣を持っていた手は、今やスポンジと洗剤にまみれている。
「アレック様ぁ、早くしてくださいよぉ。ミナ、もう疲れちゃいましたぁ。休憩しましょうよぉ」
ミナが床にへたり込む。
「ダメだぞ新人! 休憩時間はあと三時間後だ!」
監視役のガストンが、鬼の形相で怒鳴りつける。
「ひぃっ! やります! やりますからぁ!」
二人は慌てて作業を再開した。
その様子を、私は厨房の窓から眺めていた。
「……ふふ。いい働きっぷりね」
私は満足げにコーヒー牛乳を飲んだ。
「王都では『無能』と呼ばれた彼らも、ここでは立派な『労働力』。適材適所とはこのことね」
「お嬢様、性格が悪うございますよ」
隣でセバスが苦笑している。
「王都からは、正式に『廃嫡および勘当』の通知が届きました。国王陛下は『二度と敷居を跨がせるな。そちらで好きにしてくれ』との仰せです」
「あら、実家からも見捨てられたのね。なら、心置きなくここで更生してもらいましょう」
彼らが借金(慰謝料・迷惑料・精神的苦痛代)を完済するには、計算上あと五十年はかかる。
それまで、しっかりと筋肉をつけて働いてもらうつもりだ。
「……さて」
私は窓から離れ、振り返った。
そこには、燕尾服から本来の豪華な軍服に着替えた、シリウス皇帝陛下が立っていた。
いつもの「シロ」ではない。
一国の支配者としての威厳を纏った、完全なる皇帝の姿だ。
「……帰るのね、シロ。ううん、シリウス陛下」
「ああ」
シリウスは短く答えた。
「休暇は終わりだ。アレックの断罪騒ぎで、私がここにいることが本国にも知れてしまった。これ以上、皇帝の座を空けておくわけにはいかない」
「そう……残念ね」
私は努めて明るい声を出した。
「貴方の淹れる紅茶、結構気に入ってたのに。それに、総支配人がいなくなったら、シフト管理が大変だわ」
「ガストンに引き継いである。あいつは意外と事務処理が得意だからな」
「あら、そうなの?」
会話が途切れる。
気まずい沈黙が流れた。
今まで、彼はずっとここにいるものだと思っていた。
毎日一緒にご飯を食べ、温泉に入り(壁越しに)、リゾートの未来を語り合う。
それが当たり前になっていた。
でも、彼は皇帝だ。
私のような「一介のリゾート経営者(元公爵令嬢)」とは、住む世界が違う。
(……寂しい、なんて言えないわよね)
私は胸の奥がチクリと痛むのを無視して、彼に手を差し出した。
「お世話になりました、陛下。貴方のおかげで、このリゾートは守られました。感謝します」
ビジネスライクな握手。
これでいい。これでお別れだ。
そう思った瞬間。
グイッ。
差し出した手を強く引かれ、私は彼の胸の中にすっぽりと収まっていた。
「……え?」
「『感謝します』? それだけか?」
頭上から降ってくる声は、甘く、そして少し怒っているようだった。
「私は、君のために一肌脱いだんだぞ? 王子を断罪し、国を敵に回すリスクを冒してまで」
「だ、だって……それは貴方が勝手に……」
「コロロ」
彼は私の顎を指で持ち上げ、強引に視線を合わせた。
アイスブルーの瞳が、至近距離で私を捉える。
「私は諦めないぞ」
「……何を?」
「君をだ」
ドクンッ。
心臓が早鐘を打つ。
「私は一度国へ戻る。だが、それは別れではない。……必ず、迎えに来る」
「む、迎えって……」
「君を私の『正妃』として迎えるための準備だ。文句は言わせない」
彼は宣言すると、私の額にチュッと音を立てて口づけをした。
「へっ……!?」
「いい子で待っていろ。浮気したら、相手の国ごと滅ぼすからな」
「ぶっそうなこと言わないでよ!」
私が真っ赤になって抗議すると、彼は満足げに笑い、身を翻した。
「行くぞ、セバスチャン。……いや、お前はここに残れ」
「はい?」
セバスが目を丸くした。
「お前はコロロの執事だ。彼女を守るのが役目だろう? 私の護衛なら、国境に近衛兵が待機している」
「……承知いたしました。では、お言葉に甘えて」
セバスは深々と頭を下げた。
シリウスは私に背を向け、手をひらりと振った。
「また会おう、私の愛しい最強の淑女よ」
彼は颯爽と去っていった。
その後ろ姿は、悔しいくらい絵になっていた。
「……なによ、もう」
私は熱くなった頬を両手で押さえた。
「勝手に決めて……。私の意見は無視ですか?」
「お嬢様、顔が緩んでおりますよ」
セバスがニヤニヤしながらお茶を差し出してきた。
「う、うるさいわね! これは……あれよ、温泉でのぼせただけよ!」
「はいはい、そういうことにしておきましょう」
私は窓の外、遠ざかっていくシリウスの背中を見つめた。
空には、今日もドラゴンが悠々と飛んでいる。
日常が戻ってきた。
でも、私の心の中には、彼が残していった「熱」が、温泉よりも熱く渦巻いていた。
(……待ってるわよ、バカ皇帝)
私は小さく呟き、気合を入れるためにスクワットを開始した。
「ふんっ! ふんっ!」
寂しさを紛らわせるには、筋肉をいじめるに限る。
こうして、怒涛の断罪劇は幕を閉じ、私たちのリゾートには、少しだけ甘酸っぱい「遠距離恋愛(?)」の季節が訪れたのである。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】『あなたを愛することはございません』と申し上げましたが、家族愛は不滅ですわ!
あまぞらりゅう
恋愛
「お前を愛することは――」
「あなたを愛することはありませんわぁっ!」
キャロラインとハロルドは、初夜で互いに誓い合った。
異性として愛することはないが、貴族としての義務は果たす――と。
割り切った関係のはずなのに、だんだんと二人の距離は近付いて……!?
前世の記憶を持つキャロラインを中心に、夫のハロルド、双子の姉・ロレッタ、弟・レックスが繰り広げる、
愉快なハーバート公爵家の物語。
好き勝手やってたら、家族の絆が深まりました!
目指せ、『婚約破棄された転生令嬢は、異世界で前世チート無双して王太子ザマァでもう遅い!大商会のボスになってトンカツ作って薬がポーションでモフモフモフ!』ですわ〜っ!
★家族愛を軸にした話です! 恋愛要素はちょっとだけです!
★ものづくり系の話ではありません!
★タイトル&あらすじは予告なく変更する可能性があります!
★他サイト様にも投稿しています!
追放された令嬢ですが、隣国公爵と白い結婚したら溺愛が止まりませんでした ~元婚約者? 今さら返り咲きは無理ですわ~
ふわふわ
恋愛
婚約破棄――そして追放。
完璧すぎると嘲られ、役立たず呼ばわりされた令嬢エテルナは、
家族にも見放され、王国を追われるように国境へと辿り着く。
そこで彼女を救ったのは、隣国の若き公爵アイオン。
「君を保護する名目が必要だ。干渉しない“白い結婚”をしよう」
契約だけの夫婦のはずだった。
お互いに心を乱さず、ただ穏やかに日々を過ごす――はずだったのに。
静かで優しさを隠した公爵。
無能と決めつけられていたエテルナに眠る、古代聖女の力。
二人の距離は、ゆっくり、けれど確実に近づき始める。
しかしその噂は王国へ戻り、
「エテルナを取り戻せ」という王太子の暴走が始まった。
「彼女はもうこちらの人間だ。二度と渡さない」
契約結婚は終わりを告げ、
守りたい想いはやがて恋に変わる──。
追放令嬢×隣国公爵×白い結婚から溺愛へ。
そして元婚約者ざまぁまで爽快に描く、
“追い出された令嬢が真の幸せを掴む物語”が、いま始まる。
---
殿下に寵愛されてませんが別にかまいません!!!!!
さら
恋愛
王太子アルベルト殿下の婚約者であった令嬢リリアナ。けれど、ある日突然「裏切り者」の汚名を着せられ、殿下の寵愛を失い、婚約を破棄されてしまう。
――でも、リリアナは泣き崩れなかった。
「殿下に愛されなくても、私には花と薬草がある。健気? 別に演じてないですけど?」
庶民の村で暮らし始めた彼女は、花畑を育て、子どもたちに薬草茶を振る舞い、村人から慕われていく。だが、そんな彼女を放っておけないのが、執着心に囚われた殿下。噂を流し、畑を焼き払い、ついには刺客を放ち……。
「どこまで私を追い詰めたいのですか、殿下」
絶望の淵に立たされたリリアナを守ろうとするのは、騎士団長セドリック。冷徹で寡黙な男は、彼女の誠実さに心を動かされ、やがて命を懸けて庇う。
「俺は、君を守るために剣を振るう」
寵愛などなくても構わない。けれど、守ってくれる人がいる――。
灰の大地に芽吹く新しい絆が、彼女を強く、美しく咲かせていく。
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
「無能」と婚約破棄されたら、冷酷公爵様に見初められました
ほーみ
恋愛
「――よって、この婚約は破棄とする!」
広間に響き渡った王太子アルベルト殿下の宣告に、会場はどよめいた。
舞踏会の最中に、衆目の前での断罪劇。まるで物語に出てくる悪役令嬢さながらに、わたくしは晒し者にされていた。
「エレナ・グランチェスター。お前は魔力を持たぬ無能。王妃教育を施しても無駄だった。王太子妃の座は相応しい者に譲るべきだ!」
殿下の傍らには、媚びるように腕を絡ませる侯爵令嬢ミレーユの姿。彼女は柔らかに微笑みながら、勝ち誇ったように私を見下ろしていた。
――無能。
【完結】男装して会いに行ったら婚約破棄されていたので、近衛として地味に復讐したいと思います。
銀杏鹿
恋愛
次期皇后のアイリスは、婚約者である王に会うついでに驚かせようと、男に変装し近衛として近づく。
しかし、王が自分以外の者と結婚しようとしていると知り、怒りに震えた彼女は、男装を解かないまま、復讐しようと考える。
しかし、男装が完璧過ぎたのか、王の意中の相手やら、王弟殿下やら、その従者に目をつけられてしまい……
終わりから始まる恋――冷徹公爵に婚約破棄された令嬢は、愛されすぎて逃げられません!
nacat
恋愛
婚約者である公爵に公衆の面前で婚約破棄を宣言された伯爵令嬢リディア。
失意の中、国外で実力を発揮し、社交界に新星として返り咲く。
ところが――今度はあの冷徹だった公爵が、過去の過ちを悔い必死に彼女を追い始めて!?
「一度捨てた女を、二度も愛せると思わないでください」
皮肉にも、“ざまぁ”と“溺愛”が巡る愛の逆転劇が、今ここに始まる。
魔力ゼロと捨てられた私を、王子がなぜか離してくれません ――無自覚聖女の王宮生活――
ムラサメ
恋愛
伯爵家で使用人同然に扱われてきた少女、エリナ。
魔力も才能もないとされ、義妹アリシアの影で静かに生きていた。
ある日、王国第一王子カイルの視察で運命が動き出す。
誰も気づかなかった“違和感”に、彼だけが目を留めて――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる